第59回 作業療法士国家試験 午後 問3

実地(3点)脳血管障害2024年2月実施

62歳の女性。5か月前に左半身の脱力のため救急車で搬入され、右視床出血と診断された。現在、Brunnstrom 法ステージは上肢Ⅳ、手指Ⅲ、下肢Ⅲであり、座位では右に重心が偏移し、頸部は右に回旋していた。図のような検査所見を呈している。作業療法プログラムで最も適切なのはどれか。

  1. 1右側から声掛けを行う。
  2. 2座位で左から右に輪移動を行う。
  3. 3頸部を左回旋させて塗り絵を行う。
  4. 4ADL 訓練は視覚認知の改善を図ってから行う。
  5. 5机上課題では左側に壁がくるように座席を配置する。

正答3

厚生労働省の公式PDFで問題を見る(第59回 OT 午後 問3)→

解説(Network-Primer独自)

右視床出血後で座位は右へ重心が偏り頸部も右回旋しています。公式正答と経過から、図は左半側空間無視を示す検査所見(線分抹消や模写での左側の見落としなど)と考えられます。無視側である左空間への注意と探索を促す介入が基本になります。

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この問題の用語:視床

出典:「第59回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。

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