評価・ADL|第61回 理学療法士国家試験(27問)

第61回理学療法士国家試験の評価・ADL分野(全27問)です。正答とNetwork-Primer独自解説(正答の理由・各選択肢の○×)を載せています。各問の問番号から、その問題だけのページ(設問文・選択肢つき)に移動できます。200問を通しで解きたいときは第61回 PT 全問ページ(演習モード・自己採点つき)へ。

概要

項目数値
出題数27問
実地問題11問(33点)
一般・共通問題16問(16点)
推定配点49点

正答一覧

問番号から、その問題だけのページ(設問文・選択肢・正答・解説)に移動します。

時間帯区分何を問うた設問か正答
問1午前実地ROM測定で股関節屈曲を中断した理由5
問2午前実地MMT段階1の対象筋を図から同定3
問6午前実地Barthel Indexの合計点判定3
問8午前実地mMRC息切れスケールの段階判定2
問12午前実地病的反射の検査手技の正誤1
問27午前専門一般SF-36の特徴と下位尺度5
問30午前専門一般半月板損傷の徒手検査法の選択1・4
問33午前専門一般SIASに含まれる評価項目5
問37午前専門一般注意障害を評価する検査法の選択2
問42午前専門一般MMT段階2を座位で行う筋1・2/1・3/2・3(複数正答)
問48午前専門一般評価の統合・解釈の考え方5
問80午前共通質問紙法に該当する評価尺度1
問86午前共通MRIと比較したCTの特性2
問98午前共通人格検査に該当する検査法1/3(複数正答)
問1午後実地肩関節ROM測定の基本軸と肢位3
問2午後実地MMT肩屈曲段階4の検査手技5
問3午後実地片麻痺患者へのADL指導の適否3
問4午後実地腹臥位膝屈曲テストで短縮筋を同定4
問6午後実地下肢長計測値から左右差の原因判定1
問17午後実地痙直型両麻痺のGMFCSレベル判定4
問24午後専門一般深部感覚検査に使用する器具1
問33午後専門一般SIASの各項目の実施方法4
問36午後専門一般GMFMの対象と特性2
問37午後専門一般高次脳機能評価を含む尺度の選択5
問40午後専門一般BBSの項目数と評価内容4
問41午後専門一般顔面神経の評価手技5
問81午後共通HDS-Rに含まれる質問項目4・5

解説

午前 問1(実地・正答 5) この問題のページ →

股関節屈曲測定で膝伸展位のまま屈曲すると、ハムストリングスの緊張ではなく、対側(右)の腸腰筋短縮があると骨盤が引かれて代償が生じる。図の状態は右腸腰筋短縮によりトーマステスト様の肢位を示唆。

  • 1:股関節屈曲測定では骨盤を固定し後傾させない。骨盤の動きは代償となる。
  • 2:股関節屈曲の基本軸は体幹と平行な線(矢状面)で、大転子を通る水平線ではない。
  • 3:股関節屈曲の参考可動域は125度である。150度ではない。
  • 4:屈曲制限因子は主にハムストリングスや後方関節包。腸骨大腿靱帯は伸展制限因子。
  • 5:測定側でない右股関節が伸展できず持ち上がる場合、右腸腰筋(股関節屈筋)の短縮が疑われる。

午前 問2(実地・正答 3) この問題のページ →

段階1(筋収縮のみ、関節運動なし)の検査で図の肢位から短腓骨筋を触診。短腓骨筋は外果後方を通り第5中足骨底に停止し、足の外がえしに働く。

  • 1:後脛骨筋は内がえしに働き、内果後方を通る。
  • 2:前脛骨筋は足背屈・内がえしで、下腿前面にある。
  • 3:短腓骨筋は足の外がえしに働き、外果後方で触知できる。段階1では収縮を触診で確認。
  • 4:長母指屈筋は母指の屈曲に働く。
  • 5:ヒラメ筋は足底屈の主動作筋で下腿後面深部にある。

午前 問6(実地・正答 3) この問題のページ →

Barthel Index各項目を積算する。食事10+移乗15+整容5+トイレ動作10+入浴0+歩行(車椅子含む/介助)+更衣5+排便10+排尿10+階段0を合計すると65点となる。

  • 1:55点は複数項目を過小評価した値。
  • 2:60点は1項目分低い計算。
  • 3:各項目を正しく積算すると65点。移乗自立15点、排泄コントロール良好、食事・整容自立、更衣/歩行は部分介助、入浴・階段は介助を反映。
  • 4:70点は歩行を自立換算するなど過大評価。
  • 5:75点はさらに過大。

午前 問8(実地・正答 2) この問題のページ →

mMRC Grade1は「平地を急ぎ足で歩く、または緩やかな上り坂を歩くときに息切れがある」。本症例(緩やかな上り坂や早歩きで息切れ)はGrade1に該当する。

  • 1:Grade0は激しい運動時のみ息切れ。
  • 2:Grade1は平地の急ぎ足や緩やかな坂で息切れがある。本症例に合致。
  • 3:Grade2は同年代より平地歩行が遅い、息継ぎで立ち止まるレベルで、本症例より重い。
  • 4:Grade3は平地約100m〜数分で息切れ。
  • 5:Grade4は着替えでも息切れし外出困難。

午前 問12(実地・正答 1) この問題のページ →

病的反射(Babinski反射など)の正しい検査手技を示す図を選ぶ。Babinski反射は足底の外側縁を踵から母趾方向へゆっくりこすり、母趾の背屈(と他趾の開扇)をみる。選択肢1がこの正しい手技を示している。

  • 1:足底外側縁を踵から前方へこする、Babinski反射の正しい検査手技。
  • 2:刺激部位または刺激方向が病的反射の手技として誤っている。
  • 3:誤った刺激部位・手技。
  • 4:誤った刺激部位・手技。
  • 5:誤った刺激部位・手技。

午前 問27(専門一般・正答 5) この問題のページ →

SF-36は健康関連QOLを測る包括的尺度で、8つの下位尺度(身体機能、日常役割機能、体の痛み、全体的健康感、活力、社会生活機能、心の健康など)を持つ。社会生活機能の質問が含まれる。

  • 1:SF-36はIADLの指標ではなくQOL尺度。
  • 2:下位尺度は8つ(5つではない)。
  • 3:自記式の主観的評価であり客観的指標ではない。
  • 4:健常高齢者も対象に含まれる。
  • 5:社会生活機能(social functioning)は8下位尺度の一つとして含まれる。

午前 問30(専門一般・正答 1・4) この問題のページ →

半月板損傷の誘発テストはApleyテスト(圧迫回旋)とMcMurrayテスト(屈伸+回旋)。

  • 1:Apley(compression)テストは半月板損傷の圧迫回旋テスト。
  • 2:Elyテストは大腿直筋の短縮テスト。
  • 3:Lachmanテストは前十字靱帯損傷のテスト。
  • 4:McMurrayテストは半月板損傷の代表的誘発テスト。
  • 5:Patrickテスト(FABER)は股関節・仙腸関節の検査。

午前 問33(専門一般・正答 5) この問題のページ →

SIAS(脳卒中機能評価法)には非麻痺側大腿四頭筋の筋力(非麻痺側の握力・筋力)評価項目が含まれる。

  • 1:注視はSIASの項目ではない。
  • 2:痛覚は含まれない(触覚・位置覚を評価)。
  • 3:病的反射は項目でない。
  • 4:膝関節可動域そのものは評価項目でない。
  • 5:SIASは非麻痺側機能(健側大腿四頭筋筋力・握力)を評価項目に含む。

午前 問37(専門一般・正答 2) この問題のページ →

注意障害を評価するのはCAT(標準注意検査法:Clinical Assessment for Attention)。

  • 1:BITは半側空間無視の検査。
  • 2:CATは注意機能(持続・選択・分配・転換)を評価する標準検査。
  • 3:RBMTは日常記憶の検査。
  • 4:SLTAは失語症の検査。
  • 5:VPTAは視覚失認の検査。

午前 問42(専門一般・正答 1・2/1・3/2・3(複数正答)) この問題のページ →

本問は、厚生労働省の正答値表で選択肢1・2・3のいずれもが正答として認められた問題(複数正答)です。採点除外(その問題が採点対象から外れ、満点が減る扱い)ではありません。選択肢1・2・3のいずれかを選んだ場合が正解、それ以外を選んだ場合は不正解として採点されます。

  • 1:棘下筋 ── 肩関節外旋筋。段階2の検査肢位が争点。
  • 2:三角筋後部 ── 肩関節水平外転。
  • 3:前鋸筋 ── 肩甲骨外転(前方突出)。
  • 4:大腰筋 ── 股関節屈曲。
  • 5:縫工筋 ── 股関節屈曲・外転・外旋、膝屈曲。

午前 問48(専門一般・正答 5) この問題のページ →

評価の統合・解釈は検査結果を関連づけ意味を考察する過程。単に結果を羅列するのは統合・解釈ではなく誤り。

  • 1:(正しい):症候障害学的に病態を捉えるのは適切。
  • 2:(正しい):各検査結果の意味を考えるのは統合・解釈の基本。
  • 3:(正しい):問題点の順序性(優先順位)を考慮するのは適切。
  • 4:(正しい):検査項目間の関係性を考えるのは統合・解釈そのもの。
  • 5:(誤り):考察は結果を関連づけ解釈するもので、単なる羅列は統合・解釈ではない。

午前 問80(共通・正答 1) この問題のページ →

質問紙法(自記式)はBDI-Ⅱ(Beck抑うつ質問票)。他は面接者評価尺度(BPRS・HAM-D・PANSS)または検査者施行(HDS-R)。

  • 1:BDI-Ⅱは自記式質問紙法のうつ病評価尺度。
  • 2:BPRS(簡易精神症状評価尺度)は面接者による他覚的評価。
  • 3:HAM-D(ハミルトンうつ病評価尺度)は面接者評価。
  • 4:HDS-R(長谷川式)は検査者が施行する認知症スクリーニング。
  • 5:PANSS(陽性陰性症状評価尺度)は面接者評価。

午前 問86(共通・正答 2) この問題のページ →

頭部CTはMRIに比べ短時間で撮影できる(数秒〜数十秒)。急性期の出血診断に優れ、被曝はある。

  • 1:CTはX線を用いるため被曝する。
  • 2:CTは短時間で撮影でき、救急で有用。
  • 3:脳幹部の病巣描出はMRIが優れる(CTは骨アーチファクトが出やすい)。
  • 4:CTは急性期の脳出血診断に極めて有効(高吸収域)。
  • 5:超急性期脳梗塞の診断はMRI(拡散強調画像)が有用でCTは不得手。

午前 問98(共通・正答 1/3(複数正答)) この問題のページ →

本問は、厚生労働省の正答値表で選択肢1・3のいずれもが正答として認められた問題(複数正答)です。採点除外(その問題が採点対象から外れ、満点が減る扱い)ではありません。選択肢1・3のいずれかを選んだ場合が正解、それ以外を選んだ場合は不正解として採点されます。

  • 1:CMI ── コーネル・メディカル・インデックス。心身の自覚症状を問う質問紙で、神経症傾向の評価にも用いる。
  • 2:MMSE ── 認知機能のスクリーニング検査。
  • 3:STAI ── 状態・特性不安検査。不安の評価。
  • 4:WAIS ── 成人知能検査。
  • 5:WMS-R ── ウェクスラー記憶検査。

午後 問1(実地・正答 3) この問題のページ →

肩関節屈曲/外転の測定では、代償として肩甲骨が動く(前方突出・挙上)ことに注意する。図の肩関節可動域測定で肩甲骨の代償運動を抑えることが重要。

  • 1:肩関節屈曲・外転の基本検査肢位は座位または立位で、側臥位ではない。
  • 2:肩関節屈曲の参考可動域は180度(150度ではない)。
  • 3:肩甲骨の前方突出・挙上などの代償運動に注意して測定する。
  • 4:屈曲の移動軸は上腕骨で、橈骨茎状突起と肩峰を結ぶ線ではない。
  • 5:基本軸は肩峰を通る床への垂直線であり、烏口突起ではない。

午後 問2(実地・正答 5) この問題のページ →

肩関節屈曲のMMTでは、上腕二頭筋など肘屈筋による代償(肘屈曲)が生じないことを確認する必要がある。肩関節屈曲そのものの筋力を正しく評価するため、肘屈曲の出現を監視する。

  • 1:段階4以上の肩屈曲は座位で行う(背臥位は段階2)。
  • 2:前腕は中間位が基本で、回外位に限定しない。
  • 3:抵抗は屈曲最終肢位ではなく、屈曲90度付近(可動域中間〜検査肢位)で加える。
  • 4:抵抗は上腕骨遠位部から加える(近位部ではテコが不適切)。
  • 5:肩関節屈曲の代償として肘屈曲(上腕二頭筋の関与)が出現しないことを確認する。

午後 問3(実地・正答 3) この問題のページ →

重度片麻痺(上肢BRS Ⅱ)で肩関節亜脱臼と重度感覚障害を伴う。麻痺側上肢を保護し、亜脱臼を悪化させないADL動作を指導する。選択肢3の図が、麻痺側上肢を保護した正しい動作方法を示している。

  • 1:麻痺側上肢に牽引や過度の負荷がかかり、亜脱臼を悪化させる動作。
  • 2:麻痺側上肢を下垂・牽引させ、肩関節に負担をかける動作。
  • 3:麻痺側上肢を保護し、亜脱臼を悪化させない適切な動作方法。
  • 4:重度感覚障害のある麻痺側で支持・荷重し、外傷のリスクがある動作。
  • 5:肩関節に負担をかけ、亜脱臼を助長する動作。

午後 問4(実地・正答 4) この問題のページ →

腹臥位で膝を屈曲させると殿部が持ち上がる(尻上がり現象/Ely徴候)=大腿直筋(二関節筋)の短縮。膝屈曲で大腿直筋が伸張され股関節を屈曲させる。

  • 1:大殿筋は股関節伸筋で短縮しても尻上がり現象は生じない。
  • 2:腸腰筋短縮はトーマステストで評価し、腹臥位膝屈曲での尻上がりとは異なる。
  • 3:梨状筋は股関節外旋筋で本現象とは無関係。
  • 4:大腿直筋の短縮で膝屈曲時に骨盤前傾・股屈曲(尻上がり現象、Ely徴候)が生じる。
  • 5:大腿二頭筋(ハムストリングス)は膝屈筋で、短縮しても尻上がりは生じない。

午後 問6(実地・正答 1) この問題のページ →

棘果長(ASIS〜内果)は左右差あり(右84.0/左82.0=左2cm短い)だが、転子果長(大転子〜内果)は左右同じ(80.5)。棘果長だけ短い=大転子より近位(股関節)の問題。左股関節裂隙の狭小化が原因。

  • 1:棘果長のみ左が短く転子果長は同等=股関節部(大転子より近位)の短縮。左股関節裂隙狭小化が該当。
  • 2:膝関節裂隙狭小化なら大腿長or下腿長に差が出るが、両者とも左右同じ。
  • 3:足関節裂隙の問題なら下腿長に差が出るはずだが同じ。
  • 4:膝屈曲位拘縮なら見かけ上短縮するが下腿長・大腿長は計測上変わらず、転子果長にも差が出るはず。
  • 5:足関節底屈位拘縮は下肢を長く見せる要因で、棘果長短縮の説明にならない。

午後 問17(実地・正答 4) この問題のページ →

座位保持できず、立位・移乗に介助が必要、歩行器で介助歩行、屋外は車椅子=GMFCSレベルⅣ(座位保持に支持が必要、移動は電動車椅子や介助)。

  • 1:レベルⅠは制限なく歩行。
  • 2:レベルⅡは手すりなしで歩行するが制限あり。
  • 3:レベルⅢは手持ち歩行器等で歩行。座位は保持可能。
  • 4:レベルⅣは座位保持に支持が必要で、自力移動が制限され電動車椅子や介助を要する。本例に合致。
  • 5:レベルⅤは頭部・体幹の抗重力保持も困難で全介助。

午後 問24(専門一般・正答 1) この問題のページ →

深部感覚(振動覚)の検査には音叉を用いる。骨突起に振動する音叉を当てて振動覚を評価する。

  • 1:音叉は振動覚(深部感覚)の検査器具。
  • 2:試験管は温度覚(温冷覚)検査に用いる。
  • 3:ノギスは2点識別覚(表在感覚)や周径測定に用いる。
  • 4:つまようじ(または安全ピン)は痛覚(表在感覚)検査。
  • 5:モノフィラメントは触圧覚(表在感覚)検査。

午後 問33(専門一般・正答 4) この問題のページ →

SIASの股屈曲テスト(下肢近位運動)は座位で行い、座位保持が困難な場合は介助してもよい。

  • 1:SIASの上肢触覚は手掌で評価する(手背ではない)。
  • 2:上肢関節可動域項目はSIASに含まれない。
  • 3:手指テストで集団伸展が可能なら1B、完全伸展で2。「集団伸展で1C」は誤り。
  • 4:股屈曲テストでは座位保持が困難な場合、介助して構わない。
  • 5:膝・口テストは麻痺側手部を対側(健側)でなく健側大腿から挙上等、記述が不正確。

午後 問36(専門一般・正答 2) この問題のページ →

GMFM(粗大運動能力尺度)はItem Map(項目マップ)を作成でき、GMFM-66ではRasch分析による項目困難度の順序が示される。

  • 1:GMFMは脳性麻痺が主対象で、二分脊椎専用ではない。
  • 2:GMFM-66ではItem Map(項目困難度マップ)を作成できる。
  • 3:対象年齢は概ね5か月〜16歳程度で「0〜18歳」は不正確。
  • 4:GMFMは粗大運動を評価し、セルフケアは含まない(それはPEDIやWeeFIM)。
  • 5:レベルⅠ〜Ⅴの分類はGMFCS(重症度分類)で、GMFMではない。

午後 問37(専門一般・正答 5) この問題のページ →

NIHSS(脳卒中重症度スケール)には意識・見当識・注視・視野・顔面麻痺・運動・失調・感覚・言語・構音・消去/無視など高次脳機能評価(言語・無視等)が含まれる。

  • 1:Barthel IndexはADL評価で高次脳機能は含まない。
  • 2:FMA(Fugl-Meyer)は運動機能中心。
  • 3:MAS(Modified Ashworth Scale)は痙縮の評価。
  • 4:Motricity Indexは筋力(運動)の評価。
  • 5:NIHSSは言語・無視・意識など高次脳機能評価を含む。

午後 問40(専門一般・正答 4) この問題のページ →

BBS(Berg Balance Scale)は14項目・各0-4点(5段階)・56点満点。評価項目にタンデム立位保持が含まれる。

  • 1:BBSは14項目からなる(16項目ではない)。
  • 2:各項目0〜4の5段階評価(1〜4の4段階ではない)。
  • 3:4m歩行時間は含まれない(歩行項目はあるが4m歩行時間ではない)。
  • 4:評価項目にタンデム立位保持(継ぎ足立位)が含まれる。
  • 5:転倒リスクのカットオフは概ね45点前後で、56点は満点。

午後 問41(専門一般・正答 5) この問題のページ →

顔面神経(Ⅶ)は表情筋を支配する。口唇を閉じさせ、開こうとする力に抵抗できるか(口輪筋の筋力)を見ることで顔面神経機能を評価する。

  • 1:眼瞼下垂は動眼神経(Ⅲ)の評価。
  • 2:挺舌時の舌偏移は舌下神経(Ⅻ)の評価。
  • 3:咬筋の収縮は三叉神経(Ⅴ)運動枝の評価。
  • 4:口蓋垂の偏移は迷走神経(Ⅹ)の評価。
  • 5:口唇閉鎖(口輪筋)の力を見るのは顔面神経(Ⅶ)の評価。

午後 問81(共通・正答 4・5) この問題のページ →

HDS-R(改訂長谷川式)には数字の逆唱(逆から言う)と、野菜の名前をできるだけ多く言う(語列挙)が含まれる。

  • 1:文章を書くのはMMSE(HDS-Rにはない)。
  • 2:手の形の模倣はHDS-Rにない。
  • 3:図版呼称はHDS-Rにない。
  • 4:数字の逆唱はHDS-Rの項目。
  • 5:野菜の名前の語列挙はHDS-Rの項目。

関連ページ


出典:「第61回理学療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成。科目分類・要旨・解説はNetwork-Primerが独自に作成したものです。

第61回 PTダッシュボードに戻る

出典:「第58回〜第61回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(第61回の公表ページ)を加工して作成

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で提供しており、営利目的での利用を意図するものではありません。

最終更新:2026-09-10

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)

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