70歳の男性。右中大脳動脈領域のアテローム血栓性脳梗塞後に重度の左片麻痺と感覚障害が残存し、4週後、回復期リハビリテーション病院に転院した。転院時のバイタルサインに異常なく自発痛の訴えは無かった。左上下肢は随意性が乏しく、浮腫を認めた。血液検査では D ダイマーが高値以外は正常範囲であった。最も考えられる疾患はどれか。
正答4
重度片麻痺で下肢の随意性が乏しく不動が続いた4週後に、麻痺側の浮腫とDダイマー高値のみを認めています。静脈うっ滞による深部静脈血栓症が最も考えられます。疑った時点で下肢静脈エコー等の精査を行い、確認までは強い他動運動やマッサージを控えます。
循環器|第59回の全問解説 / 循環器|第58〜61回の出題一覧 / 第59回 OT 全200問(演習モード・自己採点つき)
出典:「第59回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。
※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。
監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。
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