最終更新:2026年7月/制度改定等により内容は変わることがあります。
費用は「3つの合計」で決まります
デイサービス(通所介護)の毎回の費用は、次の3つの合計です。介護保険が使えるので、①は原則1〜3割の自己負担で済みます。
- 介護サービス費の自己負担(1〜3割):要介護度が上がるほど高くなります。
- 食事などの実費:昼食代・おやつ代など(保険適用外)。
- 加算:入浴介助・個別機能訓練・処遇改善などの体制に応じた上乗せ。
要介護度別・1回あたりの自己負担のめやす(1割)
通常規模型・7時間以上8時間未満・加算なしの基本報酬をもとにした、1割負担の方の1回あたりのめやすです(令和8年6月時点。同月の介護報酬改定では処遇改善加算と食費の基準費用額が見直され、通所介護の基本報酬は据え置かれています)。
| 要介護度 | 基本の単位数 | 自己負担(1割)のめやす |
|---|---|---|
| 要介護1 | 658単位 | 約658円 |
| 要介護2 | 777単位 | 約777円 |
| 要介護3 | 900単位 | 約900円 |
| 要介護4 | 1,023単位 | 約1,023円 |
| 要介護5 | 1,148単位 | 約1,148円 |
実費でかかるもの
- 食事代:1回あたりおよそ500〜700円(昼食・おやつ)
- 日用品など:おむつ・レクリエーション材料費など、施設により100円〜程度
1か月のイメージ(例)
要介護2の方が週2回(月8回)利用した場合のざっくりした目安です。
(1回 約978円 + 食事約600円)× 月8回 = およそ1万2千〜1万3千円/月
※ 1割負担の方の場合です。基本報酬777単位に、入浴介助加算(Ⅰ)40単位・個別機能訓練加算(Ⅰ)イ56単位を加え、さらに介護職員等処遇改善加算を上乗せした、およそ978単位で計算しています。実際に算定する加算は施設と月によって異なります。2割・3割負担の方は、それぞれおおむね2倍・3倍になります。
使える回数には上限があります(区分支給限度基準額)
介護保険で使えるサービスの量には、要介護度ごとに1か月あたりの上限(区分支給限度基準額)が決められています。デイサービスだけでなく、訪問介護や福祉用具のレンタルなども合わせた合計に対する上限です。
| 要介護度 | 1か月の上限 | 要介護度 | 1か月の上限 |
|---|---|---|---|
| 要支援1 | 5,032単位 | 要介護3 | 27,048単位 |
| 要支援2 | 10,531単位 | 要介護4 | 30,938単位 |
| 要介護1 | 16,765単位 | 要介護5 | 36,217単位 |
| 要介護2 | 19,705単位 |
負担を軽くする制度
1か月の自己負担の合計には、所得に応じた上限があります(高額介護サービス費)。上限を超えた分は、申請により払い戻されます。
| 区分 | 1か月の上限(世帯) |
|---|---|
| 課税所得690万円以上 | 140,100円 |
| 課税所得380万円以上690万円未満 | 93,000円 |
| 課税所得145万円以上380万円未満 | 44,400円 |
| 世帯に市民税を課税されている方がいる | 44,400円 |
| 世帯全員が市民税非課税 | 24,600円(一定の方は個人15,000円) |
| 生活保護を受けている方など | 15,000円(個人) |
要支援の方(介護予防・日常生活支援総合事業)
要支援1・2の方の通所は、市町村の「総合事業」となり、多くは月額(定額)での負担になります。回数や内容の考え方が要介護の方と異なります。高松市の基準にもとづくため、窓口・ケアマネジャーにご確認ください。
「お金のことで、親に我慢させてしまうのでは」——そう感じるご家族は少なくありません。デイサービスには介護保険が使え、月の自己負担には上限もあります。費用の不安だけで利用をあきらめる前に、一度、担当ケアマネジャーや私たちにご相談ください。無理のない使い方を一緒に考えます。
費用の具体的な見積もりやご相談も承ります。まずはお気軽にお問い合わせください。