第37回 介護福祉士国家試験 問63
医療的ケア2025年1月26日実施合格基準 総得点70点/125点
Aさん(80歳、女性)は、脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で左片麻痺があり、介護老人保健施設に入所して在宅復帰に向けた訓練をしている。嚥下障害もあるため、経鼻経管栄養による栄養摂取をしているが、経口摂取できないことでイライラしてチューブを抜去したことがある。医師からは一時的な治療であると説明を受けて同意していた。
経管栄養中に介護福祉士が訪室すると、チューブを触りながら、「自分の口から食べたいから、このチューブを抜いてほしい。見た目も良くない」と訴えがあった。看護師に連絡し、チューブが抜けていないことを確認してもらった。
このときのAさんへの介護福祉士の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1チューブを抜かないようにAさんの右手を固定する。
- 2経管栄養が早く終わるように滴下速度を調節する。
- 3医師や看護師にAさんの思いを伝える。
- 4Aさんに胃ろうの造設を提案する。
- 5Aさんに経口摂取を提案する。
正答3
試験センターの公式PDFで原本を見る(医療的ケア)→
解説(当社作成・介護福祉士監修済み)
- ×1 手の固定は身体拘束にあたる。
- ×2 滴下速度の調節は医療職の判断で、介護福祉士が行ってはならない。
- ○3 「口から食べたい」という思いを医師・看護師に伝え、多職種で対応を検討するのが適切。
- ×4 胃ろうの提案は介護福祉士の役割を超える。
- ×5 経口摂取の可否の判断も医療職の領域。
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出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センターが公表する第37回介護福祉士国家試験の過去問題(音声読み上げ用試験問題)を、過去問題利用にあたっての留意事項等に基づき文言を変更せずに掲載しています(読み上げ用の読み仮名表記のみ除去)。正答は同センター公表の「合格基準及び正答について」によります。
※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、社会福祉振興・試験センターの見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。
監修:介護福祉士 金川真司(せと)・山本佳祐(せとリハビリステーション)・中村輝(やしまリハビリステーション)(いずれも当社勤務・この科目は監修済み)
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