第61回 作業療法士国家試験 午前 問7

実地(3点)義肢装具2026年2月実施

30歳の女性。右上腕切断標準断端。上腕義手は差し込み式ソケット、8字ハーネス、複式コントロールケーブルシステム、随意開き式能動フックで構成されている。適合判定の際、肘90度屈曲位で手先具が完全には開かなかった。原因で最も考えられるのはどれか。

  1. 1フックのゴムが弱い。
  2. 2ケーブルハウジングが短すぎる。
  3. 3残存肢の肩甲帯の筋力が低下している。
  4. 4前腕支持部のトリミングが不良である。
  5. 5切断肢の肩関節の回旋可動域に制限がある。

正答3

厚生労働省の公式PDFで問題を見る(第61回 OT 午前 問7)→

解説(Network-Primer独自)

能動フックが完全に開かない原因は、フックを開く力(肩甲帯外転・肩屈曲の力)を伝えるハーネス系の張力不足。残存肢の肩甲帯筋力低下で牽引力が不足すると手先具が十分開かない。

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この問題の用語:筋力低下筋力

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出典:「第61回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。

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