第60回 作業療法士国家試験 午後 問20

実地(3点)精神医学2025年2月実施

31歳の女性。小学生の頃から虚無感を抱くことが多かった。高校では異性との交際が活発であった。相手に過度に依存的になったかと思うと些細なきっかけで罵倒する行動がみられた。別れを切り出されると自殺をほのめかしたり、リストカットで相手を引き留めようとしたりすることが多く、成人してからも続いた。今回も自傷行為のためパートナーと精神科外来を受診した。この患者の治療法で適切でないのはどれか。

  1. 1認知行動療法
  2. 2力動的精神療法
  3. 3弁証法的行動療法
  4. 4TEACCH プログラム
  5. 5メンタライゼーション療法

正答4

厚生労働省の公式PDFで問題を見る(第60回 OT 午後 問20)→

解説(Network-Primer独自)

慢性的な空虚感、理想化とこき下ろしを繰り返す不安定な対人関係、見捨てられ不安に伴う自傷や自殺のほのめかしは境界性パーソナリティ障害の特徴である。対人関係と感情調節に焦点を当てた心理療法が用いられる。

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この問題の用語:認知行動療法対人関係

出典:「第60回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。

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