内部障害|理学療法士(PT)国家試験 過去問まとめ

理学療法士国家試験の内部障害分野を、複数年分まとめて対策できるページです。糖尿病・心疾患・呼吸器疾患・腎不全(透析)・がんリハなど、内部障害はリスク管理と運動処方が問われる頻出分野です。運動負荷・中止基準は毎年出題されます。

問題文は著作権に配慮して掲載せず、正答番号(厚生労働省が公表する事実データ)と、Network-Primer独自の解説(正答理由・各選択肢の○×)を掲載しています。問題文は各年の全問ページからリンクする厚生労働省の公式PDFでご確認ください。

収録状況

年度実施内部障害 出題数収録
第61回2026年2月12問✅ 解説あり
第60回2025年2月9問✅ 解説あり
第59回2024年2月5問✅ 解説あり
第58回2023年2月11問✅ 解説あり
第57回2022年2月順次追加

頻出テーマ(複数年で押さえたい論点)

  • 糖尿病:運動療法の適応・禁忌、フットケア、血糖管理
  • 心疾患・循環:Karvonen法、運動負荷試験、離床基準
  • 呼吸器疾患:COPD・呼吸リハ・酸素療法・排痰
  • 腎不全・透析:運動耐容能、透析患者の運動
  • がん・緩和:がんリハの原則、リスク管理

第61回(2026年2月実施)

内部障害として12問が出題されました(実地2問・一般/共通10問、推定配点16点)。全問の正答・解説は 第61回 PT 全問ページ でも確認できます。

時間帯区分何を問うた設問か正答
問18午前実地メタボリックシンドロームの運動形式2
問43午前専門一般術後廃用症候群と予防法の組合せ5
問92午前共通慢性腎臓病でみられる臨床所見1
問94午前共通緩和期がんのリハビリの原則5
問97午前共通Wilson病で異常となる金属4
問14午後実地糖尿病足病変への理学療法2
問35午後専門一般がん性疼痛のマネジメント2
問43午後専門一般リンパ浮腫の複合的治療1
問44午後専門一般腎機能評価に適した検査項目5
問77午後共通がん骨転移で生じる症候1
問92午後共通糖尿病合併症の検査の優先度2
問94午後共通放射線療法の晩期有害事象2

午前 問18(実地・正答 2) 問題を見る →

ポイント:肥満・高血圧のメタボリックシンドロームには、関節負荷が少なく強度調整しやすい有酸素運動が適切。自転車エルゴメーターが最適。

  • 1:階段昇降は膝への負担が大きい。
  • 2:自転車エルゴメーターは非荷重で膝負担が少なく、有酸素運動として強度管理も容易。
  • 3:腹筋トレーニングは無酸素・局所運動で減量効果が低い。
  • 4:プランクは静的な体幹運動で有酸素運動ではない。
  • 5:ランニングは体重90kgでは膝・腰への衝撃が大きい。

午前 問43(専門一般・正答 5) 問題を見る →

ポイント:起立性低血圧の予防にはヘッドアップ(ギャッチアップ)座位で徐々に頭位を上げ、起立耐性を高めるのが正しい。

  • 1:筋萎縮の予防は運動(筋収縮)で、ポジショニングのみでは不十分。
  • 2:骨萎縮の予防は荷重・運動で、弾性ストッキングは静脈血栓予防。
  • 3:関節拘縮の予防はROM運動が主で、下肢外転枕は脱臼予防等。
  • 4:静脈血栓症の予防は弾性ストッキング・早期離床・薬物で、斜面台立位は起立性低血圧対策。
  • 5:起立性低血圧の予防にはギャッチアップ座位で段階的に頭位を上げ起立耐性を養う。

午前 問92(共通・正答 1) 問題を見る →

ポイント:慢性腎臓病では糸球体の障害により蛋白が尿中に漏出し、蛋白尿がみられる。これは腎障害を示す代表的な所見で、eGFR低下とともに診断・重症度分類の指標となる。

  • 1:蛋白尿は慢性腎臓病の代表的所見。
  • 2:慢性腎臓病では高血圧を来す(低血圧ではない)。
  • 3:代謝性アシドーシスを来す(アルカローシスではない)。
  • 4:低カルシウム血症を来す(活性型VD低下)。
  • 5:エリスロポエチン産生は低下する(腎性貧血)。

午前 問94(共通・正答 5) 問題を見る →

ポイント:緩和期のがんリハでは、患者の全身状態・意思に合わせて柔軟にプログラムを変更する。QOL維持が最優先。

  • 1:疲労骨折ではなく、骨転移による病的骨折に注意する。
  • 2:疼痛への温熱療法は状況により用いる(一律禁忌ではない)が、骨転移部への温熱は注意。「禁忌」と断定は不適。
  • 3:緩和期はQOLを優先し、機能回復を最優先にはしない。
  • 4:治療前ADLへの完全回復を目標にするのは緩和期には非現実的。
  • 5:患者の意思・全身状態に合わせてプログラムを柔軟に変更する。

午前 問97(共通・正答 4) 問題を見る →

ポイント:Wilson病は銅代謝異常で、銅が肝・脳・角膜(Kayser-Fleischer輪)等に蓄積する。

  • 1:亜鉛はWilson病の治療薬(銅吸収抑制)だが蓄積物質ではない。
  • 2:コバルトは関与しない。
  • 3:鉄の蓄積はヘモクロマトーシス。
  • 4:Wilson病は銅の代謝異常で銅が蓄積する。
  • 5:マンガンは関与しない。

午後 問14(実地・正答 2) 問題を見る →

ポイント:糖尿病性足病変(右第1指の暗赤色=虚血・壊疽の初期)。潰瘍・壊疽の悪化を防ぐため前足部の免荷が最優先。荷重を避け組織の悪化を防ぐ。

  • 1:寒冷療法は末梢循環をさらに悪化させ禁忌。
  • 2:前足部の免荷で虚血部への荷重ストレスを減らし、壊疽の進行を防ぐ。
  • 3:速く歩くと虚血部への負荷が増し悪化。
  • 4:足関節ROM運動を控える理由はなく、拘縮予防に必要。
  • 5:歩容の左右差指導は病態改善に直結しない。

午後 問35(専門一般・正答 2) 問題を見る →

ポイント:がん性疼痛のマネジメントは身体的側面だけでなく、精神的・心理的ケア(全人的苦痛への対応)を含む包括的アプローチが重要。

  • 1:突出痛はある程度予測可能なもの(体動時など)もあり、予防的対応が可能。
  • 2:がん性疼痛のマネジメントには精神的ケア(全人的苦痛への対応)を含む。
  • 3:がん性疼痛は複数の原因が絡むことが多く、単一原因に絞れないことが多い。
  • 4:がんと診断された時点で既に疼痛を伴うことがある。
  • 5:オピオイドはWHO方式で中等度以上の痛みに用い、軽度にはまず非オピオイドを用いる。

午後 問43(専門一般・正答 1) 問題を見る →

ポイント:リンパ浮腫の複合的治療(複合的理学療法)では、体重管理(肥満はリンパ浮腫を悪化させる)が重要な要素。スキンケア・用手的リンパドレナージ・圧迫・運動と並ぶ。

  • 1:体重管理は複合的治療の重要な柱。肥満は浮腫を悪化させる。
  • 2:運動は圧迫(弾性着衣・包帯)を装着した状態で行うのが効果的。
  • 3:皮膚は保湿しスキンケアを行う(乾燥はバリア機能低下で感染リスク)。
  • 4:用手的リンパドレナージは禁忌(急性感染・心不全・悪性腫瘍活動期等)があり、疾患を問わず実施可能ではない。
  • 5:多層包帯法は指導のうえ患者本人・家族も実施する(セルフケア)。

午後 問44(専門一般・正答 5) 問題を見る →

ポイント:腎機能の評価に最も適するのは推算糸球体濾過量(eGFR)。血清クレアチニンと年齢・性別から算出し、糸球体濾過量を推定する。

  • 1:HbA1cは血糖コントロールの指標。
  • 2:白血球数は感染・炎症の指標。
  • 3:Dダイマーは血栓(凝固線溶)の指標。
  • 4:LDLコレステロールは脂質代謝の指標。
  • 5:eGFRは腎機能(糸球体濾過量)を推定する最適な指標。

午後 問77(共通・正答 1) 問題を見る →

ポイント:がんの骨転移による症候は疼痛・病的骨折・脊髄圧迫・高カルシウム血症。振戦は骨転移の症候ではない。

  • 1:振戦は骨転移による症候ではない。
  • 2:疼痛は骨転移の主症状。
  • 3:脊椎転移による脊髄圧迫は重要な症候。
  • 4:病的骨折は骨転移の合併症。
  • 5:高カルシウム血症は骨破壊による症候。

午後 問92(共通・正答 2) 問題を見る →

ポイント:糖尿病の三大合併症は網膜症・腎症・神経障害。眼底・尿蛋白・足部感覚・アキレス腱反射は必須検査。聴力は優先度が低い。

  • 1:眼底検査は網膜症の評価で優先度が高い。
  • 2:聴力は糖尿病合併症の主要検査ではなく優先度が低い。
  • 3:尿蛋白は腎症の評価で重要。
  • 4:足部感覚は神経障害・足病変の評価で重要。
  • 5:アキレス腱反射は末梢神経障害の評価で重要。

午後 問94(共通・正答 2) 問題を見る →

ポイント:放射線療法の晩期(数か月〜数年後)の副作用に骨壊死(放射線骨壊死)がある。結膜炎・脱毛・宿酔は早期(急性期)副作用。

  • 1:結膜炎は早期(急性期)反応。
  • 2:骨壊死は晩期(遅発性)の副作用。
  • 3:脱毛は早期反応。
  • 4:脳浮腫は照射早期〜亜急性。
  • 5:放射線宿酔は照射直後の急性反応。

第60回(2025年2月実施)

内部障害として9問が出題されました(実地2問・一般/共通7問、推定配点13点)。全問の正答・解説は 第60回 PT 全問ページ でも確認できます。

時間帯区分何を問うた設問か正答
問83午前共通長期臥床で増加する身体変化4
問88午前共通胃全摘後の悪性貧血の原因3
問94午前共通成人熱傷の初期治療の正誤4
問10午後実地ICUでの離床開始基準の判断4
問16午後実地透析患者の運動耐容能評価法5
問36午後専門一般糖尿病の運動療法の注意点1
問39午後専門一般ステロイドの主な副作用4
問77午後共通リンパ浮腫のスキンケア対応4
問94午後共通尿毒症の病態と検査所見2

午前 問83(共通・正答 4) 問題を見る →

ポイント:長期臥床では廃用症候群として骨・筋・心肺機能が軒並み低下する。一方、関節を動かさないと関節包や周囲の結合組織は増生・短縮して線維化が進み、関節拘縮を生じる。増加するのはこの結合組織である。

  • 1:荷重刺激が減ると骨吸収が骨形成を上回り、骨密度は低下して廃用性骨萎縮を生じる。
  • 2:抗重力筋を中心とした筋萎縮と毛細血管密度・酸化酵素活性の低下により筋持久性は低下する。
  • 3:活動量の低下や自律神経の影響で蠕動運動はむしろ低下し、便秘をきたしやすい。
  • 4:不動により関節包や靱帯などの結合組織が増生・線維化して増加し、関節拘縮の原因となる。
  • 5:循環血漿量の減少と一回拍出量の低下により、臥床数週間で最大酸素摂取量は明らかに低下する。

午前 問88(共通・正答 3) 問題を見る →

ポイント:悪性貧血は胃壁細胞が分泌する内因子の欠乏によりビタミンB₁₂が回腸末端で吸収されず生じる巨赤芽球性貧血である。胃全摘後は内因子が失われるため、体内貯蔵が枯渇する数年後に貧血や亜急性連合性脊髄変性症をきたしうる。

  • 1:欠乏は脚気やWernicke脳症を起こす。吸収に内因子は関与せず悪性貧血の原因ではない。
  • 2:欠乏では口角炎・舌炎・脂漏性皮膚炎などがみられ、悪性貧血の原因とはならない。
  • 3:胃由来の内因子と結合して回腸で吸収されるため、胃全摘で吸収が障害され悪性貧血をきたす。
  • 4:欠乏は壊血病を起こす。鉄の吸収は助けるが、巨赤芽球性貧血の直接の原因ではない。
  • 5:欠乏はくる病や骨軟化症を起こす。カルシウム代謝に関与し、悪性貧血とは直結しない。

午前 問94(共通・正答 4) 問題を見る →

ポイント:成人の熱傷では熱傷面積と深度から重症度を判定する。Ⅱ度でおおむね15〜20%以上の熱傷は熱傷ショックの危険があり、Parkland法などに基づく初期輸液の適応となる。重症熱傷では代謝と蛋白異化が著しく亢進する。

  • 1:化学損傷ではまず大量の流水で原因物質を洗い流すことが基本であり、洗浄を避けてはならない。
  • 2:重症熱傷では代謝が著しく亢進し、蛋白質の異化は低下ではなくむしろ亢進する。
  • 3:創傷被覆材は受傷早期から創面の保護、疼痛軽減、感染予防のために用いられる。
  • 4:Ⅱ度20%は輸液を要する重症域であり、体重と熱傷面積から算出した初期輸液が行われる。
  • 5:広範囲熱傷では感染や過大な異化を防ぐため、早期の壊死組織切除と植皮が行われる。

午後 問10(実地・正答 4) 問題を見る →

ポイント:集中治療室での積極的離床は、鎮静・疼痛・循環動態が安定していることが前提となる。平均動脈圧は臓器灌流の目安として65mmHg以上が求められ、80mmHgは安定した範囲にあたる。

  • 1:RASS−3は呼びかけに動きはあるがアイコンタクトが得られない深い鎮静で、原則として積極的離床は行わない。
  • 2:NRS8は強い疼痛でコントロール不良の状態である。まず鎮痛を図り、疼痛が軽減してから離床を進める。
  • 3:安静時心拍数120/分は頻脈で、離床を控える目安の上限に達している。原因検索と全身状態の安定化を優先する。
  • 4:平均動脈圧65mmHg以上が臓器灌流の目安であり、80mmHgは安定している。積極的な離床を進めてよい。
  • 5:SOFAスコアの前日比4点増加は多臓器の機能障害が急速に進行していることを示し、離床は控えるべき状態である。

午後 問16(実地・正答 5) 問題を見る →

ポイント:運動耐容能は運動負荷中の呼気ガス分析により最高酸素摂取量や嫌気性代謝閾値を求めて評価する。これに該当するのが心肺運動負荷試験で、透析患者の運動処方の決定にも用いられる。

  • 1:CAVIは血圧の影響を受けにくい動脈壁の硬さの指標で、動脈硬化の評価に用いる。運動耐容能は測定できない。
  • 2:HOMA-Rは空腹時血糖とインスリン値から算出するインスリン抵抗性の指標であり、運動耐容能とは関係しない。
  • 3:心拍変動は心拍間隔のゆらぎから自律神経機能を評価する指標で、運動耐容能そのものを示すものではない。
  • 4:足関節上腕血圧比は下肢動脈の狭窄・閉塞を調べる検査である。末梢循環の評価であり運動耐容能ではない。
  • 5:心肺運動負荷試験は呼気ガス分析で最高酸素摂取量や嫌気性代謝閾値を求め、運動耐容能を定量的に評価できる。

午後 問36(専門一般・正答 1) 問題を見る →

ポイント:運動療法は骨格筋での糖取り込みを高め、継続によりインスリン抵抗性を改善する。ただし著明な高血糖やケトーシス、シックデイ、増殖網膜症などでは中止・制限が必要で、無条件に推奨されるものではない。

  • 1:運動により筋のGLUT4が細胞膜へ移行して糖取り込みが増え、継続でインスリン抵抗性が改善する。
  • 2:空腹時血糖250mg/dL以上や尿ケトン陽性など著明な高血糖時は運動を控える。血糖値に関わらず、は誤り。
  • 3:運動療法の目的は骨格筋での糖利用促進と代謝改善であり、尿中への糖排泄を目的とするものではない。
  • 4:有酸素運動はBorg指数11〜13(楽である〜ややきつい)が目安。17は「かなりきつい」で強度が高すぎる。
  • 5:シックデイ(発熱・下痢・食欲不振時)は脱水や血糖の不安定を招くため、運動は原則として中止する。

午後 問39(専門一般・正答 4) 問題を見る →

ポイント:ステロイドの長期投与では、大腿骨頭壊死、骨粗鬆症、易感染性、高血糖(ステロイド糖尿病)、高血圧、満月様顔貌、消化性潰瘍、ステロイドミオパチーなどが生じる。電解質異常としては低カリウム血症をきたす。

  • 1:筋固縮はParkinson病など錐体外路障害の徴候。ステロイドでは近位筋優位の筋力低下(ミオパチー)を生じる。
  • 2:鉱質コルチコイド作用によりNa貯留と体液量増加が起こるため、低血圧ではなく高血圧をきたす。
  • 3:糖新生の促進とインスリン抵抗性の増大により、低血糖ではなく高血糖(ステロイド糖尿病)となる。
  • 4:大腿骨頭壊死は代表的な副作用で、骨内の血流障害により生じ、股関節痛や歩行障害の原因となる。
  • 5:鉱質コルチコイド作用で尿中へのカリウム排泄が促されるため、高カリウムではなく低カリウム血症となる。

午後 問77(共通・正答 4) 問題を見る →

ポイント:リンパ浮腫の治療は複合的治療(用手的リンパドレナージ、圧迫療法、圧迫下での運動、スキンケア)が基本となる。蜂窩織炎の予防が重要で、皮膚を清潔に保ち保湿して乾燥や小さな傷を防ぐことが求められる。

  • 1:リンパ浮腫は蛋白濃度の高い間質液の貯留であり、利尿薬は原則として無効で長期使用は推奨されない。
  • 2:水分摂取の制限は浮腫の改善につながらず、脱水を招くおそれがあるため行わない。
  • 3:剃刀での剃毛は皮膚を傷つけ蜂窩織炎の誘因となる。除毛が必要な場合は電気シェーバーを用いる。
  • 4:乾燥や亀裂は感染の入口となるため、保湿を含むスキンケアが複合的治療の柱の一つとされる。
  • 5:患肢は心臓より高い位置に挙上して還流を促す。低い位置に保つのは浮腫を悪化させる。

午後 問94(共通・正答 2) 問題を見る →

ポイント:尿毒症は腎不全が高度に進行し、老廃物の蓄積と酸・電解質の調節障害が生じた状態である。不揮発性酸の排泄障害により代謝性アシドーシスを示し、高カリウム血症や血清クレアチニンの上昇を伴う。

  • 1:腎機能が高度に低下した末期に出現する。腎不全の初期は自覚症状に乏しいことが多い。
  • 2:腎からの酸排泄と重炭酸イオンの再吸収が低下し、アニオンギャップの開大した代謝性アシドーシスを呈する。
  • 3:尿中へのカリウム排泄が低下するため、低カリウム血症ではなく高カリウム血症を生じやすい。
  • 4:透析患者の死因は心不全など心血管系疾患が最も多く、次いで感染症である。
  • 5:糸球体濾過量の低下により排泄が滞るため、血清クレアチニン濃度は低下ではなく上昇する。

第59回(2024年2月実施)

内部障害として5問が出題されました(実地0問・一般/共通5問、推定配点5点)。全問の正答・解説は 第59回 PT 全問ページ でも確認できます。

時間帯区分何を問うた設問か正答
問36午前専門一般熱傷部位の皮膚の病態と管理4
問77午前共通咳で生じる尿失禁の型5
問93午前共通ケトアシドーシスでの過換気の理由3
問83午後共通不動による廃用症候群で生じる病態4
問95午後共通広範囲熱傷の病態と急性期治療3

午前 問36(専門一般・正答 4) 問題を見る →

ポイント:熱傷はI度(表皮)、II度(真皮浅層・深層)、III度(皮膚全層以上)に分類され、III度では植皮を要する。植皮片の生着には創面からの血流の再開と創部の清浄さが必要で、感染は生着を妨げる大きな要因である。

  • 1:壊死組織は白色から褐色・黒色を呈し乾燥して羊皮紙様となる。赤色を呈するのは血流の残る創面である。
  • 2:III度熱傷は皮膚全層に及び、汗腺や毛根などの皮膚付属器も破壊されるため自然治癒しにくい。
  • 3:I度熱傷は表皮のみの障害で数日以内に自然治癒し、植皮術は不要である。
  • 4:感染があると移植片への血流再開が妨げられて生着が阻害されるため、創部の感染管理が重要である。
  • 5:植皮後は移植片の生着を確認したうえで運動を開始する。知覚の回復を待つ必要はない。

午前 問77(共通・正答 5) 問題を見る →

ポイント:咳・くしゃみ・重量物の挙上などで腹圧が急に高まったときに漏れるのは腹圧性尿失禁である。骨盤底筋の弛緩や尿道支持機構の低下が原因で、経産婦や中年以降の女性に多く、骨盤底筋訓練が第一選択となる。

  • 1:溢流性尿失禁は前立腺肥大などの排出障害で多量の残尿が生じ、あふれ出るように漏れるものである。
  • 2:機能性尿失禁は排尿機能自体は保たれるが、認知症や移動能力の低下でトイレに間に合わず漏れるもの。
  • 3:切迫性尿失禁は急な強い尿意(尿意切迫感)を我慢できずに漏れるもので、過活動膀胱でみられる。
  • 4:反射性尿失禁は脊髄損傷などで尿意を伴わず反射的に膀胱が収縮して漏れるもので、腹圧とは関係しない。
  • 5:腹圧性尿失禁は咳やくしゃみで腹圧が上昇した際に漏れるもの。骨盤底筋の機能低下が主因である。正しい。

午前 問93(共通・正答 3) 問題を見る →

ポイント:ケトアシドーシスではケトン体(酸)の蓄積でHCO3⁻が消費されpHが低下する。これを代償するため呼吸中枢が刺激され、深く大きい呼吸(Kussmaul呼吸)でCO2を排出してpHを戻そうとする。

  • 1:主目的はO2の取り込みではなく、CO2排出による代謝性アシドーシスの呼吸性代償である。
  • 2:ケトン体の増加によりH⁺は増加している。H⁺減少ではない。
  • 3:正しい。過換気でCO2(炭酸)を排出し、低下したpHを上昇させる呼吸性代償である。
  • 4:HCO3⁻は酸の緩衝に消費されて減少する。増加ではない。
  • 5:ケトアシドーシスではpHは低下しており、「pHの上昇を戻す」という説明は方向が逆である。

午後 問83(共通・正答 4) 問題を見る →

ポイント:不動・臥床では下肢筋のポンプ作用が働かず静脈血流が停滞するため、深部静脈血栓が生じやすくなります。ほかに安静時心拍数の増加、起立性低血圧、不動性の高カルシウム血症、無気肺などが廃用症候群として起こります。

  • 1:不動により1回拍出量が減少し、それを補うため安静時心拍数はむしろ増加する。低下は誤り。
  • 2:臥床で生じやすいのは無気肺や誤嚥性肺炎であり、間質性肺疾患は不動によって起こる病態ではない。
  • 3:自律神経過反射はT6以上(第6胸髄を含む上位)の脊髄損傷でみられる病態であり、不動そのものによる廃用症候群ではない。
  • 4:筋ポンプ作用の低下と静脈血流の停滞により深部静脈血栓が生じやすく、肺血栓塞栓症の原因となる。正しい。
  • 5:不動では骨吸収が亢進して骨からカルシウムが遊離するため、高カルシウム血症・尿中カルシウム増加が起こる。

午後 問95(共通・正答 3) 問題を見る →

ポイント:広範囲熱傷の急性期は血管透過性亢進により血漿が組織へ漏出し、循環血液量が急激に減少します。そのため輸液は制限せず、体重と熱傷面積から算出した大量輸液を行うのが原則で、輸液制限は誤りです。

  • 1:侵襲によるカテコラミンやコルチゾールの分泌でインスリン抵抗性が生じ、高血糖になる。正しい記述。
  • 2:血管透過性亢進により血漿が間質へ移動するため、全身に浮腫が生じる。正しい記述。
  • 3:循環血液量減少性ショックを防ぐため急性期は大量輸液を行う。輸液量を制限するのは誤りであり正解。
  • 4:広範囲熱傷は代謝が著しく亢進する侵襲であり、基礎代謝量は増加する。正しい記述。
  • 5:蛋白の喪失と代謝亢進に対応するため、高蛋白・高カロリーの栄養療法を行う。正しい記述。

第58回(2023年2月実施)

内部障害として11問が出題されました(実地1問・一般/共通10問、推定配点13点)。全問の正答・解説は 第58回 PT 全問ページ でも確認できます。

時間帯区分何を問うた設問か正答
問17午前実地糖尿病透析患者の運動療法4
問40午前専門一般熱傷後瘢痕拘縮への理学療法1・5
問41午前専門一般腹圧性尿失禁の特徴と対応5
問76午前共通胃全摘後の貧血で欠乏する栄養素4
問83午前共通持久力訓練を開始してよい状態5
問87午前共通リンパ浮腫の臨床像の正誤3
問92午前共通肝不全でみられる所見3
問93午前共通ビタミン欠乏と症候の組合せ4
問35午後専門一般広範囲熱傷の急性期に生じる病態5
問93午後共通腎疾患とその原因の対応2
問96午後共通全身性エリテマトーデスの症状4

午前 問17(実地・正答 4) 問題を見る →

ポイント:インスリン療法中の患者は運動により低血糖を起こしやすく、倦怠感・冷汗・動悸・手指振戦などが初期症状となる。血液透析と増殖前網膜症の合併があり、水分管理や眼底への配慮も必要である。

  • 1:透析日の運動は禁忌ではなく、体調や透析前後の状態を確認して実施する。透析中の運動療法も行われている。
  • 2:HbA1cは過去1〜2か月の血糖管理を表す指標であり、運動強度は運動負荷試験の結果や自覚的運動強度で決める。
  • 3:血液透析中の患者は水分制限が必要で、口渇が消えるまで飲水させると体液量過剰や心負荷を招く。
  • 4:倦怠感はインスリン使用下の低血糖の初期症状でありうるため、血糖測定などで確認し補食を検討する。
  • 5:2型糖尿病の運動療法の主目的はインスリン抵抗性の改善であり、インスリン分泌能そのものの改善ではない。

午前 問40(専門一般・正答 1・5) 問題を見る →

ポイント:手背の熱傷では、MP関節伸展・IP関節屈曲・母指内転といった変形肢位で拘縮しやすい。慢性期の肥厚性瘢痕には持続的な圧迫療法が有効で、拘縮予防には不足しがちな手指屈曲方向の可動域練習を行う。

  • 1:正しい。持続的な圧迫は肥厚性瘢痕の増殖を抑え、瘢痕の成熟化を促すため慢性期に有効である。
  • 2:寒冷療法は急性期の疼痛や炎症の管理に用いるもので、慢性期の瘢痕拘縮を改善する手段ではない。
  • 3:神経筋電気刺激療法は筋力低下や麻痺への介入手段であり、瘢痕拘縮そのものの治療にはならない。
  • 4:コックアップ・スプリントは手関節背屈の保持が目的。手背熱傷ではMP屈曲・IP伸展の安全肢位を保つ装具が適する。
  • 5:正しい。手背熱傷ではMP伸展位での拘縮を生じやすいため、手指屈曲方向の可動域練習が必要である。

午前 問41(専門一般・正答 5) 問題を見る →

ポイント:腹圧性尿失禁は咳・くしゃみ・重量物挙上など腹圧が上昇した瞬間に、骨盤底筋の脆弱化と尿道の過可動によって尿が漏れるもので、経産婦や肥満の中高年女性に多い。膀胱(排尿筋)の不随意収縮を伴わない点が切迫性尿失禁と異なり、治療は骨盤底筋訓練が第一選択となる。

  • 1:肥満は腹圧を高め骨盤底に持続的な負担をかける危険因子であり、痩身ではなく肥満者に多い。
  • 2:骨盤底の支持が弱く尿道が短い女性、特に経産婦に多い。男性では前立腺全摘後などに限られる。
  • 3:排尿筋の不随意収縮を伴うのは切迫性尿失禁。腹圧性では膀胱は収縮せず、腹圧上昇のみで漏れる。
  • 4:漏れるのは腹圧が上がった瞬間だけで持続的ではない。持続的な漏れは尿瘻や高度の括約筋不全を示唆する。
  • 5:骨盤底筋体操は骨盤底筋群を賦活して尿道閉鎖圧を高め、軽症〜中等症の第一選択の治療として有効である。

午前 問76(共通・正答 4) 問題を見る →

ポイント:胃の壁細胞が分泌する内因子はビタミンB12と結合し回腸末端での吸収に必須である。胃全摘後は内因子が失われるためB12欠乏が生じ、数年の経過で巨赤芽球性貧血(悪性貧血に相当)を来す。

  • 1:ニコチン酸(ナイアシン)欠乏はペラグラ(皮膚炎・下痢・認知症)を来す。巨赤芽球性貧血の原因ではない。
  • 2:ビタミンA欠乏は夜盲症や角膜乾燥症を来す脂溶性ビタミン欠乏で、貧血の直接的原因ではない。
  • 3:ビタミンB1欠乏は脚気やWernicke脳症を来す。造血には直接関与せず巨赤芽球性貧血の原因とはならない。
  • 4:ビタミンB12は胃の内因子と結合して回腸で吸収されるため、胃全摘後に欠乏し巨赤芽球性貧血を来す。正しい。
  • 5:ビタミンC欠乏は壊血病を来し、出血傾向や創傷治癒遅延を生じる。巨赤芽球性貧血の原因ではない。

午前 問83(共通・正答 5) 問題を見る →

ポイント:運動療法の開始・中止基準(土肥・アンダーソンの基準など)では、危険な不整脈、著明な頻脈、発熱、著しい低血圧がある場合は積極的な運動を行わない。経皮的酸素飽和度94%は低下がごく軽度で、監視下に持久力トレーニングを開始してよい。

  • 1:心室頻拍は心室細動へ移行しうる危険な不整脈で、まず医学的管理が優先され、積極的な運動負荷は行わない。
  • 2:安静時脈拍140/分は著明な頻脈にあたり、基準上は運動を行わない状態と判断される。
  • 3:体温38.6℃の発熱は全身状態不良や感染の存在を示し、原則として積極的な持久力トレーニングは見合わせる。
  • 4:収縮期血圧60mmHgは著しい低血圧でショックが疑われ、運動負荷は循環破綻を招く危険がある。
  • 5:94%は軽度の低下にとどまり、酸素化をモニタリングしながら持久力トレーニングを開始してよい。正答。

午前 問87(共通・正答 3) 問題を見る →

ポイント:リンパ浮腫はリンパ管の輸送障害により高蛋白性の組織間液が貯留する病態で、皮下の高蛋白環境から蜂窩織炎(丹毒)を繰り返しやすいのが特徴。治療は用手的リンパドレナージや圧迫療法を柱とする複合的治療が基本となる。

  • 1:腹水は肝硬変や低アルブミン血症など全身性の病態でみられるもので、四肢のリンパ浮腫に伴う所見ではない。
  • 2:利尿薬は組織間の蛋白を残したまま水分のみを引くため効果に乏しく、原則として治療の主体にはならない。
  • 3:皮下の高蛋白環境と局所免疫の低下により蜂窩織炎や丹毒を反復しやすく、増悪の主要因となる。正答。
  • 4:発症初期は圧痕を残す軟らかい浮腫で、皮膚の硬化・線維化は経過が長期化した進行期に生じる。
  • 5:肺血栓塞栓症の原因の多くは深部静脈血栓症であり、リンパ管の障害であるリンパ浮腫は原因とならない。

午前 問92(共通・正答 3) 問題を見る →

ポイント:肝不全では蛋白合成能の低下による低アルブミン血症と門脈圧亢進から腹水が貯留する。ほかに黄疸、凝固因子低下による出血傾向、脾機能亢進による血小板減少、アンモニア上昇による肝性脳症などがみられる。

  • 1:肝不全でみられるのはアンモニアなどの蓄積による肝性脳症であり、感染や炎症による脳炎とは病態が異なる。
  • 2:裂肛は硬便などによる肛門管の裂創で、肝不全に特徴的な所見ではない(門脈圧亢進では痔核が生じうる)。
  • 3:低アルブミン血症による膠質浸透圧低下と門脈圧亢進により腹水が貯留する。正答。
  • 4:門脈圧亢進に伴う脾腫・脾機能亢進により血小板は減少する。増加ではない。
  • 5:アルブミンは肝で合成されるため、肝不全では低アルブミン血症となる。高値にはならない。

午前 問93(共通・正答 4) 問題を見る →

ポイント:ビタミンDは腸管でのカルシウム・リン吸収を促し骨石灰化に関与するため、欠乏すると小児ではくる病、成人では骨軟化症を来し、骨量減少・骨粗鬆症の要因ともなる。他の選択肢は欠乏症候の組合せが入れ替わっている。

  • 1:ビタミンA欠乏では夜盲症や眼球乾燥症を来す。舌炎はビタミンB2やB12・葉酸の欠乏でみられる症候である。
  • 2:ビタミンB1欠乏では脚気(末梢神経障害・心不全)やWernicke脳症を来す。皮下出血はビタミンCやKの欠乏による。
  • 3:ビタミンC欠乏では壊血病(歯肉出血・皮下出血)を来す。末梢神経障害はビタミンB1やB12の欠乏でみられる。
  • 4:ビタミンD欠乏はカルシウム吸収低下を招き、くる病・骨軟化症、さらに骨量減少(骨粗鬆症)につながる。正答。
  • 5:ビタミンK欠乏では凝固因子の低下による出血傾向(新生児メレナなど)を来す。壊血病はビタミンC欠乏による。

午後 問35(専門一般・正答 5) 問題を見る →

ポイント:広範囲Ⅲ度熱傷では受傷直後から毛細血管透過性が亢進し、血漿成分が間質へ移動して急激な浮腫と循環血液量減少性ショック(burn shock)を生じる。浮腫の半分以上は受傷後1時間以内に形成され、12〜24時間でピークとなるため、12時間以内に生じやすい。

  • 1:ICU-AWは長期の重症管理・不動・敗血症などを背景に数日〜数週間かけて生じ、12時間以内には起こらない。
  • 2:骨化性筋炎は関節周囲の異所性骨化で、受傷後数週〜数か月の経過で問題となる合併症である。
  • 3:肥厚性瘢痕は創が上皮化した後、おおむね1〜3か月以降に増殖してくる晩期の合併症である。
  • 4:関節拘縮は瘢痕形成や不動が続くことで数週間以上かけて進行し、受傷直後には生じない。
  • 5:血管透過性亢進により受傷直後から浮腫が急速に進み、気道浮腫や循環血液量減少をきたす。正しい。

午後 問93(共通・正答 2) 問題を見る →

ポイント:わが国の慢性腎不全および透析導入の原因疾患の第1位は糖尿病性腎症であり、この組合せが正しい。他の選択肢は疾患と原因の対応が入れ替わっている。

  • 1:腎硬化症の主因は高血圧による腎細小動脈の硬化である。尿路結石は水腎症や腎後性腎不全の原因となる。
  • 2:○。糖尿病性腎症は透析導入原因の第1位であり、慢性腎不全の代表的な原因疾患である。
  • 3:急性腎盂腎炎の原因は大腸菌などによる上行性の細菌感染であり、動脈硬化ではない。
  • 4:腎後性急性腎不全は前立腺肥大や結石など尿路の閉塞による。心不全は腎前性の原因である。
  • 5:腎前性急性腎不全は脱水・出血・心不全など腎血流低下による。前立腺肥大は腎後性の原因である。

午後 問96(共通・正答 4) 問題を見る →

ポイント:全身性エリテマトーデスでは中枢神経ループス(NPSLE)として頭痛、けいれん、精神病症状、気分障害などが高頻度にみられる。音声チックはTourette症など神経発達症に特徴的な症状で、SLEの症状としては考えにくい。

  • 1:頭痛はNPSLEの症状として頻度が高く、ループス頭痛とも呼ばれる。
  • 2:けいれんは中枢神経ループスの主要症状の一つであり、SLEの分類基準にも項目として含まれる。
  • 3:被害妄想などの精神病症状はNPSLEとして、またステロイド治療に伴っても出現し得る。
  • 4:○(みられにくい)。音声チックは突発的な発声を繰り返す症状で、Tourette症など神経発達症に特徴的である。
  • 5:抑うつや不安といった気分の変動はSLE患者に高頻度でみられる精神症状である。

この解説について

本コンテンツは教育目的で無償公開しています。正答番号は厚生労働省が公表する事実データ、解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。

出典:「第58回〜第61回理学療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成。


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出典:「第58回〜第61回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(第61回の公表ページ)を加工して作成

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で提供しており、営利目的での利用を意図するものではありません。

最終更新:2026-09-10

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)

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