精神医学(13問)
概要
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 出題数 | 13問 |
| 実地問題 | 0問(配点0点) |
| 一般問題 | 13問(配点13点) |
| 図表問題 | 0問 |
| 配点合計 | 13点 |
出題一覧
| # | 時間帯 | 区分 | 問題(要約) | 正答 |
|---|---|---|---|---|
| 問24 | 午前 | 一般 | 障害者自立支援法が障害者総合支援法になったことに伴い新たに支援対象として追加されたのはどれか。 | 1 |
| 問32 | 午前 | 一般 | 認知症の中核症状はどれか。2つ選べ。 | 1,5 |
| 問37 | 午前 | 一般 | MRC sum scoreで評価できるのはどれか。 | 1 |
| 問75 | 午前 | 一般 | 疾病発症の外因のうち、物理的要因はどれか。 | 3 |
| 問81 | 午前 | 一般 | 投影法の人格検査はどれか。 | 2 |
| 問96 | 午前 | 一般 | アルコール離脱症状の後遺症はどれか。 | 2 |
| 問97 | 午前 | 一般 | 統合失調症の前駆期にみられるのはどれか。 | 1 |
| 問98 | 午前 | 一般 | 複雑部分発作〈焦点意識減損発作〉を起こして自宅室内を徘徊しているてんかん患者に対して、まず行うのはど... | 3 |
| 問79 | 午後 | 一般 | 無意識のなかに抑え込まれた欲動が精神症状として現れると想定し、その葛藤を明らかにすることによって症状... | 2 |
| 問96 | 午後 | 一般 | 自殺危険率の高いうつ病患者の特徴でないのはどれか。 | 1 |
| 問98 | 午後 | 一般 | 統合失調症の陽性症状はどれか。2つ選べ。 | 採点除外 |
| 問99 | 午後 | 一般 | うつ病の症状はどれか。 | 5 |
| 問100 | 午後 | 一般 | 強迫症〈強迫性障害〉の症状で正しいのはどれか。 | 5 |
重要問題の解説
午前 問24(正答:1)
障害者自立支援法が障害者総合支援法になったことに伴い新たに支援対象として追加されたのはどれか。
正答の理由:2013年に障害者自立支援法が障害者総合支援法に改正された際、新たに難病患者が支援対象に追加された。
- ✅ ○:難病(治療方法が確立されていない疾病その他の特殊の疾病)が新たに対象として追加。
- ❌ ×:身体障害は元から支援対象。
- ❌ ×:精神障害は元から支援対象。
- ❌ ×:知的障害は元から支援対象。
- ❌ ×:高次脳機能障害は精神障害の範疇で元から対象。
午前 問32(正答:1,5)
認知症の中核症状はどれか。2つ選べ。
正答の理由:認知症の中核症状は認知機能の障害そのもの。失認(認知機能障害)と見当識障害が中核症状に該当。
- ✅ ○:失認は中核症状。脳の器質的変化による認知機能障害。
- ❌ ×:徘徊はBPSD(行動・心理症状=周辺症状)。
- ❌ ×:妄想もBPSD(周辺症状)。
- ❌ ×:抑うつもBPSD(周辺症状)。
- ✅ ○:見当識障害は中核症状。時間・場所・人物の見当識が障害される。
午前 問37(正答:1)
MRC sum scoreで評価できるのはどれか。
正答の理由:MRC sum scoreは6筋群の両側合計(60点満点)で筋力を評価。ICU-AWの診断基準として48点未満が使用される。
- ✅ ○:ICU-AW(ICU獲得性筋力低下)の診断にMRC sum score < 48点が使用される。
- ❌ ×:意識障害の評価にはGCSやJCSを使用。MRC sum scoreは筋力評価。
- ❌ ×:嚥下障害の評価にはVE/VF等を使用。
- ❌ ×:HADの評価にMRC sum scoreは使用しない。
- ❌ ×:抑うつの評価にはBDI、HAM-D等を使用。
午前 問75(正答:3)
疾病発症の外因のうち、物理的要因はどれか。
正答の理由:紫外線は電磁波の一種で物理的要因。日光曝露による皮膚障害・皮膚癌のリスク因子。
- ❌ ×:鉛は化学的要因。
- ❌ ×:喫煙は化学的要因(有害化学物質の吸入)。
- ✅ ○:紫外線は物理的要因(電磁波)。
- ❌ ×:肺炎球菌は生物学的要因(病原体)。
- ❌ ×:アルコールは化学的要因。
午前 問81(正答:2)
投影法の人格検査はどれか。
正答の理由:TAT(主題統覚検査)は絵を見せて物語を作らせる投影法。被検者の欲求・葛藤が投影される。
- ❌ ×:MMPIは質問紙法。550問の質問に回答する客観的検査。
- ✅ ○:TATは投影法。曖昧な絵画を提示し自由に物語を作らせる。
- ❌ ×:TEG(東大式エゴグラム)は質問紙法。
- ❌ ×:Y-G性格検査は質問紙法。
- ❌ ×:内田クレペリン精神検査は作業検査法。
出典:「第60回理学療法士国家試験、第60回作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成
※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で提供しており、営利目的での利用を意図するものではありません。
最終更新:2026-07-27
監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)
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