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第38回 介護福祉士国家試験の解答・全問解説と自己採点

2026年1月25日実施・全125問

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監修:介護福祉士 金川真司(せと)・山本佳祐(せとリハビリステーション)・中村輝(やしまリハビリステーション)(いずれも当社勤務)。※全125問・選択肢別の解説すべてを、上記3名の介護福祉士が監修済みです(2026年9月確認完了)。解説は当社が独自に作成したもので、試験センターの見解ではありません。正答データは公式発表に基づきます。
64/125点合格基準(総得点)
11科目群すべてで得点が必要
125問1問1点

第39回介護福祉士国家試験の解答・自己採点ページも、試験当日に公開予定です。

過去問:第37回(2025年1月実施)の解答・全問解説 → 第36回(2024年1月実施) →

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科目群 1

人間の尊厳と自立・介護の基本

問1〜12・12問
公式問題PDF:人間の尊厳と自立 → 公式問題PDF:介護の基本 →
問1
正答2

社会福祉の理念を発展させた人物に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1. バンク-ミケルセン(Bank-Mikkelsen, N.)は、「ソーシャルロール・バロリゼーション(Social Role Valorization)」を提唱した。
  2. ニィリエ(Nirje, B.)は、「ノーマライゼーション(normalization)の8つの原理」を提唱した。
  3. ヴォルフェンスベルガー(Wolfensberger, W.)は、「エーデル改革」を提唱した。
  4. リッチモンド(Richmond, M.)は、「ケースワークの7原則」を提唱した。
  5. エリクソン(Erikson, E.)は、「自立生活運動の理念」を提唱した。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × ソーシャルロール・バロリゼーション(SRV)を提唱したのはヴォルフェンスベルガー。バンク-ミケルセンはノーマライゼーションの生みの親。

2 ○ 正解 ニィリエは、知的障害のある人の生活条件を整理した「ノーマライゼーションの8つの原理」を提唱した。

3 × ヴォルフェンスベルガーが提唱したのはSRV。エーデル改革はスウェーデンの高齢者保健福祉改革の名称。

4 × 「ケースワークの7原則」はバイステック。リッチモンドはケースワークを体系化し「ケースワークの母」と呼ばれる。

5 × エリクソンは心理社会的発達段階説の人物。自立生活運動(IL運動)は障害当事者による運動。

ポイント 人物と業績の組み替えが定番のひっかけ。「誰が・何を」をセットで覚える。

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問2
正答4

Aさん(62歳、男性、要介護2)は、2年前に筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)と診断された。妻と自宅で過ごしたいと希望し、訪問介護(ホームヘルプサービス)と訪問看護を利用している。最近、症状が進行し、サービス担当者会議で、Aさんは、「人工呼吸器はつけないで、最期まで自宅で生活したい」と言った。

会議のあと、妻は訪問介護員(ホームヘルパー)に、「夫にはなかなか言えないのですが、一日でも長く一緒にいたいので、私は人工呼吸器をつけてほしいと思っています」と気持ちを伝えた。

次のうち、Aさんの妻に対する訪問介護員(ホームヘルパー)の提案として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「会議で話されていたAさんの意思が大切なので、尊重しませんか」
  2. 「私にはわからないので、医師に決めてもらってはどうですか」
  3. 「Aさんに人工呼吸器をつけてもらったほうがいいですよね」
  4. 「Aさんとお互いの気持ちを話し合う時間をつくりませんか」
  5. 「病院や施設の情報がほしいと介護支援専門員に伝えてはどうですか」
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 妻の気持ちを受け止めず、Aさんの意思だけを押し付ける形になり、妻への支援にならない。

2 × 判断を医師に丸投げしており、意思決定を支える姿勢に反する。

3 × 妻の希望に沿う結論へ誘導しており、Aさん本人の意思を軽視している。

4 ○ 正解 夫婦がお互いの気持ちを話し合える場をつくる提案。本人と家族の気持ちの共有を支える介護職の役割に合う。

5 × 在宅で最期までというAさんの意思に反し、施設・病院の方向へ話を進めている。

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問3
正答3

介護施設における介護ロボットに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 導入した施設は、人員配置基準が撤廃される。
  2. 使用方法は、職員個人の判断で行う。
  3. 導入することによって、利用者の自立支援や生活の質の向上が期待される。
  4. 導入の目的は、職員と利用者とのかかわりを最小限に抑えることである。
  5. 導入によって、職員の巡回は不要になる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 介護ロボットを導入しても人員配置基準は撤廃されない。

2 × 使用方法は組織として統一し、研修のうえ安全に運用する。個人判断は事故のもと。

3 ○ 正解 介護ロボットは利用者の自立支援・生活の質の向上と、職員の負担軽減のために導入される。

4 × かかわりを最小限にするためではなく、直接ケアの時間を生み出すための導入。

5 × 見守り機器は巡回を補助するもので、巡回が不要になるわけではない。

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問4
正答1

次の記述のうち、指定避難所での要配慮者に対する生活支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 避難所内の情報提供には、音声やピクトグラム(pictogram)も取り入れる。
  2. 避難所内では、二次避難に備えて土足で過ごしてもらう。
  3. 食事は、被災者の平等性、公平性の観点から同じものを提供する。
  4. トイレは、感染予防のために和式便器が望ましい。
  5. 生活範囲は、区画されたスペースに限定する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 聴覚・視覚など多様な特性に配慮し、音声やピクトグラムなど複数の手段で情報提供する。

2 × 土足での生活は衛生・生活環境を損なう。

3 × 嚥下機能や疾患に応じた食事の配慮が必要で、全員に同じ食事の提供は不適切。

4 × 和式便器は高齢者や障害のある人には使いにくい。洋式が望ましい。

5 × 生活範囲の一律の制限は活動性を奪い、生活不活発病を招く。

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問5
正答1

ユニバーサルデザイン(universal design)の7原則に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 安全で使いやすいデザインにする。
  2. 要介護高齢者を対象とする。
  3. 個別対応より標準化を優先する。
  4. 介護福祉職にとって操作しやすいことを優先する。
  5. デザインの美しさを優先する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 7原則には、うっかりミスや危険につながらない「安全で使いやすいデザイン」が含まれる。

2 × 特定の対象に限定せず、誰にとっても使いやすいことを目指す考え方。

3 × 使う人の多様性に応じた柔軟性を重視しており、標準化の優先ではない。

4 × 使う本人にとっての使いやすさが基準で、介護職の操作性を優先するものではない。

5 × 美しさの優先は7原則に含まれない。

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問6
正答5

Aさん(51歳、男性、障害支援区分5)は、知的障害がある。共同生活援助(グループホーム)で生活をしている。日中は、生活介護を利用して軽作業を行っている。Aさんは、タオルに強いこだわりを持っていて、なじみの店で自分が選んだタオルしか使用しない。これまでタオルは、両親と買いに行っていたが、両親が高齢になり行けなくなった。Aさんの両親から、サービス管理責任者に、「強いこだわりがあるので、いつも行く店で本人にタオルを選ばせてほしい。何か良いサービスはありませんか」と相談があった。

次の記述のうち、サービス管理責任者の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 店までの移動に不安があるため、同行援護を勧める。
  2. 身体機能の維持・向上のために、自立訓練(機能訓練)を勧める。
  3. 一人で外出できるように、自発的活動支援を勧める。
  4. 自立した日常生活が送れるように、自立生活援助を勧める。
  5. 本人が買物に行けるように、行動援護を勧める。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 同行援護は視覚障害により移動が困難な人への支援で、Aさんは対象でない。

2 × 自立訓練(機能訓練)は身体機能・生活能力の訓練で、買物への同行という相談内容に合わない。

3 × 自発的活動支援事業は障害者等が自発的に行う活動への支援で、外出の同行支援ではない。

4 × 自立生活援助は一人暮らし等への定期訪問・随時対応で、外出時の同行支援ではない。

5 ○ 正解 行動援護は行動上著しい困難のある知的障害・精神障害のある人の外出時の支援。こだわりのあるAさんの買物を危険回避しながら支援できる。

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問7
正答2

次の記述のうち、介護保険制度における一人暮らしの要支援者を支えるサービスの内容として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 夜間を安心して過ごすために、夜間対応型訪問介護を利用する。
  2. 自宅で安全に移動するために、介護予防住宅改修を利用する。
  3. 趣味のカラオケに行くために、小規模多機能型居宅介護を利用する。
  4. 身元保証や死後の財産処分のために、高齢者等終身サポート事業を利用する。
  5. 金銭管理のために、日常生活自立支援事業を利用する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 夜間対応型訪問介護は要介護者が対象で、要支援者は利用できない。

2 ○ 正解 要支援者は介護予防住宅改修(手すりの取付け・段差の解消等)を利用できる。

3 × 小規模多機能型居宅介護は要介護者が対象。趣味の外出という目的にも合わない。

4 × 高齢者等終身サポート事業は民間のサービスで、介護保険制度のサービスではない。

5 × 日常生活自立支援事業は社会福祉協議会が行う事業で、介護保険制度のサービスではない。

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問8
正答2

Aさん(91歳、女性、要支援2)は、長年診療所の医師として地域医療に貢献してきた。婚姻歴はなく、診療所敷地内の自宅で3匹の猫と暮らしている。85歳で医師を引退した後も、近隣にはAさんを慕う地域住民が多く、定期的に、「先生、元気にしてますか」とAさんの自宅を訪ねている。

Aさんは昨年から歩行の不安を訴え、現在は地域住民の見守りのほか、訪問型サービスを週2回利用している。人の世話になることに慣れていない様子もあるが、最期まで自宅で暮らすことを望んでいる。

次の記述のうち、Aさんの生活史を尊重した訪問介護員(ホームヘルパー)の声かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「3匹の猫は、今後は地域の皆さんに預けましょう」
  2. 「近所の方の力も借りて、この地域で暮らしていけるように考えていきましょう」
  3. 「介護を受けることにも、今後は慣れてください」
  4. 「医師であったことは忘れて、私たちを頼ってください」
  5. 「一人暮らしで自宅で最期を迎えるのは、不安がありますよね」
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 猫との暮らしはAさんの生活の一部。手放させる声かけは本人の意思を無視している。

2 ○ 正解 地域住民との関係という生活史の強みを活かし、望む在宅生活の継続を一緒に考える声かけ。

3 × 「慣れてください」は気持ちの押し付けで、尊厳を損なう。

4 × 医師であったことはAさんのアイデンティティ。忘れるよう求めるのは生活史の尊重に反する。

5 × 不安をあおる声かけで、最期まで自宅でという本人の意思を支えていない。

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問9
正答5

次の記述のうち、介護老人保健施設における在宅復帰に向けたカンファレンスで、介護福祉士が連携する職種の役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 歯科衛生士が、義歯を作成する。
  2. 看護師が、車いすを貸与する。
  3. 介護支援専門員(ケアマネジャー)が、訪問介護計画を作成する。
  4. 福祉用具専門相談員が、下肢の機能訓練をする。
  5. 作業療法士が、自宅の玄関の段差を確認する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 義歯を作成するのは歯科医師(製作は歯科技工士)。歯科衛生士は口腔衛生の支援を担う。

2 × 車いすの貸与は福祉用具貸与事業者(福祉用具専門相談員)が担う。

3 × 訪問介護計画を作成するのは訪問介護事業所のサービス提供責任者。

4 × 機能訓練は理学療法士等のリハビリ職の役割。福祉用具専門相談員は用具の選定・調整。

5 ○ 正解 在宅復帰に向けて自宅の環境(玄関の段差等)を評価するのは作業療法士の役割。

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問10
正答1

次の記述のうち、介護老人福祉施設におけるリスクマネジメントとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 安全対策担当者を置き、事故発生予防のための委員会を定期的に開催する。
  2. 家族からの苦情は、介護福祉職が、その場で解決する。
  3. 利用者の私物を壊したときは、介護福祉職の自己判断で弁償する。
  4. 入浴介助時のインシデントの報告は、職員間の口頭による伝達に統一する。
  5. 事故防止のため、地域のお祭りへの参加は控える。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 安全対策担当者を置き、事故発生予防の委員会を定期開催するのは組織的リスクマネジメントの基本。

2 × 苦情は組織として受け付け、記録・共有して対応する。その場での個人解決は不適切。

3 × 弁償などの対応は施設として判断する。自己判断は対応を混乱させる。

4 × インシデント報告は記録で共有・分析して再発防止につなげる。口頭のみでは活かせない。

5 × 行事参加の一律中止はリスクマネジメントではなく、生活の楽しみを奪う。

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問11
正答3

次の記述のうち、介護現場におけるレジオネラ菌の感染対策として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 感染者の衣類は、熱湯で煮沸消毒する。
  2. 提供する食品は、加熱調理を徹底する。
  3. 循環式浴槽は、塩素系薬剤を使用して消毒する。
  4. ドアノブは、次亜塩素酸ナトリウム液で消毒する。
  5. 家庭用加湿器のタンクの水は、常に貯めておく。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × レジオネラは人から人へ感染しないため、衣類の煮沸消毒は対策にならない。

2 × 加熱調理の徹底は食中毒対策で、水系で繁殖するレジオネラの対策ではない。

3 ○ 正解 レジオネラ菌は循環式浴槽の湯で繁殖しやすく、塩素系薬剤による消毒・配管洗浄が対策の基本。

4 × ドアノブの消毒は接触感染対策。レジオネラはエアロゾルの吸入で感染する。

5 × ためたままの水は繁殖源になる。加湿器の水は毎日交換する。

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問12
正答4

介護福祉職が受けるストレスチェック制度に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 3年に1回の実施が義務づけられている。
  2. 労働者数が常時100名の事業場は受検が免除される。
  3. 結果は労務管理を行う介護主任へ提供され、面接指導に活用する。
  4. 心理的な負担の程度を把握するためのものである。
  5. 高ストレスと判定された場合は、産業医による治療が必須である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 実施は年1回(1年以内ごとに1回)。3年に1回ではない。

2 × 労働者50人以上の事業場に実施義務がある。100名で免除される規定はない。

3 × 結果は本人の同意なく事業者・上司には提供されない。

4 ○ 正解 ストレスチェックは労働者の心理的な負担の程度を把握し、メンタルヘルス不調を未然に防ぐための制度。

5 × 高ストレス者に行われるのは本人の申出による医師の面接指導。治療が必須になるわけではない。

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科目群 2

社会の理解

問13〜24・12問
公式問題PDF:社会の理解 →
問13
正答4

民法の親族に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 三親等内の血族を家族と規定している。
  2. 六親等内の姻族を親族と規定している。
  3. いとこは互いに扶養する義務があると規定している。
  4. 同居する親族は互いに扶け合わなければならないと規定している。
  5. 養子と養親の間には、親族関係は生じない。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 民法に「家族」の範囲を定める規定はない。

2 × 親族は6親等内の血族・配偶者・3親等内の姻族(民法725条)。姻族は3親等内。

3 × いとこ(4親等の血族)に扶養義務の規定はない。

4 ○ 正解 民法730条「直系血族及び同居の親族は、互いに扶け合わなければならない」。

5 × 養子縁組により、養子と養親の間には法定血族関係が生じる。

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問14
正答3

次の記述のうち、「令和4(2022)年 国民生活基礎調査」(厚生労働省)における、高齢者に関する調査結果として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 65歳以上の者のいる世帯の世帯構造で最も多いのは、親と未婚の子のみの世帯である。
  2. 高齢者世帯は5割以上を占めている。
  3. 要介護者等と同居の主な介護者の年齢の組合せでは、65歳以上同士が約6割を占めている。
  4. 介護が必要となった理由の第1位は、骨折・転倒である。
  5. 1世帯当たりの平均所得金額では、高齢者世帯では600万円を超えている。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 最も多い世帯構造は夫婦のみの世帯。

2 × 高齢者世帯は全世帯の31.2%で約3割。

3 ○ 正解 同居の主な介護者と要介護者等の組合せは65歳以上同士が63.5%と約6割(いわゆる老老介護)。

4 × 介護が必要となった理由の第1位は認知症。骨折・転倒は上位だが1位ではない。

5 × 高齢者世帯の平均所得は318.3万円で、600万円には届かない。

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問15
正答1

Aさん(78歳、女性)は、一人暮らしである。家事や買物は、時間はかかるが、できるだけ自分で取り組んでいる。近くに頼れる親族がいないため、緊急時にすぐに通報できる公共サービスを利用している。Aさんは、定期的に市の窓口や地域包括支援センターに今後の生活支援について相談している。近所には、毎日散歩を一緒にしている友人グループがいて、散歩に来ない仲間がいると訪問して声をかけあっている。

次のうち、Aさんの生活を支える自助に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. Aさんが身辺のことを、時間をかけてもやること
  2. 緊急時にすぐに通報できる公共サービスを利用していること
  3. 市の窓口の職員が相談に応じること
  4. 地域包括支援センターの職員が相談に応じること
  5. 散歩仲間が声をかけあっていること
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 自分の力で身の回りのことを行うのは自助。

2 × 緊急通報の公共サービスは行政等による仕組みで、自助ではない。

3 × 市の窓口の相談対応は公助。

4 × 地域包括支援センターの相談対応も公的サービス(公助)。

5 × 散歩仲間の声のかけあいは、近隣の支え合い=互助。

ポイント 自助・互助・共助・公助の区別が問われた。「誰が支えているか」で判断する。

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問16
正答2

介護保険制度における介護サービス利用に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 65歳未満の者は、保険給付の対象外である。
  2. 保険給付には、支給限度額がある。
  3. 要介護認定の有効期限は、原則として3か月である。
  4. 保険給付による福祉用具の貸与は、要介護3以上の者が対象である。
  5. 地域包括支援センターに相談する前に、要介護認定を受ける必要がある。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 40〜64歳の第2号被保険者も、特定疾病に該当すれば給付の対象になる。

2 ○ 正解 在宅サービスには要介護度別の区分支給限度基準額がある。

3 × 新規認定の有効期間は原則6か月。

4 × 福祉用具貸与は要支援者から利用できる(一部種目は原則対象外の制限あり)。

5 × 要介護認定を受ける前でも、地域包括支援センターに相談できる。

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問17
正答1

次の記述のうち、障害者福祉の歴史的展開として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 国際連合の障害者の権利に関する条約の影響を受け、障害者基本法に「社会的障壁の除去」が規定された。
  2. 第二次世界大戦後5年以内に、優生保護法が廃止された。
  3. 「精神薄弱者福祉法」の制定によって、知的障害者の入所施設からの地域移行が推進された。
  4. 社会福祉基礎構造改革によって、高齢者より先に障害者の福祉制度が利用契約制度となった。
  5. 身体障害、知的障害、精神障害のうち、福祉に関する法律の制定が最も早かったのは知的障害である。

(注) 「精神薄弱者福祉法」とは、現在の知的障害者福祉法のことである。

あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 障害者権利条約の批准に向けた2011(平成23)年の障害者基本法改正で「社会的障壁の除去」が規定された。

2 × 優生保護法の廃止(母体保護法への改正)は1996年で、戦後5年以内ではない。

3 × 精神薄弱者福祉法(1960年)は入所施設の整備を進めた法律で、地域移行の推進ではない。

4 × 利用契約制度への移行は高齢者(2000年介護保険)が障害者(2003年支援費制度)より先。

5 × 制定が最も早いのは身体障害者福祉法(1949年)。

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問18
正答3

次の記述のうち、障害者福祉に関係する機関やシステムとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 地域活動支援センターは、補装具の判定を行う。
  2. 基幹相談支援センターには、介護福祉士の配置が義務となっている。
  3. 都道府県は、身体障害者更生相談所を設置しなければならない。
  4. 都道府県は、障害支援区分の認定を行う。
  5. 利用者負担の額は、市町村障害福祉計画によって決められる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 補装具費支給の判定に関わるのは身体障害者更生相談所。地域活動支援センターは創作・交流の場。

2 × 基幹相談支援センターに介護福祉士の配置義務はない。

3 ○ 正解 身体障害者更生相談所は、都道府県が設置しなければならない機関(身体障害者福祉法)。

4 × 障害支援区分の認定は市町村が行う。

5 × 利用者負担の額は法令(負担上限月額等)で定まる。市町村障害福祉計画はサービス見込量等を定める計画。

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問19
正答5

障害者虐待防止に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 養護者による虐待が疑われる障害者を発見した場合、都道府県へ通報する義務がある。
  2. 著しく拒絶的な対応は身体的虐待に当てはまる。
  3. 使用者による障害者虐待は含まれない。
  4. 行政職員が障害者福祉施設等に、立ち入り調査を行うことは許されていない。
  5. 虐待を発見した障害者福祉施設従事者が通報した場合、業務上の守秘義務違反にはならない。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 養護者による虐待の通報先は市町村。

2 × 著しく拒絶的な対応は心理的虐待に分類される。

3 × 使用者による障害者虐待も法の対象に含まれる。

4 × 行政職員は障害者福祉施設等への立入調査ができる。

5 ○ 正解 施設従事者が虐待を通報しても、守秘義務違反にはあたらないと法に明記されている。

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問20
正答4

Aさん(82歳、女性、要介護1)は、自宅で一人暮らしをしている。外出機会が少ないAさんを心配して、民生委員が定期的に見守りを行っている。ある日、民生委員から地域包括支援センターに、「Aさんのように、家に閉じこもりがちな要介護者が増えている。民生委員だけでは十分な見守りができない」と相談があった。

次の記述のうち、地域包括支援センターの職員の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 高齢者本人による相談が原則のため、Aさん自身が相談に来るように促す。
  2. 介護サービスを利用するため、Aさんのケアプランを作成する。
  3. フォーマルな社会資源の活用を優先し、民生委員のかかわりを制限する。
  4. 地域ケア会議において、関係者と地域課題について話し合う。
  5. 要介護者の実態を把握するために、介護保険審査会を設置する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 地域包括支援センターは本人・家族・地域からの相談を広く受ける。本人来所の強要は不適切。

2 × この場面で必要なのは地域課題への対応で、個別のケアプラン作成ではない。

3 × 民生委員などインフォーマルな支援との協働が包括の役割。関わりの制限は逆。

4 ○ 正解 閉じこもりがちな要介護者の増加という課題を、地域ケア会議で関係者と検討するのが適切。

5 × 介護保険審査会は都道府県に置かれる不服審査機関で、包括が設置するものではない。

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問21
正答2

法定後見制度に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 65歳未満の者は利用することができない。
  2. 判断能力が十分ある者には、後見人をつけることができない。
  3. 市町村長は、後見開始の審判を請求することができない。
  4. 法人を後見人に選任することはできない。
  5. 後見人は財産管理を行うことはできない。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 高齢者に限った制度ではなく、65歳未満の成人も利用できる。

2 ○ 正解 法定後見は判断能力が不十分な人が対象。判断能力が十分ある人に後見は開始されない。

3 × 市町村長も後見開始の審判を請求できる。

4 × 法人も後見人に選任できる。

5 × 財産管理は身上保護と並ぶ後見人の中心的な職務。

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問22
正答1

有料老人ホームに関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 入居する高齢者に、介護、食事の提供、家事、健康管理のうち1つ以上のサービスを提供する。
  2. 状況把握サービスと生活相談サービスの提供が義務づけられている。
  3. 自立した高齢者は、入居の対象外である。
  4. 共生型サービスとして、指定を受けることができる。
  5. 介護保険制度の指定対象外である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 老人福祉法上、介護・食事の提供・洗濯掃除等の家事・健康管理のいずれかを提供する施設が有料老人ホーム。

2 × 状況把握・生活相談サービスの提供義務は、サービス付き高齢者向け住宅の登録基準。

3 × 自立した高齢者も入居できる(住宅型・健康型など)。

4 × 共生型サービスは訪問介護・通所介護・短期入所等の指定の仕組みで、有料老人ホームは対象でない。

5 × 特定施設入居者生活介護として介護保険の指定を受けられる。

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問23
正答4

生活困窮者自立支援法に関する記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 障害者は対象から除外されている。
  2. 生活困窮者自立相談支援事業は、社会福祉法人へ委託できない。
  3. 生活困窮者自立相談支援事業は、市にとって任意事業である。
  4. 生活困窮者住居確保給付金の支給は、市にとって必須事業である。
  5. 都道府県の責務は規定されていない。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 障害のある生活困窮者も制度の対象になり得る。

2 × 自立相談支援事業は社会福祉法人・NPO等へ委託できる。

3 × 自立相談支援事業は必須事業。

4 ○ 正解 住居確保給付金の支給は、福祉事務所設置自治体の必須事業。

5 × 都道府県の責務も法に規定されている。

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問24
正答4

次の記述のうち、生活保護制度における補足性の原理として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 申請に基づいて保護を行う。
  2. 国の定める基準によって測定された需要をもとに保護を行う。
  3. 個人の必要に応じてできるだけ早く保護を行う。
  4. 資産・能力を活用した上で保護を行う。
  5. 世帯を単位として保護を行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 申請に基づいて保護を行うのは「申請保護の原則」。

2 × 国の基準で測定した需要をもとにするのは「基準及び程度の原則」。

3 × 個人の必要に応じて行うのは「必要即応の原則」。

4 ○ 正解 資産・能力その他あらゆるものを活用することを保護の要件とするのが「補足性の原理」(生活保護法4条)。

5 × 世帯を単位とするのは「世帯単位の原則」。

ポイント 4つの原理・4つの原則は、名称と内容の対応がそのまま出題される頻出テーマ。

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科目群 3

人間関係とコミュニケーション・コミュニケーション技術

問25〜34・10問
公式問題PDF:人間関係とコミュニケーション → 公式問題PDF:コミュニケーション技術 →
問25
正答4

新人職員のAさん(20歳)は、子どもの頃からの夢だった介護福祉職になり、がんばって働いていた。ただ、介護の技術をもっと学ぶ必要があるといつも感じていた。ある日、利用者Bさんに、「Aさんじゃダメだ、別の人を呼んで」と言われて、ショックを受けた。悩むうちに利用者とかかわりたくないと感じるようになり、眠れなくなってしまった。

次の記述のうち、このような状況にあるAさんが、ストレスを取り除くためにまず行うべき対処方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. つらさから逃げず、学びが足りないことを自覚する。
  2. 介護の技術がうまくなるために、全力で取り組む。
  3. 眠れるように、毎晩飲酒する。
  4. 上司や同僚などに悩みを話して、助言を受ける。
  5. 介護福祉職には向かないと判断して、転職する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 自責を強めるだけで、ストレスの対処として不適切。

2 × 技術の向上は大切だが、追い詰められた状態で「まず行う」対処ではない。

3 × 飲酒による対処は依存やさらなる不眠を招く。

4 ○ 正解 一人で抱え込まず上司や同僚に相談する(ソーシャルサポートの活用)のが、まず行うべき対処。

5 × 転職の判断は、相談や休養などの対処を尽くす前にすることではない。

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問26
正答5

Aさんは有料老人ホームに入所したばかりである。ある日、廊下を行ったり来たりしているAさんに、B介護福祉職が声をかけた。Aさんは、「私の部屋はどこですか」と困った様子で答えた。B介護福祉職が、「ここから2つ隣の部屋です」と伝えると、Aさんは、「どこですか」と不安そうな表情で聞いた。B介護福祉職は非言語的コミュニケーションを用いて伝えることにした。

次の記述のうち、B介護福祉職が用いた非言語的コミュニケーションとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ゆっくり話した。
  2. 大きな声で伝えた。
  3. Aさんの部屋の番号を紙に書いて渡した。
  4. Aさんに近づいた。
  5. Aさんの部屋のドアを指差した。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 話す速さの調整は、言葉に付随する準言語的コミュニケーション。

2 × 声の大きさの調整も準言語。

3 × 文字で伝える筆談は言語的コミュニケーション。

4 × 近づくこと(距離)は非言語の要素だが、それだけでは部屋の場所は伝わらない。

5 ○ 正解 ドアを指差す身振りは非言語的コミュニケーションで、場所を直接伝えられる。

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問27
正答1

次のうち、介護福祉施設におけるコンプライアンスの意味として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 法令を遵守すること
  2. 給与を引き上げること
  3. 連携を促進すること
  4. 介護技術の向上に努めること
  5. 管理体制を強化すること
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 コンプライアンス=法令遵守。法令や倫理を守った運営を指す。

2 × 給与の引き上げは処遇の話で、コンプライアンスの意味ではない。

3 × 連携の促進はコンプライアンスの意味ではない。

4 × 介護技術の向上は自己研鑽であり、コンプライアンスの意味ではない。

5 × 管理体制の強化は手段であって、コンプライアンスの意味そのものではない。

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問28
正答3

入社して3か月のA介護福祉職は、初めて夜勤を経験したとき、排泄チェック表の記入でミスをしてしまった。起床介助で忙しい時間に記入したために、記載箇所を間違えてしまった。A介護福祉職は自身のミスを受け入れられず、落ち込んでいる。

次の記述のうち、A介護福祉職に対する支持的スーパービジョンとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 同僚と一緒に排泄チェック表を確認する。
  2. 施設長から再発防止に向けた対応を指示する。
  3. 上司がA介護福祉職の気持ちの理解に努めつつ、状況を確認する。
  4. 看護師が利用者のその後の状況を確認する。
  5. 業務マニュアルを見直して、上司が必要な修正を行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 同僚とチェック表を確認するのは業務の確認で、落ち込んだ本人を支える支持的機能ではない。

2 × 施設長からの指示は管理的スーパービジョン。

3 ○ 正解 気持ちの理解に努めながら状況を確認するのは、情緒面を支える支持的スーパービジョン。

4 × 看護師による利用者の状況確認は、A介護福祉職への支援ではない。

5 × マニュアルの見直しは管理的機能。

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問29
正答4

次のうち、利用者とのコミュニケーション場面で、介護福祉職が行う自己開示の目的として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 自己の潜在意識を活用するため
  2. 利用者との信頼関係を評価するため
  3. 利用者に自分自身の情報を知らせるため
  4. 利用者との信頼関係を形成するため
  5. 自己を深く分析し、客観的に理解するため
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 潜在意識の活用は自己開示の目的ではない。

2 × 信頼関係の「評価」ではなく「形成」が目的。

3 × 自分の情報を知らせること自体は手段であり、目的ではない。

4 ○ 正解 介護福祉職が適度に自己開示することで、利用者との信頼関係の形成が促される。

5 × 自己を深く分析し理解するのは自己覚知の説明。

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問30
正答1

A介護福祉職は、認知症(dementia)のあるBさん(80歳、女性)と会話をしている。Bさんは、「私は小さい頃毎年お祭りに行くことが楽しみでね」「なんだか最近ひざが痛いような気がしてね」「今から何をしようかしらね」と、次々に話している。A介護福祉職は、Bさんが混乱しないように、「Bさん、子どもの頃の思い出や体調のことをお話しくださっているのですね」と返答した。

次のうち、A介護福祉職が行ったコミュニケーション技術として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 要約
  2. 承認
  3. 賞賛
  4. 共感
  5. 同意
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 次々に広がる話の要点を「思い出と体調の話」と短くまとめて返しており、要約の技法。

2 × 承認は相手の言動や存在を認めて伝える技法。

3 × 賞賛はほめる応答で、この場面の返答と異なる。

4 × 共感は相手の感情に寄り添う応答。この返答は内容の整理をしている。

5 × 同意は相手の意見への賛成。内容をまとめる応答とは異なる。

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問31
正答5

次の記述のうち、利用者の家族との関係づくりにおける介護福祉職の基本姿勢として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. お互いの緊張が解けるまでじっと待つ。
  2. 介護福祉職のペースで話を進める。
  3. 利用者の意向よりも家族の意向を優先する。
  4. 家族への連絡は最小限にする。
  5. 利用者支援で協働するパートナーとして接する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × ただ待つだけでは関係づくりは進まない。

2 × 介護福祉職のペースではなく、家族に合わせて進める。

3 × 意向の基本は利用者本人。家族の意向を優先するのは誤り。

4 × 連絡を最小限にすると信頼関係が築けない。

5 ○ 正解 家族を利用者支援で協働するパートナーとして尊重する姿勢が基本。

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問32
正答3

Aさん(80歳、女性、要介護3)は中途障害の全盲である。介護老人福祉施設に入所している。最近、食堂の席の入れ替えがあった。Aさんは同じテーブルの利用者同士の会話を、自分に向けて話しかけられていると思って、応答した。しかし、誰からも反応はなく、Aさんは下を向いてしまった。その様子を見たB介護福祉職は、Aさんの状況に対応するために、同じテーブルの利用者にAさんの事情を話し、協力を求めた。

次の記述のうち、B介護福祉職が同じテーブルの利用者に協力を依頼した内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. Aさんは疲れているので、部屋で休むように伝えてほしい。
  2. Aさんは不安なので、そっと手を握ってほしい。
  3. Aさんにもわかるように、話す相手の名前を呼んでから話しかけてほしい。
  4. Aさんが混乱するので、食堂での会話は控えてほしい。
  5. Aさんは施設の予定がわからないので、これから食事だと教えてほしい。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 部屋で休ませるのはAさんを会話の場から遠ざけ、疎外を深める。

2 × 手を握る配慮だけでは「誰に話しかけているか分からない」という課題は解決しない。

3 ○ 正解 話す相手の名前を呼んでから話しかければ、全盲のAさんにも会話の宛先が分かる。

4 × 会話を控えさせるのは、テーブル全員の交流を損なう。

5 × 食事の予定を伝えることは、この場面の課題と関係がない。

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問33
正答5

Aさん(72歳、男性)は記憶障害があり、介護施設に入居している。ある日、介護福祉職にAさんが、「あの、ちょっとお願いがあるんです。ええとね、実は、お昼ご飯をほとんど残しちゃいました…。それでね…、あ、あれかな、調理師さんはがっかりしたかな、私はずっと食堂をやっていたんですよ。店はけっこう繁盛していたけど閉めることになってね。あ、ええと何の話だったかな…」と話しかけてきた。

次のうち、このときのAさんの発言を促すための介護福祉職の応答として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「Aさんは、お店を閉めたくなかったのですね」
  2. 「Aさんは、どんな料理が得意だったのですか」
  3. 「調理師さんのことは気にしなくていいですよ」
  4. 「どこかからだの具合が悪いのではないですか」
  5. 「何かお願いがあるのではありませんか」
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 店の話に焦点を当てると、本題のお願いからさらに離れてしまう。

2 × 得意料理の質問は別の話題を広げ、本題に戻れなくなる。

3 × 慰めにはなるが、本人が言いかけたお願いを促していない。

4 × 体調の話に転換しており、発言の意図とずれている。

5 ○ 正解 冒頭の「お願いがあるんです」に立ち返り、忘れかけた本題の発言を促す応答。

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問34
正答2

次の記述のうち、客観的事実に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 利用者Aは、楽しかったはずだ。
  2. 利用者Aは、朝食のパンを残した。
  3. 利用者Aは、何か言いたそうだった。
  4. 利用者Aは、不安だったと思う。
  5. 利用者Aは、退屈そうにしていた。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 「楽しかったはずだ」は推測。

2 ○ 正解 「朝食のパンを残した」は観察された行動そのもの=客観的事実。

3 × 「言いたそうだった」は解釈。

4 × 「不安だったと思う」は主観。

5 × 「退屈そうにしていた」は解釈。

ポイント 介護記録は事実と解釈を分けて書く。「〜そう」「〜と思う」が付いたら主観。

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科目群 4

生活支援技術

問35〜60・26問
公式問題PDF:生活支援技術 →
問35
正答2

次の記述のうち、介護福祉職が行う利用者の生活支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 利用者ができないことを代わりに行うことに重点を置く。
  2. 利用者の全体像をとらえて支援する。
  3. 利用者がすべてを自分一人でできるようにする。
  4. 利用者の生活の効率化を図ることを目標にする。
  5. 利用者に同情する気持ちで寄り添う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × できないことの代行に偏ると、本人のできる力を奪う。

2 ○ 正解 ICFの視点で、心身・生活・環境を含む利用者の全体像をとらえて支援する。

3 × すべてを一人でできることを求めるのは現実的でなく、支援の目的でもない。

4 × 生活の効率化は目標にならない。本人のペースとやり方が基本。

5 × 同情ではなく、共感的な理解で寄り添う。

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問36
正答1

介護老人福祉施設における、快適な室内環境に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 風の通り道をつくって、換気を行う。
  2. 手すりは、壁紙と同じ色を使う。
  3. ベッドライトの光源は、利用者の目に直接あたるように調整する。
  4. カビの発生を予防するために、湿度は高く保つ。
  5. 靴音を小さくするために、硬い床材にする。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 風の通り道をつくって換気するのは室内環境の基本。

2 × 手すりは壁と識別できる色にして目立たせる。

3 × 光源が直接目に入るとまぶしさや不快の原因になる。

4 × 高い湿度はカビ・ダニの発生源。40〜60%程度に保つ。

5 × 硬い床材は音が響き、転倒時の衝撃も大きい。

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問37
正答2

パーキンソン病(Parkinson disease)の人の住まいに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 玄関の段差には、スロープを設置する。
  2. 廊下の床には、歩幅に合わせて目印をつける。
  3. リビングの床には、大きさの違うカーペットを重ねて敷く。
  4. 移動空間が狭くなるように、家具を配置する。
  5. リビングは1階、浴室は2階にして、階段で行き来する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × スロープは前傾・突進歩行を助長して危険。すくみ足対策にもならない。

2 ○ 正解 歩幅に合わせた床の目印は視覚的な手がかりとなり、すくみ足があっても歩き出しやすくなる。

3 × カーペットの重ね敷きは段差やめくれができ、つまずきの原因になる。

4 × 移動空間は広く確保する。狭いと方向転換が難しい。

5 × 生活空間は同一フロアが原則。階段の行き来は転倒リスクが高い。

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問38
正答3

次の記述のうち、歩行が不安定になり、移動の意欲が低下している利用者に対する介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 福祉用具の使用は避けて、自力での歩行を目指すように促す。
  2. 移動の目的を伝えるよりも、歩行機能の改善を優先する。
  3. 成功体験を積み重ねることができるように、達成可能な歩行の目標距離を設定する。
  4. 歩行の不安定さに合わせて、移動範囲を縮小する。
  5. 本人が希望しなくても、介護福祉職の判断で毎日歩くことを目標にする。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 福祉用具の活用は移動の安全と意欲を支える。避ける理由はない。

2 × 「何のために移動するか」という目的の共有が意欲につながる。

3 ○ 正解 達成可能な目標距離を設定し、成功体験を積み重ねることで意欲の回復につなげる。

4 × 移動範囲の縮小は活動性をさらに下げる。

5 × 本人の希望を無視した目標設定は意欲を奪う。

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問39
正答5

次の記述のうち、右片麻痺のある利用者に対する、仰臥位(背臥位)から車いすへの移乗の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 利用者に右側臥位になって起き上がるように促す。
  2. 端座位になった利用者の左側に立つ。
  3. 端座位になった利用者の右側に、車いすを置く。
  4. 車いすのフットサポートは下げておく。
  5. 移乗するときは、利用者に前傾姿勢をとるように促す。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 右片麻痺では健側の左側臥位になってから起き上がる。

2 × 介助者は転倒に備えて患側(右)に立つ。

3 × 車いすは健側(左)に置く。

4 × フットサポートは上げておく。下げたままでは移乗の妨げになり、けがのもと。

5 ○ 正解 前傾姿勢(お辞儀の姿勢)で重心を前に移すと、立ち上がり・移乗がしやすくなる。

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問40
正答4

視覚障害者の歩行時の誘導に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 介護福祉職は、利用者の半歩後ろで背中を支えながら歩く。
  2. 介護福祉職は、白杖に触れながら歩く。
  3. 狭い通路では、介護福祉職は利用者の後ろを歩く。
  4. 階段利用時は、介護福祉職は階段の前で声かけして止まる。
  5. 介護福祉職は、利用者が握っている上肢を振って歩く。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 誘導者は利用者の半歩前を歩く。後ろから背中を支える誘導は不安と危険を招く。

2 × 白杖は本人の感覚の道具であり、介護福祉職が触れてはいけない。

3 × 狭い通路では誘導者が前に入り、一列で進む。

4 ○ 正解 階段の前でいったん止まり、上りか下りかを伝えてから昇降を始める。

5 × 握られている腕を振ると、誘導の情報が伝わらなくなる。

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問41
正答1

身じたくの目的に関する次の記述のうち、国際生活機能分類(ICF)における「心身機能・身体構造」の観点が考えられるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 体温を調整する。
  2. 身体を清潔に保つ。
  3. セルフケアを行う。
  4. 自分を表現する。
  5. 周囲との人間関係を調整する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 体温の調整は生理機能であり、ICFの「心身機能・身体構造」の観点。

2 × 身体を清潔に保つ行為は「活動」に関わる。

3 × セルフケアの遂行は「活動」。

4 × 自分を表現することは「参加」や個人因子に関わる。

5 × 人間関係の調整は「参加」(対人関係)に関わる。

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問42
正答3

次の記述のうち、介護が必要な利用者への口腔ケアとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 仰臥位(背臥位)で行う。
  2. 歯垢を除去するためにうがいをしてもらう。
  3. 歯ブラシで歯を1、2本ずつ磨く。
  4. スポンジブラシは乾いた状態で使用する。
  5. 部分床義歯(局部床義歯)はつけたまま行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 仰臥位は唾液や水分の誤嚥を招く。座位や側臥位で行う。

2 × うがいだけでは歯垢は除去できない。ブラッシングが必要。

3 ○ 正解 歯ブラシで1、2本ずつ小刻みに磨くと、歯垢を確実に除去できる。

4 × スポンジブラシは湿らせて絞ってから使う。

5 × 義歯は外して洗浄し、口腔内も清掃する。

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問43
正答5

次のうち、右片麻痺の利用者が前開きの上着を着脱するときに介護福祉職が行う説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「脱ぐときは、左肩の衣服を下げてから、右側の袖から腕を抜きましょう」
  2. 「脱ぐときは、右肩の衣服を下げてから、右側の袖から腕を抜きましょう」
  3. 「襟元を手前にして、腿の上に置きましょう」
  4. 「着るときは、右袖を肘まで通してから、左袖を通しましょう」
  5. 「着るときは、右袖を肩まで通してから、左袖を通しましょう」
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 脱ぐときは健側(左)の袖から腕を抜く。「右側の袖から」が誤り。

2 × 患側の右肩から脱がせる点も、右袖から抜く点も誤り。

3 × 上着の置き方の説明で、患側から袖を通す着衣の動作にはつながらない。

4 × 患側の袖は肘までではなく、肩までしっかり通す。

5 ○ 正解 患側(右)の袖を肩まで通してから健側(左)の袖を通す。「脱健着患」の正しい手順。

ポイント 「脱ぐときは健側から、着るときは患側から」(脱健着患)を軸に、肩まで通すかどうかまで確認する。

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問44
正答3

次の記述のうち、介護老人福祉施設における食事に関する支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 食堂の換気は、不要である。
  2. 食事中は、会話を控えるようにする。
  3. 食事が楽しくなるような雰囲気をつくる。
  4. 食べ終わった利用者の食器は、すぐに下膳する。
  5. 照明は、明るさを25ルクス(lx)以下にする。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 食堂こそ換気が必要。

2 × 会話は食事の楽しみ。誤嚥に注意しながら楽しい会話を支える。

3 ○ 正解 食事が楽しくなる雰囲気づくりは、食欲と生活の質を高める食事支援の基本。

4 × すぐに下げると急かされている印象を与える。全体の様子を見て下膳する。

5 × 25ルクス以下は暗すぎる。食事の場には十分な明るさが必要。

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問45
正答1

次の記述のうち、椅子に座って食事をするときに、利用者が食事をしやすい姿勢を確保するための介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 足底を床につけてもらう。
  2. テーブルと身体の間は30cm離してもらう。
  3. 椅子に浅く座ってもらう。
  4. 体幹を後方に傾けてもらう。
  5. 顎を上げてもらう。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 足底が床につくと姿勢が安定し、噛む力・飲み込みにつながる。

2 × テーブルと身体の間はこぶし1つ分程度。30cmでは遠すぎて前かがみになる。

3 × 深く座って骨盤を立てる。浅い座りは姿勢が崩れる。

4 × 体幹はやや前傾が基本。後方に傾くと誤嚥しやすい。

5 × 顎は引く。上げると気道が開いて誤嚥しやすい。

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問46
正答2

咀嚼機能が低下した利用者の食事介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 大きめのスプーンで吸い込むように食べてもらう。
  2. 一口量は、ティースプーンに軽く一杯を目安にする。
  3. 食べる順番は、介護福祉職の判断で行う。
  4. スプーンは、舌の奥にのせるように入れる。
  5. 咀嚼が始まったら、すぐに次の食べ物を口に入れる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 大きいスプーンで吸い込む食べ方は誤嚥の危険が大きい。

2 ○ 正解 一口量はティースプーンに軽く1杯程度が誤嚥予防の目安。

3 × 食べる順番は本人の意思・嗜好を尊重する。

4 × スプーンは舌の中央〜前方に置く。奥に入れると咽頭を刺激して危険。

5 × 咀嚼中に次を入れると口の中にため込み、誤嚥のもと。飲み込みを確認してから。

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問47
正答2

Aさん(80歳、女性、要介護3)は、介護老人福祉施設で生活している。食事は見守りのもとでほぼ自力で摂取しているが、嚥下機能は低下してきている。医師からは、食事摂取に配慮するように指導されている。ある日の昼食中、Aさんは食事を1/3ほど食べたところで箸を止め、表情がこわばり、呼吸もやや浅くなった。

次の記述のうち、介護福祉職が医療職に報告すると同時に、最初に行う対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 血圧を測定する。
  2. 口腔の状況を観察する。
  3. 口すぼめ呼吸を促す。
  4. その場で仰臥位(背臥位)になってもらう。
  5. すぐに薬を服用してもらう。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 血圧測定は窒息の確認より優先されない。

2 ○ 正解 窒息・誤嚥が疑われるため、まず口腔内に食物が残っていないかを観察する。

3 × 口すぼめ呼吸はCOPDなどの呼吸法で、この場面の対応ではない。

4 × 仰臥位は気道の閉塞をかえって悪化させる。

5 × 原因が分からないまま服薬させるのは危険。

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問48
正答3

ベッド上で行う陰部洗浄に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 滅菌手袋を使用して行う。
  2. 上半身はベッドの手前端に移動する。
  3. バスタオルで両下肢を包む。
  4. 洗浄する時は、43℃のお湯を用いる。
  5. 終了後は、蒸しタオルで水分を拭き取る。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 滅菌手袋は不要。使い捨て手袋でよい。

2 × 上半身を手前端に移動する必要はなく、転落の危険がある。

3 ○ 正解 バスタオルで両下肢を包むと、保温とプライバシーの保護になる。

4 × 陰部への湯は38〜40℃程度。43℃は熱すぎる。

5 × 終了後は乾いたタオルで押さえるように水分を拭き取る。

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問49
正答2

この問題は視覚素材問題です。選択肢1から5まで、図で示されている。

腹部の清拭の方法を図に示す。矢印は拭く方向を表している。次のうち、基本的な清拭の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 腹の上部右側から腹の左側斜め下に、そのあとは腹の右側斜め下に、そのあとは腹の左側斜め下、そのあとは腹の右側斜め下に拭く。
  2. 腹の上部真ん中、から、時計回りの円を描くように、へその上から恥骨部に、そのあとはへその上に、そのあとは恥骨部にと、拭く。
  3. 腹の上部右側から恥骨部に向けて左斜め下に、その後は腹の上部左斜め上に、その後は腹の下部左斜め下に、その後は腹の上部左斜め上に拭く。
  4. 腹の上部真ん中から、反時計回りの円を描くように、へその上から恥骨部に、その後はへその上に、その後は恥骨部にと、拭く。
  5. 腹の下部左側から腹の右側斜め上に、その後は腹の左側斜め上に、その後は腹の右側斜め上に、その後は腹の左斜め上に拭く。

※当サイト注 本問は図を用いた視覚素材問題です。上記の選択肢文は、試験センターが音声読み上げ用に公表した図の説明文です。図そのものは公式PDFをご確認ください。

あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 左右へのジグザグは大腸の走行に沿っていない。

2 ○ 正解 「の」の字=時計回りの円は、大腸の走行(上行→横行→下行)に沿った拭き方。

3 × 斜めの往復は腸の走行に沿わない。

4 × 反時計回りは腸の走行と逆方向。

5 × 下から上への往復は走行に沿わない。

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問50
正答3

Aさん(55歳、男性、会社員)は、20歳のときに交通事故で第5頚髄(C5)を損傷した。現在、電動車いすを利用し、自宅で自立した生活を送っている。身体状況は安定しているが、ときどき仙骨部に褥瘡ができることがある。入浴は、居宅介護(ホームヘルプサービス)を利用していて、訪問介護員(ホームヘルパー)が福祉用具を用いて入浴介護をしている。

次のうち、Aさんが入浴時に使用している福祉用具として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 移乗台
  2. バスボード
  3. 入浴用リフト
  4. 浴槽用手すり
  5. 滑り止めマット
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 移乗台は座位で移乗できる人向けの用具。

2 × バスボードは座位保持ができる人向け。

3 ○ 正解 C5頸髄損傷では座位保持が難しく、入浴用リフトで安全に浴槽へ出入りできる。

4 × 浴槽用手すりは立位・座位の支えで、四肢麻痺の人の移動手段にならない。

5 × 滑り止めマットは転倒予防の補助で、浴槽への移動手段にならない。

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問51
正答5

Aさん(85歳、男性、要介護3)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断され、認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)で生活をしている。入所時、Aさんは、尿意や便意はあり、自分でトイレに行って排泄できていた。最近、認知機能の低下によって、トイレ以外の場所で排泄するようになった。

次の記述のうち、Aさんの状態に合わせた介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 骨盤底筋訓練を行う。
  2. 紙おむつを使用する。
  3. 一日の水分摂取量を減らす。
  4. ほかの利用者と同じ時間にトイレへ誘導する。
  5. トイレの出入口に「トイレ」と書いた紙を貼る。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 骨盤底筋訓練は腹圧性尿失禁などへの対応。トイレの場所が分からない課題に合わない。

2 × 尿意・便意はあるため、紙おむつは自立を損なう。

3 × 水分制限は脱水を招き危険。

4 × 排泄は個人のリズムに合わせる。他の利用者と同じ時間の誘導は本人に合わない。

5 ○ 正解 出入口への表示でトイレの場所が分かり、自立した排泄を続けられる環境調整。

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問52
正答1

次のうち、下痢をしている利用者の水分補給として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 白湯
  2. 牛乳
  3. 炭酸水
  4. コーヒー
  5. 冷水
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 白湯は腸への刺激が少なく、下痢のときの水分補給に適している。

2 × 牛乳(乳糖)は下痢を悪化させることがある。

3 × 炭酸は腸を刺激する。

4 × カフェインは腸を刺激し、利尿作用で水分も失われる。

5 × 冷たい水は腸を刺激する。常温か温かい飲み物にする。

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問53
正答4

Aさん(83歳、男性、要介護1)は、一人暮らしで、少額の年金で生活している。Aさんは軽度の認知症(dementia)と診断を受けている。近所には親しくしている人が複数人いる。ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問すると、近所のスーパーで購入した未開封の健康食品が山積みになっていた。Aさんが財布を持ってきて、「買いたいものがたくさんあるが、お金が足りない。どうしたらよいか」と訪問介護員(ホームヘルパー)に相談した。

このときの訪問介護員(ホームヘルパー)の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 「お金は足りているから安心して大丈夫ですよ」と伝える。
  2. 近所の親しい人に、財布を預かってもらえるか、聞いてみる。
  3. 鍵付きの引き出しに財布を入れ、訪問介護員(ホームヘルパー)が鍵を管理する。
  4. 「お金の使い方について、一緒に考えてみませんか」と提案する。
  5. 健康食品のクーリング・オフを勧める。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 根拠なく安心させるのは不誠実で、課題の解決にならない。

2 × 財布を近所の人に預けるのは財産権の侵害でありトラブルのもと。

3 × 介護職が鍵を管理するのは金銭管理の取り上げで、権利侵害にあたる。

4 ○ 正解 本人の意思を尊重しながら一緒に考える提案。日常生活自立支援事業等につなぐ入り口にもなる。

5 × 店舗で自分で買った商品はクーリング・オフの対象外。

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問54
正答1

繊維や衣類の性質と洗濯方法に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 綿の柄物シャツには酸素系漂白剤を使う。
  2. ナイロンのレインウエアは脱水時間を長くする。
  3. ウールのニットセーターは乾燥機を使う。
  4. レーヨンのパジャマはすすぎ時間を長くする。
  5. 絹のブラウスには弱アルカリ性洗剤を使う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 酸素系漂白剤は色柄物にも使える(塩素系は白物のみ)。

2 × ナイロンはしわ・型崩れを防ぐため脱水は短くする。

3 × ウールは縮むため乾燥機は使えない。

4 × レーヨンは水に弱く、すすぎは短くする。

5 × 絹はアルカリに弱い。中性洗剤を使う。

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問55
正答5

Aさん(82歳、女性、要介護1)は、訪問介護(ホームヘルプサービス)を週1回利用し、生活援助を受けながら、自宅で一人暮らしをしている。調理はAさん本人が行うなど、できることは自分で行いたいと思っている。ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)はAさんから買物リストを渡されて、近くのスーパーで食材を購入してきた。

次の記述のうち、Aさんへの生活援助における訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 依頼された食材が安かったので、リストに書かれた数より多く購入した。
  2. おつりとレシート、購入した食材の確認を、Aさんにすべて任せた。
  3. 冷蔵庫を開けたとき、賞味期限切れの食材があったため廃棄した。
  4. 買物リストは、次から訪問介護員(ホームヘルパー)が書くことを提案した。
  5. 購入した食材で調理しにくいものがないか、Aさんに確認した。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 数量を勝手に変えるのは依頼と異なる。本人に確認してから。

2 × 確認をすべて任せきりにせず、一緒に確認する。

3 × 本人の食材を勝手に廃棄してはいけない。確認して本人が判断する。

4 × 買物リストの作成は本人ができていること。取り上げると生活の主体性を奪う。

5 ○ 正解 本人が調理することを支える視点での確認で、自立支援に沿った対応。

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問56
正答3

次の記述のうち、良質な睡眠のための環境づくりとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 日中は、強度の高い運動を多く取り入れる。
  2. 夜食は、就寝直前にとる。
  3. 入浴は、就寝の1~2時間前に行う。
  4. 眠気がなくても、決まった時間に目を閉じる。
  5. 寝ている間も、照明は明るくしておく。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 日中の運動は適度な量がよい。強度の高い運動のとり過ぎはかえって睡眠を妨げる。

2 × 就寝直前の夜食は消化活動が続き、眠りを妨げる。

3 ○ 正解 就寝の1〜2時間前の入浴は、上がった体温が下がる過程で自然な眠気を促す。

4 × 眠気がないまま床に就くと「眠れない」経験を強化してしまう。眠くなってから床へ。

5 × 睡眠中の明るい照明は眠りを浅くする。消すか暗くする。

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問57
正答4

Aさん(83歳、女性、要介護3)は、脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で左片麻痺があり、介護老人福祉施設に入所している。ある日の夜間、仰臥位(背臥位)で寝ていたAさんが、「背中が重く感じて、眠れない」と介護福祉職に訴えた。

次の記述のうち、介護福祉職がAさんに行う介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ファーラー位にして、左下肢にクッションを入れる。
  2. 両上肢の下に、クッションを入れる。
  3. 両膝窩部に、クッションを入れる。
  4. 右側臥位にして、クッションを抱いてもらう。
  5. 右下肢の足部に、クッションを入れる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × ファーラー位と下肢のクッションでは「背中が重い」訴えは解消しない。

2 × 仰臥位のまま上肢を支えても、背部にかかる圧は変わらない。

3 × 膝窩部のクッションは背部の除圧にならない。

4 ○ 正解 健側(右)を下にした側臥位でクッションを抱えると姿勢が安定し、背部の圧迫感が和らぐ。

5 × 足部のクッションは背中の訴えと関係がない。

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問58
正答3

次の記述のうち、介護老人福祉施設で、終末期にある利用者とその家族に行う介護福祉職の支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 利用者の苦しそうな姿を見せないように、家族には面会を控えてもらう。
  2. 利用者と家族の関係が良好でない場合は、家族と連絡を取らないようにする。
  3. 好きなものや食べたいものがある場合は、家族に持ってきてもらう。
  4. 苦痛を訴える場合は、家族から激励してもらう。
  5. 家族が不安になるため、体調の変化は伝えないようにする。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 面会の制限は、本人と家族の残された時間を奪う。

2 × 関係が良好でなくても、連絡と情報の共有は必要。

3 ○ 正解 好きなもの・食べたいものを家族に持ってきてもらうのは、本人の望みを家族とともにかなえる支援。

4 × 激励はかえって苦痛を増す。そばに寄り添う支援を。

5 × 体調の変化は家族に伝えて共有する。

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問59
正答5

次の記述のうち、施設で亡くなった利用者家族への介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 悲しみの表出があった時点からかかわりを開始する。
  2. 傾聴よりも励ますことを重視する。
  3. 悲嘆は特異な反応のため注意する。
  4. 故人との思い出には触れないようにする。
  5. 悲嘆が長期化した場合は、専門医等へ相談するように助言する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 悲しみの表出を待つのではなく、その前からの関わり・見守りが大切。

2 × 励ましより傾聴が基本。

3 × 悲嘆は大切な人を亡くしたときの自然な反応であり、特異な反応ではない。

4 × 故人との思い出を語ることは、悲嘆からの回復を支える。

5 ○ 正解 悲嘆が長期化した場合は、専門医等への相談を助言する。

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問60
正答4

次のうち、固定式歩行器が適した利用者として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 対麻痺で、下肢を交互に出すことができない人
  2. 片麻痺があって、麻痺側の指関節の拘縮がある人
  3. 両上肢の筋力が弱く、手関節に痛みがある人
  4. 両手の握力が保たれていて、数秒程度の立位保持ができる人
  5. 右の足根骨を骨折して、右下肢に体重をかけることができない人
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 固定式歩行器は左右の足を交互に出して進むため、対麻痺で交互に出せない人には適さない。

2 × 麻痺側の手で歩行器を握れず、適さない。

3 × 持ち上げて進む構造のため、上肢の筋力低下や手関節の痛みがある人には負担が大きい。

4 ○ 正解 両手で歩行器を持ち上げ、その間の数秒間立位を保てる人が適応。

5 × 片脚に体重をかけられない人は歩行器での歩行が難しい。

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科目群 5

こころとからだのしくみ

問61〜72・12問
公式問題PDF:こころとからだのしくみ →
問61
正答5

次のうち、比較的短い時間に限られる大きな感情の動きに該当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 条件づけ
  2. 短期記憶
  3. 気分
  4. 思考
  5. 情動
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 条件づけは学習の仕組み。

2 × 短期記憶は記憶の分類。

3 × 気分は弱く持続的な感情。

4 × 思考は認知の働きで、感情の動きではない。

5 ○ 正解 情動は比較的短時間の、急激で大きな感情の動き。

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問62
正答3

次の記述のうち、脳のしくみとその働きとして、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 神経細胞は、神経膠細胞(グリア細胞)を支える。
  2. 神経膠細胞(グリア細胞)は、情報伝達をつかさどる。
  3. セロトニン(serotonin)は、神経伝達物質の1つである。
  4. 頭頂葉には、運動野が存在する。
  5. 海馬は、視覚をつかさどる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 支えるのは神経膠細胞の側。記述が逆。

2 × 情報伝達をつかさどるのは神経細胞(ニューロン)。

3 ○ 正解 セロトニンは代表的な神経伝達物質のひとつ。

4 × 運動野があるのは前頭葉。

5 × 海馬がつかさどるのは記憶。視覚は後頭葉。

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問63
正答2

次の記述のうち、循環器系のしくみとして、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 心臓は体性神経が支配している。
  2. 肺動脈には静脈血が流れている。
  3. 左心室から出た血液は大静脈へ流れる。
  4. リンパ管には血液が流れている。
  5. 静脈血とは酸素を多く含む血液である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 心臓は自律神経(交感・副交感)が支配する。

2 ○ 正解 肺動脈は右心室から肺へ向かう血管で、酸素の少ない静脈血が流れる。

3 × 左心室から出た血液は大動脈へ流れる。

4 × リンパ管を流れるのはリンパ液。

5 × 静脈血は酸素の少ない血液。

ポイント 「動脈=動脈血」と思い込ませる定番のひっかけ。肺動脈と肺静脈は血液の中身が逆になる。

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問64
正答1

次の記述のうち、人の動作時に収縮する筋肉に関する説明として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 立位を保持するときは大殿筋が収縮する。
  2. 膝の屈曲には大腿四頭筋が収縮する。
  3. 肘の屈曲には上腕三頭筋が収縮する。
  4. 肩関節を内転するときは三角筋が収縮する。
  5. 足関節の底屈では前脛骨筋が収縮する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 大殿筋は股関節を伸展させ、立位の保持に働く。

2 × 膝の屈曲はハムストリングス。大腿四頭筋は膝の伸展。

3 × 肘の屈曲は上腕二頭筋。上腕三頭筋は伸展。

4 × 肩関節の内転は大胸筋・広背筋など。三角筋は主に外転。

5 × 底屈は下腿三頭筋。前脛骨筋は背屈。

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問65
正答5

次のうち、白内障(cataract)で混濁する部位として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 網膜
  2. 角膜
  3. 脈絡膜
  4. 硝子体
  5. 水晶体
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 網膜の障害は網膜色素変性症や糖尿病網膜症など。

2 × 角膜の混濁は白内障ではない。

3 × 脈絡膜は混濁部位ではない。

4 × 硝子体は混濁部位ではない。

5 ○ 正解 白内障は水晶体が白く混濁し、かすみ・まぶしさを感じる疾患。

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問66
正答4

次の記述のうち、低栄養の高齢者にみられる症状や行動の特徴として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 唾液の分泌が増加する。
  2. 腸蠕動が亢進する。
  3. 食べこぼしが減る。
  4. 偏りのある食べ方をする。
  5. 体重が増える。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 唾液の分泌は減少する。

2 × 腸蠕動は低下する。

3 × 食べこぼしはむしろ増える。

4 ○ 正解 食欲の低下から特定の物だけを食べるなど、偏りのある食べ方がみられる。

5 × 体重は減少する。

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問67
正答2

次のうち、バリア機能をもつ表皮の構造として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 汗腺
  2. 角質層
  3. 基底層
  4. 有棘層
  5. 顆粒層
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 汗腺は汗を分泌する腺で、バリアの構造ではない。

2 ○ 正解 表皮の最も外側にある角質層が、外部刺激や水分の喪失を防ぐバリアになる。

3 × 基底層は新しい細胞をつくる最も深い層。

4 × 有棘層は中間の層。

5 × 顆粒層は角質層のすぐ下の層。

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問68
正答1

Aさん(98歳、女性)は、認知症(dementia)があるが、食事動作は自立していた。最近、配膳されても食事動作が始まらないことが増えてきた。介護福祉職が献立や食材などの説明をしたところ、Aさんは食べ始めるようになった。

次の摂食嚥下の5期のうち、介護福祉職が支援した期として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 先行期
  2. 準備期
  3. 口腔期
  4. 咽頭期
  5. 食道期
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 献立や食材の説明で「食べ物」と認知でき、食事が始まった。食物を認知する先行期への支援。

2 × 準備期は咀嚼して食塊をつくる段階。

3 × 口腔期は食塊を咽頭へ送る段階。

4 × 咽頭期は嚥下反射で食道へ送り込む段階。

5 × 食道期は食道から胃へ送る段階。

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問69
正答3

次のうち、健康な成人において、横行結腸の次に便が通過する部位として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 盲腸
  2. 上行結腸
  3. 下行結腸
  4. S状結腸
  5. 直腸
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 盲腸は大腸の始まりの部位。

2 × 上行結腸は横行結腸の前。

3 ○ 正解 便は横行結腸の次に下行結腸を通る。

4 × S状結腸は下行結腸の次。

5 × 直腸は最後の部位。

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問70
正答5

Aさん(80歳、男性)は、半年前から急に便秘になり、最近では排便回数が5日に1回程度となった。腹部は膨満していて、便は細く、血液が付着することがあるという。

次の記述のうち、Aさんの便秘に対する対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 水分摂取を促す。
  2. 食物繊維の摂取を促す。
  3. 散歩などの運動を促す。
  4. 腹部のマッサージを行う。
  5. 医療機関の受診を促す。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 水分補給は通常の便秘への対応。この症状では危険なサインを見逃すおそれがある。

2 × 食物繊維も通常の対応。まず受診が優先。

3 × 運動も通常の対応。まず受診が優先。

4 × 腹部に病変がある可能性があり、マッサージはかえって危険なことがある。

5 ○ 正解 急な便秘・細い便・血液の付着は大腸がんを疑うサイン。医療機関の受診を促す。

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問71
正答4

次のうち、65歳の人の妥当な睡眠時間として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 約12時間
  2. 約10時間
  3. 約8時間
  4. 約6時間
  5. 約4時間
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 12時間は長すぎる。

2 × 10時間は子どもの目安に近い。

3 × 8時間は若い成人の目安。

4 ○ 正解 高齢期の睡眠時間の目安は約6時間。加齢とともに必要な睡眠時間は短くなる。

5 × 4時間は短すぎる。

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問72
正答4

キューブラー・ロス(Kubler-Ross, E.)が示した終末期にある人の死の受容プロセスのうち「抑うつ」の段階として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 第1段階
  2. 第2段階
  3. 第3段階
  4. 第4段階
  5. 第5段階
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 第1段階は否認。

2 × 第2段階は怒り。

3 × 第3段階は取引。

4 ○ 正解 抑うつは第4段階(否認→怒り→取引→抑うつ→受容)。

5 × 第5段階は受容。

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科目群 6

発達と老化の理解

問73〜80・8問
公式問題PDF:発達と老化の理解 →
問73
正答2

次の記述のうち、ハヴィガースト(Havighurst, R.)の示す中年期の発達課題に該当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 良心、道徳心、価値尺度を発達させる。
  2. 成人としての市民的・社会的責任を達成する。
  3. 満足できる住宅を確保する。
  4. 男性あるいは女性の社会的役割を身につける。
  5. 気心の合う社交集団を見つける。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 良心・道徳心・価値尺度の発達は児童期の課題。

2 ○ 正解 市民的・社会的責任の達成は中年期の発達課題。

3 × 満足できる住宅の確保は老年期の課題。

4 × 性役割の獲得は青年期までの課題。

5 × 気心の合う社交集団を見つけるのは老年期の課題。

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問74
正答2

次の記述のうち、自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorder)の特徴として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 文字のつづりがうまく書けず、類似の文字を間違えたりする。
  2. 同じ動作や行動を繰り返す。
  3. 注意の持続が難しい。
  4. 順番を待てずに割り込む。
  5. 数の大小の比較が難しい。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 文字の書き間違いは学習障害(書字の困難)の特徴。

2 ○ 正解 同じ動作や行動の繰り返し(常同性・こだわり)は自閉症スペクトラム障害の特徴。

3 × 注意の持続の困難はADHD(不注意)の特徴。

4 × 順番を待てないのはADHD(衝動性)の特徴。

5 × 数の大小の比較の困難は算数の学習障害。

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問75
正答5

次のうち、健康な状態と心身の機能が低下して介護等が必要な状態の中間を示す用語として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. エイジング(aging)
  2. サルコペニア(sarcopenia)
  3. ロコモティブシンドローム
  4. ホメオスタシス(homeostasis)
  5. フレイル(frailty)
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × エイジングは加齢そのもの。

2 × サルコペニアは筋量・筋力の低下。

3 × ロコモティブシンドロームは運動器の障害による移動機能の低下。

4 × ホメオスタシスは体内環境を一定に保つ恒常性。

5 ○ 正解 フレイル(虚弱)が、健康と要介護状態の中間を示す用語。

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問76
正答3

高齢者のセクシュアリティ(sexuality)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 高齢になると性への関心がなくなる。
  2. 男性は、高齢になっても性ホルモンの分泌が維持される。
  3. 女性は、高齢になると性交痛を感じやすくなる。
  4. 高齢者は生殖機能の喪失と同時にセクシュアリティ(sexuality)を喪失する。
  5. 高齢者の性的欲求に、性差はみられない。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 性への関心は高齢になっても持ち続ける。

2 × 男性の性ホルモンも加齢により低下する。

3 ○ 正解 エストロゲンの低下により、女性は性交痛を感じやすくなる。

4 × セクシュアリティは生殖機能とは別のもので、失われない。

5 × 性的欲求には個人差・性差がある。

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問77
正答2

Aさん(22歳、女性)は、施設で介護福祉職として勤務し、食事や睡眠を工夫しながら、一人暮らしをしている。日々の生活や勤務状況に問題はない。職場にAさんと年齢の近い介護福祉職はおらず、休憩時間や休みの日も一人で過ごしている。Aさんは、「自分の仕事ぶりを上司に認めてほしいという気持ちはない。それよりも、仕事やそれ以外のことを深く話せる同年代の同僚がほしい」と思っている。

次のマズロー(Maslow, A.H.)の欲求階層説の各段階のうち、Aさんの現在の気持ちが当てはまるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 生理的欲求
  2. 所属・愛情欲求
  3. 安全欲求
  4. 承認欲求
  5. 自己実現欲求
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 食事や睡眠(生理的欲求)は工夫して満たされている。

2 ○ 正解 「深く話せる同年代の仲間がほしい」は所属・愛情欲求にあたる。

3 × 安全が脅かされている記述はない。

4 × 承認欲求(認めてほしい)は本人自身が否定している。

5 × 自己実現の内容ではない。

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問78
正答1

次のうち、加齢に伴い階段を上ると息切れしやすくなる現象に関係する恒常性の機能として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 予備力
  2. 適応力
  3. 免疫力
  4. 抵抗力
  5. 回復力
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 予備力=最大能力と日常必要量の差。低下すると階段などの負荷で息切れしやすくなる。

2 × 適応力は環境の変化に対応する力。

3 × 免疫力は病原体への抵抗の仕組み。

4 × 抵抗力は病気やストレスへの強さ。

5 × 回復力は元の状態に戻る力。

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問79
正答4

次の記述のうち、高齢者の疾患や症状の特徴として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 典型的な症状を呈する。
  2. 生活が活発になる。
  3. 痛みに敏感になる。
  4. 複数の疾患を持ちやすい。
  5. 慢性的な疾患は少ない。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 高齢者の症状は非定型的なことが多い。

2 × 活動性はむしろ低下しがち。

3 × 痛みには鈍くなる傾向がある。

4 ○ 正解 高齢者は複数の疾患を併せ持ちやすい。

5 × 慢性的な疾患が多い。

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問80
正答4

Aさん(82歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。朝、眠そうな様子であったため、介護福祉職がどうしたのかと尋ねると、Aさんは、「夜、足や背中がかゆくてあまり眠れなかった」と話した。看護師と共に足や背中を観察すると、皮膚が乾燥していて、引っ掻いたような傷があった。そのほかに皮膚の異常はみられなかった。Aさんは寒さに弱く、今は冬なので常に電気毛布を使用している。昨日は入浴日であった。

次のうち、Aさんに生じている可能性がある疾患として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 角化型疥癬(hyperkeratotic scabies)
  2. 帯状疱疹(herpes zoster)
  3. 褥瘡
  4. 老人性皮膚掻痒症(senile pruritus)
  5. 閉塞性動脈硬化症(arteriosclerosis obliterans)
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 角化型疥癬は感染力が強く、厚い角質増殖が特徴。乾燥とかゆみだけの本例と合わない。

2 × 帯状疱疹は体の片側の神経に沿った水疱と痛みが特徴。

3 × 褥瘡は圧迫部位の発赤・潰瘍で、かゆみが主症状ではない。

4 ○ 正解 皮膚の乾燥・冬・電気毛布の常用・入浴後という条件がそろい、老人性皮膚掻痒症が最も疑われる。

5 × 閉塞性動脈硬化症は下肢の冷感・間欠性跛行が主症状。

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科目群 7

認知症の理解

問81〜90・10問
公式問題PDF:認知症の理解 →
問81
正答5

次の記述のうち、認知症(dementia)のある人にみられる妄想の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 自分でしまい忘れた物が見つからず、誰かが盗んだと思い込むのは、嫉妬妄想である。
  2. 孫と会って話をしたにもかかわらず、孫にずっと会わせてもらえていないと主張するのは、カプグラ症候群である。
  3. 介護支援専門員(ケアマネジャー)と妻が話しているのを見て、妻の浮気相手だと思い込むのは、幻の同居人である。
  4. 家族など身近な人がよく似た偽物と入れ替わっていると主張するのは、被害妄想である。
  5. 身体的疾患がないにもかかわらず、自分が病気だと思い込むのは、心気妄想である。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × しまい忘れて「盗まれた」と思い込むのは物盗られ妄想。嫉妬妄想ではない。

2 × 会ったのに「会わせてもらえない」と主張する内容はカプグラ症候群の説明ではない。

3 × 配偶者の浮気を疑い込むのは嫉妬妄想。幻の同居人ではない。

4 × 身近な人が偽物と入れ替わったと主張するのはカプグラ症候群。被害妄想という名称が誤り。

5 ○ 正解 身体的疾患がないのに病気だと思い込むのは心気妄想。

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問82
正答1

次の記述のうち、認知症(dementia)の人への取り組みとその説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 本人ミーティングでは、当事者たちが語り合い社会に発信も行う。
  2. 認知症初期集中支援チームは、要介護認定を行う。
  3. 若年性認知症支援コーディネーターは、認知症(dementia)の診断を行う。
  4. 認知症疾患医療センターは、地域ケア会議を開催する。
  5. 認知症カフェは、認知症介護指導者を養成する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 本人ミーティングは認知症の本人どうしが語り合い、希望や必要なことを社会へ発信する取り組み。

2 × 認知症初期集中支援チームは受診やサービスへのつなぎを行う。要介護認定は市町村。

3 × 若年性認知症支援コーディネーターは相談支援を行う。診断は医師。

4 × 認知症疾患医療センターは鑑別診断などの専門医療を担う。地域ケア会議の開催は地域包括支援センター等。

5 × 認知症カフェは本人・家族・地域住民の交流の場。指導者の養成ではない。

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問83
正答3

次の記述のうち、認知症(dementia)の行動・心理症状(BPSD)に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 10分前に施設職員が挨拶しに来たことを、覚えていない。
  2. 病院にいるのに、自宅にいると思っている。
  3. 通所介護(デイサービス)を利用中に、出口を探して歩き回る。
  4. 薬を処方されても、服薬管理ができない。
  5. 入浴を促すと、湯につかるだけで出てくる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 10分前のことを覚えていないのは記憶障害(中核症状)。

2 × 場所の誤認は見当識障害(中核症状)。

3 ○ 正解 出口を探して歩き回るのは行動・心理症状(BPSD)にあたる行動症状。

4 × 服薬管理の困難は認知機能の低下による生活の支障で、BPSDではない。

5 × 入浴の手順が抜けるのは遂行機能の低下など中核症状による生活の支障。

ポイント 中核症状(記憶・見当識・遂行機能など)とBPSD(徘徊・妄想・不穏など)の区別は最頻出。

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問84
正答5

次の記述のうち、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 古い記憶から障害され、徐々に新しい記憶も障害される。
  2. 認知機能が変動することが特徴的である。
  3. ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)の障害は、重度期以降に認められる。
  4. 見当識障害は、中期以降に認められる。
  5. 記憶障害は、初期から認められる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 新しい記憶から障害される。古い記憶は保たれやすい。

2 × 認知機能の変動はレビー小体型認知症の特徴。

3 × ADLの障害は進行に伴い現れる。重度期以降に限らない。

4 × 時間の見当識障害は初期からみられる。

5 ○ 正解 記憶障害(特に新しいことを覚える力)は初期から認められる。

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問85
正答2

次のうち、レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)の症状として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ノンレム睡眠行動障害による大声
  2. 自律神経症状による起立性低血圧(orthostatic hypotension)
  3. 聴覚認知機能の障害による幻聴
  4. 側頭葉の萎縮による意味性失語
  5. 嚥下機能の促進による食欲増加
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 特徴はレム睡眠行動障害。ノンレムではない。

2 ○ 正解 自律神経症状として起立性低血圧・失神・便秘などがみられる。

3 × 特徴は幻視。幻聴ではない。

4 × 側頭葉の萎縮による意味性失語は前頭側頭型認知症の症状。

5 × 嚥下機能は障害される。促進・食欲増加ではない。

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問86
正答4

次のうち、認知症(dementia)の人の生活をアセスメントするうえで、身体的要因に含まれる項目として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 性格
  2. 居住環境
  3. 人的環境
  4. IADL(Instrumental Activities of Daily Living:手段的日常生活動作)
  5. 社会とのつながり
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 性格は心理的要因。

2 × 居住環境は環境的要因。

3 × 人的環境も環境的要因。

4 ○ 正解 IADLの状況は心身の機能に関わる身体的要因に含まれる。

5 × 社会とのつながりは社会的要因。

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問87
正答1

認知症(dementia)の人への環境の配慮に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 視覚的認識を容易にするために、廊下の手すりに色をつけて目立つようにする。
  2. 聴覚に影響を与えるために、ピクトグラム(pictogram)を表示する。
  3. 音の選択的聴取の力を高めるために、BGM(background music)の音量を大きくする。
  4. 穏やかに生活するために、居室の光の刺激を強くする。
  5. 落ち着く空間をつくるために、居室を細かい模様の壁紙で統一する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 手すりに色をつけて目立たせると、視覚的に認識しやすくなる。

2 × ピクトグラムは視覚への支援。「聴覚に影響を与える」が誤り。

3 × BGMの音量を上げると、音の聞き分けをかえって妨げる。

4 × 強い光の刺激は落ち着きを奪う。

5 × 細かい模様は見間違い・混乱のもと。無地に近い落ち着いた壁紙がよい。

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問88
正答4

次の記述のうち、認知症(dementia)の人の遂行機能障害の症状として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ご飯を食べたことを忘れて、ご飯をほしいと言う。
  2. 包丁の使い方を忘れて、うまく使うことができない。
  3. 食事が配膳されているが、左側のものを残す。
  4. 調理の手順を順序だてて行うことができない。
  5. 皿の模様をおかずと間違えて、スプーンですくおうとする。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 食べたことを忘れるのは記憶障害。

2 × 道具の使い方が分からなくなるのは失行。

3 × 左側のものを残すのは半側空間無視。

4 ○ 正解 調理の手順を順序立てて実行できないのが遂行機能障害。

5 × 皿の模様を食べ物と間違えるのは失認。

ポイント 症状名と具体例の対応で選ばせる形式。「計画・段取りの障害=遂行機能」と覚える。

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問89
正答3

Aさん(75歳、男性)は、認知症(dementia)で、通所介護(デイサービス)を利用している。介護福祉職が、「今日は何月何日でしょうか」と聞くと、Aさんは、「9月」と答えた。介護福祉職が、「今朝、Aさんの家の庭にあじさいが咲いていましたね」と言うと、Bさんが、「あじさいが咲くのは6月?」と答えた。介護福祉職は、「そうです。今日は6月22日です」と言い、ホワイトボードに日付とあじさいの絵を描いた。介護福祉職が、「6月生まれの方はいますか」と聞くが、返事がない。介護福祉職は、「今日は6月22日ですが、あと3日でAさんの誕生日ですね」と伝えた。

次のうち、介護福祉職が実施した技法として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. タッチケア(touch care)
  2. アートセラピー(art therapy)
  3. リアリティ・オリエンテーション(reality orientation)
  4. ライフレビュー(life review)
  5. グリーフケア(grief care)
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × タッチケアは触れることで安心を伝えるケア。

2 × アートセラピーは芸術活動を用いる療法。

3 ○ 正解 日付や季節の情報を会話や掲示で繰り返し伝え、現実の見当識を補うリアリティ・オリエンテーション。

4 × ライフレビューは人生を回想し意味づける技法。

5 × グリーフケアは死別の悲嘆への支援。

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問90
正答3

Aさん(88歳、女性)は、4年前に、認知症(dementia)と診断された。在宅で長男が介護している。Aさんは、3か月前から、何度もトイレ以外で排泄しようとする様子がみられた。長男が繰り返しトイレの場所を教えているが、状態は変わらない。長男はAさんに対して、「何回、同じことを言ったら、わかるんだ」と大声でどなってしまい、その後で落ち込むようになった。また、長男は、「認知症(dementia)がいつまで続くのか」「自分に何か問題があったのではないか」と言って、自分を強く責めている。

次のうち、Aさんの認知症(dementia)を長男が受け入れる過程と考えた場合、このときの長男の心理的特徴に該当する段階として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. ショック期
  2. 否認期
  3. 混乱期
  4. 解決への努力期
  5. 受容期
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × ショック期は事実に直面した直後の茫然とした段階。

2 × 否認期は認知症であることを認めようとしない段階。

3 ○ 正解 感情的に怒り、そのあとで自分を責めて落ち込む揺れは混乱期の特徴。

4 × 解決への努力期は対応方法を前向きに模索する段階。

5 × 受容期はあるがままを受け入れる段階。

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科目群 8

障害の理解

問91〜100・10問
公式問題PDF:障害の理解 →
問91
正答5

次のうち、障害福祉におけるソーシャルインクルージョン(social inclusion)の考え方の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 障害のある人とない人を統合する社会
  2. 障害のある人を権利侵害から守る社会
  3. 障害のある人の意思決定を支援する社会
  4. 障害のある人の最善の利益を考える社会
  5. 障害のある人もない人も包摂する社会
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 統合する社会はインテグレーションの説明。

2 × 権利侵害から守るのは権利擁護(アドボカシー)に近い。

3 × 意思決定支援の説明。

4 × 最善の利益の考慮は包摂の説明ではない。

5 ○ 正解 障害のある人もない人も、誰も排除せず包み込む社会=ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)。

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問92
正答1

知的障害に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 障害が発達期にあらわれる。
  2. 障害の原因は明らかである。
  3. 一般就労は不可能である。
  4. 療育手帳の等級は障害支援区分で決める。
  5. 運動発達の遅れは伴わない。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 知的障害は発達期(おおむね18歳まで)に現れる。

2 × 原因が特定できない場合も多い。

3 × 支援があれば一般就労も可能。

4 × 療育手帳の等級は知能検査等で判定する。障害支援区分ではない。

5 × 運動発達の遅れを伴うこともある。

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問93
正答1

次のうち、後遺症によって片麻痺や言語障害を伴うことがある疾患や病態として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 脳血管障害(cerebrovascular disorder)
  2. 糖尿病(diabetes mellitus)
  3. 脊髄損傷(spinal cord injury)
  4. 慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease)
  5. クローン病(Crohn disease)
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 脳血管障害の後遺症として、片麻痺や失語症などの言語障害がみられることがある。

2 × 糖尿病の合併症は神経障害・網膜症・腎症。片麻痺は直接の後遺症ではない。

3 × 脊髄損傷は損傷部位以下の両側性の麻痺で、言語障害は伴わない。

4 × 慢性閉塞性肺疾患は呼吸機能の障害。

5 × クローン病は消化管の炎症性疾患。

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問94
正答2

次の記述のうち、国際障害者年を契機に、日本の障害福祉に起きた変化として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 障害者を弱者として保護する捉え方が広まった。
  2. ノーマライゼーションの理念が徐々に浸透した。
  3. 身体障害者福祉法の制定につながった。
  4. 障害種別ごとの福祉サービス給付が始まった。
  5. 措置制度から自立支援医療制度へ移行した。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 保護の対象から権利の主体へ、という転換が進んだ。

2 ○ 正解 「完全参加と平等」を掲げた国際障害者年(1981年)を機に、ノーマライゼーションの理念が浸透した。

3 × 身体障害者福祉法の制定は1949年で、国際障害者年より前。

4 × 障害種別ごとの給付はそれ以前からの仕組み。

5 × 措置から契約への移行は2000年代の支援費制度など。「自立支援医療制度へ移行」という記述も不正確。

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問95
正答3

次のうち、筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)によくみられる症状として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 感覚障害
  2. 失禁
  3. 嚥下障害
  4. 視力障害
  5. 便秘
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 感覚障害はALSでは現れにくい(4大陰性症状)。

2 × 失禁(膀胱直腸障害)も現れにくい。

3 ○ 正解 球麻痺による嚥下障害・構音障害はALSによくみられる。

4 × 視力障害・眼球運動障害も現れにくい。

5 × 便秘は主症状ではない。

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問96
正答3

Aさん(50歳、男性)は、以前は一人暮らしをしていたが、現在は統合失調症(schizophrenia)のため長期入院をしている。症状が軽快して安定したため、医師から間もなく退院できるという説明があった。Aさんは以前と同じように独居を希望しているが、一人で住居を探すのに不安がある。

次のうち、Aさんの希望を実現するために利用する公的な支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 地域定着支援
  2. 自立生活援助
  3. 地域移行支援
  4. 生活介護
  5. 同行援護
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 地域定着支援は地域で生活する人への常時の連絡体制・緊急時対応。退院前の住居探しではない。

2 × 自立生活援助は退院後の一人暮らしへの定期訪問支援。

3 ○ 正解 地域移行支援は、施設・病院からの退所・退院に向けた住居の確保などの支援。入院中のAさんに合う。

4 × 生活介護は日中活動の支援。

5 × 同行援護は視覚障害のある人の外出支援。

ポイント 地域移行(退院前)→自立生活援助・地域定着(退院後)と、時系列で区別する。

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問97
正答4

Aさん(45歳、男性)は、1年前、交通事故で頭部外傷を負った。四肢に障害は残らなかったが、高次脳機能障害(higher brain dysfunction)と診断された。

次の記述のうち、Aさんの障害特性を理解した支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 記憶障害によって同じことを何度も質問するが、一度だけ質問に答える。
  2. 注意障害によって作業のミスが多いため、その度ごとに強く注意する。
  3. 遂行機能障害によって指示されないと作業ができないため、自分の判断でやるように促す。
  4. 社会的行動障害によってすぐに怒りだすことがあるため、感情が落ち着くように場面や話題を変える。
  5. 病識低下によってできないことを認めないため、できないことを指摘する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 記憶障害には繰り返し丁寧に答え、メモなどで補う。

2 × 強く注意すると自信を失わせ、症状を悪化させる。

3 × 遂行機能障害には手順の明示や声かけで支援する。自己判断の強要は逆効果。

4 ○ 正解 感情が高ぶったときは場面や話題を変え、落ち着くのを待つのが適切。

5 × できないことの指摘は本人を追い詰める。

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問98
正答2

次のうち、「障害者総合支援法」に規定する補装具として、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 特殊寝台
  2. 電動車椅子
  3. 点字器
  4. 電気式たん吸引器
  5. ストーマ装具

(注) 「障害者総合支援法」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。

あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 特殊寝台は補装具ではない(介護保険では貸与種目)。

2 ○ 正解 電動車椅子は補装具(ほかに義肢・装具・車椅子・重度障害者用意思伝達装置など)。

3 × 点字器は日常生活用具。

4 × 電気式たん吸引器は日常生活用具。

5 × ストーマ装具は日常生活用具。

ポイント 補装具(身体機能を補完・代償)と日常生活用具の仕分けは定番。点字器・ストーマ装具は2006年に日常生活用具へ移行した。

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問99
正答5

次の記述のうち、地域における障害者のサポート体制として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 介護支援専門員は、サービス等利用計画を作成する。
  2. 相談支援専門員は、個別支援計画を作成する。
  3. 基幹相談支援センターは、障害支援区分を決定する。
  4. 地域包括支援センターは、要介護度を決定する。
  5. 市町村は、地域生活支援事業を行う。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × サービス等利用計画を作成するのは相談支援専門員。

2 × 個別支援計画を作成するのはサービス管理責任者。

3 × 障害支援区分の認定は市町村。

4 × 要介護度は介護認定審査会の判定に基づき市町村が認定する。

5 ○ 正解 地域生活支援事業は市町村(都道府県事業もある)が行う。

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問100
正答4

次のうち、障害があるためスプーンがうまく握れない人に自助具を作成する職種として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 看護師
  2. 義肢装具士
  3. 理学療法士
  4. 作業療法士
  5. 言語聴覚士
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 看護師は療養上の世話と診療の補助を担う。

2 × 義肢装具士は義肢・装具の製作・適合を担う。

3 × 理学療法士は起立・歩行など基本動作の訓練を担う。

4 ○ 正解 スプーンが握れない人への自助具の作成・適合は作業療法士の専門領域。

5 × 言語聴覚士は言語・聴覚・嚥下の訓練を担う。

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科目群 9

医療的ケア

問101〜105・5問
公式問題PDF:医療的ケア →
問101
正答1

次の記述のうち、バイタルサインを測定するときの留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 非接触型体温計による測定では、環境温度に注意する。
  2. 脈拍の測定では、橈骨動脈に拇指で触れる。
  3. 呼吸の測定では、ゆっくりと息をするように伝えてから行う。
  4. 血圧測定では、上腕にマンシェットを隙間のないように巻く。
  5. 意識レベルは、まず身体を揺さぶって反応をみる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 非接触型体温計は外気温の影響を受けやすいため、環境温度に注意して測定する。

2 × 脈拍は示指・中指・薬指で触れる。拇指では自分の脈と混同しやすい。

3 × 呼吸は意識すると変わるため、伝えずに自然な状態で測る。

4 × マンシェットは指1〜2本入る程度のゆとりをもたせて巻く。

5 × 意識の確認はまず声かけから。いきなり身体を揺さぶらない。

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問102
正答5

気管カニューレの構造等に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 気管カニューレは、咽頭に挿入されている。
  2. 気管カニューレは、交換の必要がない。
  3. カフは、カニューレの上端についている。
  4. カフには、滅菌蒸留水が入れてある。
  5. サイドチューブから、カフの上部の貯留物を吸引することができる。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 気管カニューレは気管に挿入される。咽頭ではない。

2 × カニューレは定期的な交換が必要。

3 × カフはカニューレの下端近くにある。

4 × カフに入れるのは空気。滅菌蒸留水ではない。

5 ○ 正解 サイドチューブ付きのカニューレでは、カフ上部にたまった貯留物をサイドチューブから吸引できる。

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問103
正答3

Aさん(85歳、男性)は、慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease)で、介護老人福祉施設に入所している。ある日、Aさんから、「痰がからんでいて、咳をしても出せない」という訴えがあった。介護福祉士が呼吸回数を確認すると、1分間に22回で、ゴロゴロという音がしていた。看護職からは、右肺に痰が貯留しやすいという情報提供があった。口腔内吸引をすると、粘性の強い透明な痰が吸引できた。

このとき、介護福祉士が喀痰排出を促すためにAさんに行う対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 居室の湿度を30%に保つ。
  2. 水分摂取を控えるように伝える。
  3. 左側を下にした体位を勧める。
  4. 太い吸引チューブに変える。
  5. ベッド上での安静を勧める。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 湿度30%では乾燥して痰が硬くなる。50〜60%程度に保つ。

2 × 水分摂取は痰をやわらかくするため、むしろ促す。

3 ○ 正解 右肺に痰があるときは左側を下(右を上)にすると、重力で痰が移動して出しやすくなる(体位ドレナージの考え方)。

4 × 吸引チューブの太さの変更は医療職の判断。

5 × 安静よりも体位変換や離床が排痰を助ける。

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問104
正答2

次の記述のうち、胃の構造として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 幽門から始まり噴門で終わる。
  2. 左上方を胃底部といい、食べ物を一時的にためる。
  3. 左下方の縁を小弯という。
  4. 胃には3つの生理的狭窄部がある。
  5. 胃に続く小腸は、空腸という。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 胃は噴門に始まり幽門に終わる。記述が逆。

2 ○ 正解 左上方のふくらみが胃底部で、食べ物を一時的にためる。

3 × 小弯は胃の右上の縁。左下の縁は大弯。

4 × 3つの生理的狭窄部があるのは食道。

5 × 胃に続く小腸は十二指腸。空腸はその先。

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問105
正答4

次の記述のうち、ボタン型胃ろうチューブを挿入している利用者に対して、介護福祉士が行うケアとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 胃ろう周囲の皮膚に発赤がある場合は、軟膏を塗布する。
  2. 1日に2、3回、胃ろうチューブを回転させて、癒着を防ぐ。
  3. 胃ろうチューブの抜去予防のため、歩行は避けるように勧める。
  4. 胃ろう周囲の皮膚は石けんとぬるま湯で洗浄して、清潔を保つ。
  5. 栄養剤を注入する前には、胃ろう部を消毒する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 発赤への軟膏塗布は医療職の判断で行う医行為。

2 × カテーテルの回転は、1日1回程度スムーズに回るか(固着がないか)を確かめる確認が基本。「癒着を防ぐために1日2、3回回転させる」は頻度・目的の理解として不正確で、介護福祉士が行うケアとして最も適切なのは4。

3 × 胃ろうがあっても歩行などの日常生活は制限しない。

4 ○ 正解 胃ろう周囲の皮膚を石けんとぬるま湯で洗浄して清潔を保つのは、介護福祉士が行えるケア。

5 × 注入前の消毒は不要。清潔な手技で行えばよい。

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科目群 10

介護過程

問106〜113・8問
公式問題PDF:介護過程 →
問106
正答2

次のうち、介護過程における生活課題への対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 介護福祉職が望む支援を実現すること
  2. 利用者が望む暮らしを実現すること
  3. 他職種が望む連携を実現すること
  4. 家族が望む経済状況を実現すること
  5. 施設が望む運営を実現すること
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 支援の主体は介護福祉職ではない。

2 ○ 正解 生活課題への対応は、利用者が望む暮らしを実現するために行う。

3 × 他職種との連携は手段であり、目的ではない。

4 × 家族の経済状況の実現は介護過程の目的ではない。

5 × 施設の運営都合は目的にならない。

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問107
正答4

次の記述のうち、短期目標に関する説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 介護福祉職の介護目標を設定する。
  2. 利用者の1年後の状態を記載する。
  3. 利用者の家族を主体にして表現する。
  4. アセスメントに基づく利用者の具体的な生活課題から検討する。
  5. 目標達成時の介護福祉職の満足度を記載する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 目標は利用者の目標であり、介護福祉職の目標ではない。

2 × 1年後の状態像のような長い見通しは長期目標に位置づける。

3 × 目標の主体は利用者本人。

4 ○ 正解 アセスメントで明確になった利用者の具体的な生活課題から短期目標を検討する。

5 × 介護福祉職の満足度は記載しない。

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問108
正答5

次の記述のうち、介護計画の実施に関するものとして、適切なものを1つ選びなさい。

  1. 利用者の実践状況は評価日にまとめて記録する。
  2. 介護福祉職が結果に満足できるまで実践を続ける。
  3. 介護福祉職の実践経験を積むことを目的にする。
  4. 他職種が立案した介護計画をチームで実践する。
  5. 利用者に支援内容を説明して同意を得る。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 実施の記録はそのつど行う。評価日にまとめてでは正確さを欠く。

2 × 満足の基準は利用者側にある。

3 × 介護福祉職の経験を積むことは実施の目的ではない。

4 × 介護計画は介護福祉職が立案する。

5 ○ 正解 実施にあたっては、利用者に支援内容を説明して同意を得る。

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問109
正答1

次のうち、サービス担当者会議にサービス管理責任者が出席する目的として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 個別支援計画の取り組みの報告
  2. 障害支援区分の判定
  3. 支給が必要かどうかの決定
  4. サービス等利用計画の説明
  5. 相談支援専門員への個別支援計画作成の指示
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 サービス管理責任者は、個別支援計画の取り組み状況を報告するために出席する。

2 × 障害支援区分の判定は市町村(審査会)が行う。

3 × 支給の要否の決定は市町村が行う。

4 × サービス等利用計画の説明は相談支援専門員の役割。

5 × 個別支援計画はサービス管理責任者自身が作成するもので、指示する関係ではない。

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問110
正答2
事例文を読む(問題110〜問題111共通)

次の事例を読んで、問題110、問題111について答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(78歳、女性、要介護1)は、軽度の認知症(dementia)があり、通所介護(デイサービス)を利用しながら一人暮らしをしている。一人娘が近くに住んでいる。最近、近所の人から娘に、「決められた日以外にごみを出しているので、そっと片付けているの」と連絡があった。

翌日、娘がAさんの自宅に行くと、部屋の中に弁当の空の容器がそのまま残されていた。心配した娘が同居を勧めたが、Aさんは、「これからもこの家からデイサービスに通いたい」と強い口調で言った。話し合いの結果、娘が夕方に様子を見に行くことになった。

Aさんは、通所介護(デイサービス)を休むことなく利用していたが、ある日の迎えのとき、担当の介護福祉職に、「今日は行きたくない」と言って利用を拒否した。娘が理由を聞くと、「クイズの時間になると利用者のBさんに、あなたの答えはいつも間違えていると何度も注意される。情けない・・・」と話した。娘はAさんの様子を介護福祉職に伝えた。

次のうち、Aさんのニーズとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 娘の家で同居すること
  2. 自宅での生活を続けること
  3. 通所介護(デイサービス)を休めること
  4. 弁当のメニューを変更すること
  5. ごみ出しを近所の人に任せること
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 同居は娘の提案で、Aさん本人は断っている。

2 ○ 正解 「これからもこの家からデイサービスに通いたい」という本人の言葉が示すニーズ。

3 × 休みたいのではなく、Bさんとのやりとりが利用拒否の原因。

4 × 弁当は生活状況の描写で、ニーズではない。

5 × ごみ出しは課題のひとつだが、本人の望みの中心ではない。

ポイント 介護過程のニーズは本人の言葉から拾う。家族の意向(1)と混同させるのが定番のひっかけ。

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問111
正答2
事例文を読む(問題110〜問題111共通)

次の事例を読んで、問題110、問題111について答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(78歳、女性、要介護1)は、軽度の認知症(dementia)があり、通所介護(デイサービス)を利用しながら一人暮らしをしている。一人娘が近くに住んでいる。最近、近所の人から娘に、「決められた日以外にごみを出しているので、そっと片付けているの」と連絡があった。

翌日、娘がAさんの自宅に行くと、部屋の中に弁当の空の容器がそのまま残されていた。心配した娘が同居を勧めたが、Aさんは、「これからもこの家からデイサービスに通いたい」と強い口調で言った。話し合いの結果、娘が夕方に様子を見に行くことになった。

Aさんは、通所介護(デイサービス)を休むことなく利用していたが、ある日の迎えのとき、担当の介護福祉職に、「今日は行きたくない」と言って利用を拒否した。娘が理由を聞くと、「クイズの時間になると利用者のBさんに、あなたの答えはいつも間違えていると何度も注意される。情けない・・・」と話した。娘はAさんの様子を介護福祉職に伝えた。

Aさんの娘から連絡を受けた通所介護(デイサービス)では、介護過程の再アセスメントをすることになった。

次のうち、Aさんの再アセスメントで重視すべき情報として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 通所介護(デイサービス)を利用しない日の過ごし方
  2. 通所介護(デイサービス)での様子
  3. 通所介護(デイサービス)の利用継続に関する娘の意見
  4. 通所介護(デイサービス)の迎えを担当した介護福祉職の印象
  5. 通所介護(デイサービス)以外のサービスを利用することへの意向
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 自宅での過ごし方も情報だが、拒否のきっかけはデイサービスでの出来事。

2 ○ 正解 利用拒否の原因となった通所介護での様子(Bさんとの関係)の情報を最も重視する。

3 × 娘の意見より、本人に起きていることの把握が先。

4 × 介護福祉職の印象は主観であり、重視すべき情報ではない。

5 × 他サービスの検討は、原因の把握より先に行うことではない。

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問112
正答3
事例文を読む(問題112〜問題113共通)

次の事例を読んで、問題112、問題113について答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(50歳、男性、障害支援区分3)は、中度の知的障害がある。身体機能に問題はないが、遂行機能に障害がある。短い言葉での意思表示はできる。両親は亡くなっている。姉が近くに住んでいるが、同居は難しく、共同生活援助(グループホーム)へ入居した。入居時に短期目標を「生活のリズムを整える」と設定し、順調に進んでいた。日中は就労継続支援B型事業所に通っている。

共同生活援助(グループホーム)の生活に慣れてきた頃、Aさんは日中活動を休むようになった。心配した生活支援員が居室を訪ねると、Aさんが、「昨日も、遊びに来た隣室の友人が、散らかっている部屋を見て笑った。前はきれいにできていたのに」と自信をなくしている様子であった。

生活支援員がAさんの居室を確認すると、趣味で集めているアニメグッズや衣服が増えていて、きれいにしていた自室内に散乱していた。

次のうち、日中活動を休むようになったAさんの状態を理解するために必要な情報として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. Aさんの姉の家族構成
  2. 隣室の友人がAさんの部屋に行った時間
  3. Aさんが自信をなくした理由
  4. 生活支援員がAさんの部屋を訪ねた心情
  5. Aさんが隣室の友人と遊ぶことになった理由
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 姉の家族構成は休むようになった状態の理解に直結しない。

2 × 友人が部屋に行った時間は本質ではない。

3 ○ 正解 「なぜ自信をなくしたのか」という理由の理解が、状態把握の中心になる。

4 × 生活支援員の心情は本人の理解に直結しない。

5 × 遊ぶことになった経緯より、自信をなくした理由が重要。

出典: 公式PDFで原本を見る(介護過程)→この問題だけのページ(解説・関連問題) この問題を1ページで復習する(解説つき)→
問113
正答5
事例文を読む(問題112〜問題113共通)

次の事例を読んで、問題112、問題113について答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(50歳、男性、障害支援区分3)は、中度の知的障害がある。身体機能に問題はないが、遂行機能に障害がある。短い言葉での意思表示はできる。両親は亡くなっている。姉が近くに住んでいるが、同居は難しく、共同生活援助(グループホーム)へ入居した。入居時に短期目標を「生活のリズムを整える」と設定し、順調に進んでいた。日中は就労継続支援B型事業所に通っている。

共同生活援助(グループホーム)の生活に慣れてきた頃、Aさんは日中活動を休むようになった。心配した生活支援員が居室を訪ねると、Aさんが、「昨日も、遊びに来た隣室の友人が、散らかっている部屋を見て笑った。前はきれいにできていたのに」と自信をなくしている様子であった。

生活支援員がAさんの居室を確認すると、趣味で集めているアニメグッズや衣服が増えていて、きれいにしていた自室内に散乱していた。

後日、カンファレンスが開かれ、短期目標についての見直しが検討された。次の記述のうち、見直された短期目標として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 趣味を変更する。
  2. 現在の自室の状態を維持する。
  3. 衣服を部屋の隅に寄せる。
  4. 日中活動の事業所を変更する。
  5. 自室を整理整頓する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 趣味は本人の大切な楽しみ。変更させる理由がない。

2 × 散らかった現状の維持では課題が解決しない。

3 × 隅に寄せるだけでは根本の解決にならない。

4 × 日中活動の事業所の変更は、原因とずれている。

5 ○ 正解 自信喪失の原因である部屋の乱れに対応する「自室を整理整頓する」が適切。

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科目群 11

総合問題

問114〜125・12問
公式問題PDF:総合問題 →
問114
正答2
事例文を読む(問題114〜問題116共通)

(総合問題1)次の事例を読んで、問題114から問題116までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(66歳、女性)は、一人息子と二人で暮らしている。会社の趣味サークルや地域活動に熱心に参加してきた。半年前に、長年勤めた仕事を定年退職して、継続雇用で週2日の勤務になった。その頃から不眠を訴え、疲れやすく気持ちが落ち込む日が増えてきた。しばらくすると、睡眠中に大声をあげたり、息子の部屋までふらふらと歩いてきたり、自室のカーテンの花柄が動いて怖いと話したりするようになった。近隣の大学病院を受診した結果、手足の震え、小刻みな歩行、顔のこわばりなどがみられ、レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)の診断を受けた。

Aさんは、趣味活動や自宅で息子と過ごすことを優先し、これからの生活を楽しみたいと考えて、仕事を辞めた。そして、安全に歩く力を維持するために介護サービスを活用しようと考えた。Aさんは要支援2の認定を受けて、介護予防通所リハビリテーションの利用を始めた。

Aさんの手足の震えは、ある体内物質の影響によって生じている。

次のうち、その体内物質に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. メラトニン(melatonin)
  2. ドーパミン(dopamine)
  3. アドレナリン(adrenaline)
  4. コルチゾール(cortisol)
  5. グルカゴン(glucagon)
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × メラトニンは睡眠に関わるホルモン。

2 ○ 正解 ドーパミンの減少が、手足の震えなどのパーキンソン症状を引き起こす。

3 × アドレナリンは交感神経系に関わるホルモン。

4 × コルチゾールはストレスに関わるホルモン。

5 × グルカゴンは血糖を上げるホルモン。

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問115
正答1
事例文を読む(問題114〜問題116共通)

(総合問題1)次の事例を読んで、問題114から問題116までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(66歳、女性)は、一人息子と二人で暮らしている。会社の趣味サークルや地域活動に熱心に参加してきた。半年前に、長年勤めた仕事を定年退職して、継続雇用で週2日の勤務になった。その頃から不眠を訴え、疲れやすく気持ちが落ち込む日が増えてきた。しばらくすると、睡眠中に大声をあげたり、息子の部屋までふらふらと歩いてきたり、自室のカーテンの花柄が動いて怖いと話したりするようになった。近隣の大学病院を受診した結果、手足の震え、小刻みな歩行、顔のこわばりなどがみられ、レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)の診断を受けた。

Aさんは、趣味活動や自宅で息子と過ごすことを優先し、これからの生活を楽しみたいと考えて、仕事を辞めた。そして、安全に歩く力を維持するために介護サービスを活用しようと考えた。Aさんは要支援2の認定を受けて、介護予防通所リハビリテーションの利用を始めた。

ある日、送迎のときに、介護予防通所リハビリテーション事業所のB介護福祉職は、息子から、日々の症状に変動がある母を自宅で介護をするときにどのようなことに注意すべきか、と聞かれた。B介護福祉職は事業所で多職種ミーティングを行ってから返答することにした。

次の記述のうち、B介護福祉職の息子への助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 視覚的環境からの影響を防ぐために、自室のカーテンを無地のものに変更する。
  2. 下肢筋力を維持するために、毎日決まった時間に同じ運動をする。
  3. 転倒を防止するために、Aさんの外出の機会を減らす。
  4. 夜間は部屋をできるだけ明るく照らすために、直接照明を用いる。
  5. 着脱をしやすくするために、ボタン止めの衣服を使用する。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 「カーテンの花柄が動いて怖い」という幻視の訴えには、無地への変更が直接の対応になる。

2 × 症状に日内変動があるため、決まった時間の一律の運動はかえって負担。体調に合わせる。

3 × 外出を減らすと活動性・筋力が落ち、転倒リスクはむしろ上がる。

4 × 強い直接照明はまぶしさや影をつくり、幻視を誘発しやすい。

5 × ボタンは細かい手の動きが必要で、パーキンソン症状のある人には不向き。

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問116
正答4
事例文を読む(問題114〜問題116共通)

(総合問題1)次の事例を読んで、問題114から問題116までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(66歳、女性)は、一人息子と二人で暮らしている。会社の趣味サークルや地域活動に熱心に参加してきた。半年前に、長年勤めた仕事を定年退職して、継続雇用で週2日の勤務になった。その頃から不眠を訴え、疲れやすく気持ちが落ち込む日が増えてきた。しばらくすると、睡眠中に大声をあげたり、息子の部屋までふらふらと歩いてきたり、自室のカーテンの花柄が動いて怖いと話したりするようになった。近隣の大学病院を受診した結果、手足の震え、小刻みな歩行、顔のこわばりなどがみられ、レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)の診断を受けた。

Aさんは、趣味活動や自宅で息子と過ごすことを優先し、これからの生活を楽しみたいと考えて、仕事を辞めた。そして、安全に歩く力を維持するために介護サービスを活用しようと考えた。Aさんは要支援2の認定を受けて、介護予防通所リハビリテーションの利用を始めた。

サービス利用開始から2か月後、担当介護支援専門員(介護福祉士)はモニタリングを行うために、Aさんの自宅を訪れた。Aさんは、「もっとほかの人と交流したいが、自宅で生活しながら利用できると安心だ。とにかく息子に心配をかけずに一緒に暮らしていきたい」と語った。

息子は、「最近仕事が忙しくなり、今後泊まりの出張もあるので、リハビリ以外のサービスもうまく使ってほしい」と語った。

次のうち、Aさんに利用を勧めるサービスとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 介護予防認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)
  2. 日常生活自立支援事業
  3. 訪問介護(ホームヘルプサービス)
  4. 介護予防小規模多機能型居宅介護
  5. 介護予防・生活支援サービス事業の通所型サービス
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × グループホームへの入居は住み替えとなり、「自宅で暮らしたい」という希望に反する。

2 × 日常生活自立支援事業は金銭管理等の支援で、泊まりの需要に応えられない。

3 × 要支援2のAさんは訪問介護(給付)の対象ではなく、泊まりにも対応できない。

4 ○ 正解 通い・訪問・泊まりを一体的に利用でき、息子の出張時にも対応できる。要支援2でも利用可能。

5 × 通所型サービスだけでは泊まりに対応できない。

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問117
正答1
事例文を読む(問題117〜問題119共通)

(総合問題2)次の事例を読んで、問題117から問題119までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(85歳、女性、要介護1)は、B住居型有料老人ホームで暮らしている。子どもはなく、親族もいない。Aさんは現在、外部の事業所から訪問介護サービスを週2回利用している。Aさんは駐車場を経営していて、毎月その収入がある。

最近、C訪問介護員(ホームヘルパー)は、Aさんの居室内の冷蔵庫の中に同じ食材がたくさん入っていることが多く、気になっていた。ある日、C訪問介護員(ホームヘルパー)がAさんに尋ねると、「近所のスーパーに買い物に行くのが楽しみだが、冷蔵庫の中に何があるのか忘れてしまい、同じものばかり買ってしまう」と答えた。また、「今は、毎月振り込まれる駐車場収入の管理ができているが、今後管理できなくなることが不安だ」と話した。その後、Aさんは、初期のアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)の診断を受けた。

次のうち、Aさんが不安に思っている駐車場収入の管理について、訪問介護事業所のサービス提供責任者がAさんに提案する制度として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 成年後見制度
  2. 生活保護制度
  3. 老齢年金制度
  4. 継続雇用制度
  5. 後期高齢者医療制度
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 「今後管理できなくなることが不安」という相談には、判断能力の低下に備える成年後見制度(任意後見を含む)の提案が適切。

2 × 生活保護は困窮への制度。収入のあるAさんの相談内容と合わない。

3 × 老齢年金は収入の制度で、管理の不安への答えではない。

4 × 継続雇用は就労の制度。

5 × 後期高齢者医療は医療保険の制度。

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問118
正答3
事例文を読む(問題117〜問題119共通)

(総合問題2)次の事例を読んで、問題117から問題119までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(85歳、女性、要介護1)は、B住居型有料老人ホームで暮らしている。子どもはなく、親族もいない。Aさんは現在、外部の事業所から訪問介護サービスを週2回利用している。Aさんは駐車場を経営していて、毎月その収入がある。

最近、C訪問介護員(ホームヘルパー)は、Aさんの居室内の冷蔵庫の中に同じ食材がたくさん入っていることが多く、気になっていた。ある日、C訪問介護員(ホームヘルパー)がAさんに尋ねると、「近所のスーパーに買い物に行くのが楽しみだが、冷蔵庫の中に何があるのか忘れてしまい、同じものばかり買ってしまう」と答えた。また、「今は、毎月振り込まれる駐車場収入の管理ができているが、今後管理できなくなることが不安だ」と話した。その後、Aさんは、初期のアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)の診断を受けた。

その後、Aさんは認知症(dementia)が進行することを心配し、介護支援専門員(ケアマネジャー)に相談して、同じ市内のD介護付き有料老人ホームに転居することになった。

転居してから2年後、Aさんの認知症(dementia)の症状は進行してきた。Aさんの担当となったE介護福祉職はサービス担当者会議で、「現在、Aさんの、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準は、ランクⅢaと考えられる。そこで、このランクに合った介護計画を立案したい」と提案し、他職種の承諾を得た。

次のうち、Aさんの介護計画立案時にE介護福祉職が意識する、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準Ⅲaに該当する状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 日常生活が自立している状態
  2. 見守りがあれば自立できる状態
  3. 日中を中心に意思疎通の困難さがみられ、介護を必要とする状態
  4. 意思疎通の困難さが頻繁にみられ、常に介護を必要とする状態
  5. 専門医療の導入が必要な状態
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 日常生活が自立しているのはランクⅠ以前の状態。

2 × 見守りがあれば自立できるのはランクⅡ。

3 ○ 正解 ランクⅢは介護を必要とする状態で、Ⅲaは日中を中心に症状がみられる。

4 × 頻繁にみられ常に介護が必要なのはランクⅣ。

5 × 専門医療が必要なのはランクM。

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問119
正答3
事例文を読む(問題117〜問題119共通)

(総合問題2)次の事例を読んで、問題117から問題119までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(85歳、女性、要介護1)は、B住居型有料老人ホームで暮らしている。子どもはなく、親族もいない。Aさんは現在、外部の事業所から訪問介護サービスを週2回利用している。Aさんは駐車場を経営していて、毎月その収入がある。

最近、C訪問介護員(ホームヘルパー)は、Aさんの居室内の冷蔵庫の中に同じ食材がたくさん入っていることが多く、気になっていた。ある日、C訪問介護員(ホームヘルパー)がAさんに尋ねると、「近所のスーパーに買い物に行くのが楽しみだが、冷蔵庫の中に何があるのか忘れてしまい、同じものばかり買ってしまう」と答えた。また、「今は、毎月振り込まれる駐車場収入の管理ができているが、今後管理できなくなることが不安だ」と話した。その後、Aさんは、初期のアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)の診断を受けた。

D介護付き有料老人ホームに転居してから3年が経過した。Aさんの認知症(dementia)の症状は、さらに進行してきた。D介護付き有料老人ホームでは、施設の方針として、新たにパーソン・センタード・ケアを取り入れることになった。

次の記述のうち、E介護福祉職が介護計画を見直すときの方向性として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 認知症(dementia)の人の共通点に着目したケアマニュアルをつくる。
  2. 認知症(dementia)を治療する。
  3. 認知症(dementia)の人のその人らしさを支える。
  4. 認知症(dementia)の人を特別な存在として保護する。
  5. 行動・心理症状(BPSD)をなくす。
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 共通点に着目したマニュアル化は「その人らしさ」と対極。

2 × 認知症の治療は医療の役割で、介護計画の方向性ではない。

3 ○ 正解 その人らしさ(パーソンフッド)を支えることがパーソン・センタード・ケアの中心。

4 × 特別な存在として保護するのは、一人の人として尊重する考え方に反する。

5 × BPSDをなくすことが目的ではなく、行動の背景にあるニーズの理解が大切。

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問120
正答5
事例文を読む(問題120〜問題122共通)

(総合問題3)次の事例を読んで、問題120から問題122までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(42歳、男性)は、知的障害がある。父親(72歳)と二人暮らしをしている。半年前、Aさんに血便がみられたため病院を受診したところ、大腸がん(colorectal cancer)と診断され、S状結腸ストーマを造設した。パウチの交換に支援が必要となり、退院後は父親が自宅で介護をしていた。父親の介護負担が大きくなったため、居宅介護(ホームヘルプサービス)を利用することになった。

次のうち、Aさんの正常時の便の性状として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 水様から粥状
  2. 流動状から液状
  3. 半流動から粥状
  4. 泥状から軟便
  5. 軟便から固形状
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 水様〜粥状は回腸ストーマなど小腸寄りの便の性状。

2 × 流動状〜液状も小腸ストーマの性状。

3 × 半流動〜粥状は上行結腸ストーマのあたり。

4 × 泥状〜軟便は横行結腸のあたり。

5 ○ 正解 S状結腸では水分の吸収が進み、便は軟便から固形状になる。

ポイント ストーマの位置が口側(小腸寄り)ほど便は水様に、肛門側ほど固形になる。

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問121
正答3
事例文を読む(問題120〜問題122共通)

(総合問題3)次の事例を読んで、問題120から問題122までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(42歳、男性)は、知的障害がある。父親(72歳)と二人暮らしをしている。半年前、Aさんに血便がみられたため病院を受診したところ、大腸がん(colorectal cancer)と診断され、S状結腸ストーマを造設した。パウチの交換に支援が必要となり、退院後は父親が自宅で介護をしていた。父親の介護負担が大きくなったため、居宅介護(ホームヘルプサービス)を利用することになった。

ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)にAさんから、「今度、父親と温泉に行くことになったが、便のにおいが気になる」と相談があった。

次のうち、訪問介護員(ホームヘルパー)がAさんに勧める食品として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. チーズ
  2. たまねぎ
  3. ヨーグルト
  4. にら
  5. アスパラガス
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × チーズはにおいを強める食品。

2 × たまねぎもにおいを強める。

3 ○ 正解 ヨーグルトなどの乳酸菌食品は腸内環境を整え、便のにおいを抑える。

4 × にらもにおいを強める。

5 × アスパラガスもにおいを強める。

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問122
正答1
事例文を読む(問題120〜問題122共通)

(総合問題3)次の事例を読んで、問題120から問題122までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(42歳、男性)は、知的障害がある。父親(72歳)と二人暮らしをしている。半年前、Aさんに血便がみられたため病院を受診したところ、大腸がん(colorectal cancer)と診断され、S状結腸ストーマを造設した。パウチの交換に支援が必要となり、退院後は父親が自宅で介護をしていた。父親の介護負担が大きくなったため、居宅介護(ホームヘルプサービス)を利用することになった。

ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)がAさんの自宅を訪問したところ、Aさんの父親から、「地震のニュースを見たら、知的障害があり、ストーマの管理が必要な息子に対する災害時の対応が心配になった」と相談があった。訪問介護員(ホームヘルパー)は、相談支援専門員に状況を報告し、相談支援専門員とともにほかの利用者家族に確認したところ、同様に災害時の不安を感じている親が多く、この地域では個別避難計画の作成が遅れていることがわかった。そこで、訪問介護員(ホームヘルパー)はこの課題を地域の課題としてとらえ、サービス提供責任者や相談支援専門員とともに対応することを確認した。

次のうち、この地域課題の検討を働きかける場として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 協議会
  2. 運営適正化委員会
  3. 介護保険審査会
  4. 障害者政策委員会
  5. 地方更生保護委員会

(注) 「協議会」とは、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律第89条の3第1項に規定するものである。

あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 ○ 正解 「障害者総合支援法」の協議会は、関係機関が地域の課題を共有し体制整備を協議する場。個別避難計画の遅れという地域課題の検討にふさわしい。

2 × 運営適正化委員会は福祉サービスの苦情解決の機関(都道府県社会福祉協議会に設置)。

3 × 介護保険審査会は要介護認定等への不服審査の機関。

4 × 障害者政策委員会は国の障害者基本計画を調査審議する機関。

5 × 地方更生保護委員会は仮釈放等を審理する機関。

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問123
正答2
事例文を読む(問題123〜問題125共通)

(総合問題4)次の事例を読んで、問題123から問題125までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(50歳、男性、障害支援区分4)は、1年前の交通事故の後遺症で、右片麻痺、高次脳機能障害(higher brain dysfunction)、失語症(aphasia)となった。現在は障害者支援施設で生活している。日中は、車いすに座って過ごしているが、すぐに右肩が下がり上半身は右へ傾いた姿勢になる。ある日、B介護福祉職がAさんに姿勢の傾きを直す方法を伝えようとすると、Aさんは大声でどなり、物を投げた。B介護福祉職は、以前からAさんとのコミュニケーションに悩んでいたため、C介護主任に相談することにした。C介護主任の問いかけに答えるなかで、B介護福祉職は自分自身の言動を振り返ることができ、Aさんに伝わらない焦りと、子どもに言い聞かせるような口調が、Aさんの感情を害していたことに気づいた。その後、コミュニケーション方法を工夫し、Aさんに姿勢の傾きを直す方法を説明し、同意を得ることができた。

毎週、Aさんは妻との面会を楽しみにしている。しかし、妻はAさんの将来に不安を感じて、B介護福祉職に、「夫の障害について、情報交換や勉強がしたい。そのようなところがあれば紹介してほしい」と相談した。

次のうち、C介護主任がB介護福祉職への対応に用いた手法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. コンサルテーション(consultation)
  2. コーチング(coaching)
  3. フォロワーシップ(followership)
  4. ティーチング(teaching)
  5. メンバーシップ(membership)
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × コンサルテーションは他領域の専門家から助言を受けること。

2 ○ 正解 問いかけによって本人自身の振り返りと気づきを引き出すのがコーチング。

3 × フォロワーシップは部下がリーダーを支える働き。

4 × ティーチングは答えや方法を直接教えること。

5 × メンバーシップは組織の一員としての役割発揮。

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問124
正答5
事例文を読む(問題123〜問題125共通)

(総合問題4)次の事例を読んで、問題123から問題125までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(50歳、男性、障害支援区分4)は、1年前の交通事故の後遺症で、右片麻痺、高次脳機能障害(higher brain dysfunction)、失語症(aphasia)となった。現在は障害者支援施設で生活している。日中は、車いすに座って過ごしているが、すぐに右肩が下がり上半身は右へ傾いた姿勢になる。ある日、B介護福祉職がAさんに姿勢の傾きを直す方法を伝えようとすると、Aさんは大声でどなり、物を投げた。B介護福祉職は、以前からAさんとのコミュニケーションに悩んでいたため、C介護主任に相談することにした。C介護主任の問いかけに答えるなかで、B介護福祉職は自分自身の言動を振り返ることができ、Aさんに伝わらない焦りと、子どもに言い聞かせるような口調が、Aさんの感情を害していたことに気づいた。その後、コミュニケーション方法を工夫し、Aさんに姿勢の傾きを直す方法を説明し、同意を得ることができた。

毎週、Aさんは妻との面会を楽しみにしている。しかし、妻はAさんの将来に不安を感じて、B介護福祉職に、「夫の障害について、情報交換や勉強がしたい。そのようなところがあれば紹介してほしい」と相談した。

B介護福祉職は、Aさんが車いすで良肢位を保つことができるように、クッションを使用することにした。まず、B介護福祉職はAさんの上半身を起こし深く座り直してもらった。

次のうち、B介護福祉職がクッションを挿入する位置として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 背中とバックサポートの間
  2. 左大腿部と座面の間
  3. 両下腿とレッグサポートの間
  4. 右大腿部と左大腿部の間
  5. 右上肢と右アームサポートの間
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 背中とバックサポートの間では右への傾きは止まらない。

2 × 左大腿部の下に入れると骨盤が傾き、かえって崩れる。

3 × 下腿の位置は上半身の傾きとの関係が薄い。

4 × 大腿の間のクッションは膝を閉じる内転の予防で、傾きの対策ではない。

5 ○ 正解 傾いていく右側、右上肢と右アームサポートの間を支えると姿勢が安定する。

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問125
正答3
事例文を読む(問題123〜問題125共通)

(総合問題4)次の事例を読んで、問題123から問題125までについて答えなさい。

〔事 例〕

Aさん(50歳、男性、障害支援区分4)は、1年前の交通事故の後遺症で、右片麻痺、高次脳機能障害(higher brain dysfunction)、失語症(aphasia)となった。現在は障害者支援施設で生活している。日中は、車いすに座って過ごしているが、すぐに右肩が下がり上半身は右へ傾いた姿勢になる。ある日、B介護福祉職がAさんに姿勢の傾きを直す方法を伝えようとすると、Aさんは大声でどなり、物を投げた。B介護福祉職は、以前からAさんとのコミュニケーションに悩んでいたため、C介護主任に相談することにした。C介護主任の問いかけに答えるなかで、B介護福祉職は自分自身の言動を振り返ることができ、Aさんに伝わらない焦りと、子どもに言い聞かせるような口調が、Aさんの感情を害していたことに気づいた。その後、コミュニケーション方法を工夫し、Aさんに姿勢の傾きを直す方法を説明し、同意を得ることができた。

毎週、Aさんは妻との面会を楽しみにしている。しかし、妻はAさんの将来に不安を感じて、B介護福祉職に、「夫の障害について、情報交換や勉強がしたい。そのようなところがあれば紹介してほしい」と相談した。

妻の相談を受けたB介護福祉職がサービス管理責任者に報告をしたところ、ある社会資源を紹介することになった。

次のうち、B介護福祉職が妻に紹介した社会資源として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 福祉事務所
  2. 公共職業安定所(ハローワーク)
  3. 家族会
  4. 地域包括支援センター
  5. 地域障害者職業センター
あなたの解答
解説を読む(当社作成・介護福祉士監修済み)

1 × 福祉事務所は行政の窓口で、情報交換や学び合いの場ではない。

2 × ハローワークは就労支援の機関。

3 ○ 正解 家族会は同じ立場の家族どうしが情報交換し、学び合える社会資源。

4 × 地域包括支援センターは高齢者の総合相談窓口。

5 × 地域障害者職業センターは職業リハビリテーションの機関。

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📖 働きながら資格取得を目指せます

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📊 採点結果
総得点 0/125得点した科目群 0/11
総得点(合格基準 64点)0 / 125

11科目群すべてで1問以上の得点が必要です

1. 人間の尊厳と自立・介護の基本
0/12 正解
2. 社会の理解
0/12 正解
3. 人間関係とコミュニケーション・コミュニケーション技術
0/10 正解
4. 生活支援技術
0/26 正解
5. こころとからだのしくみ
0/12 正解
6. 発達と老化の理解
0/8 正解
7. 認知症の理解
0/10 正解
8. 障害の理解
0/10 正解
9. 医療的ケア
0/5 正解
10. 介護過程
0/8 正解
11. 総合問題
0/12 正解
未解答(全125問の入力で判定確定)
パート別の判定(第38回から導入された「パート合格制度」)
Aパート人間と社会/介護(問1-60)0 / 60
Bパートこころとからだ/医療的ケア(問61-105)0 / 45
Cパート介護過程/総合問題(問106-125)0 / 20

総得点の基準(64点)に届かなくても、パートごとの基準点以上でそのパートを構成する科目群すべてに得点があれば、そのパートだけ合格になります。合格したパートは翌年・翌々年の受験が免除されます。第38回のパート別合格基準点は A 32.23点・B 20.43点・C 11.33点(得点は1問1点の整数なので、実際には A 33点・B 21点・C 12点以上が必要です)。

第38回の公式合格基準(総得点64点以上、かつ11科目群すべてで得点)に基づく参考判定です。実際の合否を保証するものではありません。合格基準・正答は社会福祉振興・試験センター公表の「合格基準及び正答について」によります。

よくある質問(合格基準・合格率)

Q. 第38回介護福祉士国家試験の合格点(合格基準)は?
A. 総得点125点に対し64点以上で、かつ11科目群すべてに得点があること。パート別の合格基準点はA 32.23点・B 20.43点・C 11.33点です(試験センター公表)。

Q. 第38回の合格率・受験者数は?
A. 受験者78,469人・合格者54,987人で合格率70.1%。合格発表は2026年3月16日でした(試験センター公表)。

Q. パート合格(合格パート受験免除)とは?
A. 総得点の基準に届かなくても、パートごとの基準点以上で構成科目群すべてに得点があれば、そのパートだけ合格になる制度。合格したパートは翌年・翌々年の受験が免除されます。第38回のパート別合格者はAパート3,935人・Bパート1,509人・Cパート6,181人でした(一部重複)。

資格を取ったあと、働き方は変わりますか

自己採点、おつかれさまでした。手ごたえが十分でなかったとしても、来年があります。第38回からパート合格制度が始まり、合格したパートは翌年・翌々年の受験が免除されます。全部やり直す必要はありません。

そのうえで、資格を取ったあとの話です。私たちは高松市でデイサービスを3施設運営しています。無資格・未経験からの介護職員は22万円〜介護福祉士は23.5万円〜。資格が給与にそのまま反映される仕組みです。実務者研修の費用補助と受験に向けた支援制度があり、不合格だった方・パート合格から再挑戦される方の支援も行っています。

夜勤なし17時退勤年間休日108日賞与 年2回有給は入職日に10日付与資格取得支援

「資格は取ったけれど、働き方は変わらなかった」——そうならない場所を探しているなら、一度話を聞きに来てください。応募でなくて構いません。

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