第60回 作業療法士国家試験 午前 問12

実地(3点)循環器2025年2月実施

72歳の女性。慢性心不全。左室駆出率〈LVEF〉は35%、NYHA 分類はⅢ度。今回、心不全の急性増悪で入院した。経過良好で退院に向けて作業療法が開始された。認知機能の低下を認める。入院前は平屋に独居で生活しており、自宅退院に向けて不安が残る。介護保険の要介護認定は未申請である。退院に向けた作業療法で誤っているのはどれか。

  1. 1要介護認定の申請を勧める。
  2. 2入浴は半身浴とするよう指導する。
  3. 3心電図モニター下で炊事動作訓練を行う。
  4. 4Borg 指数15〜18の範囲での活動を指導する。
  5. 5日常生活活動は最高心拍数の50〜70% で行う。

正答4

厚生労働省の公式PDFで問題を見る(第60回 OT 午前 問12)→

解説(Network-Primer独自)

LVEF35%、NYHA分類Ⅲ度の慢性心不全で、急性増悪後の回復期にあたる。運動は低強度から段階的に進め、自覚的運動強度はBorg指数11〜13(楽である〜ややきつい)を目安とする。生活面では要介護認定の申請や入浴方法の調整も重要である。

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この問題の用語:認知機能入浴

出典:「第60回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。

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