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第37回 介護福祉士国家試験の解答・全問解説と自己採点

2025年1月26日実施・全125問

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監修:介護福祉士 金川真司(せと)・山本佳祐(せとリハビリステーション)・中村輝(やしまリハビリステーション)(いずれも当社勤務)。※各問題の解説は当社職員(上記3名)が監修中です(監修が完了した内容から順次確定します)。解説は当社が独自に作成したもので、試験センターの見解ではありません。正答データは公式発表に基づきます。
70/125点合格基準(総得点)
11科目群すべてで得点が必要
125問1問1点

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科目群 1

人間の尊厳と自立

問1〜2・2問
公式問題PDF:人間の尊厳と自立 →
問1
正答4

次の記述のうち、介護福祉職がアドボカシー(advocacy)の視点から行う対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 介護を行う前には、利用者に十分な説明をして同意を得る。
  2. 利用者の介護計画を作成するときに、他職種に専門的な助言を求める。
  3. 利用者個人の趣味を生かして、レクリエーション活動を行う。
  4. 希望を言い出しにくい利用者の意思をくみ取り、その実現に向けて働きかける。
  5. 視覚障害者が必要とする情報を、利用しやすいようにする。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 説明と同意はインフォームド・コンセントの実践で、アドボカシーそのものではない。

2 × 他職種への助言依頼は連携・協働の話。

3 × 趣味を生かしたレクリエーションは個別ケアの実践。

4 ○ 正解 言い出しにくい人の意思をくみ取り、実現に向けて働きかける=権利擁護(アドボカシー)の視点。

5 × 情報のアクセスを整えることは合理的配慮・環境調整に近い。

ポイント アドボカシー=声にならない声の代弁・権利擁護。似た支援と区別して覚える。

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問2
正答5

Aさん(83歳、女性、要介護3)は、脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で左片麻痺があり、介護老人福祉施設で生活している。家族から、「できることは自分で行ってほしい」と希望があり、Aさんは自室から食堂まで車いすで自走することを日課としている。

1週間前から、介護福祉士養成施設の学生がAさんのフロアで実習を開始した。数日前からAさんは実習生に、「今日は腕が痛いので、食堂まで車いすを押してください」と依頼するようになった。悩んだ実習生は、実習指導者に相談をした。

実習生に対する実習指導者の最初の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「Aさんの腕は痛くないので、気にしないでください」
  2. 「どのようなときも、Aさん自身で行ってもらうことが必要です」
  3. 「ご家族から自分で行うように、言われています」
  4. 「それは自立につながらないので、車いすを押さないでください」
  5. 「Aさんが依頼する理由を、まず考えてみることが大切です」
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 「痛くない」と決めつけるのは本人の訴えの否定。

2 × 「どんなときも自分で」は自立の押し付けで、状態の変化を無視している。

3 × 家族の希望を理由に本人の訴えを退けている。

4 × 理由を確かめる前に「押さない」と結論づけている。

5 ○ 正解 まず「なぜ依頼するようになったのか」という理由を考えることが、本人理解の出発点。

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科目群 3

人間関係とコミュニケーション

問3〜6・4問
公式問題PDF:人間関係とコミュニケーション →
問3
正答2

人間関係と心理に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 自己愛とは、自分という存在を、他人と区別して意識することである。
  2. 自己同一性の確立とは、自分とは何かという認識をもつことである。
  3. 自我とは、日常行動に影響を与える、表面化していない意識のことである。
  4. 自己覚知とは、コミュニケーションにおいて自分について話すことである。
  5. 自己中心性とは、自分の意思で自分の行動をコントロールすることである。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 自分を他人と区別して意識するのは自己意識(自我意識)の説明。

2 ○ 正解 自己同一性(アイデンティティ)の確立=「自分とは何か」という一貫した認識をもつこと。

3 × 表面化していない意識は無意識の説明。

4 × 自己覚知は自分の価値観や感情の傾向を客観的に理解すること。自分について話すことではない。

5 × 自分の行動のコントロールは自己統制。自己中心性は他者の視点に立ちにくいこと。

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問4
正答5

Aさん(80歳、男性)は、有料老人ホームに入所することになった。一人暮らしが長かったAさんは、入所当日、担当の介護福祉職と話すことに戸惑っている様子で、なかなか自分のことを話そうとはしなかった。介護福祉職は、一方的な働きかけにならないように、Aさんとコミュニケーションをとるとき、あいづちを打ちながらAさんの発話を引き出すように心がけた。

このときの、介護福祉職の対応の意図に当てはまるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 互いの自己開示
  2. コミュニケーション能力の評価
  3. 感覚機能の低下への配慮
  4. 認知機能の改善
  5. 双方向のやり取り
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 自己開示は自分の情報を伝えること。この場面はAさんの発話を引き出す働きかけ。

2 × 能力の評価が目的ではない。

3 × 感覚機能への配慮を示す描写はない。

4 × 認知機能の改善が意図ではない。

5 ○ 正解 あいづちで発話を引き出す=一方通行にしない双方向のやり取りを意図した対応。

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問5
正答5

次の記述のうち、介護福祉職のキャリアパスに関するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 介護計画を作成するときのポイントを明確にする。
  2. 介護福祉職の業務マニュアルを具体化する。
  3. 利用サービスに応じて求められる関係書類を検討する。
  4. 介護施設に必要な設備基準について確認する。
  5. 介護福祉職として必要な能力や経験を明確にする。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 介護計画作成のポイントは業務手順の話。

2 × 業務マニュアルの具体化はキャリアパスではない。

3 × 関係書類の検討は事務の話。

4 × 設備基準は施設運営の話。

5 ○ 正解 キャリアパス=昇進・成長の道筋。段階ごとに必要な能力や経験を明確にすること。

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問6
正答2

B介護老人福祉施設に、学校を卒業したばかりの元気なC介護福祉職が加わった。2か月後、ユニットリーダーが、「最近、C介護福祉職に笑顔が少ない。いつもとちがう様子だ」と、フォロワーであるD介護福祉職に話した。D介護福祉職はチームの一員として何ができるのかを考えた。

D介護福祉職が最初に行うフォロワーシップとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. C介護福祉職に対して、元気を出すように励ます。
  2. ユニットリーダーが気になっていることを詳しく聞く。
  3. C介護福祉職の状況をユニット内のほかのメンバーと速やかに共有する。
  4. 施設長に対して、何か指示を出すようにお願いする。
  5. C介護福祉職に対して、介助方法について教える。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 励ましは状況を確かめないままの対応。

2 ○ 正解 フォロワーシップとして、まずリーダーが気になっている内容を詳しく聞き、状況を正確に把握する。

3 × 確認前にほかのメンバーへ広めるのは不適切。

4 × 施設長への指示依頼は飛び越えた対応。

5 × 介助方法を教えることは、この場面の課題と合っていない。

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科目群 2

社会の理解

問7〜18・12問
公式問題PDF:社会の理解 →
問7
正答4

社会福祉法に基づく社会福祉法人に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 収益事業は禁止されている。
  2. 所轄庁は内閣府である。
  3. 設立時に所轄庁の認可は不要である。
  4. 評議員会を置く必要がある。
  5. 解散は禁止されている。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 社会福祉法人は収益事業を行うことができる(社会福祉事業に支障のない範囲)。

2 × 所轄庁は原則として都道府県知事(市域は市長など)。内閣府ではない。

3 × 設立には所轄庁の認可が必要。

4 ○ 正解 2016(平成28)年の制度改革により、評議員会はすべての社会福祉法人に必置。

5 × 解散は認められている(認可等の手続きによる)。

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問8
正答2

次の記述のうち、定期巡回・随時対応型訪問介護看護の説明として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 利用定員は、9人以下と定められている。
  2. 日中・夜間を通じて、提供するサービスである。
  3. 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)に入居する利用者に対して、機能訓練を行うサービスである。
  4. 通い、泊まり、看護の3種類の組合せによるサービスである。
  5. 都道府県が事業者の指定、指導、監督を行うサービスである。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 利用定員9人以下は認知症対応型通所介護などの基準。

2 ○ 正解 定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、日中・夜間を通じて定期巡回と随時対応を行うサービス。

3 × グループホーム入居者への機能訓練のサービスではない。

4 × 通い・泊まり・訪問の組み合わせは小規模多機能型居宅介護(+看護は看護小規模多機能)。

5 × 地域密着型サービスのため、指定・指導・監督は市町村が行う。

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問9
正答5

Aさん(48歳、会社員)は、うつ症状から体調不良が続き、仕事を休むことが増えたため、自主的に退職した。その後、体調は回復したが、再就職先がなかなか見つからなかった。しばらく貯金で生活していたが、数か月後、生活を営むことができなくなってしまった。頼れる親族はなく、生活保護を受給することにした。

この事例において、日本国憲法に基づいてAさんに保障された権利として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 団体交渉権
  2. 平等権
  3. 財産権
  4. 思想の自由
  5. 生存権
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 団体交渉権は労働者の権利(憲法28条)で、この場面ではない。

2 × 平等権(14条)は差別されない権利。

3 × 財産権(29条)の場面ではない。

4 × 思想の自由(19条)の場面ではない。

5 ○ 正解 生活保護の根拠は憲法25条の生存権(健康で文化的な最低限度の生活を営む権利)。

出典: 公式PDFで原本を見る(社会の理解)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問10
正答3

次の記述のうち、保健所に関するものとして、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 保健師助産師看護師法に基づいて設置されている。
  2. すべての市町村に設置の義務がある。
  3. 業務には精神保健に関する事項が含まれている。
  4. 歯科衛生士を置かなくてはならない。
  5. 児童の一時保護を行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 保健所は地域保健法に基づき設置される。

2 × 設置義務は都道府県・指定都市・中核市など。すべての市町村ではない。

3 ○ 正解 保健所の業務には精神保健に関する事項が含まれる(地域保健法6条)。

4 × 歯科衛生士の必置規定はない。

5 × 児童の一時保護は児童相談所の業務。

出典: 公式PDFで原本を見る(社会の理解)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問11
正答1

地域包括支援センターの業務に関する記述として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 地域ケア会議の開催
  2. 施設サービスのケアプランの作成
  3. 成年後見制度の申請
  4. 介護認定審査会の設置
  5. 地域密着型サービスの事業者の指導・監督
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 地域ケア会議の開催は地域包括支援センターの業務(包括的・継続的ケアマネジメント支援)。

2 × 施設サービス計画は施設の介護支援専門員が作成する。

3 × 成年後見の申立ては本人・親族・市町村長など。センターは活用支援を行うが申請機関ではない。

4 × 介護認定審査会を設置するのは市町村。

5 × 地域密着型サービス事業者の指導・監督は市町村。

出典: 公式PDFで原本を見る(社会の理解)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問12
正答3

Bさん(85歳、男性、要支援1)は、自宅で一人暮らしをしている。最近、物忘れが多くなり、1か月前から地域支援事業の訪問型サービスを利用するようになった。ある日、Bさんが、「これからも自宅で生活したいが、日中、話し相手がいなくて寂しい」と介護福祉職に話した。

次のうち、Bさんに介護福祉職が勧めるサービスとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
  2. 介護老人福祉施設
  3. 第一号通所事業(通所型サービス)
  4. 夜間対応型訪問介護
  5. 居宅療養管理指導
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × グループホームへの入居は「自宅で生活したい」という希望に反する。

2 × 介護老人福祉施設は原則要介護3以上で、入所は希望にも反する。

3 ○ 正解 要支援1のBさんは総合事業の第一号通所事業を利用でき、日中の交流の場になる。

4 × 夜間対応型訪問介護は要介護者対象で、日中の寂しさへの答えにもならない。

5 × 居宅療養管理指導は医師・薬剤師等による療養上の管理・指導。

出典: 公式PDFで原本を見る(社会の理解)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問13
正答4

介護保険制度に関する記述として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 第1号被保険者の保険料は、都道府県が徴収する。
  2. 第1号被保険者の保険料は、全国一律である。
  3. 第2号被保険者の保険料は、年金保険の保険料と合わせて徴収される。
  4. 財源には、第1号被保険者の保険料と第2号被保険者の保険料が含まれる。
  5. 介護保険サービスの利用者負担割合は、一律、1割である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 第1号被保険者の保険料は市町村が徴収する(年金からの特別徴収など)。

2 × 保険料は市町村ごとに決まる。全国一律ではない。

3 × 第2号被保険者の保険料は医療保険の保険料と一体で徴収される。年金保険ではない。

4 ○ 正解 介護保険の財源は公費50%と保険料50%(第1号+第2号)で構成される。

5 × 利用者負担は所得に応じて1〜3割。

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問14
正答1

障害者の雇用の促進等に関する法律に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 2024年度(令和6年度)の民間企業の法定雇用率は、2.5%である。
  2. 精神障害者は、法定雇用率の対象から除外されている。
  3. 2024年度(令和6年度)に、障害者の雇用義務が生じるのは、従業員101人以上の事業主である。
  4. 週所定労働時間が10時間以上20時間未満の労働は認められていない。
  5. 2024年度(令和6年度)の事業主支援(助成金)は、2023年度(令和5年度)以前と同じである。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 2024(令和6)年度から民間企業の法定雇用率は2.5%に引き上げられた。

2 × 精神障害者も法定雇用率の算定対象に含まれる。

3 × 2.5%では従業員40人以上の事業主に雇用義務が生じる。101人以上ではない。

4 × 週10時間以上20時間未満の重度障害者等も雇用率に算定できる仕組みが導入された。

5 × 2024年度に助成金は拡充されており、以前と同じではない。

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問15
正答2

「障害者総合支援法」のサービスに関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 介護給付費の支給を受けるときに、障害支援区分の認定は不要である。
  2. 短期入所は介護給付の1つである。
  3. 地域生活支援事業は、国が実施主体である。
  4. 自立支援給付は応益負担である。
  5. 行動援護は訓練等給付の1つである。

(注) 「障害者総合支援法」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。

あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 介護給付費の支給には障害支援区分の認定が必要。

2 ○ 正解 短期入所(ショートステイ)は介護給付の1つ。

3 × 地域生活支援事業の実施主体は市町村(都道府県事業もある)。国ではない。

4 × 利用者負担は所得に応じた応能負担。

5 × 行動援護は介護給付。訓練等給付ではない。

出典: 公式PDFで原本を見る(社会の理解)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問16
正答5

障害児支援に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1. サービスを受けるには、療育手帳の取得が必要である。
  2. 放課後等デイサービスは、子ども・子育て支援法に基づく支援である。
  3. 障害児通所支援の利用には、障害児支援利用計画の作成は不要である。
  4. 障害児入所支援は、すべての市町村が実施主体である。
  5. 保育所等訪問支援は、保育所等を訪問し、障害のある児童が集団生活に適応できるように専門的な支援を行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 療育手帳がなくてもサービスは利用できる(必要性の判断による)。

2 × 放課後等デイサービスは児童福祉法に基づく障害児通所支援。

3 × 障害児通所支援の利用には障害児支援利用計画の作成が必要。

4 × 障害児入所支援の実施主体は都道府県。

5 ○ 正解 保育所等訪問支援は、保育所等を訪問して集団生活への適応を専門的に支援するサービス。

出典: 公式PDFで原本を見る(社会の理解)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問17
正答1

次の記述のうち、サービス付き高齢者向け住宅に関するものとして、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 「高齢者住まい法」に基づく、高齢者のための住まいである。
  2. 65歳以上の者が、市町村の措置によって入居する。
  3. 認知症高齢者を対象とした、共同生活の住居である。
  4. 食事サービスの提供が義務づけられている。
  5. 介護サービスの提供が義務づけられている。

(注) 「高齢者住まい法」とは、「高齢者の居住の安定確保に関する法律」のことである。

あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 サービス付き高齢者向け住宅は「高齢者住まい法」に基づく登録制の住まい。

2 × 措置ではなく、賃貸借等の契約により入居する。

3 × 共同生活の住居は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)。

4 × 義務づけられているのは状況把握と生活相談。食事は任意のサービス。

5 × 介護サービスの提供義務はない(必要なら外部サービス等を利用)。

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問18
正答4

Cさん(60歳、男性)は、休日に自宅で趣味の家庭菜園の作業中に脳出血(cerebral hemorrhage)を起こして救急搬送された。特に麻痺はなく、その後、リハビリテーション病院に転院した。現在は、高次脳機能障害(higher brain dysfunction)の治療とリハビリテーションに専念している。

医療費を支払うときにCさんが利用する制度として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 介護保険制度
  2. 労働者災害補償保険制度
  3. 雇用保険制度
  4. 医療保険制度
  5. 年金制度
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 介護保険は原則65歳以上(40〜64歳は特定疾病)。60歳のCさんの医療費の場面ではない。

2 × 休日の自宅での趣味の作業は業務災害・通勤災害にあたらず、労災保険は使えない。

3 × 雇用保険は失業等給付の制度。

4 ○ 正解 病気やけがの治療費には医療保険制度を利用する。

5 × 年金は所得保障の制度。

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科目群 5

こころとからだのしくみ

問19〜30・12問
公式問題PDF:こころとからだのしくみ →
問19
正答1

次のうち、恐怖や不安、喜びなどの情動に関わる脳の機能局在の部位として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 扁桃体
  2. 小脳
  3. 下垂体
  4. 海馬
  5. 視床下部
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 恐怖・不安・喜びなどの情動に関わるのは大脳辺縁系の扁桃体。

2 × 小脳は運動の調節・平衡。

3 × 下垂体はホルモン分泌の中枢。

4 × 海馬は記憶に関わる。

5 × 視床下部は自律神経・体温・食欲などの中枢。

出典: 公式PDFで原本を見る(こころとからだのしくみ)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問20
正答2

次のうち、顔の感覚に関与する脳神経として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 嗅神経
  2. 三叉神経
  3. 顔面神経
  4. 迷走神経
  5. 舌下神経
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 嗅神経はにおい。

2 ○ 正解 顔の感覚(触覚・痛覚など)は三叉神経が担う。

3 × 顔面神経は主に表情筋の運動と味覚。「顔の感覚」ではないのがひっかけ。

4 × 迷走神経は内臓の働きに関わる。

5 × 舌下神経は舌の運動。

ポイント 三叉神経=顔の感覚、顔面神経=表情筋の運動。名前につられない。

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問21
正答2

次の記述のうち、鼻の構造と機能として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 鼻腔は前鼻道・中鼻道・後鼻道に分かれる。
  2. 鼻毛は塵や埃を除去する。
  3. 鼻腔の奥は喉頭に直接つながっている。
  4. 鼻腔には毛細血管は少ない。
  5. 嗅細胞は外鼻孔にある。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 鼻道は上鼻道・中鼻道・下鼻道。「前・中・後」ではない。

2 ○ 正解 鼻毛は吸い込む空気の塵や埃を取り除くフィルターの働きをする。

3 × 鼻腔の奥は咽頭につながる。喉頭に直接ではない。

4 × 鼻腔の粘膜には毛細血管が豊富(鼻出血しやすい理由)。

5 × 嗅細胞は鼻腔の上部(嗅上皮)にある。外鼻孔ではない。

出典: 公式PDFで原本を見る(こころとからだのしくみ)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問22
正答5

次のうち、歯周病(periodontal disease)の症状として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 歯のくぼみの形成
  2. 歯の硬組織の軟化
  3. 歯髄の炎症・疼痛
  4. 歯のエナメル質の侵蝕
  5. 歯周ポケットの形成
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 歯のくぼみ(う窩)はう蝕(むし歯)の症状。

2 × 硬組織の軟化もう蝕。

3 × 歯髄の炎症・痛みはう蝕が進んだ歯髄炎。

4 × エナメル質の侵蝕もう蝕・酸蝕の話。

5 ○ 正解 歯周病では歯と歯ぐきの間の溝が深くなり、歯周ポケットが形成される。

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問23
正答4

Aさん(78歳、女性)は、友人から口臭を指摘されて悩んでいる。また、食事をするときに、「水分と一緒に食べないと飲み込みにくい」とも話している。Aさんに歯の欠損、麻痺はなく、ストレスの訴えもない。

次のうち、Aさんのからだの中で、機能低下が考えられるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 咀嚼
  2. 蠕動運動
  3. 嗅覚
  4. 唾液分泌
  5. 胃液分泌
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 歯の欠損や麻痺はなく、咀嚼機能の低下を示す情報はない。

2 × 蠕動運動の低下は便秘などにつながる話。

3 × 嗅覚の低下は口臭・飲み込みにくさの説明にならない。

4 ○ 正解 口臭+「水分と一緒でないと飲み込みにくい」は、唾液分泌の低下(口腔乾燥)で説明できる。

5 × 胃液分泌の低下は消化の話。

出典: 公式PDFで原本を見る(こころとからだのしくみ)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問24
正答3

皮膚の構造に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 表皮の厚さは平均2.0mmである。
  2. 真皮には角質層がある。
  3. 外界と接する組織は表皮である。
  4. 皮脂腺は皮下組織にある。
  5. 表皮の最表面は基底層である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 表皮の厚さは平均約0.2mm。2.0mmではない。

2 × 角質層は表皮の最外層。真皮にはない。

3 ○ 正解 外界と直接接しているのは表皮。

4 × 皮脂腺は真皮にある。

5 × 表皮の最表面は角質層。基底層は最も深い層。

出典: 公式PDFで原本を見る(こころとからだのしくみ)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問25
正答1

次のうち、高齢者が嗜好や温度覚の低下によって高温浴を希望した場合に、説明すべき高温浴の特徴として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 血圧の上昇
  2. 腸蠕動の促進
  3. 腎機能の促進
  4. 副交感神経の亢進
  5. 心機能の抑制
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 高温浴は交感神経を刺激し、血圧が上昇する。心臓への負担も大きい。

2 × 高温浴では腸蠕動はむしろ抑制される。

3 × 腎機能の促進は高温浴の特徴ではない。

4 × 亢進するのは交感神経。副交感神経が優位になるのはぬるめの湯。

5 × 心機能は抑制ではなく負担が増す。

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問26
正答2

次のうち、食物の栄養素の大部分を吸収する部位として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 小腸
  2. 直腸
  3. 横行結腸
  4. S状結腸
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 胃は消化が中心で、吸収はわずか。

2 ○ 正解 栄養素の大部分は小腸で吸収される。

3 × 直腸は便をためる部位。

4 × 横行結腸など大腸は主に水分を吸収する。

5 × S状結腸も大腸の一部。

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問27
正答1

次の記述のうち、レム睡眠に関するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 記憶を整理し、定着させる。
  2. 脳を休息させる。
  3. 入眠初期に出現する。
  4. 成長ホルモンの分泌を促す。
  5. 深い眠りの状態である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 レム睡眠は脳が活動し、記憶の整理・定着に関わるとされる。

2 × 脳を休息させるのはノンレム睡眠。

3 × 入眠初期に現れるのは深いノンレム睡眠。

4 × 成長ホルモンの分泌は深いノンレム睡眠で促される。

5 × レム睡眠は身体は休んでいるが眠りとしては浅い状態。

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問28
正答5

Bさん(76歳、男性)は、この数週間、日中に、「眠い」と訴えている。Bさんは毎日15時にコーヒー1杯を飲み、たばこを1本吸い、21時に就寝する。夜間の睡眠状態を数日間観察すると、睡眠中にぴくぴくと下肢が動いていることがたびたびあった。起床後、手足に異常を感じるかをBさんに確認したが、「特にない」とのことだった。

次のうち、Bさんの睡眠障害の原因として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ニコチン摂取
  2. レム睡眠行動障害
  3. レストレスレッグス症候群
  4. カフェイン摂取
  5. 周期性四肢運動障害
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × ニコチンにも覚醒作用はあるが、下肢の動きの説明にならない。

2 × レム睡眠行動障害は夢に合わせて大声や体動が出るもの。

3 × レストレスレッグス症候群は脚のむずむずする異常感覚を自覚する。「異常は特にない」ため合わない。

4 × カフェインは入眠を妨げるが、下肢のぴくつきの説明にならない。

5 ○ 正解 睡眠中に下肢がぴくぴく動き、本人に自覚がない=周期性四肢運動障害が最も疑われる。

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問29
正答4

次のうち、呼吸中枢がある部位として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 大脳
  2. 中脳
  3. 小脳
  4. 延髄
  5. 脊髄
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 大脳は思考・運動などの中枢。

2 × 中脳は眼球運動・姿勢反射など。

3 × 小脳は運動の調節。

4 ○ 正解 呼吸中枢は延髄にある。

5 × 脊髄は伝導路・反射の中枢。

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問30
正答5

次のうち、脳の機能停止を示す徴候に該当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 呼吸不全
  2. 溢流性尿失禁
  3. 心停止
  4. 蠕動運動の減弱
  5. 瞳孔散大・対光反射消失
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 呼吸不全は肺・呼吸機能の障害で、脳の機能停止そのものの徴候ではない。

2 × 溢流性尿失禁は排尿障害。

3 × 心停止は心臓の停止であり、脳機能停止の徴候とは区別される。

4 × 蠕動運動の減弱は消化管の働きの低下。

5 ○ 正解 瞳孔散大・対光反射の消失は、脳幹を含む脳の機能停止を示す徴候。

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科目群 6

発達と老化の理解

問31〜38・8問
公式問題PDF:発達と老化の理解 →
問31
正答2

次の記述のうち、子どもの標準的な成長として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 1歳半から2歳ごろに、ハイハイをして移動できるようになる。
  2. 生後9か月から1歳ごろに、指をさして自分の関心や欲求を他者に伝えられるようになる。
  3. 子どもが使う言葉が急に増える語彙爆発は、5歳を過ぎたころに生じる。
  4. 人見知りの反応は、2歳を過ぎたころに生じる。
  5. イヤイヤをしてすぐに泣く行動は、第二反抗期に生じる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × ハイハイは生後8〜10か月ごろ。1歳半〜2歳では遅い。

2 ○ 正解 指差しで関心や欲求を伝えるのは生後9か月〜1歳ごろ。

3 × 語彙爆発は1歳半〜2歳ごろ。

4 × 人見知りは生後6〜8か月ごろから。

5 × イヤイヤ期は第一反抗期(2歳前後)。第二反抗期は思春期。

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問32
正答1

次の記述のうち、神経性無食欲症(anorexia nervosa)に関するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 活動性が高まる。
  2. 学童期に最も生じやすい。
  3. 太ることへの恐怖はみられない。
  4. 低体重の深刻さを理解している。
  5. 多くが男性である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 神経性無食欲症では、低体重でも活動性がむしろ高まることが特徴的。

2 × 思春期〜青年期の女性に生じやすい。学童期が最多ではない。

3 × 太ることへの強い恐怖がみられる。

4 × 低体重の深刻さを本人は認識しにくい(病識の乏しさ)。

5 × 大多数は女性。

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問33
正答4

Aさん(73歳、男性)は、会社の役員として勤めていたが、3年前に退職した。地域の老人クラブへの入会を勧められたが拒否している。毎年、敬老の日に記念品が配布されても、不快感を示して受け取らない。退職後も会社の状況を気にしていて、後輩とときどき連絡をとっている。Aさんは、身体が衰えることに強い不安を感じて、筋力トレーニングを毎日行っている。会社の後輩から、「いつも若々しいですね」と言われることに喜びを感じている。

ライチャード(Reichard, S.)による、引退後の男性の5つの適応タイプのうち、Aさんに相当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 外罰(憤慨)型
  2. 内罰(自責)型
  3. 円熟(成熟)型
  4. 自己防衛(装甲)型
  5. ロッキングチェアー(安楽椅子)型
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 外罰型は不満や怒りを他者に向けるタイプ。

2 × 内罰型は自分を責めるタイプ。

3 × 円熟型はあるがままの老いを受け入れるタイプ。

4 ○ 正解 老化への不安に対して活動を続けて防衛する=自己防衛(装甲)型。若さの維持に喜びを感じるAさんが該当。

5 × ロッキングチェアー型は現役を退き受け身の安楽を楽しむタイプ。

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問34
正答2

次の記述のうち、結晶性知能に関する説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 感覚や運動に基づく知能である。
  2. 過去に得た知識を活用して問題を解決する能力である。
  3. 40~50歳で急激に低下する。
  4. 知識や文化の影響よりも、生理的な老化の影響を受けやすい。
  5. その場で新しい問題を解決する能力である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 感覚や運動に基づくのは動作性・流動性の側面。

2 ○ 正解 結晶性知能=経験や学習で得た知識を活用して問題を解決する能力。高齢期まで保たれやすい。

3 × 急激に低下しない。維持されやすいのが特徴。

4 × 生理的老化の影響を受けやすいのは流動性知能。

5 × その場で新しい問題を解くのは流動性知能。

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問35
正答3

次の記述のうち、加齢に伴う感覚機能の変化として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 皮膚感覚が敏感になる。
  2. 高音域の聴力が高まる。
  3. 暗順応の時間が延長する。
  4. 味覚が敏感になる。
  5. 嗅覚が敏感になる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 皮膚感覚は鈍くなる。

2 × 高音域から聞こえにくくなる。

3 ○ 正解 加齢により暗さに目が慣れる(暗順応)までの時間が長くなる。

4 × 味覚は鈍くなる。

5 × 嗅覚も低下する。

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問36
正答5

Bさん(74歳、女性)は、地方で一人暮らしをしている。持病はなく、認知機能の異常もない。ダンスサークルに通い、近所との付き合いも良好で、今の暮らしに満足している。最近、白髪が増え、友人との死別もあり、年をとったと感じている。ある日、一人息子(50歳、未婚)から、東京で一緒に住むことを提案された。Bさんは、「ここには知り合いがいるが、東京には誰もいない。ここが一番いい」と言った。すると息子は、Bさんに、「年をとると頑固になる。あと数年したら認知症(dementia)になるかもしれないので、自分と一緒に暮らすべきだ」と言った。

次のうち、Bさんに関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. Bさんには、老性自覚はみられない。
  2. Bさんには、友人との死別による悲嘆がみられる。
  3. Bさんは、今、住んでいる環境や生活に適応できていない。
  4. Bさんには、エイジズム(ageism)の考え方がみられる。
  5. Bさんには、住み慣れた環境や仲間を喪失することへの不安がみられる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 白髪や死別で「年をとった」と感じており、老性自覚はみられる。

2 × 死別はあったが、悲嘆の描写が中心ではない。

3 × 今の暮らしに満足しており、適応できている。

4 × 「年をとると頑固になる」というエイジズムがみられるのは息子の側。

5 ○ 正解 「ここには知り合いがいる。東京には誰もいない」=住み慣れた環境・仲間を失うことへの不安。

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問37
正答4

次の記述のうち、サクセスフル・エイジング(successful aging)として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 長生きすることが、最大の目的である。
  2. 一人暮らしで、周囲の人と交流をしないようにしている。
  3. 膝に痛みがあるので、一日中ベッド上で過ごすようにしている。
  4. 難聴があるので、補聴器をつけてパソコン教室に通い始めた。
  5. 歌を上手に歌えなくなったので、カラオケに誘われても行かないようにしている。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 長生き自体が目的ではなく、よりよく年を重ねることが本質。

2 × 交流を断つのは逆。

3 × 痛みを理由に一日中臥床するのは活動の放棄。

4 ○ 正解 補聴器で難聴を補いながら新しい学びに取り組む=サクセスフル・エイジングの姿。

5 × できなくなったことを理由に楽しみをやめるのは逆。

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問38
正答3

次のうち、老年症候群に直接関わる疾患として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 高血圧症(hypertension)
  2. 糖尿病(diabetes mellitus)
  3. 骨粗鬆症(osteoporosis)
  4. 心筋梗塞(myocardial infarction)
  5. 脂質異常症(dyslipidemia)
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 高血圧は生活習慣病で、老年症候群そのものではない。

2 × 糖尿病も同様。

3 ○ 正解 骨粗鬆症は転倒・骨折など老年症候群に直接関わる疾患。

4 × 心筋梗塞は循環器疾患。

5 × 脂質異常症は生活習慣病。

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科目群 7

認知症の理解

問39〜48・10問
公式問題PDF:認知症の理解 →
問39
正答1

次の記述のうち、2019年(令和元年)の認知症施策推進大綱に関する説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「共生」と「予防」を車の両輪として施策を推進していく。
  2. 「予防」とは、「認知症(dementia)にならない」という意味である。
  3. 「認知症高齢者等にやさしい地域づくり」を推進する7つの柱が示された。
  4. 「普及啓発・本人発信支援」として、家族が積極的に本人の意思を代弁することが示された。
  5. 策定後は、毎年施策の進捗を確認することが示された。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 認知症施策推進大綱は「共生」と「予防」を車の両輪として掲げた。

2 × 大綱の「予防」は「認知症になるのを遅らせる」「進行を緩やかにする」という意味。

3 × 「7つの柱」は新オレンジプランの構成。大綱は5つの柱。

4 × 本人発信支援は本人自身が発信すること。家族の代弁ではない。

5 × 毎年の進捗確認という規定の説明ではない(対象期間を定めて推進)。

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問40
正答3

Aさん(84歳、女性、要介護3)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)で、介護老人福祉施設に入所している。赤ちゃんの人形を持っていて、「はなちゃん」と呼んで話しかけている。

昼食のため、介護福祉職が居室を訪問すると、Aさんは不安そうな顔で、「はなちゃんがいなくなった。どこへ連れて行ったの?返して」と大声を出した。人形はAさんのロッカーの上に置かれていた。

Aさんに対する介護福祉職の最初の声かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「私を疑っているんですか」
  2. 「置いた場所を忘れたんですか」
  3. 「心配ですね、一緒に探しませんか」
  4. 「ご飯を食べてから探してはどうですか」
  5. 「ロッカーの上にあるのが見えないんですか」
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 疑いへの反論で、不安を受け止めていない。

2 × 失敗の指摘は自尊心を傷つける。

3 ○ 正解 不安な気持ちに共感し、「一緒に探す」ことで安心につなげる声かけ。

4 × 食事を優先させ、本人の心配事を後回しにしている。

5 × 「見えないんですか」は本人を否定する言葉。

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問41
正答5

認知症(dementia)の高齢者にみられる、せん妄に関する記述として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 覚醒レベルが重度に低下した状態である。
  2. 症状の変動が少ないことが特徴である。
  3. 夜間よりも日中に生じやすいことが特徴である。
  4. 認知機能障害がみられることはまれである。
  5. 関与する因子を特定することが重要である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × せん妄は軽度〜中等度の意識混濁で起こる。重度の低下ではない。

2 × 症状が変動する(日内変動)のが特徴。

3 × 夜間に生じやすい(夜間せん妄)。

4 × 注意障害など認知機能の障害を伴う。

5 ○ 正解 薬剤・脱水・環境変化など、関与する因子を特定して取り除くことが対応の基本。

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問42
正答1

次の記述のうち、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)の特徴として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 近時記憶(新しい記憶)の障害は、初期から始まる。
  2. 特徴的な症状として幻視がある。
  3. 脳にアミロイドβが沈着し始めると、すぐに発症する。
  4. 歩行障害が多く現れるのは、初期の段階である。
  5. 嚥下障害が多く現れるのは、初期の段階である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 近時記憶の障害が初期から現れるのがアルツハイマー型の特徴。

2 × 幻視が特徴的なのはレビー小体型。

3 × アミロイドβの沈着は発症の10〜20年前から始まるとされ、すぐに発症するわけではない。

4 × 歩行障害が目立つのは進行期。

5 × 嚥下障害も進行期・末期に現れる。

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問43
正答3

次のうち、認知症(dementia)のリスクを高める要因として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 身体活動
  2. 不飽和脂肪酸の摂取
  3. 歯がなくなることによる咀嚼機能の低下
  4. 難聴による補聴器の使用
  5. ボランティア活動
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 身体活動はリスクを下げる保護因子。

2 × 不飽和脂肪酸の摂取も保護的とされる。

3 ○ 正解 歯の喪失による咀嚼機能の低下は、認知症のリスクを高める要因とされる。

4 × 難聴はリスクだが、補聴器の「使用」はリスクを下げる対応。

5 × 社会参加(ボランティア)は保護因子。

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問44
正答2

次のうち、全般的な認知機能を評価する尺度であり、30点満点で20点以下を認知症の目安とするものとして、正しいものを1つ選びなさい。

  1. バーセルインデックス(Barthel Index)
  2. 改訂長谷川式認知症スケール(HDS-R)
  3. FAST(Functional Assessment Staging)
  4. 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準
  5. 臨床的認知症尺度(CDR:Clinical Dementia Rating)
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × バーセルインデックスはADLの評価尺度。

2 ○ 正解 改訂長谷川式(HDS-R)は30点満点で20点以下が認知症の目安となる認知機能検査。

3 × FASTはアルツハイマー型の重症度を生活機能から段階づける尺度。

4 × 日常生活自立度判定基準は介護の必要度のランク分け。

5 × CDRは面接・観察による重症度評価。

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問45
正答5

次の記述のうち、「認知症(dementia)の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン」(2018年(平成30年)(厚生労働省))で示されている、意思決定支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 認知症(dementia)の人の家族の意思を支援することである。
  2. 意思決定支援者は特定の職種に限定される。
  3. 一度、意思決定したら、最後まで同じ内容で支援する。
  4. 看取りの場面になってから支援を開始する。
  5. 身振りや表情の変化も意思表示として読み取る努力を最大限に行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 支援の中心は本人の意思。家族の意思の支援ではない。

2 × 意思決定支援者は特定の職種に限定されない。

3 × 意思は変わり得るもので、繰り返し確認する。

4 × 日常のさまざまな場面で早期から支援する。看取りからではない。

5 ○ 正解 言葉だけでなく、身振りや表情の変化も意思表示として最大限読み取る努力を行う。

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問46
正答4

次の記述のうち、回想法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 肩や背中から優しくゆっくりと触れる。
  2. 共感を通して、認知症(dementia)の人が体験している現実を受け入れる。
  3. 見当識を高めるために、時間や場所、現在の状況を説明する。
  4. 昔の写真や音楽を活用して、記憶を活性化する。
  5. 残存能力を活用し、共同作業を通して仲間をつくる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 触れるケアはタッチケアの説明。

2 × 相手の現実を受け入れ共感するのはバリデーションの技法。

3 × 時間・場所・状況を伝えるのはリアリティ・オリエンテーション。

4 ○ 正解 昔の写真や音楽を手がかりに記憶を呼び起こすのが回想法。

5 × 共同作業で仲間づくりを行うのは作業活動・レクリエーションの説明。

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問47
正答3

次の記述のうち、認知症疾患医療センターの説明として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 事業の実施主体は、市町村である。
  2. 都道府県ごとに、1か所の設置が義務づけられている。
  3. 認知症(dementia)の鑑別診断を行う。
  4. 主に認知症(dementia)が進行した人の入院治療を行う。
  5. 介護保険法に定められている。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 実施主体は都道府県・指定都市。

2 × 設置数は地域の実情により、1か所に限定する義務はない。

3 ○ 正解 認知症疾患医療センターは鑑別診断と初期対応、専門医療相談などを行う。

4 × 進行した人の入院治療が主目的ではない。

5 × 認知症疾患医療センターは国の認知症施策に基づいて都道府県等が指定する医療機関で、介護保険法に定められた施設ではない。

出典: 公式PDFで原本を見る(認知症の理解)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問48
正答2

Bさん(87歳、男性)は、一人暮らしである。玄関前で、脱水で倒れているところを発見され、救急搬送された。入院中、認知症(dementia)の疑いがある行動が見られた。Bさんは、「自宅で暮らしたい」と強く希望していた。退院後、Bさんは外出して自宅に戻れなくなることがあった。近所の人たちが、Bさんの生活を心配して、地域包括支援センターに相談した結果、認知症初期集中支援チームが編成された。

次の記述のうち、Bさんに対して認知症初期集中支援チームが行う支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 金銭管理を行う。
  2. 支援方針を検討する。
  3. 居宅サービス計画書を作成する。
  4. 介護保険サービスを契約する。
  5. 法定後見を行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 金銭管理は日常生活自立支援事業や成年後見の役割。

2 ○ 正解 チームは訪問・アセスメントを行い、支援方針を検討して医療・介護につなぐ。

3 × 居宅サービス計画の作成は介護支援専門員。

4 × サービス契約は本人・家族が行う。

5 × 法定後見は家庭裁判所が選任した後見人が行う。

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科目群 8

障害の理解

問49〜58・10問
公式問題PDF:障害の理解 →
問49
正答3

次のうち、ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)の社会(人生)レベルに該当するものとして、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 心身機能・身体構造
  2. 活動
  3. 参加
  4. 機能障害
  5. 活動制限
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 心身機能・身体構造は生命レベル。

2 × 活動は個人(生活)レベル。

3 ○ 正解 参加は社会(人生)レベルに該当する。

4 × 機能障害は心身機能・身体構造の否定的側面。

5 × 活動制限は活動の否定的側面。

出典: 公式PDFで原本を見る(障害の理解)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問50
正答3

次の記述のうち、障害者のエンパワメントに関するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 障害のある人が障害のない人と同等に生活し、活動する社会を目指す。
  2. 専門職が主導し、障害がある人は受動的に支援を受ける。
  3. 障害のある人が自らの能力や長所に気づき、課題に対応する。
  4. 障害のある人が、主体性や人権が守られないことに耐える。
  5. 障害のある人が、医学的リハビリテーションを受ける。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 障害のない人と同等の生活を目指すのはノーマライゼーションの説明。

2 × 専門職主導・受け身はエンパワメントの逆。

3 ○ 正解 自らの力や長所に気づき、課題に主体的に対応できるようになることがエンパワメント。

4 × 人権侵害に耐えることはパワーレスな状態そのもの。

5 × 医学的リハビリテーションを受けること自体はエンパワメントの説明ではない。

出典: 公式PDFで原本を見る(障害の理解)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問51
正答2

次のうち、クローン病(Crohn disease)にみられる特徴的な症状として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 視力低下
  2. 栄養障害
  3. 咳嗽
  4. 運動失調
  5. 関節痛
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 視力低下はクローン病の特徴的症状ではない。

2 ○ 正解 クローン病は消化管の炎症により吸収が障害され、栄養障害・体重減少・下痢がみられる。

3 × 咳は呼吸器の症状。

4 × 運動失調は小脳などの障害。

5 × 関節痛は合併することがあるが特徴的症状の中心ではない。

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問52
正答4

次の記述のうち、遂行機能障害の特徴として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 些細なことですぐに興奮して怒鳴る。
  2. 新しい知識を覚えることが困難である。
  3. ぼんやりして周囲に注意を向け続けることが困難である。
  4. 行動を計画して実行することが困難である。
  5. 言葉の表出や理解が困難である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × すぐに興奮して怒鳴るのは社会的行動障害(感情コントロールの低下)。

2 × 新しいことを覚えられないのは記憶障害。

3 × 注意を向け続けられないのは注意障害。

4 ○ 正解 行動を計画して実行することの困難が遂行機能障害。

5 × 言葉の表出・理解の困難は失語症。

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問53
正答3

視覚障害の特徴と視覚障害者の生活支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ロービジョンは、視覚情報をまったく得られない状態である。
  2. 中途視覚障害者は、先天性の障害に比べて障害を受容しやすい。
  3. 白杖には、視覚に障害があることを周囲に知らせる役目がある。
  4. 視覚障害を補うために、ペットの犬と一緒に外出する。
  5. 視覚障害者は、ガイドヘルパーの利用はできない。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × ロービジョンは「見えにくい」状態。まったく見えないことではない。

2 × 中途視覚障害者は人生の途中での喪失であり、受容は容易ではない。

3 ○ 正解 白杖には、安全確認とともに視覚障害があることを周囲に知らせる役割がある。

4 × 盲導犬は訓練を受けた補助犬で、ペットとは異なる。

5 × 視覚障害者は同行援護(ガイドヘルパー)を利用できる。

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問54
正答4

Aさん(76歳、女性)は、パーキンソン病(Parkinson disease)と診断され、日常生活動作(Activities of Daily Living:ADL)は、車いすやベッド上で全介助である。最近、食事に時間がかかって嫌がるようになり、かすれ声が目立つようになった。

次のうち、現在のAさんに対して介護福祉職が留意すべきこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 安静時振戦
  2. 筋固縮
  3. 仮面様顔貌
  4. 誤嚥
  5. 便秘
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 安静時振戦はパーキンソン病の症状だが、今の変化の中心ではない。

2 × 筋固縮も基本症状だが、留意の優先は嚥下。

3 × 仮面様顔貌も症状のひとつ。

4 ○ 正解 食事に時間がかかる・かすれ声は嚥下機能低下のサイン。誤嚥への留意が最優先。

5 × 便秘も自律神経症状としてみられるが、この場面の優先ではない。

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問55
正答1

聴覚障害者の特徴や支援の方法に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 要約筆記によって意思疎通を補う。
  2. 軽度の聴覚障害を「ろう」という。
  3. フラッシュベルは周囲の音を増幅させて伝える。
  4. 手話は意思の伝達に役立たない。
  5. 両耳の聴力レベルが40dBで身体障害者手帳が交付される。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 要約筆記は話の内容を文字で伝え、聴覚障害者の意思疎通を補う。

2 × 「ろう」は主に高度の聴覚障害をいう。軽度ではない。

3 × フラッシュベルは音を光で知らせる装置。音の増幅ではない。

4 × 手話は重要な意思伝達手段。

5 × 身体障害者手帳(聴覚)は両耳70dB以上(6級)などが基準。40dBでは交付されない。

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問56
正答5

Bさん(24歳、男性)は、母親と二人暮らしで、小学生のときに注意欠陥多動性障害と疑われていた。Bさんは、最近になって昼夜を問わずゲームを続け、朝起きられずにアルバイトを無断で休むことが増えた。

次のうち、Bさんの母親が相談する機関として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ハローワーク(公共職業安定所)
  2. 難病情報センター
  3. 認知症カフェ
  4. 放課後等デイサービス
  5. 発達障害者支援センター
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × ハローワークは就労の窓口。まず相談する機関ではない。

2 × 難病情報センターは難病の情報提供機関。

3 × 認知症カフェは認知症の人と家族の交流の場。

4 × 放課後等デイサービスは就学中の障害児が対象。24歳のBさんは対象外。

5 ○ 正解 発達障害(の疑い)がある人とその家族の相談に応じるのは発達障害者支援センター。

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問57
正答5

次の記述のうち、「障害者差別解消法」の合理的配慮に沿った対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 車いすの身体障害者から、陳列棚にある商品を見せてほしいと言われたが、口頭で商品を説明した。
  2. 聴覚障害者の手話による注文がわからなかったので、最も人気のあるメニューを出した。
  3. 盲導犬を連れた視覚障害者が来店したが、動物嫌いの客から苦情を言われると思い、犬は店の中に入れないように頼んだ。
  4. 役所に相談に来た精神障害者から、多くの人の中だと不安になると言われたため、帰宅してもらった。
  5. 知的障害者から申し出があったので、会議に参加するための資料をわかりやすい言葉に直して、事前に口頭で説明した。

(注) 「障害者差別解消法」とは、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」のことである。

あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 「見せてほしい」という申出に口頭説明で代えており、配慮になっていない。

2 × 注文の確認をせず勝手にメニューを決めている。

3 × 盲導犬の同伴拒否は差別的取り扱いにあたる。

4 × 帰宅させるのは対応の放棄。静かな場所の用意などの配慮ができる。

5 ○ 正解 申出に応じて資料をわかりやすくし、事前に説明する=過重な負担なくできる合理的配慮。

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問58
正答5

レスパイトケアの望ましいあり方に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 障害者はサービスを利用せずに生活するべきである。
  2. 利用中、家族は自宅で休まなくてはならない。
  3. 家族が障害者を預けて旅行に行くことは認められない。
  4. 家族の休息が目的なので、障害者の施設利用は宿泊に限定される。
  5. 家族が休息している間も、障害者が自分らしく過ごせるようにする。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × サービスを利用しないべきという考えはレスパイトケアの否定。

2 × 家族の休み方を自宅に限定する必要はない。

3 × 旅行などの外出も認められる休息のかたち。

4 × 宿泊に限定されず、日中の一時利用などもある。

5 ○ 正解 家族が休息する間も、本人が安心して自分らしく過ごせることがレスパイトケアの望ましいあり方。

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科目群 9

医療的ケア

問59〜63・5問
公式問題PDF:医療的ケア →
問59
正答1

次の記述のうち、成人に対する救急蘇生法での胸骨圧迫の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 呼吸が確認できない場合は、すぐに圧迫を始める。
  2. 圧迫する部位は、胸骨の左側である。
  3. 実施者の両手を重ねて、指先で圧迫する。
  4. 圧迫の深さは、胸が10cm沈むようにする。
  5. 1分間に60回を目安に圧迫する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 呼吸が確認できなければ、ただちに胸骨圧迫を開始する。

2 × 圧迫部位は胸骨の下半分(胸の真ん中)。左側ではない。

3 × 手掌基部を重ねて圧迫する。指先ではない。

4 × 圧迫の深さは約5cm(6cmを超えない)。

5 × テンポは1分間に100〜120回。

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問60
正答4

次の記述のうち、痰を喀出する仕組みに関するものとして、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 呼吸器官の内部は乾燥した状態になっている。
  2. 気管の内部の表面には絨毛があり、分泌物の侵入を防いでいる。
  3. 分泌物は、咽頭で吸収される。
  4. 痰は、咳や咳払いによって排出される。
  5. 咳は、下垂体にある咳中枢によっておこる反射運動である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 呼吸器官の内部は粘液で湿った状態に保たれている。

2 × 気管の線毛は分泌物や異物を口側へ運び出す働き。侵入を防ぐ壁ではない。

3 × 分泌物は咽頭で吸収されない(嚥下されるか喀出される)。

4 ○ 正解 痰は咳や咳払いによって気道から排出される。

5 × 咳中枢は延髄にある。下垂体ではない。

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問61
正答4

次の記述のうち、介護福祉士が行う口腔内の喀痰吸引の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 吸引圧は、利用者の体調によって介護福祉士が決める。
  2. 吸引圧をかけた状態で、吸引チューブを挿入する。
  3. 口蓋垂まで吸引チューブを挿入する。
  4. 吸引チューブを回転させながら痰を吸引する。
  5. 吸引後は洗浄水を吸引し、清浄綿でチューブを拭く。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 吸引圧は医師の指示の範囲で行う。介護福祉士が体調で決めない。

2 × 吸引圧をかけたまま挿入すると粘膜を傷つける。挿入時は圧をかけない。

3 × 口腔内吸引の挿入は口腔内まで。口蓋垂までは入れない。

4 ○ 正解 チューブを回転させながら吸引すると、粘膜への吸い付きを防ぎ効果的に吸引できる。

5 × 吸引後はまずチューブの外側を清浄綿で拭き、その後洗浄水を吸引する。順序が逆。

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問62
正答1

次の記述のうち、消化器症状の説明として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 腹部膨満感は、腹部が張る感覚のことである。
  2. しゃっくり(吃逆)は、胸膜の刺激で起こる現象である。
  3. 胸やけは、飲食物による食道の熱傷のことである。
  4. げっぷ(噯気)は、咽頭にたまった空気が排出されることである。
  5. 嘔気は、胃や腸の内容物が、食道を逆流して口外に吐き出されることである。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 腹部膨満感は、お腹が張る感覚のこと。

2 × しゃっくりは横隔膜のけいれんによる現象。胸膜ではない。

3 × 胸やけは胃酸の逆流による灼熱感。熱傷ではない。

4 × げっぷは胃にたまった空気が排出されること。咽頭ではない。

5 × 内容物が口から吐き出されるのは嘔吐。嘔気は吐き気のこと。

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問63
正答3

Aさん(80歳、女性)は、脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で左片麻痺があり、介護老人保健施設に入所して在宅復帰に向けた訓練をしている。嚥下障害もあるため、経鼻経管栄養による栄養摂取をしているが、経口摂取できないことでイライラしてチューブを抜去したことがある。医師からは一時的な治療であると説明を受けて同意していた。

経管栄養中に介護福祉士が訪室すると、チューブを触りながら、「自分の口から食べたいから、このチューブを抜いてほしい。見た目も良くない」と訴えがあった。看護師に連絡し、チューブが抜けていないことを確認してもらった。

このときのAさんへの介護福祉士の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. チューブを抜かないようにAさんの右手を固定する。
  2. 経管栄養が早く終わるように滴下速度を調節する。
  3. 医師や看護師にAさんの思いを伝える。
  4. Aさんに胃ろうの造設を提案する。
  5. Aさんに経口摂取を提案する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 手の固定は身体拘束にあたる。

2 × 滴下速度の調節は医療職の判断で、介護福祉士が行ってはならない。

3 ○ 正解 「口から食べたい」という思いを医師・看護師に伝え、多職種で対応を検討するのが適切。

4 × 胃ろうの提案は介護福祉士の役割を超える。

5 × 経口摂取の可否の判断も医療職の領域。

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科目群 1

介護の基本

問64〜73・10問
公式問題PDF:介護の基本 →
問64
正答4

介護福祉に関連する法律に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「高齢者虐待防止法」は、福祉六法の1つである。
  2. 「障害者総合支援法」は、障害者基本計画の策定を義務づけている。
  3. 社会福祉法によって、社会福祉士の定義が規定されている。
  4. 介護保険法は、国民の共同連帯の理念に基づいて介護保険制度を設けている。
  5. 医師法によって、介護福祉の業務の一部として医行為が認められている。

(注)1 「高齢者虐待防止法」とは、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。 2 「障害者総合支援法」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。

あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 福祉六法は生活保護法・児童福祉法・母子父子寡婦福祉法・身体障害者福祉法・知的障害者福祉法・老人福祉法。高齢者虐待防止法は含まれない。

2 × 障害者基本計画の策定を定めるのは障害者基本法。

3 × 社会福祉士の定義は社会福祉士及び介護福祉士法に規定されている。

4 ○ 正解 介護保険法1条は、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設けると定めている。

5 × 介護福祉士の喀痰吸引等は社会福祉士及び介護福祉士法に位置づけられている。医師法ではない。

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問65
正答3

社会福祉士及び介護福祉士法に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 資質向上のために、5年に1回、資格更新研修を受けなければならない。
  2. 社会福祉士の業務を介護福祉士が行うことは禁じられている。
  3. 介護福祉士の信用を傷つける行為をしてはならない。
  4. 介護福祉士は、その業を辞した後は秘密保持義務が解除される。
  5. 介護福祉士国家試験に合格した日から、介護福祉士を名乗ることができる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 資格の更新制度はない。資質向上の責務はあるが更新研修の義務はない。

2 × 名称独占資格であり、業務自体の禁止規定はない。

3 ○ 正解 信用失墜行為の禁止は法45条に規定されている。

4 × 秘密保持義務は業を辞めた後も続く。

5 × 介護福祉士を名乗れるのは登録を受けてから。合格しただけでは名乗れない。

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問66
正答2

Aさん(75歳、女性)は、3か月前に、血管性認知症(vascular dementia)を発症し、軽度の左片麻痺で杖歩行となり、要介護3と認定された。Aさんは、料理が大好きで、娘と一緒に食事を作ることを楽しみに生活していた。1か月前から認知症(dementia)が進行し、ユニット型介護老人福祉施設に入所した。Aさんは夕方になると、「ご飯の支度をしないといけないから帰ります」と言いながら、興奮して歩き回る様子がみられるようになった。

Aさんへの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 居室に鍵をかけて、自室で過ごしてもらう。
  2. 介護福祉職と一緒に、夕食の準備をしてもらう。
  3. 杖を預かり、低めの丸椅子に座ってもらう。
  4. 介護福祉職の判断で、向精神薬を服用してもらう。
  5. ここがAさんの自宅であることを、理解してもらう。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 施錠は身体拘束(閉じ込め)にあたる。

2 ○ 正解 「ご飯の支度をしないと」という思いに沿って、一緒に夕食の準備をしてもらうのが本人の役割と安心につながる。

3 × 杖を預かり座らせるのは行動の制限。

4 × 介護福祉職の判断での服薬は許されない。

5 × 「ここが自宅」と説き伏せることは、かえって混乱と不安を強める。

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問67
正答2

ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)における「参加」と「活動」の2つが関連した、認知症の人の支援に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 若年性アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type with early onset)があり、治療している。
  2. 認知症カフェに通い、体操をしている。
  3. 近所に住む長男が、買物を代行している。
  4. 自宅にある広い庭を、バリアフリー化している。
  5. 見当識障害があり、GPS装置を身に着けている。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 治療は「健康状態」への対応で、参加と活動の組み合わせではない。

2 ○ 正解 認知症カフェに通う(参加)+体操をする(活動)の2つが関連した支援。

3 × 買物の代行は本人に代わって行う支援であり、本人の「活動」と「参加」の組み合わせではない。

4 × 庭のバリアフリー化は環境因子への働きかけ。

5 × GPS装置は環境因子(福祉用具)の活用。

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問68
正答3

次の記述のうち、介護保険制度における訪問介護員(ホームヘルパー)が行うサービス内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 利用者が大切にしている庭の植木に、水やりをする。
  2. 利用者が長年飼っている猫のペットフードを、購入してくる。
  3. 掃き掃除をする習慣のある利用者と一緒に、寝室をほうきで掃除する。
  4. 利用者と一緒に、近所のラーメン屋に行く。
  5. 利用者のクレジットカードを預かって、買物を代行する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 植木の水やりは直接本人の援助にあたらず、訪問介護のサービスに含まれない。

2 × ペット用品の購入も本人の生活援助の範囲外。

3 ○ 正解 本人の習慣を尊重し、一緒に掃除する=自立支援につながる生活援助として適切。

4 × 外食への同行は原則として訪問介護のサービス範囲外。

5 × クレジットカードを預かることは金銭管理上してはならない。

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問69
正答1

次の記述のうち、介護従事者を守る法制度として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 労働安全衛生法では、年に1回以上の健康診断を行うことを義務づけている。
  2. 労働者災害補償保険法では、労働時間、賃金、休暇などの労働条件を定めている。
  3. 環境基本法では、快適な職場環境の形成の促進を定めている。
  4. 介護休業は、対象家族1名につき、毎年93日間を取得できる。
  5. 出生時育児休業は、子の出生後から8週間取得できる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 労働安全衛生法は年1回以上の定期健康診断の実施を事業者に義務づけている。

2 × 労働時間・賃金などの労働条件を定めるのは労働基準法。

3 × 快適な職場環境の形成を定めるのは労働安全衛生法。環境基本法は環境保全の法律。

4 × 介護休業は対象家族1人につき通算93日(3回まで分割)。毎年ではない。

5 × 出生時育児休業(産後パパ育休)は子の出生後8週間以内に4週間まで。「8週間取得できる」ではない。

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問70
正答3

Bさん(68歳、女性、要介護1)は、ヨーロッパで生まれ育ち、50歳のときに日本人と結婚した。65歳で夫と共に日本で暮らすようになったが、日本語は十分に理解できない。半年前に、脳梗塞(cerebral infarction)を起こし、利き手に麻痺があり、立ち上がりも不安定である。現在は、介護老人保健施設に入所し、在宅復帰へ向けたリハビリテーションを行っている。Bさんはこれまでの生活様式を守り、自宅で自分のペースで食事ができるようになりたいと希望している。

次の記述のうち、Bさんへの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 入所中は母語を使わずに、日本語を話すように伝える。
  2. 居室の床に布団を敷いて、寝起きができるようにする。
  3. 自分で食事ができるように、自助具の使用状況を確認する。
  4. ほかの利用者と同じ時間に食べ終えるように伝える。
  5. 日本の生活に合わせるように、余暇活動の内容は介護福祉職が判断する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 母語の使用を禁じるのは文化的背景の否定。

2 × 布団の希望は本文にない。生活様式の決めつけになる。

3 ○ 正解 「自分のペースで食事ができるようになりたい」という希望に沿い、自助具の使用状況を確認する。

4 × 時間をそろえる強制は本人のペースの否定。

5 × 余暇の内容を介護福祉職が決めるのは主体性の侵害。

出典: 公式PDFで原本を見る(介護の基本)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問71
正答3

次の記述のうち、チームアプローチに関するものとして、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 介護福祉職が利用者のところに行って、相談、支援を行う。
  2. 障害者が、地域の資源を活用して、共生社会の実現を目指す。
  3. 複数の専門職が共通の目標に向かって協働し、課題解決に取り組む。
  4. 利用者に代わって、専門職がサービスを決定する。
  5. 当事者が集まって体験談を話し、共に支えあう。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 訪問しての相談支援はアウトリーチの説明。

2 × 地域資源を活用した共生社会はソーシャルインクルージョン・地域共生の説明。

3 ○ 正解 複数の専門職が共通の目標に向かって協働するのがチームアプローチ。

4 × 専門職がサービスを決めるのは本人主体の原則に反する。

5 × 当事者同士の支え合いはピアサポート(セルフヘルプグループ)。

出典: 公式PDFで原本を見る(介護の基本)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問72
正答5

介護保険施設における防災対策に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 介護福祉士は、災害派遣福祉チームで活動することが義務づけられている。
  2. 介護福祉士は、防災スキル向上のために、防災士の資格取得が義務づけられている。
  3. 災害対策基本法に基づき、個別避難計画の作成が施設長に義務づけられている。
  4. 一般的に、飲料水と非常食は1日分の備蓄が義務づけられている。
  5. 災害時等に備えて、業務継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の策定が義務づけられている。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 災害派遣福祉チーム(DWAT)への参加は義務ではない。

2 × 防災士の資格取得義務はない。

3 × 個別避難計画の作成は市町村の努力義務。施設長ではない。

4 × 備蓄の目安は3日分程度とされる(1日分ではない)。

5 ○ 正解 介護保険施設等には業務継続計画(BCP)の策定が義務づけられている。

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問73
正答4

次のうち、結核(tuberculosis)の予防対策に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 便座のアルコール消毒
  2. 肺炎球菌ワクチンの接種
  3. 紫外線を避けた生活
  4. 年に1回の胸部X線検査
  5. 50℃以上の温水によるリネン類の洗濯
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 結核は空気感染。便座の消毒は対策にならない。

2 × 肺炎球菌ワクチンは肺炎球菌感染症の予防。結核ではない。

3 × 紫外線を避けることは予防と関係がない。

4 ○ 正解 早期発見のための定期的な胸部X線検査は結核対策に該当する。

5 × 空気感染のためリネンの温水洗濯は主な対策ではない。

出典: 公式PDFで原本を見る(介護の基本)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
科目群 3

コミュニケーション技術

問74〜79・6問
公式問題PDF:コミュニケーション技術 →
問74
正答4

次の記述のうち、利用者とのコミュニケーションの場面で用いる要約の技法として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 開かれた質問をして、利用者の気持ちを明らかにした。
  2. 共感しながら話を聞き、利用者の気持ちを受け止めた。
  3. 話の途中でうなずき、利用者の気持ちに同意した。
  4. 話の内容を総合的にまとめて返し、利用者の気持ちを整理した。
  5. 自己覚知を図り、利用者との人間関係の形成に努めた。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 開かれた質問は質問の技法。

2 × 共感して受け止めるのは共感的理解。

3 × うなずきはあいづち・非言語の応答。

4 ○ 正解 話の内容を総合的にまとめて返し、気持ちを整理するのが要約の技法。

5 × 自己覚知は援助者自身の理解のこと。

出典: 公式PDFで原本を見る(コミュニケーション技術)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問75
正答3

次の記述のうち、利用者と家族の意向が異なるとき、家族とのコミュニケーションにおいて介護福祉職が留意すべき点として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 家族に支援方針を決めてもらう。
  2. 家族を通して利用者の意向を聴き取る。
  3. 家族と話す機会を別に設ける。
  4. 家族にカウンセリングを行うことを意識する。
  5. 家族を説得する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 支援方針は本人の意向を基盤に多職種で検討する。家族に委ねない。

2 × 利用者の意向は本人から直接聴き取る。

3 ○ 正解 意向が異なるときは、家族とゆっくり話せる機会を別に設けて気持ちを聴く。

4 × カウンセリングを行うことが目的ではない。

5 × 説得は家族の気持ちを置き去りにする。

出典: 公式PDFで原本を見る(コミュニケーション技術)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問76
正答3

Aさん(80歳、男性、要介護3)は、介護老人福祉施設に入所している。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)が進行している。ある日の昼食時、介護福祉職がAさんに配膳すると、「お金はこれしかありません。足りますか」と小さくたたまれたティッシュペーパーを渡してきた。

このときのAさんに対する介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ティッシュペーパーは、口の周りが汚れたら拭くものだと伝える。
  2. ティッシュペーパーが不足しているサインとして受け止める。
  3. 飲食店での会計の場面であると認識して対応する。
  4. 食事に集中するように促す。
  5. 小遣いの増額を家族に相談する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × ティッシュの用途の説明は、Aさんの見ている世界とかみ合わない。

2 × 物品の不足のサインではなく、支払いの場面と受け止めている。

3 ○ 正解 Aさんは飲食店で会計をしている世界にいる。その現実に合わせて対応するのが適切。

4 × 促しはAさんの世界の否定になる。

5 × 小遣いの話ではない。

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問77
正答2

構音障害のあるBさんは、現在発語訓練を実施中である。ある日、介護福祉職に対して、「おあんで、あつがおごれた」と訴えた。介護福祉職は、Bさんの発語をうまく聞き取れず、「もう一度、言ってください」と伝えた。Bさんは、自身の発語で会話を続けようとしているが、介護福祉職には、その内容を十分に理解することができなかった。

このときの、Bさんに対する介護福祉職の判断として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. Bさんは言葉の意味の理解に支障があるため、会話の継続は困難である。
  2. 発音が苦手なため、短い言葉でゆっくり話してもらう必要がある。
  3. 話す意欲があるため、開かれた質問が有効である。
  4. 発語訓練の効果がみられないため、訓練を中止する必要がある。
  5. Bさんの言葉が聞き取れないため、会話を中断する必要がある。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 構音障害では言葉の理解は保たれている。理解の障害と混同しない。

2 ○ 正解 発音の困難に合わせ、短い言葉でゆっくり話してもらう工夫が適切。

3 × 開かれた質問は発語の負担を増やす。閉じられた質問が有効。

4 × 訓練の中止を判断する立場にない。

5 × 会話の中断は意欲を奪う。

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問78
正答5

Cさん(55歳、男性)は、知的障害がある。3か月前に、施設から居宅での一人暮らしに移行し、現在は、居宅介護(ホームヘルプサービス)を利用しながら生活している。ある日、Cさんが、「ゴミ、分けて捨てるの、難しいよ」と言うので、室内に分別収集の説明書を貼って、カレンダーに収集日を書くことにした。そして、介護福祉職は、「この説明書とカレンダーを見て、捨てるといいですよ」とCさんに伝えた。その後、Cさんは努力していたが、分別できなかったゴミが少しずつ増えていった。

次のうち、Cさんにかける介護福祉職の最初の言葉として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「ゴミでいっぱいになる前に、適切に捨てられるようになりましょう」
  2. 「説明書とカレンダーをよく見てください」
  3. 「ゴミが増えてきて、気持ち悪いですね」
  4. 「がんばっていれば、上手にできるようになりますよ」
  5. 「ゴミ捨ては難しいですよね。できることをいっしょに考えましょう」
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 目標の押し付けで、Cさんの努力に寄り添っていない。

2 × 説明書を見るよう促すだけでは、できない理由に向き合っていない。

3 × 「気持ち悪い」は本人を傷つける。

4 × 漠然とした励ましは具体的な支援にならない。

5 ○ 正解 難しさに共感し、「できることを一緒に考える」と提案するのが、努力を尊重した最初の言葉。

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問79
正答5

介護保険サービスにおける記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 記録に含まれないものとして食事チェック表がある。
  2. 介護記録は介護福祉職の意見を中心に記録する。
  3. 調査・研究目的で記録を利用することは避ける。
  4. 主観的情報と客観的事実は区別しないで記録する。
  5. 利用者は記録の閲覧を請求することができる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 食事チェック表も記録に含まれる。

2 × 記録は事実を中心に書く。意見中心ではない。

3 × 同意と匿名化など適切な手続きのもとで調査・研究に活用できる。

4 × 主観的情報と客観的事実は区別して記録する。

5 ○ 正解 利用者は自分の記録の開示(閲覧)を求めることができる。

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科目群 4

生活支援技術

問80〜105・26問
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問80
正答5

高齢者に配慮した居室環境に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 夏は高齢者が発汗してから冷房を使用する。
  2. 暖房を使用するときは除湿機を併用する。
  3. 冷房を使用するときは換気を控える。
  4. 温度は介護福祉職の感覚で調整する。
  5. 冬はトイレの温度を居室の温度に近づける。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 発汗してからでは遅い。暑くなる前から冷房を使う。

2 × 暖房時は乾燥するため加湿する。除湿ではない。

3 × 冷房中も換気は必要。

4 × 温度は本人の感じ方と客観的な温度計で調整する。

5 ○ 正解 冬は居室とトイレの温度差を小さくし、ヒートショックを防ぐ。

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問81
正答1

次の記述のうち、介護の現場において、レクリエーション活動で実施するアイスブレーキングの効果として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 参加者の緊張感を軽減することができる。
  2. 活動内容を毎回固定して実施することができる。
  3. 介護福祉職の負担を軽減することができる。
  4. 利用者の参加を義務づけることができる。
  5. 勝敗を楽しむことができる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 アイスブレーキングは初対面や活動前の緊張をほぐし、参加しやすい雰囲気をつくる。

2 × 内容の固定は目的ではない。

3 × 介護福祉職の負担軽減が目的ではない。

4 × 参加は自由意思。義務づけは逆効果。

5 × 勝敗はアイスブレーキングの目的ではない。

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問82
正答1

次の記述のうち、介護福祉職が行う身じたく・整容の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ベッド上で行う口腔ケアは、ガーグルベースンを用いる。
  2. 総義歯の洗浄は、歯みがき剤を用いる。
  3. 耳垢の除去は、ピンセットを用いる。
  4. ベッド上で行う洗顔は、冷水に浸して絞ったタオルを用いる。
  5. 浴室で行う洗髪は、ドライシャンプーを用いる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 ベッド上の口腔ケアでは、うがいの水を受けるガーグルベースンを用いる。

2 × 総義歯は傷がつくため歯みがき剤を使わず、義歯用ブラシで洗う。

3 × 耳垢の除去にピンセットは危険。耳の奥の処置は医療職へ。

4 × 洗顔は温かい蒸しタオルで行う。冷水ではない。

5 × ドライシャンプーは洗髪できないときの代替。浴室では通常のシャンプーを使う。

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問83
正答3

次の記述のうち、障害のある人への事故防止の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. パーキンソン病(Parkinson disease)の人には、低めのベッドを用意する。
  2. 認知症(dementia)の人には、ガスコンロを用意する。
  3. 在宅酸素療法中の人のそばでは、喫煙しない。
  4. 視覚障害のある人には、洗体用に頭受け台を用意する。
  5. 聴覚障害のある人には、補高便座を用意する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × パーキンソン病では立ち上がりやすい高さのベッドが安全。低すぎると立ち上がりにくい。

2 × 火の消し忘れの危険があるため、ガスコンロよりIH等の検討が安全。

3 ○ 正解 在宅酸素療法では火気厳禁。そばでの喫煙は火災・引火の危険がある。

4 × 頭受け台は視覚障害への事故防止用具ではない。

5 × 補高便座は立ち座りを楽にする用具で、聴覚障害とは関係がない。

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問84
正答1

次のうち、右片麻痺の利用者が多点杖を使用して3動作歩行を開始するときに、介護福祉職が行う説明として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「杖、右足、左足の順で歩きましょう」
  2. 「杖、左足、右足の順で歩きましょう」
  3. 「右足、左足、杖の順で歩きましょう」
  4. 「左足、杖、右足の順で歩きましょう」
  5. 「左足、右足、杖の順で歩きましょう」
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 3動作歩行は「杖→患側(右)→健側(左)」の順。杖と患側で支えてから健側を出す。

2 × 杖の次は患側(右)。左足からではない。

3 × 杖が最初。

4 × 順序が異なる。

5 × 順序が異なる。

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問85
正答4

ノーリフティングケアに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 仰臥位(背臥位)の利用者を抱え上げて、端座位にする。
  2. 仰臥位(背臥位)の利用者を手前に引きよせて、ストレッチャーに移乗する。
  3. 端座位の利用者の体幹を抱きかかえて、車いすに移乗する。
  4. 端座位の利用者にスライディングボードを使用して、車いすに移乗する。
  5. 立位が困難な端座位の利用者に回転移動盤を使用して、車いすに移乗する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 抱え上げはノーリフティングケアに反する。

2 × 引きよせての移乗も身体への負担が大きい。スライディングシート等を使う。

3 × 体幹を抱きかかえる移乗も持ち上げ介助。

4 ○ 正解 スライディングボードを使えば、持ち上げずに滑らせて移乗できる。

5 × 回転移動盤は立位がとれる人向け。立位困難な人には適さない。

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問86
正答2

次の記述のうち、左片麻痺の利用者を右側臥位から端座位にするときの介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 利用者に左手でベッド柵をつかむように伝える。
  2. 利用者に右肘を支点にして上体を起こしてもらう。
  3. 利用者の右脚をベッドから下ろす。
  4. 利用者の頸部を支えて上体を起こす。
  5. 端座位の利用者の右側に立って上体を支える。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 左は麻痺側。ベッド柵は健側の右手でつかんでもらう。

2 ○ 正解 健側の右肘を支点にして起き上がってもらうのが自然な起き上がりの支援。

3 × 脚を下ろすときは健側の力を活かし、両下肢を支えて下ろす。右脚だけではない。

4 × 頸部を支えて起こすと負担が大きく危険。肩甲帯・体幹を支える。

5 × 支えるなら麻痺側(左)に立つ。

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問87
正答2

口腔ケアに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. うがいは、顔貌を整える。
  2. 歯みがきは、感染予防になる。
  3. 口腔内の乾燥は、口臭を予防する。
  4. 唾液腺マッサージは、唾液の分泌を抑える。
  5. 咀嚼機能の向上のために、タッピングを行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × うがいの目的は洗浄・保湿で、顔貌を整えることではない。

2 ○ 正解 歯みがきによる口腔内の清潔保持は、誤嚥性肺炎などの感染予防になる。

3 × 乾燥はむしろ口臭や細菌繁殖の原因。

4 × 唾液腺マッサージは分泌を促すために行う。

5 × タッピングは咀嚼機能の向上の手技ではない。

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問88
正答3

次の記述のうち、口腔ケアを実施するときの留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 実施中は、利用者に顎を上げた姿勢をとってもらう。
  2. 総義歯は、上顎から下顎の順に外してもらう。
  3. 歯みがきの前に、うがいを行ってもらう。
  4. 歯ブラシは、大きく動かして磨いてもらう。
  5. 舌ブラシは、舌先から咽頭に向かって動かしてもらう。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 顎を上げると誤嚥しやすい。軽く引いた姿勢で行う。

2 × 総義歯は下顎から外し、装着は上顎から。

3 ○ 正解 歯みがきの前にうがいをすると、食物残渣が除かれ効果的に磨ける。

4 × 歯ブラシは小刻みに動かす。

5 × 舌ブラシは奥から手前(舌先)へ動かす。咽頭に向けると嘔吐反射・誤嚥のもと。

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問89
正答5

次の記述のうち、介護が必要な人への熱中症対策のために、介護福祉職が行う水分補給の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. のどが渇いてから、水分を取るように伝える。
  2. 水でむせるときは、ゼリーの提供を控える。
  3. 起床時は、水分摂取を控えるように伝える。
  4. 食事のときの水分は、一日の水分摂取量から除く。
  5. 汗の量が多いときは、塩分を含んだ飲み物を勧める。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 高齢者は口渇を感じにくい。渇く前からこまめに補給する。

2 × むせるときこそゼリーやとろみで安全に水分をとる工夫をする。

3 × 起床時は脱水しやすく、水分補給が大切。

4 × 食事中の水分も摂取量に含めて考える。

5 ○ 正解 発汗が多いときは水分と同時に塩分(電解質)も補給する。

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問90
正答2

Aさん(75歳、男性)は、1年前に前頭側頭型認知症(frontotemporal dementia)と診断され、現在は、認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)に入居している。若い頃から食べることが好きである。現在、咀嚼や嚥下機能の低下はなく、スプーンを使い、自分で食べている。最近、飲み込む前に次々と食べ物を口に入れることが増えた。

次の記述のうち、Aさんの現在の状態に合わせた食事の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 取っ手つきのコップを準備する。
  2. 食器に少量ずつ盛りつけて提供する。
  3. すべての料理をテーブルの上に並べる。
  4. 大きなスプーンに変更する。
  5. 手で持って食べられる物を準備する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × コップの工夫は詰め込み食べの対策にならない。

2 ○ 正解 少量ずつ盛って提供すれば、一度に口に入れる量を抑えられる。

3 × すべて並べると次々に口に運んでしまう。

4 × 大きいスプーンは一口量を増やし逆効果。

5 × 手づかみ食は詰め込みを防げない。

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問91
正答2

次の記述のうち、パーキンソン病(Parkinson disease)で上肢の震えはあるが、自力摂取が可能な利用者の食事の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 食事後に口腔内のアイスマッサージを行う。
  2. 片側の縁が高くなっている皿を準備する。
  3. 上半身を後ろに20度程度倒すように伝える。
  4. 食器の置いてある位置を説明する。
  5. 踵を床から浮かすように伝える。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × アイスマッサージは嚥下反射を促す手技で、震えへの対応ではない。

2 ○ 正解 縁が高い皿(すくいやすい食器)なら、震えがあっても自力ですくいやすい。

3 × 後傾姿勢は誤嚥しやすい。

4 × 位置の説明は視覚障害への支援。

5 × 踵を浮かせると姿勢が不安定になる。足底は床につける。

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問92
正答3

次の記述のうち、入浴の作用を生かした、高齢者への入浴の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 食事は、入浴直前に摂取する。
  2. 高血圧の人には、42℃以上の湯につかってもらう。
  3. 浴槽の中では、関節運動を促す。
  4. 心疾患(heart disease)のある人には、肩まで湯につかってもらう。
  5. 個浴の浴槽内では、足を浮かせてもらう。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 食事直後の入浴は消化を妨げる。食後すぐは避ける。

2 × 高血圧の人に42℃以上の高温浴は血圧変動の危険。

3 ○ 正解 浮力で身体が軽くなる浴槽内は、関節運動を促すよい機会になる。

4 × 心疾患のある人は心臓に負担のかかる肩までの入浴を避け、半身浴などにする。

5 × 浴槽内で足を浮かせると姿勢が不安定になり危険。

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問93
正答5

次の記述のうち、下肢筋力が低下して介護を必要とする人の入浴に適した環境として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 浴室の入口は開き戸にする。
  2. 床から浴槽の縁までの高さは20cmにする。
  3. 縦に長く、浅めの洋式の浴槽にする。
  4. 浴槽の縁の幅は20cmにする。
  5. 浴槽への出入りのために、水平および垂直の手すりを設置する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 開き戸は出入りの妨げになりやすい。引き戸が適する。

2 × 床から浴槽の縁までの高さは40cm程度が出入りしやすい。20cmでは低すぎて立ち座りの負担が大きい。

3 × 縦長で浅い洋式は身体が沈み込み、姿勢保持が難しい。和洋折衷が適する。

4 × 縁の幅が広すぎるとまたぎにくい。10cm程度が目安。

5 ○ 正解 出入りの動作に合わせ、水平・垂直の手すりを設置する。

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問94
正答5

次の記述のうち、体調不良で入浴できない片麻痺の利用者に対して、ベッド上で行う全身清拭の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 清拭時は、窓を開けて行う。
  2. 洗面器には、40℃程度のお湯を準備する。
  3. 最初に、腹部から清拭する。
  4. 背部は、患側を下にした側臥位にして拭く。
  5. 蒸しタオルで拭いた後は、乾いたタオルで水分を拭き取る。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 保温のため窓は閉め、室温を整えて行う。

2 × 洗面器の湯は50〜55℃程度を準備する(タオルが冷めるため)。40℃では低い。

3 × 顔や末梢から始めるのが基本。腹部からではない。

4 × 背部を拭くときは健側を下にした側臥位にする。患側を下にしない。

5 ○ 正解 蒸しタオルで拭いた後は乾いたタオルで水分を拭き取り、冷えを防ぐ。

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問95
正答1

次のうち、同居の高齢者におむつを使用する家族介護者に対する、介護福祉職の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「使用する本人の羞恥心に気を配りましょう」
  2. 「尿失禁を防ぐことができます」
  3. 「尿量を気にせずに、1日中同じおむつを使うことができます」
  4. 「おむつを着けると、安心して排泄ができます」
  5. 「家族の都合に合わせて、おむつを使いましょう」
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 おむつは羞恥心を伴う。本人の尊厳・羞恥心への配慮を最優先に伝える。

2 × おむつは失禁を「防ぐ」ものではない。

3 × 1日中同じおむつは皮膚障害や感染のもと。こまめに確認して交換する。

4 × 「安心して排泄できる」とは限らず、安易な使用は自立を損なう。

5 × 家族の都合を基準にした使用は本人本位に反する。

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問96
正答3

次の記述のうち、ポータブルトイレを使用するときの排泄の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ポータブルトイレの下に新聞紙を敷く。
  2. ベッドで臥床している状態で、ズボンや下着をおろす。
  3. ポータブルトイレには、前かがみになって座ってもらう。
  4. 排泄が終わるまで、ポータブルトイレの後ろに立って待つ。
  5. 排泄後の陰部の清拭は、ベッドの上で行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 新聞紙はすべりやすく転倒の危険。専用マット等を使う。

2 × 着脱は立位または座位で行う。臥床のままでは不自然で危険。

3 ○ 正解 前かがみ(前傾)の姿勢は腹圧がかかり、排泄しやすい。

4 × そばで立って待たれると落ち着かない。声の届く場所で待ち、プライバシーを守る。

5 × 陰部の清拭はポータブルトイレ上で済ませられる。ベッドに戻す必要はない。

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問97
正答5

次の記述のうち、介護福祉職が行うことのできる、坐薬(座薬)を用いた介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 膣から挿入する坐薬(座薬)が扱える。
  2. 坐薬(座薬)は、あたたかな場所で保管する。
  3. 坐薬(座薬)は、とがっていない方から挿入する。
  4. 腹部に力を入れるよう促しながら、坐薬(座薬)を挿入する。
  5. 下剤以外の坐薬(座薬)挿入は、先に排泄を済ませてから行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 膣坐薬は介護職には認められていない(浣腸・坐薬は条件付きの範囲)。

2 × 坐薬は溶けやすいため冷所で保管する。

3 × とがった方から挿入する。

4 × 腹部に力が入ると入りにくい。口呼吸で力を抜いてもらう。

5 ○ 正解 下剤以外の坐薬は、排泄で出てしまわないよう先に排泄を済ませてから挿入する。

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問98
正答1

次の記述のうち、調理における基本調味料の効果や使い方として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 砂糖は、塩より先に入れると、食物に甘みが浸透しやすくなる。
  2. 塩は、食物のうま味を増し、照りを出す。
  3. 酢は、食物の水分を引き出し、保存性を高める。
  4. しょうゆは、食物のくさみを抜き、肉を柔らかくする。
  5. みそは、味付けの最初に入れると、特有の香りが逃げない。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 分子の大きい砂糖は浸透しにくいため、塩より先に入れる(さしすせその順)。

2 × うま味を増し照りを出すのは砂糖・みりんの働き。

3 × 水分を引き出して保存性を高めるのは塩の働き。

4 × くさみを抜き肉を柔らかくするのは酒・しょうがなど。しょうゆの説明ではない。

5 × みそは香りが飛ばないよう最後に入れる。

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問99
正答4

食品の保存に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 賞味期限の切れた未開封の缶詰は、すぐに廃棄する。
  2. ウインナーには、消費期限が記載されている。
  3. 前日調理して常温保存した肉入りカレーは、再加熱する。
  4. りんごを冷蔵庫で保存するときは、ビニール袋に入れて密封する。
  5. 冷凍食品は、一度解凍しても再冷凍すれば長期間の保存が可能である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 賞味期限はおいしく食べられる目安。切れてもすぐ廃棄の必要はない。

2 × ウインナーに記載されるのは賞味期限。

3 × 肉入りカレーの常温保存はウェルシュ菌が増殖しやすく、再加熱でも危険。廃棄が基本。

4 ○ 正解 りんごはエチレンガスで他の食品の熟成を進めるため、袋に密封して冷蔵する。

5 × 一度解凍した冷凍食品の再冷凍は品質・衛生上不可。

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問100
正答5

次の記述のうち、衣類の保管方法として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 衣装ケースで保管するときは、たたんだ衣類の下に防虫剤を入れる。
  2. ドライクリーニング後の衣類は、ビニールを外さずに保管する。
  3. 汚れのひどい衣類は、介護福祉職の判断で廃棄する。
  4. 湿気を含んだ衣類は、たたんで引き出しに保管する。
  5. 絹製品は、タンスの上部に保管する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 防虫剤の成分は空気より重く、衣類の上に置く。

2 × ビニールは湿気がこもりカビの原因。外して保管する。

3 × 衣類の処分は本人の判断。介護福祉職が勝手に廃棄しない。

4 × 湿気を含んだまましまうとカビ・臭いのもと。乾かしてから収納する。

5 ○ 正解 湿気は下にたまるため、湿気に弱い絹製品はタンスの上部に保管する。

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問101
正答4

次の記述のうち、介護の現場で行うベッドメイキングとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 居室の窓は、閉めて行う。
  2. キャスターのあるベッドは、ストッパーを外す。
  3. シーツの中心線を、マットレスの端に合わせる。
  4. シーツをマットレスの下に入れるときは、手掌を下にする。
  5. シーツ交換は、両膝を伸ばしたままで行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × ほこりが立つため窓を開けて換気しながら行う。

2 × キャスターのストッパーはかけて固定する。

3 × シーツの中心線はマットレスの中心に合わせる。

4 ○ 正解 シーツをマットレスの下に入れるときは手掌を下に向けると、シーツが整い手も傷めない。

5 × 膝を曲げて重心を落として行う。伸ばしたままは腰を痛める。

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問102
正答1

Bさん(90歳、女性、要介護3)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)があり、介護老人福祉施設に入所している。テレビを見ることが好きで、日中はお茶を飲みながら、テレビを見て過ごすことが日課である。1週間前からBさんは、夜中に目が覚めたり、3時ごろに起きたりと、不眠が続いている。2時間ほどしか寝ていない日もある。ある日、Bさんは、「昼間、眠くてしかたがない。からだがだるい」と介護福祉職に話した。

次の記述のうち、Bさんに安眠を促すための介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 午前中、太陽の光を浴びることを勧める。
  2. 昼間眠いときは、1時間以上の昼寝を勧める。
  3. 夕食後、すぐに寝ることを勧める。
  4. 寝る前に、介護福祉職の判断で睡眠薬を勧める。
  5. 夜眠れないときは、居室でテレビを見ることを勧める。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 午前中に太陽の光を浴びると体内時計が整い、夜の睡眠につながる。

2 × 長い昼寝は夜の睡眠を妨げる。昼寝は午後早めに20〜30分程度。

3 × 夕食後すぐの就寝はかえって睡眠の質を下げ、夜中の覚醒を招く。

4 × 睡眠薬を介護福祉職の判断で勧めてはならない。

5 × 夜のテレビは光の刺激で覚醒を強める。

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問103
正答5

終末期の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 決まった時間に食事を提供する。
  2. 部屋の換気は控えるようにする。
  3. 無反応のときは無言で静かに介護を行う。
  4. 呼吸困難時は、顎を下げて頭部を前屈させた仰臥位(背臥位)にする。
  5. せん妄によって話のつじつまが合わないときは、否定せずに受け止める。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 終末期は本人の状態と希望に合わせて提供する。時間の固定にこだわらない。

2 × 換気は行い、心地よい環境を整える。

3 × 反応がなくても聴覚は保たれているとされ、声をかけながら介護する。

4 × 呼吸困難時は起座位・セミファーラー位など呼吸しやすい姿勢にする。仰臥位で前屈は苦しい。

5 ○ 正解 せん妄で話が合わなくても、否定せずに受け止める。

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問104
正答4

次のうち、キューブラー・ロス(Kubler-Ross, E.)が提唱した終末期にある人の死の受容過程のうち、「死は避けられないと知り、さまざまな喪失感を抱く段階」に該当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 否認
  2. 怒り
  3. 取り引き
  4. 抑うつ
  5. 受容
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 否認は「死を認めない」段階。

2 × 怒りは「なぜ自分が」という段階。

3 × 取り引きは延命を願って何かにすがる段階。

4 ○ 正解 死を避けられないと知り、喪失感を抱くのが抑うつの段階。

5 × 受容は死を受け入れる段階。

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問105
正答2

Cさん(58歳、男性)は、アテトーゼ型(athetosis)の脳性麻痺(cerebral palsy)がある。腕、脚、体幹の筋肉は不随意的にゆっくりと動くことが多く、手指を細かく動かすことは難しい。言葉をはっきり発音することが困難であるが、音の聞き取りはできる。

次のうち、Cさんが使用している情報・意思疎通支援用具として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 福祉電話
  2. 携帯用会話補助装置
  3. 人工喉頭
  4. 助聴器
  5. 点字器
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 福祉電話は通話のための給付用具で、Cさんの発音の困難を補う説明にならない。

2 ○ 正解 携帯用会話補助装置は、文字やシンボルを入力して音声・文字で伝える用具。構音が難しいCさんの意思疎通を支援する。

3 × 人工喉頭は喉頭摘出者の発声を補う用具。

4 × 助聴器は聞こえを補う用具。聞き取りはできている。

5 × 点字器は視覚障害者の筆記用具。

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科目群 10

介護過程

問106〜113・8問
公式問題PDF:介護過程 →
問106
正答2

次の記述のうち、介護過程を展開する目的として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 家族が抱える生活課題の解決
  2. 個別ケアに基づく利用者の自立支援
  3. 介護福祉職の職業倫理の向上
  4. 利用者と家族の信頼関係の構築
  5. 介護福祉職と他職種の連携の促進
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 対象は利用者本人。家族の課題解決が目的ではない。

2 ○ 正解 介護過程の目的は、個別ケアを通した利用者の自立支援と生活の質の向上。

3 × 職業倫理の向上は目的ではない。

4 × 信頼関係は基盤であって目的ではない。

5 × 他職種連携は手段。

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問107
正答2

生活課題に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 家族の立場から検討する。
  2. 利用者のニーズを判断の基盤にする。
  3. 利用者の要望を1つに集約する。
  4. 介護福祉職の主観を尊重する。
  5. 生命の危機よりも利用者の意向を優先する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 検討の立場は利用者本人。

2 ○ 正解 生活課題は利用者のニーズを判断の基盤として明確化する。

3 × 要望を1つに集約するのではなく、優先順位をつけて整理する。

4 × 介護福祉職の主観ではなく客観的な根拠に基づく。

5 × 生命の安全は最優先。意向より下位にはならない。

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問108
正答3

次の記述のうち、介護過程の展開における評価の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 他の利用者と比較して評価する。
  2. 短期目標の評価によって、介護過程の展開を終了する。
  3. 目標の達成状況を評価する。
  4. 介護計画の実施後に評価日を検討する。
  5. 介護計画を修正した場合は、評価を省略する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 評価は本人の目標に対して行う。他者との比較ではない。

2 × 短期目標を評価しても、必要に応じて計画は続く。終了ではない。

3 ○ 正解 評価とは、設定した目標の達成状況を確認すること。

4 × 評価日は計画立案の時点で決めておく。

5 × 修正後も評価は必ず行う。

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問109
正答5

次のうち、介護保険制度のサービス担当者会議におけるサービス提供責任者の役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 会議の主催
  2. 居宅サービス計画の原案の説明
  3. 他職種が実施したサービス内容の評価
  4. 訪問介護計画の作成に要した時間の報告
  5. 訪問介護計画の作成に必要な情報の確認
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × サービス担当者会議の主催は介護支援専門員。

2 × 居宅サービス計画の原案の説明も介護支援専門員。

3 × 他職種のサービス評価はサ責の役割ではない。

4 × 作成に要した時間の報告は意味がない。

5 ○ 正解 サービス提供責任者は、訪問介護計画の作成に必要な情報をこの会議で確認する。

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問110
正答5
事例文を読む(問題110〜問題111共通)

次の事例を読んで、問題110、問題111について答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(78歳、男性、要介護1)は、一人暮らしで、脳梗塞(cerebral infarction)を発症し入院した。その後、リハビリテーションを経て、自宅に戻った。利き手の右手に麻痺が残ったため、左手を使った調理の自立を目的に、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用することになった。サービス利用時は、訪問介護員(ホームヘルパー)の協力を得ながら、孫からプレゼントされた包丁を使って、調理に取り組んでいた。

ある日、好物の牛肉をうまく押さえることができず、切ることができなかった。すると、Aさんは包丁を置き、部屋で横になってしまった。心配した訪問介護員(ホームヘルパー)が声をかけ、バイタルサインを確認したところ変化はなかった。Aさんは、「右手が思うように動いてくれない。悔しい。でも、もう一度ひとりで作れるようになりたい」と話した。

次の日、Aさんは、「今日も手伝って」と訪問介護員(ホームヘルパー)に話した。

調理中にAさんが包丁を置き、部屋で横になってしまった行動に対する解釈として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 体調不良による休憩
  2. 食材に対する不満
  3. 調理に対する興味の喪失
  4. 包丁に対する不満
  5. 調理がうまくできないことに対する苛立ち
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × バイタルサインに変化はなく、体調不良ではない。

2 × 食材への不満の描写はない。

3 × 「もう一度ひとりで作れるようになりたい」と話しており、興味は失っていない。

4 × 包丁への不満ではない。

5 ○ 正解 「悔しい」という言葉のとおり、うまくできないことへの苛立ちの表れ。

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問111
正答4
事例文を読む(問題110〜問題111共通)

次の事例を読んで、問題110、問題111について答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(78歳、男性、要介護1)は、一人暮らしで、脳梗塞(cerebral infarction)を発症し入院した。その後、リハビリテーションを経て、自宅に戻った。利き手の右手に麻痺が残ったため、左手を使った調理の自立を目的に、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用することになった。サービス利用時は、訪問介護員(ホームヘルパー)の協力を得ながら、孫からプレゼントされた包丁を使って、調理に取り組んでいた。

ある日、好物の牛肉をうまく押さえることができず、切ることができなかった。すると、Aさんは包丁を置き、部屋で横になってしまった。心配した訪問介護員(ホームヘルパー)が声をかけ、バイタルサインを確認したところ変化はなかった。Aさんは、「右手が思うように動いてくれない。悔しい。でも、もう一度ひとりで作れるようになりたい」と話した。

次の日、Aさんは、「今日も手伝って」と訪問介護員(ホームヘルパー)に話した。

訪問介護計画の修正を目的としたカンファレンスで、訪問介護員(ホームヘルパー)が提案する内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 訪問介護員(ホームヘルパー)による調理の代行
  2. 担当する訪問介護員(ホームヘルパー)の交代
  3. 配食サービスの利用
  4. 調理に関する福祉用具の活用
  5. 訪問回数の削減
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 代行は「ひとりで作れるようになりたい」という目標に反する。

2 × ヘルパーの交代で解決する課題ではない。

3 × 配食サービスも調理の自立という目標に反する。

4 ○ 正解 片手でも食材を固定できる自助具など、調理に関する福祉用具の活用が目標に沿う提案。

5 × 訪問回数の削減は支援の後退。

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問112
正答4
事例文を読む(問題112〜問題113共通)

次の事例を読んで、問題112、問題113について答えなさい。

〔事 例〕

Bさん(42歳、女性、障害支援区分3)は、知的障害があり、母親と二人暮らしである。日中は生活介護事業所に通っている。日常生活動作の一部に見守りが必要である。個別支援計画の短期目標を、「見守りのもと、トイレで排泄ができる」としている。

しかし、最近、排泄のときに下着やズボンを汚してしまい、それをほかの利用者にからかわれ、しばらく一人でいる様子があったと生活支援員から申し送りがあった。

ある日、事業所長が話しかけると、Bさんは、「トイレで失敗したら恥ずかしい」と元気なく話した。母親からも電話で、「これからは紙おむつを使うように勧めているのだけど、使いたくないとBは話している」とサービス管理責任者に連絡があった。

次のうち、Bさんがしばらく一人でいた様子を理解するために必要な情報として、最も優先すべきものを1つ選びなさい。

  1. サービス管理責任者との関係
  2. 生活支援員との関係
  3. 事業所長との関係
  4. ほかの利用者との関係
  5. 母親との関係
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × サービス管理責任者との関係は場面に直接関係しない。

2 × 生活支援員との関係も中心ではない。

3 × 事業所長との関係でもない。

4 ○ 正解 からかわれた相手=ほかの利用者との関係の情報が、一人でいた様子の理解に最優先。

5 × 母親との関係はおむつの話題の背景ではあるが、この場面の優先ではない。

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問113
正答1
事例文を読む(問題112〜問題113共通)

次の事例を読んで、問題112、問題113について答えなさい。

〔事 例〕

Bさん(42歳、女性、障害支援区分3)は、知的障害があり、母親と二人暮らしである。日中は生活介護事業所に通っている。日常生活動作の一部に見守りが必要である。個別支援計画の短期目標を、「見守りのもと、トイレで排泄ができる」としている。

しかし、最近、排泄のときに下着やズボンを汚してしまい、それをほかの利用者にからかわれ、しばらく一人でいる様子があったと生活支援員から申し送りがあった。

ある日、事業所長が話しかけると、Bさんは、「トイレで失敗したら恥ずかしい」と元気なく話した。母親からも電話で、「これからは紙おむつを使うように勧めているのだけど、使いたくないとBは話している」とサービス管理責任者に連絡があった。

Bさんについて、個別支援会議が開催され、短期目標を、「排泄の自立(下着を汚さずに排泄する)(3か月)」とした。次の記述のうち、Bさんの短期目標を実現するために生活支援員がとる対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 定期的に、手順を理解できているか一緒に確認する。
  2. 自宅で排泄を済ませ、事業所で排泄しないように助言する。
  3. 母親の要望であると伝え、紙おむつを使うように助言する。
  4. ポータブルトイレを設置し、そこで排泄をするように誘導する。
  5. 排泄に関する行為を、全介助にする。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 排泄の手順を理解できているか、定期的に一緒に確認するのが目標達成への具体的支援。

2 × 事業所で排泄しないよう助言するのは課題の回避。

3 × 本人が使いたくない紙おむつを母親の名で勧めるのは意思の無視。

4 × ポータブルトイレは「トイレで排泄」という目標に合わない。

5 × 全介助は自立の目標と正反対。

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科目群 11

総合問題

問114〜125・12問
公式問題PDF:総合問題 →
問114
正答3
事例文を読む(問題114〜問題116共通)

(総合問題1)次の事例を読んで、問題114から問題116までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(70歳、男性)は、妻と二人で暮らしている。旅行や釣りが趣味で、会社員として勤務していたころは、活動的な生活を送っていた。66歳のときにパーキンソン病(Parkinson disease)と診断されたが、内服治療が開始され、症状はあまり気にならなかった。1年前から顔の表情が乏しくなり、歩行開始時に、はじめの一歩が出にくくなった。3か月前からは、歩き始めると方向転換が難しく、急に止まることができないことがある。

Aさんは、今後の生活について相談するために、地域包括支援センターに行った。センターで対応してくれたB主任介護支援専門員は、介護福祉士としての実務経験が豊富だった。Aさんは信頼して、気になっていたことをすべて話すことができた。Aさんは、要介護認定を申請することを勧められ、後日、市役所に行き、要介護認定の申請を行った。

現在のAさんの症状に該当するホーエン・ヤール重症度分類として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ステージⅠ
  2. ステージⅡ
  3. ステージⅢ
  4. ステージⅣ
  5. ステージⅤ
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × ステージⅠは片側のみの症状で日常生活への影響が軽い段階。

2 × ステージⅡは両側の症状はあるが姿勢反射障害はない段階。

3 ○ 正解 方向転換の不安定・突進(止まれない)は姿勢反射障害で、ステージⅢに該当する。

4 × ステージⅣは起立・歩行に介助が必要になる段階。

5 × ステージⅤは車いす・寝たきりの段階。

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問115
正答2
事例文を読む(問題114〜問題116共通)

(総合問題1)次の事例を読んで、問題114から問題116までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(70歳、男性)は、妻と二人で暮らしている。旅行や釣りが趣味で、会社員として勤務していたころは、活動的な生活を送っていた。66歳のときにパーキンソン病(Parkinson disease)と診断されたが、内服治療が開始され、症状はあまり気にならなかった。1年前から顔の表情が乏しくなり、歩行開始時に、はじめの一歩が出にくくなった。3か月前からは、歩き始めると方向転換が難しく、急に止まることができないことがある。

Aさんは、今後の生活について相談するために、地域包括支援センターに行った。センターで対応してくれたB主任介護支援専門員は、介護福祉士としての実務経験が豊富だった。Aさんは信頼して、気になっていたことをすべて話すことができた。Aさんは、要介護認定を申請することを勧められ、後日、市役所に行き、要介護認定の申請を行った。

要介護認定を申請してから2週間が経過した。Aさんは要介護認定の認定結果が届かないことが気になった。そこで、以前に対応してくれたB主任介護支援専門員に電話で相談した。

次のうち、B主任介護支援専門員の応答として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「次の受診時に主治医に相談しましょう」
  2. 「通常1か月程度かかるので、あと2週間くらい待ってみましょう」
  3. 「以前に自宅に来てくれた認定調査員に相談しましょう」
  4. 「念のためにもう一度要介護認定を申請してください」
  5. 「通常であれば認定結果は出ていると思います」
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 認定結果の相談は主治医の役割ではない。

2 ○ 正解 要介護認定の結果通知は申請から原則30日以内。「通常1か月程度かかる」と伝えて待ってもらうのが適切。

3 × 認定調査員は結果を伝える立場にない。

4 × 再申請の必要はない。

5 × 「出ていると思う」は誤った案内。

出典: 公式PDFで原本を見る(総合問題)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問116
正答1
事例文を読む(問題114〜問題116共通)

(総合問題1)次の事例を読んで、問題114から問題116までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(70歳、男性)は、妻と二人で暮らしている。旅行や釣りが趣味で、会社員として勤務していたころは、活動的な生活を送っていた。66歳のときにパーキンソン病(Parkinson disease)と診断されたが、内服治療が開始され、症状はあまり気にならなかった。1年前から顔の表情が乏しくなり、歩行開始時に、はじめの一歩が出にくくなった。3か月前からは、歩き始めると方向転換が難しく、急に止まることができないことがある。

Aさんは、今後の生活について相談するために、地域包括支援センターに行った。センターで対応してくれたB主任介護支援専門員は、介護福祉士としての実務経験が豊富だった。Aさんは信頼して、気になっていたことをすべて話すことができた。Aさんは、要介護認定を申請することを勧められ、後日、市役所に行き、要介護認定の申請を行った。

最近、Aさんは急に体の動きが悪くなる時間帯があり、不安を感じた。そこでAさんは、週に2回利用している訪問介護員(ホームヘルパー)に相談した。相談を受けた訪問介護員(ホームヘルパー)はAさんに、日々の症状の変化とその時間、さらにもう一点をメモして、医師に伝えるようにと助言した。

日々の症状の変化とその時間に加えて、Aさんが医師に伝える内容として、最も優先度の高いものを1つ選びなさい。

  1. 服薬の時間
  2. 起床の時間
  3. 食事の時間
  4. 排便の時間
  5. 入浴の時間
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 症状の変動(ウェアリング・オフ)は服薬時間との関係が重要。服薬の時間を記録して医師に伝える。

2 × 起床時間より服薬との関係が優先。

3 × 食事時間も参考にはなるが最優先ではない。

4 × 排便時間は直接関係しない。

5 × 入浴時間も優先情報ではない。

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問117
正答2
事例文を読む(問題117〜問題119共通)

(総合問題2)次の事例を読んで、問題117から問題119までについて答えなさい。

〔事 例〕

Cさん(90歳、女性)は、動物好きで長年ペットのオウムを飼っている。5年前に夫が亡くなったときも、ペットが大きな心の支えになった。2年前、身体の衰えから買物や調理などの家事が難しくなり、一人暮らしが困難になったので、ペットと入所できる健康型有料老人ホームに入所した。

最近Cさんは、毎週楽しみにしていたレクリエーションがある曜日や時間を忘れてしまう、トイレの場所がわからず失禁するなどの症状が繰り返し生じるようになってきた。心配した娘がCさんと病院を受診したところ、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断を受けた。

健康型有料老人ホームでは対応が困難になってきたため、心配した娘はCさんが入所できる施設に移ることを検討し始めた。

次のうち、最近のCさんの症状に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 妄想
  2. 見当識障害
  3. 失語
  4. 遂行機能障害
  5. 観念失行
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 妄想の描写はない。

2 ○ 正解 曜日や時間が分からない・トイレの場所が分からないのは見当識障害。

3 × 言葉の障害(失語)の描写はない。

4 × 段取りの障害(遂行機能)の描写ではない。

5 × 観念失行は道具の使い方が分からなくなる症状。

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問118
正答1
事例文を読む(問題117〜問題119共通)

(総合問題2)次の事例を読んで、問題117から問題119までについて答えなさい。

〔事 例〕

Cさん(90歳、女性)は、動物好きで長年ペットのオウムを飼っている。5年前に夫が亡くなったときも、ペットが大きな心の支えになった。2年前、身体の衰えから買物や調理などの家事が難しくなり、一人暮らしが困難になったので、ペットと入所できる健康型有料老人ホームに入所した。

最近Cさんは、毎週楽しみにしていたレクリエーションがある曜日や時間を忘れてしまう、トイレの場所がわからず失禁するなどの症状が繰り返し生じるようになってきた。心配した娘がCさんと病院を受診したところ、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断を受けた。

健康型有料老人ホームでは対応が困難になってきたため、心配した娘はCさんが入所できる施設に移ることを検討し始めた。

娘はCさんの病状を心配して、「お父さんが残してくれた貯金があるから、もっとお母さんのお世話をしてくれる施設に移ろう」と提案した。Cさんは、「ペットと一緒に暮らせなくなるのは嫌だ」とつぶやき、うつむいた。困った娘は健康型有料老人ホームの介護福祉士に相談した。

次のうち、娘への介護福祉士の応答として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「Cさんがペットを大事にしている意思を尊重してはいかがですか」
  2. 「Cさんが新しい施設に行くことが最優先です」
  3. 「あなたの意向を優先してはいかがですか」
  4. 「Cさんがペットを飼うことは優先度の高いニーズとは言えません」
  5. 「Cさんが新しい施設に行くことを受け入れるように説得してください」
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 「ペットと暮らしたい」というCさんの意思の尊重を促す応答が適切。

2 × 転居を最優先と決めつけ、本人の意思を置き去りにしている。

3 × 娘の意向の優先を勧めるのは本人本位に反する。

4 × ペットはCさんの心の支えであり、ニーズとして軽視できない。

5 × 説得の依頼は意思決定支援の放棄。

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問119
正答5
事例文を読む(問題117〜問題119共通)

(総合問題2)次の事例を読んで、問題117から問題119までについて答えなさい。

〔事 例〕

Cさん(90歳、女性)は、動物好きで長年ペットのオウムを飼っている。5年前に夫が亡くなったときも、ペットが大きな心の支えになった。2年前、身体の衰えから買物や調理などの家事が難しくなり、一人暮らしが困難になったので、ペットと入所できる健康型有料老人ホームに入所した。

最近Cさんは、毎週楽しみにしていたレクリエーションがある曜日や時間を忘れてしまう、トイレの場所がわからず失禁するなどの症状が繰り返し生じるようになってきた。心配した娘がCさんと病院を受診したところ、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断を受けた。

健康型有料老人ホームでは対応が困難になってきたため、心配した娘はCさんが入所できる施設に移ることを検討し始めた。

Cさんと娘は介護福祉士と相談し、希望に沿った施設を見つけることができた。

次のうち、Cさんが入所する施設として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 経過的軽費老人ホーム(B型)
  2. 介護医療院
  3. 介護老人保健施設
  4. 養護老人ホーム
  5. 介護付有料老人ホーム
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 経過的軽費老人ホームは自立度の高い人向けで、新規の受け皿でもない。

2 × 介護医療院は長期の医療・介護が必要な人向け。

3 × 介護老人保健施設は在宅復帰を目指す中間施設。

4 × 養護老人ホームは環境・経済的理由による措置入所の施設。

5 ○ 正解 介護付有料老人ホーム(特定施設)なら介護を受けながら生活でき、ペット可の施設も選べる。

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問120
正答1
事例文を読む(問題120〜問題122共通)

(総合問題3)次の事例を読んで、問題120から問題122までについて答えなさい。

〔事 例〕

Dさん(男性、障害支援区分4)は、ベッカー型筋ジストロフィー(Becker muscular dystrophy)である。自宅で家族と生活をしている。Dさんは、食事は自立しているが、排泄、入浴に介護が必要である。歩行はできず、移動は電動車いすを使用している。絵を描くことが趣味であり、日中は創作活動に取り組んでいる。

これまでDさんは自宅で家族の介護を受けながら生活してきたが、Dさんの身体機能の低下に伴い、家族の介護負担が増えたため、居宅介護を利用することになった。

Dさんの疾患で生じる病態として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 筋線維の変性
  2. 運動神経の変性
  3. 網膜の変性
  4. 自己免疫の低下
  5. 脳細胞の変性
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 筋ジストロフィーは筋線維の変性・壊死により筋力が低下する疾患。

2 × 運動神経の変性はALSなどの疾患。

3 × 網膜の変性は網膜色素変性症など。

4 × 自己免疫の異常による疾患ではない。

5 × 脳細胞の変性による疾患ではない。

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問121
正答2
事例文を読む(問題120〜問題122共通)

(総合問題3)次の事例を読んで、問題120から問題122までについて答えなさい。

〔事 例〕

Dさん(男性、障害支援区分4)は、ベッカー型筋ジストロフィー(Becker muscular dystrophy)である。自宅で家族と生活をしている。Dさんは、食事は自立しているが、排泄、入浴に介護が必要である。歩行はできず、移動は電動車いすを使用している。絵を描くことが趣味であり、日中は創作活動に取り組んでいる。

これまでDさんは自宅で家族の介護を受けながら生活してきたが、Dさんの身体機能の低下に伴い、家族の介護負担が増えたため、居宅介護を利用することになった。

この問題は、視覚素材問題です。

Dさんのジェノグラムが示されています。

ジェノグラムに示されていることを説明します。

Dさん男性は、結婚し息子と3人で暮らしている。

Dさんの兄は独身である。

Dさんは、母親と一緒に暮らしていない。

Dさんの父親は、死亡している。

Dさんの妻は一人娘で、両親は生存している。

問題 E居宅介護事業所に勤務するF介護福祉職は、Dさん宅を初回訪問するにあたりフェイスシートのジェノグラムを確認した。

以下のジェノグラムからF介護福祉職が把握した内容として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. Dさんは、Dさんの母親と同居している。
  2. Dさんには息子がいる。
  3. Dさんの兄は結婚している。
  4. Dさんの父親は生存している。
  5. Dさんの妻には兄弟姉妹がいる。

※当サイト注 本問は図(ジェノグラム)を用いた視覚素材問題です。冒頭の説明文は、試験センターが音声読み上げ用に公表した図の説明です。図そのものは公式PDFをご確認ください。

あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × ジェノグラムの説明より、Dさんは母親と一緒に暮らしていない。

2 ○ 正解 Dさんは結婚し、息子と3人で暮らしている=息子がいる。

3 × Dさんの兄は独身。

4 × Dさんの父親は死亡している。

5 × 妻は一人娘で、兄弟姉妹はいない。

出典: 公式PDFで原本を見る(総合問題)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問122
正答3
事例文を読む(問題120〜問題122共通)

(総合問題3)次の事例を読んで、問題120から問題122までについて答えなさい。

〔事 例〕

Dさん(男性、障害支援区分4)は、ベッカー型筋ジストロフィー(Becker muscular dystrophy)である。自宅で家族と生活をしている。Dさんは、食事は自立しているが、排泄、入浴に介護が必要である。歩行はできず、移動は電動車いすを使用している。絵を描くことが趣味であり、日中は創作活動に取り組んでいる。

これまでDさんは自宅で家族の介護を受けながら生活してきたが、Dさんの身体機能の低下に伴い、家族の介護負担が増えたため、居宅介護を利用することになった。

Dさんが居宅介護を利用してから数年が経過し、Dさんの身体機能は徐々に低下して、着替えに時間がかかるようになった。Dさんは自分のことはできるだけ自分で行いたいという思いがあり、時間がかかっても自分で着替えをしていた。

ある日、DさんはF介護福祉職に、「着替えをすると疲れてしまい、絵を描くことができない」とつぶやいた。F介護福祉職は、「着替えは私たちや家族の介護を利用して、Dさんは好きな絵を描いたらいいのではないですか」と伝えた。その後、Dさんは介護福祉職と家族の介護を利用して、短時間で着替えを済ませ、絵を描くことに専念できるようになった。

F介護福祉職が発言した自立観を示した人物として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ヴィクトール・フランクル(Frankl, V.)
  2. バンク-ミケルセン(Bank-Mikkelsen, N.)
  3. エド・ロバーツ(Roberts, E.)
  4. フェリックス・バイステック(Biestek, F.)
  5. ミルトン・メイヤロフ(Mayeroff, M.)
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × フランクルは生きる意味を問うロゴセラピーの創始者。

2 × バンク-ミケルセンはノーマライゼーションの提唱者。

3 ○ 正解 「介助を利用して自分のやりたいことに時間を使う」自立観は、自立生活運動(IL運動)を主導したエド・ロバーツの考え方。

4 × バイステックはケースワークの7原則。

5 × メイヤロフは「ケアの本質」の著者。

出典: 公式PDFで原本を見る(総合問題)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問123
正答4
事例文を読む(問題123〜問題125共通)

(総合問題4)次の事例を読んで、問題123から問題125までについて答えなさい。

〔事 例〕

Gさん(38歳、女性)は、母親(65歳)と暮らしていた。両側性感音難聴(sensorineural hearing loss)があり、雑音がある場所では話を聞き取りにくい。相手の口の動きや表情から会話の内容を理解することはできる。Gさんは、脳梗塞(cerebral infarction)を発症し、左片麻痺で車いすの生活となり、障害支援区分4と認定された。母親による介護が難しくなったため、障害者支援施設に入所することになった。

Gさんは、写真を撮ることが好きで、施設で近くの公園に出かけたときに、介護福祉職に手伝ってもらいながら好きな風景を撮影している。Gさんは、その写真をアルバムにして、母親にプレゼントしたいと考えている。

ある日、Gさんから、「アルバムを作りたい。飾りの付け方やメッセージの書き方を教えてほしい」と相談があった。介護福祉職は、Gさんとアルバムを作ることにした。

次のうち、Gさんが施設入所支援と同時に利用している障害福祉サービスとして、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 自立生活援助
  2. 療養介護
  3. 短期入所
  4. 生活介護
  5. 居宅介護
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 自立生活援助は地域での一人暮らしを支えるサービス。

2 × 療養介護は医療機関での医療的ケアが必要な人向け。

3 × 短期入所は一時的な入所サービス。

4 ○ 正解 障害者支援施設では、施設入所支援(夜間)とあわせて日中活動として生活介護を利用するのが典型。

5 × 居宅介護は自宅で受けるサービス。

出典: 公式PDFで原本を見る(総合問題)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問124
正答1
事例文を読む(問題123〜問題125共通)

(総合問題4)次の事例を読んで、問題123から問題125までについて答えなさい。

〔事 例〕

Gさん(38歳、女性)は、母親(65歳)と暮らしていた。両側性感音難聴(sensorineural hearing loss)があり、雑音がある場所では話を聞き取りにくい。相手の口の動きや表情から会話の内容を理解することはできる。Gさんは、脳梗塞(cerebral infarction)を発症し、左片麻痺で車いすの生活となり、障害支援区分4と認定された。母親による介護が難しくなったため、障害者支援施設に入所することになった。

Gさんは、写真を撮ることが好きで、施設で近くの公園に出かけたときに、介護福祉職に手伝ってもらいながら好きな風景を撮影している。Gさんは、その写真をアルバムにして、母親にプレゼントしたいと考えている。

ある日、Gさんから、「アルバムを作りたい。飾りの付け方やメッセージの書き方を教えてほしい」と相談があった。介護福祉職は、Gさんとアルバムを作ることにした。

次のうち、Gさんの難聴の原因となっている損傷部位に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 内耳から聴神経
  2. 外耳道から中耳
  3. 耳介から中耳
  4. 耳介から外耳道
  5. 耳介
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 ○ 正解 感音難聴は内耳から聴神経にかけての障害で生じる。

2 × 外耳道から中耳の障害は伝音難聴。

3 × 耳介から中耳も伝音系。

4 × 耳介から外耳道も伝音系。

5 × 耳介のみの障害ではない。

出典: 公式PDFで原本を見る(総合問題)→ この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問125
正答5
事例文を読む(問題123〜問題125共通)

(総合問題4)次の事例を読んで、問題123から問題125までについて答えなさい。

〔事 例〕

Gさん(38歳、女性)は、母親(65歳)と暮らしていた。両側性感音難聴(sensorineural hearing loss)があり、雑音がある場所では話を聞き取りにくい。相手の口の動きや表情から会話の内容を理解することはできる。Gさんは、脳梗塞(cerebral infarction)を発症し、左片麻痺で車いすの生活となり、障害支援区分4と認定された。母親による介護が難しくなったため、障害者支援施設に入所することになった。

Gさんは、写真を撮ることが好きで、施設で近くの公園に出かけたときに、介護福祉職に手伝ってもらいながら好きな風景を撮影している。Gさんは、その写真をアルバムにして、母親にプレゼントしたいと考えている。

ある日、Gさんから、「アルバムを作りたい。飾りの付け方やメッセージの書き方を教えてほしい」と相談があった。介護福祉職は、Gさんとアルバムを作ることにした。

次の記述のうち、Gさんに介護福祉職がアルバムの作り方を説明するときに配慮することとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. Gさんの左側に座る。
  2. 閉じられた質問を用いる。
  3. 小さな声で話す。
  4. Gさんの好きな音楽を流す。
  5. 1対1で向かい合って話す。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・監修中)

1 × 両側性の難聴であり、左右の座る位置の問題ではない。

2 × 読話ができるため、閉じられた質問に限定する必要はない。

3 × 小さな声はかえって聞き取りにくい。

4 × 音楽は雑音となり、聞き取りをさらに妨げる。

5 ○ 正解 口の動きや表情から理解できるため、1対1で向かい合い、口元が見えるように話すのが適切。

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9. 医療的ケア
0/5 正解
10. 介護過程
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11. 総合問題
0/12 正解
未解答(全125問の入力で判定確定)

第37回の公式合格基準(総得点70点以上、かつ11科目群すべてで得点)に基づく参考判定です。実際の合否を保証するものではありません。合格基準・正答は社会福祉振興・試験センター公表の「合格基準及び正答について」によります。

よくある質問(合格基準・合格率)

Q. 第37回介護福祉士国家試験の合格点(合格基準)は?
A. 総得点125点に対し70点以上で、かつ11科目群すべてに得点があること。配点は1問1点です(試験センター公表)。

Q. 第37回の合格率・受験者数は?
A. 受験者75,387人・合格者58,992人で合格率78.3%。合格発表は2025年3月24日でした(試験センター公表)。

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