56歳の男性。数年前から頸椎椎間板ヘルニアを指摘されていた。昨日、自宅で転倒して突然に麻痺を呈した。頸髄損傷と診断され、主な損傷部位以下の機能は ASIA 機能障害尺度[ASIA Impairment Scale〈AIS〉]で B である。頸椎 MRI(別冊No.1)を別に示す。正しいのはどれか。
正答2
頸椎椎間板ヘルニアを基礎に転倒で生じた急性頸髄損傷。AIS Bは損傷高位以下が運動完全麻痺で感覚のみ残存する状態である。別冊のMR画像は本解説では参照していないが、経過・選択肢の内容・公式正答から損傷高位はC4〜C5付近と考えられ、上肢・手指の随意運動は失われる。
脊髄損傷|第60回の全問解説 / 脊髄損傷|第58〜61回の出題一覧 / 第60回 OT 全200問(演習モード・自己採点つき)
出典:「第60回 理学療法士国家試験、作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成。
※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で無償公開しています。
監修:永岡誠司・津川義弘・田村和久(やしまリハビリステーション)・前田匡史(せと)(いずれも理学療法士・当社勤務)。PT・OT共通問題の解説を監修しています。作業療法士専門分野の解説は当社が独自に作成したもので、作業療法士による監修は受けていません。
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