第61回 理学療法士国家試験 午前 問24
専門一般(1点)義肢装具2026年2月実施
両側支柱付き長下肢装具の適合判定で正しいのはどれか。
- 1外側支柱の高さは大転子である。
- 2下腿半月の位置は腓骨頭から 5 〜 6 cm 下である。
- 3膝継手の位置は大腿骨顆部の 2 〜 3 cm 下である。
- 4足継手の位置は内果と外果の中央を結ぶ線である。
- 5大腿下位半月と膝継手の位置は下腿半月と膝継手までの距離と等しい。
正答5
厚生労働省の公式PDFで問題を見る(AM 問24)→
解説(Network-Primer独自)
長下肢装具では、大腿下位半月から膝継手までの距離と、下腿半月から膝継手までの距離が等しくなるように配置し、装具の力学的バランスを取るのが正しい。
- ×1 外側支柱の高さは大転子の1〜2cm下(会陰部より下)に留める。大転子そのものではない。
- ×2 下腿半月は腓骨頭の2〜3cm下に置く(腓骨頭直下は腓骨神経麻痺のリスク)。5〜6cm下は下すぎる。
- ×3 膝継手は膝関節裂隙〜内転筋結節の高さに合わせる。「大腿骨顆部2〜3cm下」は不正確。
- ×4 足継手は内果と外果の中央ではなく、やや後方(解剖学的足関節軸)に合わせる(Lauge基準では内果下端やや後方)。表現として不適。
- ○5 大腿下位半月〜膝継手の距離と下腿半月〜膝継手の距離を等しくして力学的バランスを取るのが正しい。
出典:「第61回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。
※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。
監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)
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