第60回 作業療法士国家試験 午後 問18

実地(3点)精神医学2025年2月実施

70歳の男性。前頭側頭型認知症。元来真面目な性格であった。ここ数年は平気で他人の物を盗るようになり、注意されても意に介さなくなった。また、些細なことで怒り出すため、対応に困った家族が主治医と相談し、デイケアに通所し、作業プログラムに参加することになった。この患者への対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 1抽象的な指示を与える。
  2. 2作業に失敗したら叱責する。
  3. 3作業台の席替えを頻繁に行う。
  4. 4道具を見やすいところに置く。
  5. 5作業を決まった手順で行わせる。

正答4・5

厚生労働省の公式PDFで問題を見る(第60回 OT 午後 問18)→

解説(Network-Primer独自)

前頭側頭型認知症では脱抑制や反社会的行動、常同行動、被影響性の亢進が目立つ。叱責や環境の変更は易怒性を高めるため避け、常同性を活かした一定の手順と、視覚的に分かりやすい環境を整えることが有効である。

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この問題の用語:前頭側頭型認知症

出典:「第60回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。

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