第60回 作業療法士国家試験 午前 問2

実地(3点)脊髄損傷2025年2月実施

56歳の男性。数年前から頸椎椎間板ヘルニアを指摘されていた。昨日、自宅で転倒して突然に麻痺を呈した。頸髄損傷と診断され、主な損傷部位以下の機能は ASIA 機能障害尺度[ASIA Impairment Scale〈AIS〉]で B である。頸椎 MRI(別冊No.1)を別に示す。正しいのはどれか。

  1. 1横隔膜の麻痺がある。
  2. 2肩をすくめることができる。
  3. 3頸部の感覚機能障害を認める。
  4. 4スプーンを握り食事ができる。
  5. 5棚の上の物をとることができる。

正答2

厚生労働省の公式PDFで問題を見る(第60回 OT 午前 問2)→

解説(Network-Primer独自)

頸椎椎間板ヘルニアを基礎に転倒で生じた急性頸髄損傷。AIS Bは損傷高位以下が運動完全麻痺で感覚のみ残存する状態である。別冊のMR画像は本解説では参照していないが、経過・選択肢の内容・公式正答から損傷高位はC4〜C5付近と考えられ、上肢・手指の随意運動は失われる。

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出典:「第60回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。

監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。

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