循環器|第61回 作業療法士国家試験(5問)

第61回作業療法士国家試験の循環器分野(全5問)です。正答とNetwork-Primer独自解説(正答の理由・各選択肢の○×)を載せています。各問の問番号から、その問題だけのページ(設問文・選択肢つき)に移動できます。200問を通しで解きたいときは第61回 OT 全問ページ(演習モード・自己採点つき)へ。

概要

項目数値
出題数5問
実地問題1問(3点)
一般・共通問題4問(4点)
推定配点7点

正答一覧

問番号から、その問題だけのページ(設問文・選択肢・正答・解説)に移動します。

時間帯区分何を問うた設問か正答
問3午前実地心電図から急性心筋梗塞を診断2
問27午前専門一般離床開始時に注意する血液検査1
問33午前専門一般心不全でみられる症状の選択3
問88午前共通一次救命処置で最初に確認する項目1
問86午後共通納豆で作用が減弱する薬剤5

解説

午前 問3(実地・正答 2) この問題のページ →

20分以上持続する胸痛+冷汗+心電図異常(ST上昇等)=急性心筋梗塞。持続する胸痛と心電図のST変化が特徴。

  • 1:心房細動はP波消失・RR不整だが胸痛・冷汗の主因ではない。
  • 2:持続する胸痛・冷汗・心電図ST変化は急性心筋梗塞に典型的。
  • 3:心室性期外収縮は単発の早期収縮で持続胸痛は来さない。
  • 4:発作性上室頻拍は動悸主体で20分以上の胸痛・冷汗は非典型。
  • 5:完全房室ブロックは徐脈・失神が主症状。

午前 問27(専門一般・正答 1) この問題のページ →

長期臥床後の離床開始時は深部静脈血栓症→肺塞栓のリスクがある。Dダイマー(血栓形成の指標)の上昇に注意する。

  • 1:Dダイマーは血栓形成を反映し、離床時の肺塞栓リスク評価に重要。
  • 2:血糖値は離床時の直接的な注意点ではない。
  • 3:白血球数は感染の指標で離床の第一注意点ではない。
  • 4:アルブミンは栄養指標。
  • 5:クレアチニンは腎機能指標。

午前 問33(専門一般・正答 3) この問題のページ →

心不全では静脈うっ血により下腿浮腫(両側性)が生じる。

  • 1:心不全では腎血流低下で乏尿傾向(多尿ではない)。
  • 2:高血圧は心不全の原因にはなるが症状ではない。
  • 3:下腿浮腫は右心不全による体静脈うっ血の症状。
  • 4:羽ばたき振戦は肝性脳症・CO2ナルコーシスの症状。
  • 5:チェーン・ストークス呼吸は重症心不全・脳障害でみられることはあるが、下腿浮腫がより典型的な症状。

午前 問88(共通・正答 1) この問題のページ →

一次救命処置(BLS)で最初に確認するのは意識(反応)の有無。反応がなければ応援要請→呼吸確認→胸骨圧迫と進む。

  • 1:まず意識(反応)を確認する。
  • 2:血圧測定はBLSの最初の手順ではない。
  • 3:呼吸確認は意識確認・応援要請の後。
  • 4:脈拍確認は呼吸確認と同時(医療者)だが最初ではない。
  • 5:対光反射はBLSの手順ではない。

午後 問86(共通・正答 5) この問題のページ →

納豆はビタミンK(納豆菌が産生)を多く含み、ビタミンK拮抗薬であるワルファリンの抗凝固作用を減弱させる。

  • 1:ACE阻害薬は納豆の影響を受けない。
  • 2:インスリンは納豆の影響を受けない。
  • 3:カルシウム拮抗薬はグレープフルーツで作用増強するが納豆は無関係。
  • 4:ループ利尿薬は納豆の影響を受けない。
  • 5:納豆のビタミンKがワルファリンの作用を減弱させる。

関連ページ


出典:「第61回作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成。科目分類・要旨・解説はNetwork-Primerが独自に作成したものです。

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出典:「第58回〜第61回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(第61回の公表ページ)を加工して作成

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で提供しており、営利目的での利用を意図するものではありません。

最終更新:2026-09-10

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題(問51〜100)の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。

本コンテンツは、職員の受験支援用に作成し、実際に社内で使っている教材を公開しています。

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