第58回 作業療法士国家試験 午後 問14

実地(3点)精神医学2023年2月実施

63歳の女性。うつ病。元来、働き者で、園芸や裁縫を楽しんでいた。定年退職し、子どもの独立、親の死が続いたころから、趣味や家事をする気力がなくなり、不眠と強い倦怠感を訴え、入院した。薬物療法により症状が軽快し、1か月後には病棟内 ADL はほぼ自立したため作業療法が開始された。作業療法の初期評価で最も適切なのはどれか。

  1. 1独力で調理ができるかどうかを評価する。
  2. 2主観的疲労度を頻繁に聞いて確認する。
  3. 3裁縫での作業遂行の様子を観察する。
  4. 4集団活動での行動特性を観察する。
  5. 5日中の過ごし方の情報を得る。

正答5

厚生労働省の公式PDFで問題を見る(第58回 OT 午後 問14)→

解説(Network-Primer独自)

うつ病で薬物療法により症状が軽快し、病棟内ADLが自立した段階での初期評価である。この時期は負荷の高い課題や失敗体験、症状への注意を高める関わりを避け、まずは負担の少ない方法で生活状況や活動量を把握することが求められる。

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この問題の用語:うつ病趣味

出典:「第58回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。

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