第59回 作業療法士国家試験 午前 問13

実地(3点)精神医学2024年2月実施

35歳の男性。一人暮らし。銀行員。半年前に仕事のミスがあり、徐々に飲酒量が増えた。酒がなくなると深夜でも買いに出かけた。2週前より無断欠勤が続いており、上司が自宅を訪問すると泥酔していた。上司に伴われて精神科を受診し、作業療法が処方された。健康診断で肝機能障害を指摘されているが、これまでに禁酒の試みはない。現時点で観察される症状で誤っているのはどれか。

  1. 1渇望
  2. 2抑制喪失
  3. 3離脱症状
  4. 4耐性の増大
  5. 5負の強化への抵抗

正答3

厚生労働省の公式PDFで問題を見る(第59回 OT 午前 問13)→

解説(Network-Primer独自)

アルコール依存症の症例である。深夜でも酒を買いに出る渇望、量が増したことによる耐性、泥酔に至る抑制喪失が読み取れる。一方、禁酒を試みたことがなく飲酒が続いているため、断酒・減酒に伴って現れる離脱症状は現時点では観察されない。

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出典:「第59回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。

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