64歳の男性。バイク走行中に転倒し、救命救急センターへ搬入された。救急外来到着時の頸椎単純 CT(別冊No.2)を別に示す。頸椎脱臼骨折と診断され、同日手術が施行された。術後、四肢麻痺と肛門周囲の感覚脱失を認め、Zancolli の四肢麻痺上肢機能分類 C6B1完全麻痺の頸髄損傷と診断された。目標として設定する動作で最も適切なのはどれか。
正答1
C6B1は長・短橈側手根伸筋が十分な筋力(MMT3+以上)をもち手関節背屈が強力に行える段階である(円回内筋はまだ働かない)。テノデーシスアクションが実用的となり、到達目標は条件付きでの寝返り・起き上がりや前方アプローチでの移乗が中心となる。したがって起き上がり動作の獲得が最も適切な目標である。
脊髄損傷|第60回の全問解説 / 脊髄損傷|第58〜61回の出題一覧 / 第60回 PT 全200問(演習モード・自己採点つき)
出典:「第60回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。
※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。
監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)
この解説を書いた理学療法士たちと、高松市で一緒に働きませんか。高松市のデイサービス求人(PT・OT月給24万円〜・新卒歓迎) →(国試前のご相談も歓迎します)
もし今年届かなくても、道はあります。働きながら翌年の合格を目指す「国家試験リベンジ枠」 →(翌年合格した先輩がいます)