第59回 作業療法士国家試験 午後 問19

実地(3点)精神医学2024年2月実施

65歳の男性。2年前から便秘や立ちくらみが目立ち、人物を誤認することもあった。最近、小刻み歩行と手の震えが目立ち、壁のシミを「虫がいる」と発言するようになった。家族への暴言が多くなり対応困難で入院となった。入院後、作業療法が処方され、集団作業療法が行われている。この患者に対する作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。

  1. 1性的逸脱行為に注意する。
  2. 2複数の課題を同時進行で行う。
  3. 3認知機能の日内変動に注意する。
  4. 4未経験の活動種目を中心に行う。
  5. 5流動的に活動メンバーを入れ替える。

正答3

厚生労働省の公式PDFで問題を見る(第59回 OT 午後 問19)→

解説(Network-Primer独自)

便秘や立ちくらみといった自律神経症状が先行し、人物誤認や具体的な幻視、小刻み歩行・振戦などのパーキンソニズムを認めることからLewy小体型認知症が考えられます。認知機能の変動が中核的特徴で、その日その時の状態に応じた対応が必要です。

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この問題の用語:認知機能幻視振戦

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出典:「第59回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。

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