第59回 傾向分析(理学療法士)

第59回理学療法士国家試験(2024年2月実施・全200問)の出題傾向です。200問すべてを1問ずつ読み、当社の分類ルール第2版で19科目のいずれか1つに分類しました。1問を複数の科目に数えていないので、科目の問数を足すと200問になります。

基本データ

項目
合格率89.2%
合格基準(総得点)168/279点
実地問題基準43/120点
採点除外1問(午前問42)
複数正答7問(午前問52、午前問53、午前問72、午前問87、午後問22、午後問71、午後問79)

採点除外はその問題自体が採点対象から外れる扱いで、全員に点が入るのではなく満点が減ります。複数正答は示されたどの選択肢を選んでも正解になり、こちらは採点対象に残ります。

出題区分の内訳

実地(3点)40問
専門一般(1点)60問
共通一般(1点)100問

実地問題は1問3点。40問×3点=120点分で、総得点(279点)の約4割を占めます。実地の基準点(43/120点)を下回ると、総得点に関わらず不合格です。

正答番号の分布

選択肢1〜5がそれぞれ何回正答になったかです(採点除外と、組合せの複数正答を除く)。「2つ選べ」の問題は選ばれた2つをそれぞれ1回と数えています。

正答132問
正答238問
正答355問
正答446問
正答557問

最も多い正答5が57回、最も少ない正答1が32回。偏りはあるものの、迷ったときに特定の番号を選ぶ根拠になるほどの差ではありません。消去法と知識で解く前提の作問です。

科目別の出題数

全200問を1問1科目で分類(採点除外の問題も、設問の内容にもとづいて分類に含めています)。

評価・ADL26問
生理学24問
解剖学20問
整形外科16問
運動学16問
神経筋疾患15問
精神医学15問
制度・社会13問
脳血管障害8問
義肢装具8問
循環器8問
発達・小児7問
病理学7問
内部障害5問
呼吸器4問
老年期4問
脊髄損傷3問
研究法・統計1問
科目出題数うち実地推定配点
評価・ADL26問10問46点
整形外科16問6問28点
生理学24問0問24点
運動学16問4問24点
神経筋疾患15問3問21点
解剖学20問0問20点
脳血管障害8問5問18点
義肢装具8問4問16点
精神医学15問0問15点
循環器8問3問14点
制度・社会13問0問13点
発達・小児7問2問11点
病理学7問0問7点
呼吸器4問1問6点
老年期4問1問6点
内部障害5問0問5点
脊髄損傷3問1問5点
研究法・統計1問0問1点

問数の順位と配点の順位は一致しません。実地問題を多く含む科目は、同じ問数でも配点が重くなります。第59回で配点が最も大きかったのは「評価・ADL」で、26問・推定46点(うち実地10問)でした。

実地問題(1問3点)の科目分布

評価・ADL10問
整形外科6問
運動学4問
神経筋疾患3問
脳血管障害5問
義肢装具4問
循環器3問
発達・小児2問
呼吸器1問
老年期1問
脊髄損傷1問

実地40問のうち、上位3科目「評価・ADL」「整形外科」「運動学」で20問(50%)を占めました。

難所(採点除外・複数正答)が起きた区分

実地0問
専門一般2問
共通6問

第59回の難所は計8問で、最も多かったのは共通(6問)でした。4年分をまとめた傾向は 第58〜61回 難所分析 にあります。

関連ページ


出典:「第59回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成。科目分類と推定配点はNetwork-Primerが独自に行ったものです。

出典:「第58回〜第61回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(第61回の公表ページ)を加工して作成

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で提供しており、営利目的での利用を意図するものではありません。

最終更新:2026-07-29

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)

本コンテンツは、職員の受験支援用に作成し、実際に社内で使っている教材を公開しています。

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