第60回 理学療法士国家試験 午後 問1

実地(3点)評価・ADL2025年2月実施

80歳の女性。右変形性股関節症に対し人工関節全置換術を施行。1週間が経過し、歩行器での移動が可能となった。本症例に Daniels らの徒手筋力テストに基づき、左中殿筋の段階4の評価を行う。適切な測定はどれか。

  1. 1側臥位を計測姿勢とする。
  2. 2右側の股関節は屈曲させる。
  3. 3骨盤が回旋しないように固定する。
  4. 4左下肢は外旋位とする。
  5. 5最大の抵抗を足関節から加え、姿勢を保持できる。

正答3

厚生労働省の公式PDFで問題を見る(第60回 PT 午後 問1)→

解説(Network-Primer独自)

中殿筋のMMT段階3以上は本来側臥位で行うが、本症例は右人工股関節全置換術後1週であり、術側を下にした側臥位や右股関節の屈曲は疼痛・脱臼の危険がある。いずれの肢位でも骨盤の回旋を止めて代償を防ぐことが必須となる。

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この問題の用語:歩行器股関節移動疼痛筋力

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出典:「第60回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)

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