介護福祉士国家試験の出題傾向データ(第36〜38回・375問の実測分析)

当サイトに掲載している直近3年分・全375問を集計した一次データです。出典・集計方法をすべて明記しています。

1. 合格基準と合格率の3年推移

合格基準点合格率受験者合格者パート合格
第36回(2024年1月28日実施)67点/125点82.8%74,595人61,747人なし
第37回(2025年1月26日実施)70点/125点78.3%75,387人58,992人なし
第38回(2026年1月25日実施)64点/125点70.1%78,469人54,987人あり(導入)

出典: 各回の「合格発表について」「合格基準及び正答について」(社会福祉振興・試験センター)。合格基準はいずれも「総得点の60%程度を難易度で補正」+11科目群すべてで得点。

読み取り: 合格率は3年で82.8%→70.1%と12.7ポイント低下し、合格基準点も67点→70点→64点と毎年動いています。つまり「合格率の高い年の過去問だけで力を測ると、本番の難易度を見誤ります」。3年分を通して解き、6割(75問)を安定して超えられるかで判断するのが確実です。

2. 科目別の出題数と配点比率(3年とも同一構成)

科目(出題順)出題数配点比率
人間の尊厳と自立2問1.6%
介護の基本10問8.0%
社会の理解12問9.6%
人間関係とコミュニケーション4問3.2%
コミュニケーション技術6問4.8%
生活支援技術26問20.8%
こころとからだのしくみ12問9.6%
発達と老化の理解8問6.4%
認知症の理解10問8.0%
障害の理解10問8.0%
医療的ケア5問4.0%
介護過程8問6.4%
総合問題12問9.6%

読み取り: 出題数の多い上位4科目(生活支援技術・社会の理解・こころとからだのしくみ・総合問題)だけで62問=全体の50%。特に生活支援技術は毎年26問(20.8%)で最大の得点源です。逆に「人間の尊厳と自立」は2問しかありませんが、科目群としては「介護の基本」と合算で判定されるため捨て科目にはなりません(11科目群すべてで得点が合格条件)。

3. 事例問題の比率(実測)

第38回では、事例文を読んで答える問題(総合問題の4事例12問を含む)が共通事例つきで16問あり、単独の事例設問を含めるとさらに多くなります。事例問題は「知識を場面に当てはめる」形式のため、選択肢ごとに○×の理由を言えるようにする学習(当サイトの解説形式)がそのまま対策になります。

4. 頻出テーマ(3年分375問のキーワード実測)

問題文・選択肢に登場したものを機械集計し、2年以上出題されたテーマのみ掲載。リンク先で該当問題をそのまま解けます。

5. このデータの使い方(勉強の優先順位)

①まず弱点診断(12問・3分)で苦手科目群を特定 → ②配点の大きい順に科目別演習(生活支援技術から)→ ③第38回第37回第36回の順に全問を解いて自己採点。3回とも75問(6割)を超えたら仕上がりです。

出典: 公益財団法人 社会福祉振興・試験センター公表の第36〜38回試験問題・合格基準・合格発表資料。集計・分析は株式会社Network-Primerが独自に行ったもので、同センターとは無関係です。

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