配点から逆算する 理学療法士(PT)国家試験の勉強優先順位【第61回データ】
「時間が足りない。どの科目から手をつければ、合格点に最短で届くのか?」——理学療法士(PT)国家試験に挑むすべての受験生が抱く不安に、第61回(2026年2月実施・全200問)の実際の出題数データで答えます。
国試は満点を取る試験ではありません。合格ラインを確実に超えることがゴールです。だからこそ、「配点の大きい科目から固める」のが、限られた時間を活かす最短ルートになります。
第61回 PT 科目別 出題数ランキング
出題数が多い科目ほど、対策の費用対効果が高い=優先すべき科目です(採点除外を除く全199問)。各科目の解説は、下の「科目別の対策ページ」からどうぞ。
| 順位 | 科目 | 出題数 | うち実地 | 推定配点 | 配点比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 評価・ADL | 27問 | 11問 | 49点 | 18% |
| 2 | 生理学 | 25問 | 0問 | 25点 | 9% |
| 3 | 解剖学 | 22問 | 0問 | 22点 | 8% |
| 4 | 神経筋疾患 | 12問 | 4問 | 20点 | 7% |
| 5 | 脳血管障害 | 6問 | 5問 | 16点 | 6% |
| 6 | 内部障害 | 12問 | 2問 | 16点 | 6% |
| 7 | 運動学 | 16問 | 0問 | 16点 | 6% |
| 8 | 義肢装具 | 8問 | 3問 | 14点 | 5% |
| 9 | 循環器 | 7問 | 3問 | 13点 | 5% |
| 10 | 整形外科 | 9問 | 2問 | 13点 | 5% |
| 11 | 発達・小児 | 7問 | 3問 | 13点 | 5% |
| 12 | 制度・社会 | 11問 | 1問 | 13点 | 5% |
| 13 | 呼吸器 | 6問 | 3問 | 12点 | 4% |
| 14 | 精神医学 | 10問 | 0問 | 10点 | 4% |
| 15 | 病理学 | 9問 | 0問 | 9点 | 3% |
| 16 | 脊髄損傷 | 4問 | 2問 | 8点 | 3% |
| 17 | 老年期 | 6問 | 1問 | 8点 | 3% |
| 18 | 研究法・統計 | 3問 | 0問 | 3点 | 1% |
戦略:問題数ではなく「配点」で並べ替える
このランキングは問題数ではなく推定配点の順です。実地問題は1問3点、一般問題は1問1点。実地40問だけで120点あり、**280点満点の43%**を占めます。(採点除外が出る前の満点です。実際の合格判定では、除外された問題のぶんだけ満点が下がります)だから問題数が少なくても、実地の多い科目は配点が重くなります。
その結果、最優先は評価・ADL(27問・うち実地11問・推定49点/全体の18%)です。1科目で満点の6分の1近くを占めます。MMT・ROM・FIM・ICFといった評価法は毎年必ず問われ、しかも実地問題の中心。ここを落とすと、実地の足切り(第61回は41/117点以上)に直結します。
次が基礎3科目です。生理学25問・解剖学22問・運動学16問の計63問(63点・23%)。実地は0問なので配点は問題数どおりですが、PT・OT共通問題の柱であり、範囲が広いぶん早く着手する価値があります。
3番目の層が、神経筋疾患20点・脳血管障害16点・内部障害16点といった主要疾患群。脳血管障害は6問しかないのに、うち5問が実地で16点あります。「問題数が少ないから後回し」は、この科目では誤りです。
一方、研究法・統計(3点)や病理学(9点・実地0問)は、範囲が狭く短時間で仕上がる得点源。捨てずに直前期に回しましょう。
科目別の対策ページ(無料)
各科目の過去問を、正答+「なぜその選択肢が○か×か」まで無料で解説しています。まとめページ(第60・61回横断)がある科目はそちらから。
- 生理学の過去問
- 解剖学の過去問
- 運動学の過去問
- 病理学の過去問
- 内部障害(第60・61回まとめ)
- 神経筋疾患(第60・61回まとめ)
- 精神医学(第60・61回まとめ)
- 循環器(第60・61回まとめ)
- 基礎3科目の頻出一問一答
- PT国試 科目別ダッシュボード(全科目)
- PT・OT国家試験対策トップ
勉強の進め方(3ステップ)
- 高配点科目から着手:上のランキング上位から。基礎(生理・解剖・運動)を最優先で。
- 過去問で「なぜ○か×か」を理解:選択肢ごとの正誤理由まで押さえると、初見の問題にも対応できます。
- 少数科目は直前期に一気に:範囲が狭い科目は後回しでOK。直前に得点化しやすい。
この解説について
本コンテンツは教育目的で無償公開しています。出題数は第61回理学療法士(PT)国家試験(厚生労働省公表)の問題を科目分類して集計したもの、解説は株式会社Network-Primer独自作成です。
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出典:「第58回〜第61回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(第61回の公表ページ)を加工して作成
※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で提供しており、営利目的での利用を意図するものではありません。
最終更新:2026-09-10
監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)
本コンテンツは、職員の受験支援用に作成し、実際に社内で使っている教材を公開しています。
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