17時に帰れるのは、
気合いではなく仕組みです。
介護の残業の多くは、ケアそのものではなく「記録」から生まれます。紙に書いて、事務所で転記して、印刷して送って——この積み重ねが、退勤時刻を押していきます。私たちは、そこに道具を入れました。残業は月平均5時間、17時退勤が基本です。その裏側にある仕組みを、包み隠さず公開します。
- 約5h/月
- 残業の月平均
- 0
- 記録の持ち帰り
- 17時
- 基本の退勤時刻
3つの仕組みで、事務の時間を削る
流行りだから入れたのではありません。どれも「職員の時間が何に使われているか」を見直した結果として選んだものです。
介護記録ソフト+タブレット入力
バイタルもケアの記録も、現場でタブレットに入力します。事務所に戻って紙から転記し直す時間がありません。記録は入力した瞬間に全職員が見られるので、「聞いていない」が起きにくくなります。
→ 記録のために残る、がなくなりますLIFE(科学的介護情報システム)
厚生労働省のLIFEへご利用者様の状態やケアの内容を提出し、返ってくるフィードバックを計画の見直しに活かしています。自分たちのケアを、全国のデータと照らして確かめられます。
→ PT・OTの方には、根拠をもって計画を立てられる環境ですケアプランデータ連携システム
実績や予定のやり取りを電子データで行います。印刷して送って、届いたか電話で確認して——という手順が減り、月末月初の事務が軽くなります。
→ 月初の残業が生まれにくい仕組みです効率化のために、効率化するのではありません。
私たちの理念は「大切なひとを、大切にする」。それはご利用者様だけの話ではなく、そこで働く一人ひとりの暮らしも含みます。
記録に追われて、ご利用者様の話を聞く時間が削られる。持ち帰った仕事のせいで、自分の家族との時間がなくなる。それでは、誰も大切にできません。道具を入れて事務の時間を削るのは、その時間をご利用者様のとなりと、あなた自身の暮らしに戻すためです。
だから私たちは、ケアの中身まで機械に任せるつもりはありません。お茶をお出ししながらの数分の雑談も、表情のわずかな変化に気づくことも、人にしかできない仕事です。削るのは事務、残すのは人の時間——その線引きははっきりさせています。
電子化するからこそ、守り方も
記録を電子にするということは、それだけ情報の管理に責任を負うということです。当社は情報セキュリティ対策に取り組むことを、IPA(情報処理推進機構)の「SECURITY ACTION」制度で「一つ星」として宣言しました。
情報セキュリティへの取り組みを見る →道具のこと、正直にお答えします
Qパソコンやタブレットが苦手でも大丈夫ですか?
大丈夫です。実際に、機械が得意ではない職員も日々使っています。使うのは決まった画面の決まった項目だけで、覚えることは多くありません。最初は先輩が横について一緒に入力します。
Q結局、紙も併用しているのでは?
運用上どうしても紙が必要な場面(署名が要る書類など)は残りますが、日々のケア記録は電子で完結します。「二重に書く」状態は避けるようにしています。
Qデジタルに強い人でないと採用されませんか?
いいえ。無資格・未経験の方も採用しています。私たちが道具を入れているのは、業務を効率よく回して人の時間を守るためであって、道具に詳しい人を集めるためではありません。
Q記録が電子だと、ご利用者様と向き合う時間は減りませんか?
逆です。記録を書くために席に着いている時間が減れば、そのぶん現場に立てます。私たちがDXに取り組む理由は、効率化そのものではなく、空いた時間をご利用者様と自分の暮らしに戻すためです。