午後 一般問題(問21-99)

配点:1問1点 | ✅ 正答は厚労省公式発表と照合済み

問21 ⚠️2つ選べ|CBRマトリクスに含まれる項目はどれか。2つ選べ。

  1. 🟢 教育
  2. ⚪ 人生の質
  3. ⚪ バリアフリー
  4. 🟢 エンパワメント
  5. ⚪ ユニバーサルデザイン

正答:1,4

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介護保険法で定める特定疾病は40-64歳(第2号被保険者)が介護保険を利用するための条件。加齢に伴う疾病が対象。

  • ○:教育。正答。
  • ×:関節リウマチは特定疾病に含まれる。
  • ×:脊髄小脳変性症は特定疾病に含まれる。
  • ○:介護保険の特定疾病は16疾病が指定されており、加齢関連疾患に限定。統合失調症は含まれない。
  • ×:骨折を伴う骨粗鬆症は特定疾病に含まれる。

問22|要介護者を対象としたケアプラン第1表に記載される項目はどれか。

  1. 🟢 総合的な援助の方針
  2. ⚪ 生活全般の解決すべき課題〈ニーズ〉
  3. ⚪ 週間サービスの内容
  4. ⚪ サービス担当者会議の要点
  5. ⚪ 支援経過

正答:1

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地域包括支援センターは保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員の3職種が必置。理学療法士は必置ではない。

  • ○:総合的な援助の方針。正答。
  • ×:社会福祉士は必置職種。
  • ×:週間サービスの内容。
  • ×:主任介護支援専門員は必置職種。
  • ×:管理栄養士は必置ではないが、理学療法士と比較する問題ではなく、正答はPT。

問23|国際疾病分類はどれか。

  1. 🟢 ICD
  2. ⚪ ICF
  3. ⚪ ICF-CY
  4. ⚪ ICHI
  5. ⚪ ICIDH

正答:1

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障害者差別解消法(2016年施行)は合理的配慮の提供を義務付けた法律。障害を理由とする差別の禁止。

  • ○:ICD。正答。
  • ×:障害者基本法は基本理念を定めた法律だが、合理的配慮の具体的義務化は差別解消法。
  • ×:障害者雇用促進法は雇用分野の法律。合理的配慮の一般的義務化ではない。
  • ×:障害者権利条約は国連条約。日本の国内法としては差別解消法が対応。
  • ×:ICIDH。

問24|診療報酬は通常何年ごとに改定されるか。

  1. 🟢 2年ごと
  2. ⚪ 3年ごと
  3. ⚪ 4年ごと
  4. ⚪ 5年ごと
  5. ⚪ 6年ごと

正答:1

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FIMの採点では「している活動」(実行状況)を評価する。能力ではなく実際の日常生活での遂行状況。

  • ○:2年ごと。正答。
  • ×:FIMの運動項目は13項目。10項目ではない。
  • ×:4年ごと。
  • ×:FIMの認知項目は5項目。8項目ではない。
  • ×:FIMの最低点は18点(18項目×1点)。0点ではない。

問25|短下肢装具で自立歩行が可能な二分脊椎児。該当する機能残存レベルの上限はどれか。

  1. ⚪ L2
  2. ⚪ L3
  3. 🟢 L4
  4. ⚪ L5
  5. ⚪ S1

正答:3

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片麻痺で上肢の屈筋共同運動パターンが出現している場合、肩関節は屈曲・外転・外旋の方向に動く。

  • ×:L2。
  • ×:肩関節内旋は伸筋共同運動のパターン。
  • ○:L4。正答。
  • ×:肘関節伸展は伸筋共同運動のパターン。
  • ×:前腕回内は伸筋共同運動のパターン。

問26|褥瘡の危険因子でないのはどれか。

  1. ⚪ 低栄養
  2. 🟢 血圧の上昇
  3. ⚪ 体動の減少
  4. ⚪ 局所的な圧迫
  5. ⚪ 骨の突出部位

正答:2

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腕神経叢の後神経束から分岐するのは腋窩神経と橈骨神経。腋窩神経は三角筋と小円筋を支配。

  • ×:筋皮神経は外側神経束から分岐。
  • ○:血圧の上昇。正答。
  • ×:正中神経は外側神経束と内側神経束の合流。
  • ×:局所的な圧迫。
  • ×:前骨間神経は正中神経の枝。

問27|腰椎椎間板ヘルニアの痛み誘発テストはどれか。

  1. ⚪ Adsonテスト
  2. 🟢 Bragardテスト
  3. ⚪ Eichhoffテスト
  4. ⚪ Thomsenテスト
  5. ⚪ Yergasonテスト

正答:2

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大腿骨頸部骨折のGarden分類ステージIIIは不完全転位骨折。骨頭が回旋して大腿骨頭靱帯が残存。

  • ×:ステージIは不完全骨折(嵌入型)。
  • ○:ステージIIIは完全骨折で不完全転位。大腿骨頭が回旋するが完全には転位していない。
  • ×:ステージIVは完全骨折・完全転位。
  • ×:ステージIIは完全骨折だが転位なし。
  • ×:ステージ分類は4段階。5段階ではない。

問28|関節角度測定の運動方向と参考可動域角度の組合せで正しいのはどれか。

  1. ⚪ 頸部屈曲 80度
  2. 🟢 胸腰部屈曲 45度
  3. ⚪ 肩伸展 30度
  4. ⚪ 股外転 25度
  5. ⚪ 足屈曲(底屈) 60度

正答:2

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腰椎椎間板ヘルニアで最も好発する部位はL4/5間。次いでL5/S1。

  • ×:L1/2は好発部位ではない。
  • ○:胸腰部屈曲 45度。正答。
  • ×:L3/4は比較的少ない。
  • ×:股外転 25度。
  • ×:L5/S1は2番目に多いが最多ではない。

問29|Parkinson病でみられるのはどれか。

  1. ⚪ 痙縮
  2. ⚪ 分回し歩行
  3. 🟢 姿勢反射障害
  4. ⚪ 膝蓋腱反射亢進
  5. ⚪ Babinski反射陽性

正答:3

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Parkinson病の四大徴候は安静時振戦・固縮・無動・姿勢反射障害。姿勢反射障害は転倒の原因となる。

  • ×:痙縮は上位運動ニューロン障害(錐体路障害)。PDは錐体外路障害で固縮。
  • ×:分回し歩行は片麻痺歩行の特徴。PDはすくみ足・小刻み歩行。
  • ○:姿勢反射障害はPDの四大徴候の一つ。後方突進や転倒の原因。Hoehn-Yahr III以降で顕著。
  • ×:膝蓋腱反射亢進は錐体路障害の所見。PDでは通常正常。
  • ×:Babinski反射陽性は錐体路障害。PDでは通常陰性。

問30|SF-36の下位尺度に含まれないのはどれか。

  1. ⚪ 活力
  2. 🟢 栄養状態
  3. ⚪ 体の痛み
  4. ⚪ 社会生活機能
  5. ⚪ 全体的健康観

正答:2

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歩行周期で単脚支持期は立脚中期と立脚終期に相当。片脚で全体重を支持する時期。

  • ×:初期接地は踵が床に接触する瞬間で、両脚支持期の開始。
  • ○:栄養状態。正答。
  • ×:体の痛み。
  • ×:社会生活機能。
  • ×:前遊脚期は第2の両脚支持期。対側の初期接地後。

問31 ⚠️採点除外 ⚠️2つ選べ|Down症候群に特徴的な二次障害はどれか。

  1. 🟢 体幹の側弯
  2. 🟢 股関節の脱臼
  3. ⚪ 足部の内反変形
  4. 🟢 環軸関節の亜脱臼
  5. ⚪ 膝関節の屈曲拘縮

正答:1,2,4

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心臓リハビリテーションの回復期プログラムでは、嫌気性代謝閾値(AT)レベルの運動強度が推奨される。安全で効果的な強度。

  • ○:体幹の側弯。正答。
  • ○:股関節の脱臼。正答。
  • ×:最大酸素摂取量の80%以上は高強度。心臓リハには不適切。
  • ○:ATレベル(嫌気性代謝閾値)は中等度強度であり、心臓リハの運動処方に最適。
  • ×:予測最大心拍数の50%は低すぎて効果不十分の場合がある。ATが推奨。

問32|アミロイドの沈着がみられるのはどれか。

  1. 🟢 Alzheimer病
  2. ⚪ Huntington病
  3. ⚪ Pick病
  4. ⚪ Wernicke脳症
  5. ⚪ 多発性硬化症

正答:1

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Alzheimer病ではアミロイドβ蛋白の蓄積(老人斑)が病理学的特徴。アミロイド仮説がAD研究の中心。

  • ○:Alzheimer病の主要病理所見はアミロイドβの沈着(老人斑)と神経原線維変化(タウ蛋白)。
  • ×:Huntington病はハンチンチン蛋白の異常。アミロイド沈着ではない。
  • ×:Pick病はタウ蛋白の蓄積(Pick小体)。アミロイドではない。
  • ×:Wernicke脳症はビタミンB1欠乏。アミロイドとは無関係。
  • ×:多発性硬化症は脱髄疾患。アミロイド沈着なし。

問33|原発性骨粗鬆症の診断基準に含まれる脆弱性骨折の部位はどれか。

  1. 🟢 椎体
  2. ⚪ 上腕骨遠位部
  3. ⚪ 橈骨近位部
  4. ⚪ 大腿骨遠位部
  5. ⚪ 距骨

正答:1

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吸気筋トレーニングでは横隔膜が最も重要な対象筋。安静呼吸時の吸気の約70%を担う。

  • ○:椎体。正答。
  • ×:上腕骨遠位部。
  • ×:内肋間筋は呼気筋。吸気筋トレーニングの対象ではない。
  • ×:腹横筋は呼気筋・体幹安定筋。吸気には関与しない。
  • ×:腹直筋は呼気筋。咳嗽時に活動。

問34 ⚠️2つ選べ|運動軸が1つの関節はどれか。2つ選べ。

  1. ⚪ 顎関節
  2. 🟢 距腿関節
  3. ⚪ 椎間関節
  4. ⚪ 腕橈関節
  5. 🟢 下橈尺関節

正答:2,5

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膝前十字靱帯再建術後は開放性運動連鎖(OKC)での膝伸展運動を制限する。移植腱への過度のストレスを回避。

  • ×:術後早期からの関節可動域訓練は推奨される。
  • ○:距腿関節。正答。
  • ×:椎間関節。
  • ×:CKC(スクワット等)は脛骨前方引き出しが少なく比較的安全。
  • ○:下橈尺関節。正答。

問35|末梢動脈疾患で正しいのはどれか。

  1. ⚪ 女性に多い。
  2. ⚪ 足関節上腕血圧比が高い。
  3. ⚪ 間欠性跛行を呈することはない。
  4. ⚪ 閉塞性動脈硬化症の頻度が低い。
  5. 🟢 下肢切断が必要になることがある。

正答:5

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COPDの呼吸リハで最も効果が確立されているのは下肢の持久力トレーニング(歩行・自転車エルゴメーター)。

  • ×:上肢の筋力トレーニングは補助的。下肢トレーニングが優先。
  • ×:胸郭モビライゼーションは補助的手技。
  • ×:リラクセーションは補助的。単独では運動耐容能改善に不十分。
  • ×:閉塞性動脈硬化症の頻度が低い。。
  • ○:下肢切断が必要になることがある。。正答。

問36|糖尿病患者に対する運動療法で正しいのはどれか。

  1. 🟢 インスリン抵抗性を改善する。
  2. ⚪ 血糖値に関わらず推奨される。
  3. ⚪ 尿中への糖の排泄を目的とする。
  4. ⚪ Borg指数で17程度が適している。
  5. ⚪ シックデイに関わらず推奨される。

正答:1

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肩関節の腱板は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋で構成される。大円筋は含まれない。

  • ○:インスリン抵抗性を改善する。。正答。
  • ×:血糖値に関わらず推奨される。。
  • ×:棘下筋は腱板を構成する(後面)。
  • ×:小円筋は腱板を構成する(後下面)。
  • ×:肩甲下筋は腱板を構成する(前面)。

問37|急性心筋梗塞の胸痛の特徴で正しいのはどれか。

  1. ⚪ 数分以内に消失する。
  2. 🟢 冷汗を伴うことが多い。
  3. ⚪ 感冒様の前駆症状がある。
  4. ⚪ 放散痛は生じないことが多い。
  5. ⚪ 硝酸薬の投与で速やかに消失する。

正答:2

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上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の検査はThomsen test。手関節伸展に抵抗を加えて外側上顆部の疼痛を誘発。

  • ×:Edenテストは胸郭出口症候群の検査。
  • ○:冷汗を伴うことが多い。。正答。
  • ×:感冒様の前駆症状がある。。
  • ×:Wrightテストは胸郭出口症候群(過外転テスト)。
  • ×:Yergasonテストは上腕二頭筋長頭腱炎の検査。

問38|患者との面接時における開かれた質問はどれか。

  1. ⚪ 「右膝は痛みますか」
  2. ⚪ 「朝食を食べましたか」
  3. 🟢 「退院後は何をしますか」
  4. ⚪ 「昨晩は熟睡できましたか」
  5. ⚪ 「椅子から立ち上がれますか」

正答:3

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デュシェンヌ歩行(トレンデレンブルグ歩行の代償)では、患側立脚期に体幹が患側に傾く。中殿筋の筋力低下。

  • ×:「右膝は痛みますか」。
  • ×:体幹が健側に傾くのは通常の歩行パターンではない。
  • ○:「退院後は何をしますか」。正答。
  • ×:患側の膝過伸展はデュシェンヌ歩行の主要所見ではない。
  • ×:すくみ足はParkinson病の歩行障害。中殿筋とは無関係。

問39|ステロイドの副作用で正しいのはどれか。

  1. ⚪ 筋固縮
  2. ⚪ 低血圧
  3. ⚪ 低血糖
  4. 🟢 大腿骨頭壊死
  5. ⚪ 高カリウム血症

正答:4

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Brunnstrom法のステージIVでは分離運動が出現し始める。共同運動パターンから逸脱した運動が可能に。

  • ×:ステージIは弛緩性麻痺(随意運動なし)。
  • ×:ステージIIは連合反応が出現。わずかな随意運動。
  • ×:ステージIIIは共同運動パターンが最大。
  • ○:大腿骨頭壊死。正答。
  • ×:高カリウム血症。

問40|正常成人の立位姿勢で持続的に活動している筋はどれか。

  1. ⚪ 腸腰筋
  2. ⚪ 大殿筋
  3. ⚪ 大腿四頭筋
  4. ⚪ 大腿二頭筋
  5. 🟢 ヒラメ筋

正答:5

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正常立位でヒラメ筋は持続的に活動し、重心が前方に倒れるのを防いでいる。抗重力筋の代表。

  • ×:腸腰筋は立位では通常活動していない。股関節屈曲筋。
  • ×:大殿筋は立位安静時には通常不活動。歩行や階段で活動。
  • ×:大腿四頭筋は立位安静時にはほとんど活動しない(膝ロック機構)。
  • ×:大腿二頭筋は立位安静時には通常不活動。
  • ○:ヒラメ筋は足関節底屈筋として常時活動し、前方への重心移動を制御する主要な抗重力筋。

問41 ⚠️2つ選べ|大腿義足歩行の立脚中期で体幹の義足側への側屈がみられた。原因はどれか。2つ選べ。

  1. ⚪ 体重荷重線が足部内側にある。
  2. ⚪ 義足が非切断肢よりも長すぎる。
  3. ⚪ ソケット初期内転角が大きすぎる。
  4. 🟢 ソケット外壁の高さが不足している。
  5. 🟢 義足側股関節外転筋群に筋力低下がある。

正答:4,5

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錘内筋線維のγ運動ニューロン支配は筋紡錘の感度を調節する。筋紡錘は筋の長さ変化を検出。

  • ×:Golgi腱器官は筋張力を検出する。筋の長さ検出は筋紡錘。
  • ×:義足が非切断肢よりも長すぎる。。
  • ×:Pacini小体は振動・圧覚の受容器。筋の長さとは無関係。
  • ○:ソケット外壁の高さが不足している。。正答。
  • ○:義足側股関節外転筋群に筋力低下がある。。正答。

問42|災害リハビリテーション支援で誤っているのはどれか。

  1. 🟢 理学療法士は災害復興期から活動を開始する。
  2. ⚪ 被災者自身が廃用症候群を予防できるよう支援する。
  3. ⚪ 発災時に迅速な対応ができるように平時から対策する。
  4. ⚪ 災害規模によって数か月程度の長期的な支援が必要となる。
  5. ⚪ 支援統括組織にJRATがある。

正答:1

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体性感覚野(S1)はBrodmann領域の3,1,2野に該当。中心後回に位置する。

  • ○:理学療法士は災害復興期から活動を開始する。。正答。
  • ×:6野は運動前野・補足運動野。
  • ×:17野は一次視覚野。
  • ×:災害規模によって数か月程度の長期的な支援が必要となる。。
  • ×:41野は一次聴覚野(Heschl回)。

問43|神経伝導検査でF波の潜時延長と出現率減少がみられる疾患はどれか。

  1. 🟢 Guillain-Barré症候群
  2. ⚪ Parkinson病
  3. ⚪ 重症筋無力症
  4. ⚪ 進行性核上性麻痺
  5. ⚪ 多系統萎縮症

正答:1

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膝蓋骨は人体最大の種子骨。大腿四頭筋腱の中に存在し、膝伸展時のテコの腕を長くする。

  • ○:Guillain-Barré症候群。正答。
  • ×:舟状骨は手根骨・足根骨にあるが種子骨ではない。
  • ×:重症筋無力症。
  • ×:第1中足骨頭下の種子骨は小さい。
  • ×:距骨は足根骨で種子骨ではない。

問44|神経筋疾患と理学療法の組合せで正しいのはどれか。

  1. ⚪ Guillain-Barré症候群 Böhler体操
  2. ⚪ 筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉 重錘を装着した歩行練習
  3. 🟢 ジストニア 筋電図バイオフィードバック
  4. ⚪ 重症筋無力症 漸増抵抗運動
  5. ⚪ 多発性硬化症 交代浴

正答:3

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僧帽筋上部線維は肩甲骨の挙上に作用する。副神経(第XI脳神経)に支配される。

  • ×:Guillain-Barré症候群 Böhler体操。
  • ×:僧帽筋中部は肩甲骨の内転(後退)に作用。
  • ○:ジストニア 筋電図バイオフィードバック。正答。
  • ×:肩甲挙筋も挙上に作用するが、僧帽筋上部が主動作筋。
  • ×:前鋸筋は肩甲骨の外転(前方突出)に作用。

問45|髄膜刺激徴候を誘発しやすい体位はどれか。

  1. ⚪ 側臥位
  2. ⚪ 端座位
  3. 🟢 長座位
  4. ⚪ 背臥位
  5. ⚪ 腹臥位

正答:3

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安静時の呼吸で吸気は横隔膜と外肋間筋の能動的収縮で行われ、呼気は受動的(弾性収縮力)。

  • ×:安静呼気は受動的であり筋の能動的収縮は不要。
  • ×:努力呼気では腹筋群が活動するが安静時は不要。
  • ○:安静吸気は横隔膜の収縮(横隔膜下降→胸腔拡大→肺拡張)が主動力。
  • ×:安静呼気は肺の弾性収縮力により受動的に行われる。
  • ×:呼吸補助筋(胸鎖乳突筋等)は努力呼吸時のみ活動。安静時は不要。

問46 ⚠️採点除外 ⚠️2つ選べ|脳の領域と機能の組合せで正しいのはどれか。

  1. ⚪ 角回 情動
  2. 🟢 縁上回 空間的構成
  3. ⚪ Broca野 聴覚
  4. 🟢 前頭前野 行動の抑制
  5. ⚪ Wernicke野 運動のプログラミング

正答:2,4

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縁上回は空間的構成能力に関与。前頭前野は行動の計画・抑制・判断など実行機能を担う。

  • ×:角回は読み書き・計算に関与。情動は扁桃体・前帯状回。
  • ○:縁上回は頭頂葉にあり空間的構成能力に関与。損傷で構成失行。
  • ×:Broca野は運動性言語野。聴覚は上側頭回(Heschl回)。
  • ○:前頭前野は行動の抑制・計画・遂行機能を担う。損傷で脱抑制。
  • ×:Wernicke野は感覚性言語野(言語理解)。運動プログラミングは補足運動野。

問47|顔面の皮膚感覚を支配する脳神経はどれか。

  1. ⚪ 第Ⅰ脳神経
  2. ⚪ 第Ⅱ脳神経
  3. ⚪ 第Ⅲ脳神経
  4. ⚪ 第Ⅳ脳神経
  5. 🟢 第Ⅴ脳神経

正答:5

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上位運動ニューロン障害(錐体路障害)では深部腱反射が亢進する。痙縮・病的反射も出現。

  • ×:線維束性収縮は下位運動ニューロン障害の所見。
  • ×:筋萎縮は下位運動ニューロン障害で顕著。上位では廃用性萎縮程度。
  • ×:弛緩性麻痺は下位運動ニューロン障害。上位は痙性麻痺。
  • ×:第Ⅳ脳神経。
  • ○:第Ⅴ脳神経。正答。

問48|Wernicke-Mann肢位の特徴で正しい組合せはどれか。

  1. ⚪ 肩関節 外転位
  2. ⚪ 肘関節 伸展位
  3. ⚪ 手指 伸展位
  4. 🟢 膝関節 伸展位
  5. ⚪ 足関節 背屈位

正答:4

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近位尿細管はブドウ糖・アミノ酸・Na+の大部分を再吸収する。原尿の約65%のNa+と水を再吸収。

  • ×:ブドウ糖は近位尿細管でほぼ100%再吸収される。遠位尿細管ではない。
  • ×:肘関節 伸展位。
  • ×:アルドステロンは遠位尿細管・集合管に作用しNa再吸収を促進。近位尿細管への作用は間接的。
  • ○:膝関節 伸展位。正答。
  • ×:ヘンレのループ(太い上行脚)はNa+/K+/Cl-共輸送体でNaClを再吸収。

問49|診療記録で正しいのはどれか。

  1. ⚪ 保存期間は1年間である。
  2. ⚪ SOAPのPはProblemである。
  3. ⚪ 紙媒体では鉛筆で記載してもよい。
  4. 🟢 患者は自分の診療記録の開示を請求できる。
  5. ⚪ 時間がない場合は後日まとめて記載してよい。

正答:4

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安静時の心拍出量は約5L/分。1回拍出量約70ml×心拍数約70回/分=約5000ml=5L/分。

  • ×:0.5L/分は過少。
  • ×:1.5L/分は過少。
  • ×:3L/分はやや少ない。
  • ○:安静時心拍出量は約5L/分が正常値。
  • ×:10L/分は運動時の値に近く、安静時としては過大。

問50|感染症対策で正しいのはどれか。

  1. 🟢 使用後の手袋は裏返しにして捨てる。
  2. ⚪ 手袋使用後の手指消毒は不要である。
  3. ⚪ 感染症患者以外には標準予防策は不要である。
  4. ⚪ マスクなしで咳をするときは手掌で口を覆う。
  5. ⚪ 空気感染予防のためには隔離室内の気圧を陽圧に設定する。

正答:1

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舌下神経(第XII脳神経)は舌筋を支配する純粋な運動神経。障害側の舌萎縮と患側への偏位が生じる。

  • ○:舌下神経麻痺では挺舌時に舌が患側に偏位する。患側の舌筋が萎縮。
  • ×:三叉神経は咀嚼筋を支配。舌の運動ではない(感覚は三叉神経)。
  • ×:顔面神経は表情筋を支配。舌の運動支配ではない(味覚の一部は顔面神経)。
  • ×:副神経は僧帽筋・胸鎖乳突筋を支配。
  • ×:迷走神経は咽頭・喉頭筋を支配。舌筋の支配ではない。

問51|骨代謝で正しいのはどれか。

  1. 🟢 骨芽細胞が分化して骨細胞になる。
  2. ⚪ 破骨細胞は間葉系幹細胞に由来する。
  3. ⚪ 骨形成が優位になると骨粗鬆症になる。
  4. ⚪ 副甲状腺ホルモンは骨形成を促進する。
  5. ⚪ 骨に負荷がかかると骨吸収が促進される。

正答:1

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胸腔内圧は安静呼気時でも陰圧(約-5cmH2O)を維持。これにより肺は虚脱せず拡張状態を保つ。

  • ○:骨芽細胞が分化して骨細胞になる。。正答。
  • ×:胸腔内圧は常に陰圧。+5は気胸等の異常時。
  • ×:-20cmH2Oは努力吸気時の値に近い。安静時ではない。
  • ×:-15cmH2Oも安静時としては過大。
  • ×:骨に負荷がかかると骨吸収が促進される。。

問52|関節と構造の組合せで正しいのはどれか。

  1. 🟢 腕尺関節 らせん関節
  2. ⚪ 手根間関節 鞍関節
  3. ⚪ 肩甲上腕関節 楕円関節
  4. ⚪ 橈骨手根関節 平面関節
  5. ⚪ 母指手根中手関節 球関節

正答:1

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副腎髄質からはアドレナリン(エピネフリン)とノルアドレナリンが分泌される。交感神経の一部として機能。

  • ○:腕尺関節 らせん関節。正答。
  • ×:手根間関節 鞍関節。
  • ×:コルチゾールは副腎皮質(束状層)から分泌。
  • ×:テストステロンは精巣(副腎皮質からも少量)から分泌。
  • ×:エリスロポエチンは腎臓から分泌。赤血球産生促進。

問53 ⚠️採点除外 ⚠️2つ選べ|味覚を支配する脳神経はどれか。

  1. ⚪ 三叉神経
  2. 🟢 舌咽神経
  3. 🟢 迷走神経
  4. ⚪ 副神経
  5. ⚪ 舌下神経

正答:2,3

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腸腰筋は股関節屈曲の主動作筋。大腰筋と腸骨筋から構成される。

  • ×:大殿筋は股関節伸展の主動作筋。屈曲ではない。
  • ○:舌咽神経。正答。
  • ○:腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)は股関節屈曲の最も強力な筋。
  • ×:梨状筋は股関節外旋筋。深層外旋六筋の一つ。
  • ×:大腿筋膜張筋は股関節屈曲・外転・内旋に作用するが主動作筋は腸腰筋。

問54|胃で正しいのはどれか。

  1. 🟢 幽門には弁がある。
  2. ⚪ 胃底は噴門より下部にある。
  3. ⚪ 噴門は第1腰椎レベルにある。
  4. ⚪ 幽門は第11胸椎レベルにある。
  5. ⚪ 胃切痕は大彎の遠位1/3にある。

正答:1

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心筋の特徴として不応期が長く、強縮(テタヌス)を起こさない。これにより規則的な拍動が維持される。

  • ○:幽門には弁がある。。正答。
  • ×:心筋は自動能を持つ(洞房結節の自発的脱分極)。随意的収縮ではない。
  • ×:噴門は第1腰椎レベルにある。。
  • ×:心筋はギャップ結合を介して機能的合胞体として働く。個々の細胞が独立ではない。
  • ×:心筋は有酸素代謝が主体。嫌気的代謝への依存度は低い。

問55|平衡聴覚器で正しいのはどれか。

  1. 🟢 蝸牛は内耳にある。
  2. ⚪ 内リンパと外リンパは交通している。
  3. ⚪ 耳管により内耳と咽頭は交通している。
  4. ⚪ 骨半規管は2つの半規管で構成される。
  5. ⚪ 鼓膜に付着している耳小骨はキヌタ骨である。

正答:1

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血液脳関門(BBB)はグルコースを選択的に透過させる(GLUT1トランスポーター)。脳のエネルギー源。

  • ○:グルコースはBBBのGLUT1により選択的に脳内へ輸送される。脳はグルコースが主エネルギー源。
  • ×:アルブミン等の大分子蛋白質はBBBを通過できない。
  • ×:赤血球はBBBを通過しない。
  • ×:細菌は通常BBBを通過しない(髄膜炎菌等の例外あり)。
  • ×:多くの薬物はBBBを通過できないため、中枢神経系の薬物治療が困難。

問56 ⚠️2つ選べ|母指を橈側外転させた右手を図に示す。矢印の腱はどれか。2つ選べ。

  1. ⚪ 短母指外転筋
  2. 🟢 短母指伸筋
  3. ⚪ 長橈側手根伸筋
  4. 🟢 長母指外転筋
  5. ⚪ 長母指伸筋

正答:2,4

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母指橈側外転位で確認できる腱は短母指伸筋腱と長母指外転筋腱。解剖学的嗅ぎタバコ入れの橈側を形成。

  • ×:長母指屈筋は手掌側にあり背側からは確認しにくい。
  • ○:短母指伸筋は母指MP関節伸展。解剖学的嗅ぎタバコ入れの橈側境界。
  • ×:長母指伸筋は解剖学的嗅ぎタバコ入れの尺側境界。矢印の位置と異なる。
  • ○:長母指外転筋は母指CM関節外転。短母指伸筋と並走し第1区画を通る。
  • ×:示指伸筋は示指に作用。母指の腱ではない。

問57|筋とその停止部の組合せで正しいのはどれか。

  1. ⚪ 肩甲挙筋 肩甲骨の肩甲切痕
  2. 🟢 小円筋 上腕骨の大結節
  3. ⚪ 上腕筋 橈骨粗面
  4. ⚪ 半膜様筋 腓骨頭
  5. ⚪ 前脛骨筋 第2中足骨底

正答:2

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脊柱管狭窄症では間欠性跛行が特徴的。歩行中に下肢痛・しびれが出現し、前屈位で軽減。

  • ×:安静時痛は急性腰椎椎間板ヘルニアに多い。狭窄症は運動時痛が主体。
  • ○:間欠性跛行は脊柱管狭窄症の代表的症状。歩行で神経根が圧迫され症状出現→休息で軽減。
  • ×:夜間痛は腫瘍性病変を示唆。狭窄症では通常みられない。
  • ×:体幹伸展で症状悪化。前屈で軽減するのが特徴(自転車は前屈位なので症状なし)。
  • ×:排尿障害は重症の馬尾症候群で生じるが、典型的な初期症状ではない。

問58|皮質脊髄路に含まれるのはどれか。

  1. ⚪ 海馬
  2. ⚪ 視床
  3. 🟢 大脳脚
  4. ⚪ 中心後回
  5. ⚪ 内包前脚

正答:3

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乳癌術後のリンパ浮腫予防では、患側上肢への過度な負荷を避けることが重要。採血・血圧測定も健側で行う。

  • ×:患側上肢の挙上はリンパ還流を促進するので推奨される。
  • ×:スキンケアは感染予防に重要。乾燥・傷を防ぐ。
  • ○:大脳脚。正答。
  • ×:中心後回。
  • ×:軽い運動は推奨される。筋ポンプ作用でリンパ還流促進。

問59|内頸動脈の分枝はどれか。

  1. ⚪ 顎動脈
  2. 🟢 眼動脈
  3. ⚪ 舌動脈
  4. ⚪ 顔面動脈
  5. ⚪ 椎骨動脈

正答:2

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バランスボードを用いた固有受容覚トレーニングは足関節捻挫後の再発予防に有効。

  • ×:安静固定の長期化は拘縮と筋力低下を招く。早期運動が推奨。
  • ○:固有受容覚(関節位置覚)の再教育はバランス改善と再発予防に効果的。
  • ×:温熱療法は疼痛緩和に補助的に使用するが再発予防の主手段ではない。
  • ×:足底板は足部アライメント改善に使用するが、捻挫後の主な治療ではない。
  • ×:テーピングは活動時の支持に有用だが、根本的な再発予防にはトレーニングが必要。

問60|門脈に流入する血管はどれか。

  1. ⚪ 肝静脈
  2. ⚪ 奇静脈
  3. ⚪ 腎静脈
  4. 🟢 脾静脈
  5. ⚪ 総腸骨静脈

正答:4

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脳性麻痺の痙直型両麻痺では下肢の痙縮が上肢より強い。はさみ脚歩行が典型的。

  • ×:弛緩性の特徴は痙直型ではない。低緊張型や末梢性麻痺の特徴。
  • ×:上肢機能は比較的保たれる。上肢>下肢の障害ではない。
  • ×:腎静脈。
  • ○:脾静脈。正答。
  • ×:小脳失調が主体なのは失調型。痙直型とは異なる。

問61|心筋で正しいのはどれか。

  1. ⚪ 平滑筋である。
  2. ⚪ 心筋線維は多核である。
  3. 🟢 ギャップ結合がみられる。
  4. ⚪ ATPは嫌気性呼吸で産生される。
  5. ⚪ 収縮は運動神経のインパルスによって起こる。

正答:3

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仙骨座りは殿部が前方にずれた姿勢で、仙骨部に圧力が集中し褥瘡のリスクが高い。

  • ×:仙骨座りでは腰椎の前弯は消失(後弯)する。前弯増強ではない。
  • ×:胸椎の後弯は増強する方向。減少ではない。
  • ○:ギャップ結合がみられる。。正答。
  • ×:ATPは嫌気性呼吸で産生される。。
  • ×:股関節は屈曲が増す。伸展ではない。

問62 ⚠️2つ選べ|筋紡錘の求心性線維はどれか。2つ選べ。

  1. 🟢 Ⅰa
  2. ⚪ Ⅰb
  3. 🟢 Ⅱ
  4. ⚪ Ⅲ
  5. ⚪ Ⅳ

正答:1,3

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プッシャー症候群では患者が非麻痺側上肢で麻痺側へ押す。非麻痺側の上下肢で健側へ矯正する介助は逆効果。

  • ○:Ⅰa。正答。
  • ×(適切):体幹の正中位認識訓練は重要。
  • ○:Ⅱ。正答。
  • ×(適切):荷重練習で垂直認識を改善。
  • ×:Ⅳ。

問63|体温で正しいのはどれか。

  1. 🟢 体内の熱は呼気から放散される。
  2. ⚪ 熱産生は骨格筋に次いで心臓が大きい。
  3. ⚪ 激しい運動でも直腸温は40℃を超えない。
  4. ⚪ 腹腔には体温の変化を検出する受容器がない。
  5. ⚪ 体温が1℃上昇すると基礎代謝は約1%増える。

正答:1

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強迫性障害の治療では曝露反応妨害法(ERP)が最も効果的な心理療法。認知行動療法の一種。

  • ○:体内の熱は呼気から放散される。。正答。
  • ×:熱産生は骨格筋に次いで心臓が大きい。。
  • ×:内観療法は日本発祥の心理療法。OCDの標準治療ではない。
  • ×:森田療法は不安神経症に効果的だがOCDの第一選択ではない。
  • ×:来談者中心療法はRogersのカウンセリング。OCDの行動変容には不十分。

問64|嫌気性解糖で正しいのはどれか。

  1. ⚪ TCA回路が利用される。
  2. ⚪ ミトコンドリア内で行われる。
  3. ⚪ 供給エネルギーの持続時間は約15秒である。
  4. 🟢 グルコースはピルビン酸から乳酸に変換される。
  5. ⚪ グルコース1分子から4分子のATPが得られる。

正答:4

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うつ病の認知の歪みとして「全か無か思考」が典型的。完璧でなければ失敗と捉える思考パターン。

  • ×:TCA回路が利用される。。
  • ×:幻聴は統合失調症の陽性症状。うつ病の典型症状ではない。
  • ×:させられ体験は統合失調症の一級症状。
  • ○:グルコースはピルビン酸から乳酸に変換される。。正答。
  • ×:カタレプシーは緊張型統合失調症の症状。

問65 ⚠️2つ選べ|副交感神経の作用で分泌が促進されるのはどれか。2つ選べ。

  1. ⚪ 汗腺
  2. 🟢 涙腺
  3. 🟢 舌下腺
  4. ⚪ レニン
  5. ⚪ ノルアドレナリン

正答:2,3

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アルコール依存症では離脱時にけいれん発作・振戦せん妄が生じるリスクがある。身体管理が重要。

  • ×:断酒は最終目標だが離脱管理なしの突然の断酒は危険。
  • ○:涙腺。正答。
  • ○:アルコール離脱症状(振戦・けいれん・せん妄)は生命に関わる。入院下での身体管理が必要。
  • ×:嫌酒薬(ジスルフィラム)は補助的治療。第一選択ではない。
  • ×:自助グループ(AA等)は維持期に有効だが急性期の身体管理が優先。

問66|アルカローシスをきたすのはどれか。

  1. 🟢 嘔吐
  2. ⚪ 飢餓
  3. ⚪ 下痢
  4. ⚪ 重症の喘息
  5. ⚪ CO2ナルコーシス

正答:1

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発達性協調運動障害(DCD)は運動スキルの獲得に困難がある障害。知的障害や神経疾患では説明できない。

  • ○:嘔吐。正答。
  • ×:筋力低下が原因ではない。筋骨格系は正常。
  • ×:視覚障害が原因ではない。感覚機能は正常。
  • ×:注意欠如が主因ではない(ADHDとの合併はあるが別の障害)。
  • ×:CO2ナルコーシス。

問67|体液性免疫で作動するのはどれか。

  1. ⚪ 単球
  2. 🟢 B細胞
  3. ⚪ 好中球
  4. ⚪ NK細胞
  5. ⚪ マクロファージ

正答:2

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拘束型心筋症では心室の拡張障害が主体。心筋の硬化により心室のコンプライアンスが低下。

  • ×:拡張型心筋症は心室の拡大と収縮力低下が特徴。
  • ○:B細胞。正答。
  • ×:たこつぼ型心筋症はストレス誘発性の一過性心尖部壁運動異常。
  • ×:NK細胞。
  • ×:不整脈原性右室心筋症は右室の脂肪・線維組織置換。

問68|排便中枢はどれか。

  1. ⚪ 第1〜3胸髄
  2. ⚪ 第5〜7胸髄
  3. ⚪ 第10〜12胸髄
  4. ⚪ 第3〜5腰髄
  5. 🟢 第2〜4仙髄

正答:5

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慢性腎臓病(CKD)ステージG3以降では蛋白質制限が推奨される。腎機能の悪化を遅らせる目的。

  • ×:水分制限は心不全や浮腫がある場合に行うが、CKDの基本治療ではない。
  • ×:カリウム制限はCKD進行期(G4-5)で必要。初期からの制限は不要。
  • ×:第10〜12胸髄。
  • ×:リン制限はCKD進行期に必要。初期からの厳格な制限は不要。
  • ○:第2〜4仙髄。正答。

問69|肩甲骨の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。

  1. ⚪ 僧帽筋上部線維 外転
  2. 🟢 僧帽筋下部線維 上方回旋
  3. ⚪ 菱形筋 下制
  4. ⚪ 前鋸筋 下方回旋
  5. ⚪ 小胸筋 挙上

正答:2

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糖尿病性腎症はネフローゼ症候群の原因となる。大量の蛋白尿・低アルブミン血症・浮腫が特徴。

  • ×:僧帽筋上部線維 外転。
  • ○:僧帽筋下部線維 上方回旋。正答。
  • ×:浮腫はネフローゼの主症状。浮腫がないのは非典型的。
  • ×:高脂血症はネフローゼの合併症。低脂血症ではない。
  • ×:ネフローゼでは血液凝固能が亢進する。出血傾向ではなく血栓傾向。

問70|膝関節で正しいのはどれか。

  1. ⚪ 関節面は内側顆より外側顆が広い。
  2. ⚪ 前十字靱帯は屈曲運動の制限となる。
  3. ⚪ 屈曲位から伸展すると下腿は内旋する。
  4. ⚪ 大腿骨と脛骨の長軸は一直線上にある。
  5. 🟢 屈曲の最終可動域に近づくにつれ滑り運動となる。

正答:5

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関節リウマチでは環軸椎亜脱臼(C1-C2不安定性)に注意が必要。頸椎の過度な屈曲は脊髄圧迫のリスク。

  • ×:重い物を持つことは手関節のストレスとなるが、最も危険ではない。
  • ×:長時間の歩行は関節への負荷となるが生命に関わるリスクは低い。
  • ×:階段昇降は膝への負荷だが環軸椎亜脱臼ほどのリスクはない。
  • ×:大腿骨と脛骨の長軸は一直線上にある。。
  • ○:屈曲の最終可動域に近づくにつれ滑り運動となる。。正答。

問71|体幹の伸展運動を図に示す。伸展を制動する靱帯はどれか。

  1. ⚪ 棘上靱帯
  2. ⚪ 棘間靱帯
  3. 🟢 前縦靱帯
  4. ⚪ 後縦靱帯
  5. ⚪ 横突間靱帯

正答:3

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体幹伸展を制動する靱帯は前縦靱帯。椎体前面を縦走し、伸展運動で緊張して制限する。

  • ×:黄色靱帯は椎弓間に張り、屈曲で伸長される。
  • ×:後縦靱帯は椎体後面を走行し、屈曲を制動する。
  • ○:前縦靱帯は椎体前面を走行し、伸展運動を制限する最も強い靱帯。
  • ×:棘間靱帯は棘突起間に張り、屈曲を制動。
  • ×:棘上靱帯は棘突起の先端を連結し、屈曲を制動。

問72|努力性呼気時に働く筋で誤っているのはどれか。

  1. ⚪ 腹直筋
  2. ⚪ 肋下筋
  3. 🟢 外肋間筋
  4. ⚪ 内腹斜筋
  5. ⚪ 内肋間筋後部

正答:3

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高齢者の転倒予防には複合的な運動プログラム(バランス+筋力+柔軟性)が最もエビデンスが高い。

  • ×:ストレッチのみでは転倒予防効果は限定的。
  • ×:有酸素運動のみでは筋力・バランス改善に不十分。
  • ○:バランス訓練を含む複合プログラムが転倒予防に最も効果的。太極拳もエビデンスが高い。
  • ×:筋力トレーニングのみではバランス改善が不十分。
  • ×:水中運動は関節への負荷は少ないが地上でのバランス改善には限界がある。

問73|上肢の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。

  1. ⚪ 烏口腕筋 肩伸展
  2. 🟢 上腕二頭筋 前腕回外
  3. ⚪ 上腕筋 肘伸展
  4. ⚪ 腕橈骨筋 肘伸展
  5. ⚪ 長橈側手根伸筋 前腕回内

正答:2

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末梢神経損傷後の再生速度は約1mm/日(1日1mm)。Tinel徴候の進行で回復を追跡できる。

  • ×:0.1mm/日は過少。回復に数十年かかってしまう。
  • ○:約1mm/日(1日1mm)が末梢神経の再生速度の目安。
  • ×:5mm/日は過大。
  • ×:10mm/日は過大。
  • ×:50mm/日は過大。

問74|運動学習で正しいのはどれか。

  1. 🟢 運動学習の過程には小脳が関与する。
  2. ⚪ 運動学習の初期段階で手続き記憶が得られる。
  3. ⚪ 覚醒レベルとパフォーマンス向上は比例関係である。
  4. ⚪ 課題に習熟するとフィードバック制御で運動が行われる。
  5. ⚪ 練習量と達成度の関係を示す学習曲線は逆U字型である。

正答:1

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脳卒中片麻痺の亜急性期では、麻痺側下肢への荷重練習が歩行能力回復に重要。段階的荷重で立位バランスを改善。

  • ○:運動学習の過程には小脳が関与する。。正答。
  • ×:運動学習の初期段階で手続き記憶が得られる。。
  • ×:健側のみの筋力強化は片側性で歩行の対称性改善に不十分。
  • ×:装具なしの歩行は膝折れ等のリスク。適切な装具使用が推奨。
  • ×:車椅子のみの使用は歩行能力の回復機会を逸する。

問75|免疫反応で最初に産生されるのはどれか。

  1. ⚪ IgA
  2. ⚪ IgD
  3. ⚪ IgE
  4. ⚪ IgG
  5. 🟢 IgM

正答:5

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BMI=体重(kg)÷身長(m)²。25以上が肥満(日本の基準)。

  • ×:BMI15は重度のやせ。
  • ×:BMI18.5未満は低体重。
  • ×:BMI20は普通体重。
  • ×:BMI22は標準体重(最も疾病リスクが低い)。
  • ○:BMI25以上が肥満の基準(日本肥満学会)。WHO基準では30以上。

問76|過形成で正しいのはどれか。

  1. ⚪ 細胞数は一定である。
  2. ⚪ 急性刺激により生じる。
  3. ⚪ 細胞の容積は増大する。
  4. 🟢 刺激がなくなれば停止する。
  5. ⚪ 臓器のサイズは一定である。

正答:4

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慢性心不全の運動療法では、運動耐容能の改善・QOL向上・再入院率の低下が期待できる。

  • ×:安静が基本だったのは過去の考え方。現在は適切な運動療法が推奨。
  • ×:急性刺激により生じる。。
  • ×:高強度インターバルトレーニングは一部で効果が報告されるが中等度持続運動が標準。
  • ○:刺激がなくなれば停止する。。正答。
  • ×:筋力トレーニングも有効だが持久力トレーニングが基本。両方を組み合わせる。

問77|リンパ浮腫への対応で正しいのはどれか。

  1. ⚪ 利尿薬で治療する。
  2. ⚪ 水分摂取を制限する。
  3. ⚪ 患肢の体毛を剃毛する。
  4. 🟢 患肢の皮膚を保湿する。
  5. ⚪ 患肢を低い位置に保つ。

正答:4

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頸髄損傷の急性期では脊髄ショックにより弛緩性麻痺・反射消失・自律神経障害が生じる。

  • ×:利尿薬で治療する。。
  • ×:痙縮は脊髄ショック離脱後に出現。急性期は弛緩性。
  • ×:深部腱反射は脊髄ショック期には消失。亢進は回復期の所見。
  • ○:患肢の皮膚を保湿する。。正答。
  • ×:自律神経過反射はT6以上の損傷の慢性期に出現。急性期ではない。

問78|アポトーシスで正しいのはどれか。

  1. ⚪ 核が融解する。
  2. ⚪ 細胞の大きさは膨化する。
  3. 🟢 細胞死は散在性に認められる。
  4. ⚪ 受動的に生じる細胞死である。
  5. ⚪ 細胞内容物は細胞外へ放出される。

正答:3

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MMSE(Mini-Mental State Examination)は認知機能のスクリーニング検査。30点満点で23点以下が認知症疑い。

  • ×:20点満点ではない。30点満点。
  • ×:質問は口頭で行う。全て筆記ではない。
  • ○:細胞死は散在性に認められる。。正答。
  • ×:受動的に生じる細胞死である。。
  • ×:検査者が質問する形式。自記式ではない。

問79|無意識のなかに抑え込まれた欲動が精神症状として現れると想定し、その葛藤を明らかにすることによって症状の改善を目指すのはどれか。

  1. ⚪ 支持的精神療法
  2. 🟢 精神分析療法
  3. ⚪ 認知行動療法
  4. ⚪ 森田療法
  5. ⚪ 来談者中心療法

正答:2

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理学療法士の守秘義務は理学療法士及び作業療法士法第16条に規定。正当な理由なく業務上知り得た秘密を漏らしてはならない。

  • ×:守秘義務は資格取得前の情報にも適用されない。業務上知り得た情報が対象。
  • ○:精神分析療法。正答。
  • ×:認知行動療法。
  • ×:患者の同意なしの情報開示は原則として守秘義務違反。
  • ×:学会発表でも個人が特定できる情報は匿名化が必要。

問80|数字の順唱によって評価できる記憶で最も適切なのはどれか。

  1. ⚪ 遠隔記憶
  2. ⚪ 近時記憶
  3. ⚪ 作動記憶〈ワーキングメモリー〉
  4. 🟢 即時記憶
  5. ⚪ 手続き記憶

正答:4

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クリニカルパスは標準化された診療計画。在院日数の短縮・医療の質の均一化・チーム医療の促進が目的。

  • ×:患者個別のオーダーメイド計画ではなく標準化された計画。
  • ×:医師のみが作成するのではなく多職種で作成。
  • ×:看護計画だけではなくリハビリ・栄養等多領域を含む。
  • ○:クリニカルパスは標準化された診療計画で、多職種チームで作成・運用。バリアンス分析で改善。
  • ×:入院中のみでなく地域連携パスとして退院後まで含むこともある。

問81|Eriksonの心理・社会的発達論で高齢者が克服すべきなのはどれか。

  1. 🟢 統合
  2. ⚪ 自発性
  3. ⚪ 自律性
  4. ⚪ 同一性
  5. ⚪ 基本的信頼

正答:1

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平均値±2SDの範囲に全データの95.2%が含まれる(正規分布の場合)。

  • ○:統合。正答。
  • ×:自発性。
  • ×:±2SDで99%は過大。99%は±2.58SD。
  • ×:75%は±1.15SD程度。
  • ×:50%は±0.67SD程度。

問82|深部感覚障害で陽性となるのはどれか。

  1. ⚪ Barré徴候
  2. ⚪ Kernig徴候
  3. ⚪ Lasègue徴候
  4. 🟢 Romberg徴候
  5. ⚪ カーテン徴候

正答:4

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研究における信頼性とは測定の再現性・一貫性のこと。同じ条件で測定すれば同じ結果が得られる程度。

  • ×:正確性は妥当性(validity)の概念。
  • ×:感度は検査の統計的特性。信頼性とは異なる。
  • ×:特異度も検査の統計的特性。
  • ○:信頼性(reliability)=測定の再現性・一貫性。検者内信頼性・検者間信頼性等。
  • ×:一般化可能性は外的妥当性の概念。

問83 ⚠️2つ選べ|小脳障害でみられる症候はどれか。2つ選べ。

  1. 🟢 筋緊張低下
  2. ⚪ 静止時振戦
  3. 🟢 ジスメトリー
  4. ⚪ 深部感覚障害
  5. ⚪ 病的反射陽性

正答:1,3

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ヒトの細胞内で最も多い陽イオンはカリウム(K+)。細胞内液のK+濃度は約150mEq/L。

  • ○:筋緊張低下。正答。
  • ×:Ca2+は細胞外に多い。細胞内は極めて低い。
  • ○:ジスメトリー。正答。
  • ×:Fe2+/Fe3+は細胞内の主要陽イオンではない。
  • ×:病的反射陽性。

問84|嚥下機能で反回神経麻痺により障害される期はどれか。

  1. ⚪ 先行期
  2. ⚪ 準備期
  3. ⚪ 口腔期
  4. 🟢 咽頭期
  5. ⚪ 食道期

正答:4

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関節液は滑膜から産生される。ヒアルロン酸を含み関節の潤滑と軟骨への栄養供給を行う。

  • ×:軟骨は血管がなく関節液から栄養を受ける。関節液を産生しない。
  • ×:骨膜は骨の外層を被覆。関節液の産生には関与しない。
  • ×:口腔期。
  • ○:咽頭期。正答。
  • ×:腱は筋と骨を結ぶ。関節液とは無関係。

問85|出生後、消失するのが最も遅いのはどれか。

  1. ⚪ 吸啜反射
  2. ⚪ Galant反射
  3. ⚪ 手掌把握反射
  4. 🟢 足底把握反射
  5. ⚪ 交叉性伸展反射

正答:4

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大腿骨頸部骨折はGarden分類でステージI-IVに分類。ステージI,IIは非転位型、III,IVは転位型で治療方針が異なる。

  • ×:保存療法が基本ではない。転位型は手術が標準。
  • ×:Galant反射。
  • ×:全例に人工骨頭置換が必要ではない。非転位型は骨接合術。
  • ○:足底把握反射。正答。
  • ×:術後翌日から部分荷重での離床が推奨。長期安静は推奨されない。

問86|多発性硬化症で正しいのはどれか。

  1. ⚪ 男性に多い。
  2. ⚪ 遺伝性の疾患である。
  3. ⚪ 温熱療法が効果的である。
  4. ⚪ 末梢神経の脱髄疾患である。
  5. 🟢 MRI検査が診断に有用である。

正答:5

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多発性硬化症(MS)はMRI検査が診断に最も有用。中枢神経の脱髄プラークがT2強調画像で高信号として描出される。

  • ×:MSは女性に多い(男女比1:2-3)。
  • ×:MSは自己免疫性疾患であり遺伝性ではない(遺伝的素因はある)。
  • ×:温熱でウートフ徴候(症状悪化)が出現するため温熱療法は禁忌。
  • ×:MSは中枢神経の脱髄疾患。末梢神経ではない。
  • ○:MRIのT2/FLAIR画像で白質の脱髄プラークが高信号として描出。時間的・空間的多発性の確認に必須。

問87 ⚠️2つ選べ|AEDによる電気的除細動の適応となるのはどれか。2つ選べ。

  1. ⚪ 心静止
  2. 🟢 心室細動
  3. 🟢 心室頻拍
  4. ⚪ 洞性頻脈
  5. ⚪ 房室ブロック

正答:2,3

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痙縮の評価にはmodified Ashworth scaleが広く使用される。他動運動に対する抵抗を6段階で評価。

  • ×:Danielsの徒手筋力テストは随意筋力の評価。痙縮ではない。
  • ○:心室細動。正答。
  • ○:modified Ashworth scaleは痙縮の程度を0,1,1+,2,3,4の6段階で評価する標準的指標。
  • ×:FIMは日常生活動作の自立度評価。
  • ×:Barthel Indexも日常生活動作の評価。

問88|神経ブロックで正しいのはどれか。

  1. ⚪ 三叉神経痛の治療に硬膜外ブロックを行う。
  2. 🟢 星状神経節ブロックの合併症に嗄声がある。
  3. ⚪ ボツリヌス毒素の作用部位は筋内神経である。
  4. ⚪ ボツリヌス毒素注射の効果持続期間は約3日である。
  5. ⚪ ボツリヌス毒素注射はLambert-Eaton症候群に適応がある。

正答:2

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糖尿病の運動療法では食後1-2時間に実施が推奨。食後の血糖上昇を運動で抑制する効果がある。

  • ×:空腹時の運動は低血糖のリスクがある。
  • ○:星状神経節ブロックの合併症に嗄声がある。。正答。
  • ×:就寝前の運動は睡眠の質に影響し、夜間低血糖のリスクもある。
  • ×:ボツリヌス毒素注射の効果持続期間は約3日である。。
  • ×:インスリン注射直後の運動は低血糖のリスクが極めて高い。

問89|女性に有病率の高い疾患はどれか。

  1. 🟢 関節リウマチ
  2. ⚪ 強直性脊椎炎
  3. ⚪ 大腿骨頭すべり症
  4. ⚪ 特発性大腿骨頭壊死
  5. ⚪ 腰椎椎間板ヘルニア

正答:1

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骨粗鬆症の診断にはDEXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)が最も正確。腰椎と大腿骨頸部を測定。

  • ○:関節リウマチ。正答。
  • ×:強直性脊椎炎。
  • ×:CTでも骨密度測定は可能(QCT法)だがDEXAが標準。
  • ×:MRIは軟部組織の評価に優れるが骨密度測定には不向き。
  • ×:超音波は踵骨等の簡易スクリーニングに使用されるがゴールドスタンダードではない。

問90|腰椎椎間板ヘルニアで正しいのはどれか。

  1. ⚪ 小児期に多く発生する。
  2. ⚪ 膀胱直腸障害は生じない。
  3. ⚪ 人口の約15%が罹患する。
  4. ⚪ Myerson徴候は陽性である。
  5. 🟢 脱出髄核は吸収されることがある。

正答:5

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脳卒中後の肩関節亜脱臼予防にはアームスリングの使用が一般的。弛緩性麻痺期に肩関節を支持。

  • ×:三角巾は簡易的だが長時間使用すると肘屈曲拘縮のリスク。
  • ×:肩関節の他動運動は亜脱臼を悪化させるリスクがあり慎重に。
  • ×:人口の約15%が罹患する。。
  • ×:温熱療法は痛み緩和に使用するが亜脱臼予防にはならない。
  • ○:脱出髄核は吸収されることがある。。正答。

問91|くも膜下出血の早期診断で優先度の高い検査はどれか。

  1. ⚪ 腰椎穿刺
  2. 🟢 頭部CT検査
  3. ⚪ 頭部X線検査
  4. ⚪ 脳血管造影検査
  5. ⚪ 脳血流シンチグラフィ

正答:2

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脊柱側弯症の装具療法はCobb角25-40°の成長期患者に適応。成長終了後は装具の効果は限定的。

  • ×:Cobb角15°以下は経過観察で十分。装具の適応ではない。
  • ○:Cobb角25-40°の骨成長が残存する患者が装具療法の最適な適応。
  • ×:Cobb角50°以上は手術適応。装具では進行を防げない。
  • ×:成人の側弯症には装具の効果は限定的。成長終了後は骨格が固定。
  • ×:装具は24時間の装着が推奨される。日中のみでは不十分。

問92|脳血管障害のうち、日本で2021年以降に発症数が最も多いのはどれか。

  1. 🟢 脳梗塞
  2. ⚪ 脳出血
  3. ⚪ くも膜下出血
  4. ⚪ 脳静脈血栓症
  5. ⚪ 慢性硬膜下血腫

正答:1

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高齢者の骨折で最も頻度が高いのは脊椎圧迫骨折。次いで大腿骨頸部骨折、橈骨遠位端骨折。

  • ○:脳梗塞。正答。
  • ×:上腕骨骨折は高齢者でも生じるが最多ではない。
  • ×:橈骨遠位端骨折(Colles骨折)は高齢女性に多いが最多ではない。
  • ×:脳静脈血栓症。
  • ×:大腿骨頸部骨折は2番目に多いが最多ではない。

問93|Duchenne型筋ジストロフィーで正しいのはどれか。

  1. 🟢 遺伝性疾患である。
  2. ⚪ 女性に多く発症する。
  3. ⚪ 主に成人後に発症する。
  4. ⚪ 感染が発症の契機となる。
  5. ⚪ 平均寿命は約60歳である。

正答:1

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DMDはジストロフィン遺伝子の変異によるX連鎖劣性遺伝の遺伝性疾患。

  • ○:X染色体上のジストロフィン遺伝子の変異による遺伝性筋疾患。男児に発症。
  • ×:X連鎖劣性遺伝のため男児に発症。女性は保因者。
  • ×:幼児期(2-5歳)に発症。成人後ではない。
  • ×:遺伝子変異が原因であり感染は無関係。
  • ×:呼吸器・心臓合併症の管理改善で延命しているが平均寿命は30代。60歳は過大。

問94|尿毒症で正しいのはどれか。

  1. ⚪ 腎不全の初期にみられる。
  2. 🟢 代謝性アシドーシスを示す。
  3. ⚪ 低カリウム血症を生じやすい。
  4. ⚪ 透析患者の死亡原因で最も多い。
  5. ⚪ 血清クレアチニン濃度は低下する。

正答:2

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膝関節の側副靱帯のうち内側側副靱帯(MCL)は外反ストレスで損傷する。外側側副靱帯は内反ストレスで損傷。

  • ×:前十字靱帯は前方引き出し・回旋力で損傷。外反ストレスの主対象ではない。
  • ○:MCL(内側側副靱帯)は膝関節外反により伸張・断裂する。コンタクトスポーツで多い。
  • ×:後十字靱帯は脛骨の後方への力で損傷。
  • ×:外側側副靱帯は内反ストレスで損傷。
  • ×:膝蓋靱帯は膝蓋骨脱臼等で損傷。外反ストレスではない。

問95|周術期の肺塞栓症で誤っているのはどれか。

  1. ⚪ 呼吸困難を生じる。
  2. ⚪ 突然死のリスクが高い。
  3. ⚪ 歩行開始時に発症しやすい。
  4. 🟢 予防のため安静臥床とする。
  5. ⚪ 下肢の静脈血栓が原因となることが多い。

正答:4

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周術期肺塞栓症の予防には早期離床が重要。安静臥床はむしろ深部静脈血栓症→肺塞栓のリスクを高める。

  • ×(正しい):肺塞栓症は呼吸困難を生じる。
  • ×(正しい):大きな肺塞栓は突然死のリスクがある。
  • ×(正しい):術後初回歩行時に血栓が遊離し発症しやすい。
  • ○(誤り):安静臥床は肺塞栓の予防にならない。むしろリスク因子。早期離床・弾性ストッキング・抗凝固療法が予防策。
  • ×(正しい):下肢DVTが遊離して肺動脈を閉塞するのが肺塞栓症の主な機序。

問96|自殺危険率の高いうつ病患者の特徴でないのはどれか。

  1. 🟢 女性
  2. ⚪ 精神科入院歴
  3. ⚪ 自殺企図の既往
  4. ⚪ 不安障害の合併
  5. ⚪ 薬物依存の合併

正答:1

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てんかん患者への運動指導では水泳時は必ず監視者をつける。発作時の溺水リスクがあるため。

  • ○:女性。正答。
  • ×:てんかんは運動を禁止する疾患ではない。適切な管理下で推奨。
  • ×:チームスポーツへの参加は可能。社会参加を制限すべきではない。
  • ×:不安障害の合併。
  • ×:高所での活動は避けるべきだが完全禁止ではない。

問97|常染色体のトリソミーで引き起こされる疾患はどれか。

  1. 🟢 Down症候群
  2. ⚪ Kleinefelter症候群
  3. ⚪ Turner症候群
  4. ⚪ von Recklinghausen病
  5. ⚪ フェニルケトン尿症

正答:1

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作業遂行モデルにおいて、セルフケア・生産活動・レジャーの3領域が作業遂行の構成要素。

  • ○:Down症候群。正答。
  • ×:対人関係は社会参加の一側面だが作業遂行モデルの3領域ではない。
  • ×:認知機能は遂行能力の基盤だが領域分類ではない。
  • ×:職業能力は生産活動の一部だが3領域の名称ではない。
  • ×:フェニルケトン尿症。

問98 ⚠️採点除外|統合失調症の陽性症状はどれか。2つ選べ。

  1. ⚪ 快感消失
  2. ⚪ 会話の貧困
  3. ⚪ 幻覚
  4. ⚪ 注意の障害
  5. ⚪ 連合弛緩

正答:⚠️ 採点除外(不適切問題・全員正解扱い)

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自閉スペクトラム症の早期介入では構造化された環境設定(TEACCH等)が効果的。予測可能な環境で安心感を提供。

  • ○:構造化(視覚的スケジュール・明確なルール・予測可能な環境)はASDの基本的支援法。
  • ×:感覚統合療法はASDに使用されるが構造化が最も基本的。
  • ×:薬物療法は二次障害(不安・興奮等)に対して補助的に使用。
  • ×:集団訓練のみでは個別のニーズに対応できない。個別支援が基本。
  • ×:自由遊びのみではASD児の学習機会が限定される。構造化が必要。

問99|うつ病の症状はどれか。

  1. ⚪ 観念奔逸
  2. ⚪ 誇大妄想
  3. ⚪ 思考奪取
  4. ⚪ 思考途絶
  5. 🟢 無価値感

正答:5

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注意欠如・多動性障害(ADHD)の薬物療法ではメチルフェニデートが第一選択薬の一つ。

  • ×:抗不安薬はADHDの第一選択ではない。
  • ×:抗精神病薬はADHDの標準治療ではない(攻撃性が強い場合の補助的使用あり)。
  • ×:思考奪取。
  • ×:抗てんかん薬はADHDの標準治療ではない。
  • ○:無価値感。正答。

出典:「第60回理学療法士国家試験、第60回作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で提供しており、営利目的での利用を意図するものではありません。

最終更新:2026-07-27

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)

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